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御座石神社(仙北市)

Dsc002772013年5月21日(火) 花巻から乳頭温泉郷へ向かう途中、田沢湖畔に建つ御座石(ござのいし)神社に寄り道。御祭神は事代主神、綿津見神、龍子姫神の三柱、傍らに立つ由緒書きには、「遠く往古より世に知られ、雅名を槎湖(さこ)と云い、又辰子潟とも呼ばれている此の田沢湖の湖畔第一の名勝地に鎮座する当神社の由来は今より凡そ六百年前室町時代に熊野権現を信奉する巡錫の修験者が此処を撰び湖岸に在る畳の如き平坦な岩頭に於て修業、湖主竜神に神通せんと水想観の蘊奥を究め一祠を創建して修験の座としたと云う縁起に因ると伝えられる。爾来霊顕あらたかにして、湖中に金物一切を禁じ、四季七種のDsc00276木々生える神秘な雨乞石に手を触るる時、湖は荒び晴天忽ち雷風雨を呼ぶとされ、神威は此処に永遠えに鎮められたものである。古来湖水に斎戒沐浴して竜神を信仰すれば美人は益々美を増し、醜女悉く美貌になると伝えられる。千古の湖、神秘境鎮護の一宮として朝野の崇敬厚く由緒深い神域である」と記されている。現在の社殿は明治四十四年(1911)九月十日、田沢・生保内・西明寺・桧木内の四ヶ村の人々が、湖畔の雨乞石の近くから現在の場所に遷座し造営したものである。境内の辰子像(銅像)は、昭和五十六年(1981)に新潮社の新穂雅弘氏が奉納したもの、下半身が蛇体となっている。赤Dsc00263鳥居の湖面に向かって左側には、木柵に囲まれた雨乞石があり、その傍らに、雨乞石を護るかのように株立ち状の七色木が立っている。一本の木からあたかもマツ、スギ、サクラ、エンジュ、ハンノキ、エゴノキ、ナシの7種類の木が出ているように見える不思議。また、赤鳥居の湖面に向かって右側には、昭和四十三年の田沢湖一周有料道路の開通を記念して建立された石井露月(1873-1928)の句碑「秋と云えば 波打越しぬ 御座石」がある。露月は秋田県川辺郡戸米川村(現雄和町女米木)出身の医師であり俳人、明治四十二年秋に訪れた時の詠である。

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