« 安曇野市保養センター長峰荘 | トップページ | 吉祥山東光寺(安曇野市) »

安曇野散歩

2012年6月21日(木) 6:00起床。曇っているが部屋の窓から北アルプスが綺麗に見渡せる。朝食前に車で長峰山へ上がってみる。国道19号線を明科駅の先で右折、JR篠ノ井線の線路を越えて直ぐに又右折して長峰山頂と天平の森へ続く林道に入る。長峰荘から来る遊歩道との出合に車を路駐し、300m歩いて山頂へ。昨日は逆光だったが今朝は順光なので絶景が一段と冴える。北アルプス好き(勿論眺めるのが)の妻は大満足の様子。帰りは道なりに林道を進み、天平の森(閉鎖中)を通って光城山の山腹を抜け、田沢北で19号線に出る。7:30からの朝食にぎりぎり間に合う。朝食のメニューは、納豆と味付け海苔の定番に、温泉たまご、シラスのおろし和え、冷奴、切り干し大根の煮物、ベーコン・ワカサギ甘露煮・塩じゃけの3点盛り、ハム野菜サラダ、野沢菜漬けと梅干、足長なめこ汁と盛りだくさん、どれも美味しくてご飯を2杯食べる。
8:30安曇野散歩に出発。手始めは安曇野随一の観光スポットであるDsc09643大王わさび農場、車で20分ほどで到着。ここを訪れるのは9年ぶり二度目、前回は退職した年の2003年10月24日、群馬K会のバス旅行の時である。初めての妻に付き合い園内をゆっくり散歩。北アルプスの湧水(平均水温12度)を利用する広大なワサビ田は、直射日光に弱いらしく、4月から9月末まで黒い寒冷紗で蔽われる。蓼川の清流と水車小屋、大王神社、観音菩薩と地蔵菩薩を祀る大王窟、七福神を祀る開運洞、大王さま見張り台、道祖神群、「腰掛けて居る女」銘のブロンズ像、巨大なわさび石像などを見学し、名物のわさび漬けと山葵なめたけを購入する。そして、わさびソフトクリームを食べる。伊豆の湯ヶ島で食べたものはピリ辛であったが、ここのはマイルドで美味しい。
二ケ所目は本陣等々力家、松本藩の鮭猟、鴨猟の際に殿様の休Dsc09661憩所となった屋敷である。等々力氏が歴史に初めて現れたのは応永七年(1400)とのこと、武田信玄の五男仁科盛信に随身し、江戸時代に入ってからは郷士となり小笠原氏に随身、大坂冬の陣にも出陣している名族である。長屋門をくぐり本屋入り口の受付で入館料300円を支払う。座敷に上がり殿様座敷等4部屋と江戸時代中期(1764~1777年頃)に造られた桃山期の流れを汲む庭園を見学する。庭園にはアカマツ、サルスベリ、ビャクシンなど樹齢数百年の古木が林立する。奥の土蔵に続く渡り廊下に架かる太鼓橋は、NHKの連ドラ「おひさま」の舞台となり、主人公の友人ユキの奉公先として撮影が行われた処、去年は大勢の観光客で賑わったことであろう。
三カ所目は等々力家斜め向いの吉祥山東光寺、曹洞宗のお寺さんである。仁王門の前と下に3組の大下駄が置いてある。吉祥仁王の大下駄と呼ばれ、これを履くと願い事が叶うとされる。早速、仁王Dsc09688門下の下駄の上に乗り、秘かな願い事をする。それから本堂下のお戒壇巡りをし、本堂の外陣に入って御本尊の薬師如来像にお参りする。
四カ所目は穂高神社。穂高神社は日本アルプスの総鎮守として親しまれており、上高地の明神池の畔に奥社、奥穂高岳の山頂に嶺宮がある。奥社にはお参りしたことがあるので里宮にもお参りしておかねば。御船会館前の駐車場に車を駐め、本殿にお参りする。祭神は、主祭神の穂高見神(ほたかみのかみ)と綿津見神(わたつみのかみ)を含む5柱、主祭神はともに海人族である阿曇氏の祖神とされる海神である。御神木の欅の巨樹、御船山車、塩の道の道祖神群などを見学してから安曇野山岳美術館へ向かう。安曇野山岳美術館に着いてみると、木曜日が休館日で閉まっている。それではと安曇野ジャンセン美術館へ転回する。
安曇野ジャンセン美術館はアルメニア人画家ジャン・ジャンセンの作品を展示する専門美術館で、塚原章夫氏の個人コレクションを公開している。割引券を利用し入館料750円を支払い第1、第2、第3展示室の順に回る。いずれの部屋もこじんまりしており全部併せても50~60点ほどの展示か、「バレリーナの吐息」などを鑑賞し、ショップで図録を1冊購入する。その後、敷地内のカフェ、レイヨンヴェール(La Rayonne Vert)に入ってティーブレーク、コーヒーと林檎のタルトを注文する。店内にはジャンセンの作品Dsc09697の他に、ミーシャの絵が2枚掛かり、なかなかセンスが良い。
六カ所目は国営アルプスあづみの公園、堀金・穂高地区と大町・松川地区の2カ所に設けられているが、今回は後者に向かう。14:20到着、65歳以上はシルバー料金が適用され、自分は半額の200円で入場する。顔パスでOK、証明書提示を求められないことにショックを受ける。ここにはきのこ観察を主目的に来たのだが、キツネタケとコキイロウラベニタケの2種類しか見つからず。空中回廊を歩いてアルプス大草原まで行ったところで引き返す。約1時間の森林浴、まあ子供達には楽しそうなところである。
最後は碌山美術館、安曇野市出身の彫刻家、荻原守衛(おぎはらもりえ:号碌山)の作品を展示する美術館である。入館料600円(割引券使用)をDsc09710支払い、彫刻作品を展示している碌山館から見学を始める。代表作の「女」、「北條虎吉像」(いずれも国指定重要文化財)、「坑夫」、「文覚」などの作品を見る。次の杜江館には油彩画、デッサン、スケッチブックが展示されている。また第1、第2展示棟には守衛の友人や守衛に繋がる作家らの作品が数多く展示されており、高村光太郎の「十和田湖裸婦像のための中型試作」や「手」などもある。最後にグズベリーハウス(ショップ)で碌山美術館オリジナルの馬橇の鈴(480円)を買う。
16:35長峰荘に戻る。夕食前にひとっ風呂。18:00から夕食、今日は1,000円アップの特別料理を奮発し、特選国産和牛の陶板焼き。他にもアユの塩焼き、マグロの刺身、カレイのから揚げ、豚の角煮などの御馳走が並ぶ。ビールは昨日に続きキリンのクラシックラガー大瓶。酔いが醒めてからもう一度温泉へ行く。

|

« 安曇野市保養センター長峰荘 | トップページ | 吉祥山東光寺(安曇野市) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 安曇野市保養センター長峰荘 | トップページ | 吉祥山東光寺(安曇野市) »