« 世界文化遺産「シギショアラの歴史地区」 | トップページ | ルーマニア民族舞踏ディナーショー »

世界文化遺産「ビエルタンの要塞教会」

2013年4月12日(金) 15:30シギショアラを後にし南西27㎞にあるビエルタン(Biertan)へ。春耕の季節、耕運機は使われておらず、日本なら半世紀前の、馬Dsc10110に犂をつけて畑を耕す様子が見られる。16:00 ビエルタン到着、要塞教会前の広場でバスを降りる。時間が遅いせいか我々以外に観光客の姿はなく、人口2,600人の村はひっそり閑としている。トランシルヴァニア地方には要塞教会を中心にした村落が300ほど残っている。その中で、ビエルタンは、「ビエルタンとその要塞聖堂」の名称で他に先駆けて1993年に世界遺産登録されたが、その後1999年にサスキズなど6村落が拡大登録された結果、名称も「トランシルヴァニア地方の要塞聖堂群」と変更されている。世界遺産が7カ所に分散してしまった結果、観光資源として当初ほどの集客力はなくなっているのかもしれず、何となく活気がない。それでも三重の城壁に囲まれた強固な造りはビDsc10106エルタンだけとのこと、いずれもオスマン朝など異民族の侵略から村を守るため、籠城できる教会を要塞化したものである。ビエルタンの聖堂は1490~1520年建立の後期ゴシック様式。聖堂入り口扉の鍵を持った係員の後に続き、チケット売り場から木製階段を上り、城内に入る。城壁には要所に銃眼が見られ防御は固そうであるが、オスマン朝の大軍に襲撃されればひとたまりもなさそうな感じ。こじんまりした教会の見所は聖具室の扉、1515年に地元の親方達が製作したもので19個もの鍵が取り付けられている。非常に複雑な仕組みが採用されており、1900年開催のパリ万博で賞を受けた由。但し、聖具室は空っぽでお宝は納められていない。祭壇とパイプオルガンを見学してから聖堂の外へ出て境内をひと回り、城壁から村の早春の佇まいを眺める。16:50バスに戻りブラショフへ。

|

« 世界文化遺産「シギショアラの歴史地区」 | トップページ | ルーマニア民族舞踏ディナーショー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 世界文化遺産「シギショアラの歴史地区」 | トップページ | ルーマニア民族舞踏ディナーショー »