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夏油温泉・元湯夏油

2013年5月20日(月) 9:55東北の秘湯巡りに出発。夏油(げとう)温泉をカーナビ目的地に設定すると519㎞・7時間。日立中央PA、安達太良SA、鶴巣SAで休憩、水沢IDsc00188Cで高速を下りる。夏油温泉に至る山間道路でカモシカ、フキノトウ、山桜、残雪など見る。16:50元湯夏油到着。標高は680mほど、周りには雪がどっさり残り、まだ春は浅い。去年の11月10日にクローズして5月10日にオープンしたばかり、今年は雪が多く、例年なら4月下旬の営業開始が大幅に遅れた由。本館2階桜の間に案内される。8畳和室であるが、トイレも洗面所もなければ(どちらも共用)、TVも電話も冷蔵庫もない。まさに秘湯、それでも携帯電話は通じる。焼石岳縦走のため38年前(1975年8月15日)に訪れた時に比べれば大分開けており、建物も道路も格段に良Dsc00201くなったが、山奥であることには変りがない。いつの間にか川向こうに4階建ての夏油山荘が建っている。今日の泊り客は僅かに13名、旅館部70室200名、自炊部40室200名の定員からすればがらがら、空いている。夕食前に特別天然記念物の石灰華ドーム(天狗岩)へ行きかけたが、残雪に阻まれ途中で諦める。夏油三山(牛形山、駒形山、経塚山)に登るには時期尚早。辺りは、カタクリ、キクザキイチゲ、サンカヨウ、ニリンソウ、フキノトウ、ヤマエンゴサク、ユキザサの花が咲き山菜の宝庫、早くも小虫(ブヨ?)がうるさい。18時夕食、牛形膳(牛形山に因む名前、牛形膳付き1泊2食で宿泊料金は9,600円)は山菜尽くし、山菜天婦羅はウDsc00210ワバミソウのムカゴとニンニクの芽とフキノトウの3種、煮物はギョウジャニンニクとジャコの炊き合せ、焼き物はネマガリタケ、お浸しはモミジガサ(しどけ)、茹で物はヤマウド、そしてフキ味噌など。山菜好きにはたまらない。食後、家人と交代で温泉巡り、源泉の異なる七湯がある。今は雪解けで夏油川が増水していて危険な為、丸木橋が外してあり、川向こうの女(目)ノ湯(効用:眼疾患)には入れないが、他の六湯はOK。滝ノ湯(効用:皮膚病・外傷)のみ女性専用で、他は女性専用の時間帯は設けてあるにしても基本は昔ながらの混浴。まずは真湯(胃腸病・喘息・虚弱児童)、疝Dsc00213気ノ湯(婦人病・痔)、大湯(神経痛・リウマチ・皮膚病)の順で、夏油川の川原に湧出する3ヶ所の温泉に入る。いずれも全くの天然温泉で源泉かけ流し、加水など一切していないため、大湯などはびりびりするほど熱い。風呂上りに廊下の冷蔵庫で冷やしておいたキリンの一番搾り缶を飲む。酔いが醒めてから、内風呂の白猿ノ湯(効用:痛風・高血圧・神経痛)へ行き髪と体を洗う。シャンプーとボディソープはフェニックス製の蜂蜜入りと洒落ている。それにしても建物は安普請、隣室の話し声は筒抜けだし、廊下を人が歩くとみしみし揺れる。夏油川のせせらぎの音とカジカガエルの鳴き声を子守唄代わりに22時頃就寝。

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