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西国十四番札所 三井寺 (天台寺門宗)

2013年6月25日(火) 正式な山号・寺号は長等山園城寺(ながらさんおんじょうじ)、金堂の御本尊は弥勒菩薩、観音堂のご本尊は如意輪観世音菩薩。所在地は大津市園城寺246番地。寺伝によると、創Dsc00983建は7世紀、開基は大友皇子の子である大友与多王。大友与多王は、祖父(天智天皇)と父の菩提を弔うために、天智天皇念持仏の弥勒菩薩像を本尊とする寺の建立を発願したが、朱雀元年(686)に至り、天武天皇から建立が勅許された。その時「園城寺」の寺号も与えられたと云う。「三井寺」の通称は、この寺に湧く霊泉が天智、天武、持統の3代の天皇の産湯として使われたことから「御井(みい)」の寺といわれていたものが転じて三井寺となったと言われる。また、如意輪観世音菩薩像は、三井寺の初代長吏(管長)智証大師円珍が貞観五年(863)に自刻したものと伝わる。参拝順路に従い、仁王門(宝徳四年(1452)建立、重文)、釈迦堂(室町初期、重文)、金堂(慶長四年(1599)再建、国宝)、鐘楼(慶長七年(1602)Img038再建、重文)の順に巡る。金堂では居並ぶ諸仏を拝観、円空仏が7体もある。鐘楼には近江八景「三井の晩鐘」で知られる梵鐘(慶長七年(1602)鋳造)が下がる。日本三名鐘に数えられる荘厳な音色は残念ながら聞くことができない。更に、閼伽井屋(三井の霊泉、覆屋は慶長五年(1600)の建立、重文)、弁慶の引摺り鐘(奈良時代、重文)、一切経蔵(室町初期、重文)、三重塔(重文)、唐院(大師堂・灌頂堂・長日護摩堂、重文)、微妙寺、毘沙門堂(元和二年(1616)建立、重文)を巡る。文化財満載の大寺である。石段を昇り高台に建つ西国十四番札所の観音堂へ。本尊の木造如意輪観音坐像(10世紀末頃、重文)は秘仏で33年に一度の開扉、お前立の坐像にお参りし納経所で御朱印を頂戴する。観月台から琵琶湖を眺めてから退場。御詠歌は「いでいるや なみまのつきを みいでらの かねのひびきに あくるみずうみ」。

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