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ノシャップ岬

2012年8月23日(木) 6:00起床。6:30から朝食。今回は時間があるのでひと通り試食する。牛乳、オレンジジュース、トマトジュース、ご飯、カニ汁、イクラ、イカの塩辛、ホッケのさつま揚げ、塩鮭、納豆、黒豚Dsc00579ハンバーグ、サラダ、ヨーグルト、コーヒーなど。毎度のことながら朝食が一番豪華。陽射しが出てきて今日も好天になりそう。13時まで部屋が使えるので荷物を置いたまま市内探訪に出る。まずは目の前の丘の上、稚内公園へ。途中、北門神社にお参りする。神社の石段を登り切った処に札幌生まれの歌人、並木凡平の歌碑が建つ。「八十段登りきはめて北門の社にひらく宗谷海なぎ」。手水舎の両側の柱には明治天皇と昭和天皇が詠んだ和歌が掲げてある。明治天皇御製、「いくばくのさちかありけむあま小舟 いさみかはしてかへるこゑする」。昭和天皇御製、「年あまたへにけるけふも国のため 手きずおひたるますらを思ふ」。両天皇とも稚内市に行啓したことがあったのだろう。北門神社は天明五年(1785)宗谷大神宮として創建され、明治二十九年(1896)北門神社に改称している。ご祭神は天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)、武甕槌神(たけみかづちのかみ)、事代主神(ことしろぬしのかみ)の三柱である。神社の裏手から短歌の道を通り稚内公園に上がる。ここも44年ぶり、サハリンの島影と稚内港、市街地がくっきり見える。氷雪の門、終戦時樺太真岡の町で殉死したDsc00593電話交換手・九人の乙女の慰霊碑、南極観測樺太犬訓練記念碑、南極地域学術観測隊樺太犬供養碑などを見学してから往路を戻り神社前バス停に出る。次はノシャップ岬、9:10のバスに乗る。9:25ノシャップ着。ここも又44年ぶりの訪問である。岬に立つと利尻島と礼文島がくっきり見える。海上に浮かぶ利尻山の雄姿は格別な眺め。北海道では一番高く日本でも二番目に高いという稚内灯台を外から見学。稚内灯台は明治三十三年(1900)点灯、北緯45度26分58秒、東経141度38分43秒の位置にあり、光り方は群閃白光、毎20秒に2閃光、光の強さは32万カンデラであDsc00598る。光の届く距離は18海里(約33㎞)、地上から灯台頂部までの高さ43m、水面から灯火までの高さ42m。宗谷海峡を通る船の安全を守って今年で112年、偉いものである。灯台隣の市立ノシャップ寒流水族館に入る(入館料400円)。昭和四十三年(1968)7月に開館した日本最北の水族館には、北方系の生物を中心に120種、約1300点が飼育されている。順路に従って進み、フンボルトペンギン、ワモンアザラシ、ゴマフアザラシ、クリオネ、幻の魚イトウ、イワナ、ホッカイエビ、トヤマエビ、ミズダコ、キタムラサキウニ、マナマコ、アツモリウオ、ヤナギメバル、メガネカスベ、フサギンポ、ニシン、スケトDsc00608ウダラ、ドクターフィッシュのガラ・ルファ、アジアアロワナ、ピラニア、熱帯魚各種を見学する。水量90トンの回遊水槽にはホッケ、キタノホッケ、ウグイ、アメマス、イトウ、クロソイ、シマゾイ、オオカミウオ、ババガレイ、クロガシラカレイ、マツカワ、オヒョウ、ヌマガレイ、エゾメバルなど海水魚と淡水魚が同居して群泳する。不思議な光景である。ケガニ、ズワイガニ、タラバガニ、クリガニもいる。こじんまりした水族館であるが内容は充実している。11:15のバスで市内へ戻る。12:00稚内全日空ホテルをチェックアウト、ホテル前から12:17発の空港ターミナル行きバスに乗る。12:50稚内空港着、夏の全国高校野Dsc00688球大会の決勝戦は大阪桐蔭が青森の光星学院を破り春夏連続優勝したようである。空港売店で六花亭のチョコレート他の土産を購入する。14:45 ANA574便に搭乗、窓側から2席並びの12HとK席に座る。機内はほぼ満席。15:00離陸、上空から利尻島と礼文島が見える。途中、竜飛岬、男鹿半島、八郎潟、田沢湖などを見る。鳥海山は雲海から頭を覗かせ、飛島がその沖合に浮かぶ。猪苗代湖と佐渡島も見えたが、やがて湧き上がる積乱雲に隠れて景色は全く見えなくなる。16:31羽田空港安着。モノレール、山手線、西日暮里から千代田線、北小金駅からタクシーを使い18:45帰宅。妻は早速介護施設へ母親を迎えに行く。(完)

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