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西国十一番札所 上醍醐寺 (真言宗醍醐派)

2013年6月25日(火) 正式な山号・寺号は深雪山上醍醐寺(みゆきDsc01097やまかみだいごじ)、本尊は准胝(じゅんてい)観世音菩薩。所在地は京都市伏見区醍醐醍醐山1番地。醍醐寺の創建は、貞観十六年(874)、空海の孫弟子にあたる理源大師聖宝が准胝観音並びに如意輪観音を笠取山頂上に迎えて開山、聖宝は笠取山山頂付近を醍醐山と名付けた。その後、山上の上醍醐は修験者の霊場として発展したが、醍醐天皇の時代に祈願寺になるとともに手厚い庇護を受け、その圧倒的な財力によって山麓の平地に大伽藍下醍醐が出現することになった。応仁の乱などの相次ぐ兵乱で下醍醐は一時荒廃したが、豊臣秀吉による醍醐の花見を契機に寺院の建築や移築が進み、今日見るような姿に再興されImg036たとのこと。
ここの札所は西国三十三観音霊場中最大の難所であったが、上醍醐の准胝堂が5年前落雷により焼失してしまったため、現在では下醍醐の観音堂(旧大講堂)に仮に札所が移されている。時間にゆとりができたので、国宝の金堂、五重塔をじっくり見学してから観音堂にお参りし、納経所で御朱印を受ける。ご本尊の准胝観音坐像は、焼失後に新しく製作されたものであろうか。容易に御朱印を受けられる事と相俟り、少しく有難味は減じたようである。御詠歌は、「逆縁も もらさで救う 願なれば 准胝堂は たのもしきかな」。

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