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室生寺

2012年5月25日(金) 真言宗室生寺派大本山室生寺は、8世紀末に興福寺の高僧賢璟(けんきょう)が建Dsc09271立したとも、天武天皇の勅願により役行者が開き、のちに空海が再興したともいわれている。高野山と並ぶ密教の道場として栄え、女人禁制の高野山に対して、女人の参拝を認めていたため「女人高野」と呼ばれる。最大の見どころは珠玉の仏像が並ぶ金堂内陣、一木づくりの御本尊、釈迦如来立像(平安時代・国宝)を中心に、向かって右側に薬師如来立像(同・重文)、地蔵菩薩立像(同・重文)、左側に文殊菩薩立像(同・重文)、十一面観音菩薩立像(同・国宝)が並び、その前に十二神将立像(向かって右側から卯神(ぼうしん)の安底羅大将(あんてらたいしょう)、丑神(ちゅうしん)の伐折羅大将(ばさらたいしょう)、子神(ししん)の宮毘羅大将(くびらたいしょう)、寅神(いんしん)の迷企羅大将(めきらたいしょう)、巳神(ししん)の珊底羅大将(さんてらたいしょう)、午神(ごしん)の因達羅大将(いんだらたいしょう)、申神(しんしん)の摩虎羅大将(まこらたいしょう)、酉神(ゆうしん)の真達羅大将(しんだらたいしょう)、戌神(じゅつしん)の招杜羅大将(しょうとらたいしょう)、亥神(がいしん)の毘羯Dsc09289羅大将(びからたいしょう)の順)が横に列をなして五尊像を守る。なお、十二神将像のうち辰神(しんしん)の頞儞羅(あにら)大将像と未神(びしん)の波夷羅(はいら)大将像は奈良国立博物館に寄託中とのこと、いずれも鎌倉時代13世紀の作で国の重要文化財である。十二神将の筆頭は子神であるが、必ずしも十二支の順番(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)に並んではいない様である。何か意味があるのかもしれないが・・。釈迦如来立像背後の檜板の壁に描かれている国宝の帝釈天曼荼羅図は暗いし陰になってよく見えなかったが、魅力あふれる仏像群に出逢えたことで大満足。

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