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菜園の恵み(91) ミョウガ

Dsc027212013年7月27日(土) ミョウガが出てきました。家庭菜園の方は春先に根を移植して場所替えした為か、いまいち元気がありませんが、自宅の北側に自生?しているものは好調のようです。ミョウガ料理の一番は卵とじのおつゆですが、素麺や冷奴の薬味にも欠かせないし、天ぷら、浅漬け、味噌漬けなどもいけます。用途の広い野菜です。

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菜園の恵み(90) ししとう

Dsc027072013年7月25日(木) 3日間留守にしたら、菜園の野菜が立派すぎるほどに育っている。太くなり過ぎのキュウリが19本、過熟や実割れ交じりのミニトマトが315個。ビバホームの69円苗3本を植え付けたシシトウも絶好調、食べごろサイズを30個ほど収穫。ハムやベーコンと一緒に炒めればビールのお供に最高、今宵が楽しみ。

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盛岡散歩

2013年7月24日(水) 6:40起床、皮肉なことに帰る日の天気が一番良い。7:00朝食。南部赤鶏の生卵をかけてご飯を食べる。3日間お世話になった八幡平リゾートホテルをチェックアウト、9:00ホテル前から岩手県北バスに乗り盛岡駅へ。9:55盛岡駅西口到着、集合時間(12:45)まで3時間近くあるので、市内散策をすることDsc02655に。駅ビル内の大型コインロッカーにキャリーバッグ2個を詰め込み、身軽になって出発。北上川に架かる旭橋を渡り、まず啄木新婚の家へ。最寄バス停も同名。藩政末期に建築された木造平屋建ての武家屋敷は盛岡市指定有形文化財、入館料は無料。明治三十八年(1905)、啄木・節子の新婚夫婦は、啄木の両親と妹光子を加えた5人でこの家で新たな生活を始めたが、住んだのは6月4日から25日までの僅か20日余り。それでも盛岡市内に残る唯一の啄木遺跡とあれば、啄木ファンには貴重である。玄関に「石川啄木」の表札がかかり、床の間と鴨居には、「ふるさとの山に向ひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな」の軸と、「霧ふDsc02663かき好摩の原の停車場の朝の虫こそすずろなりけれ」の額とが掛かる。啄木新婚の家を後にし、中央通りをぶらぶら歩いて石割桜のある盛岡地方裁判所へ。盛岡地裁が建つ土地は、元は盛岡藩家老、北家の屋敷跡。庭石の割れ目に飛んできた桜の種が芽を出し、成長とともに割れ目を押し広げたものと考えられる。周囲21mもある巨大な花崗岩に楔を打ち込み、地面にがっしり根を下ろして、春になれば今なお花をつけるエドヒガンザクラの生命力に拍手喝采。樹齢350~400年、幹周4.6m、樹高11m、堂々たる国指定天然記念物である。感心して桜樹を眺めていると、突然岩手大学教育学部付属小学校4年生の一団に囲まれる。校外授業の一環らしく、「どちらからいらっしゃったのですか」に始まり、「石割桜のDsc02676どんなところが素晴らしいと思いますか」など、真面目な質問を受ける。しかも綺麗な標準語、丁寧な言葉遣い、思わずたじたじ、じぇじぇじぇ。三ヶ所目は中津川に架かる上の橋、盛岡築城の際に架けられた橋の欄干に青銅製の擬宝珠(ぎぼし)が乗っており、それに「慶長十四己酉年(1609)十月吉日 中津川上之橋 源朝臣利直」の銘が刻まれている。400年の風雪に耐え、今尚現役の木造橋はとても珍しいのでは。四ヶ所目は桜山神社、祭神は南部藩初代藩主南部光行公、二十六代南部信直公、二十七代南部利直公、三十六代南部利敬公の四柱、お参りしてから裏手の高みにある巨大な烏帽子岩も見学する。最後は盛岡城址公園。街のど真ん中とは思えぬほどの静寂に包まれ、苔生す高石垣の連なりと、松や櫟(イチイ)、コウヤマキ、エドヒガンなどDsc02696の巨樹・古木の緑が濃い。有名な啄木の歌碑は二ノ丸跡の片隅に建つ。「不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし十五の心」。史跡公園としてきちんと整備され、市民に大事にされていることが分かる。城址公園を後にし駅へ向かう途中、ららいわて(La La Iwate)で昼の弁当とお土産を買う。和牛しぐれ弁当、大地のめぐみ雑穀パン、南部せんべい詰め合わせ、柚餅子、からめ餅など。南部せんべい詰め合わせは1袋が420円、2袋だと600円は良いとして、3袋では1,000円。???。じぇじぇじぇ!。12:30盛岡駅に戻る。13:10発のやまびこ58号に乗り込み、岩手県産牛肉・岩手県産米使用の和牛しぐれ弁当を開く。それとヤマザキのランチパック、山ぶどうあん&ホイップも。後者は岩手県産山ぶどうの果汁を使用した地域限定商品、岩手県の山ぶどう生産量は全国の7割を占め断トツ。車内で山口正介著「江分利満家の崩壊」読む。(完)

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松川温泉 松楓荘

2013年7月23日(火) 七滝ハイクから戻りホテルの部屋でひと休み、コーヒーを沸し持参の饅頭やラスクで腹ごしらえ。13:39の路線バスで松川温泉松楓荘へ。ここも昨日の藤七温泉彩雲荘同様「日本秘湯を守る会」の会員旅館である(現在、全国の旅館186軒が加盟)。14:05松楓荘着。松川渓谷Dsc02628にひっそりと佇む鄙びた湯宿は素朴な外観、何の飾り気もない。開湯は何と寛保三年(1743)、270年の歴史を持ち、松川温泉三軒(他に、峡雲荘、松川荘)の中では最も古い。一泊二食付8,500~11,500円、日帰り入浴は8:00~20:00の間で大人500円、子供(5歳~小学生)250円。個室休憩は1,000~1,200円かかるが、大広間での休憩は無料(個室、大広間とも利用時間は10時~15時)、熱い麦茶と冷水が飲み放題の上、利用者には温泉たまご1個、もしくはヤクルト1本のサービスが付く。良心的な宿である。東北人のおもてなしはこうでなDsc02634くては。大広間に入りまず座席を確保する。壁に貼られている2枚のポスター、「飲もう、岩手で。キリンビール」、「元気!東北。これからも東北の元気を応援します。仙台工場謹製キリンラガービール」も嬉しい。妻と交代で温泉に入る。最初に松川に架かる吊り橋を渡って川向こうの混浴岩風呂(一日2回女性専用の時間帯あり)へ。吊り橋の上から眺める松川渓谷と宿の風情は素晴らしい。岩風呂は洞窟風に造られておりこれまた雰囲気抜群、但し少しぬるめ。水沢市から来たという男性が先に入っており少し話をする。秘湯めぐりが趣味とのことで、今日は玉川温泉と藤七温泉にも行ってきたらしい。県内に良い温泉Dsc02639が沢山湧く地元の人が羨ましい。次に男女別の内湯に行く。男女の浴槽を分けるのは巨大な一枚岩、浴槽は立ったままで胸までの深さがある。乳白色の湯は単純硫黄泉、泉温60℃、pH5.0。八幡平温泉郷の泉質は、どうやらどこも単純硫黄泉のようである。最後は混浴露天風呂、テラスのように松川渓谷にせり出した浴槽は深く、しかも熱め。いずれの浴槽も甲乙つけがたく、好ましい雰囲気と味わいがある。帰りは松楓荘前バス停16:15のバス、盛岡駅前と松川温泉を結ぶ路線バスは一日数本しかない。八幡平ロイヤルホテルの前で降り、最上階のレストランで夕食をと思ったが、ランチのみでディナーはやっていないとのこと。八幡平リゾートホテルのバイキングには飽きたし、仕方がないので森乃湯温泉館の食堂へ行き、醤油ラーメンを食べる。17:15ホテルに戻る。

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八幡平で出逢ったきのこ(2)

Dsc025052013年7月23日(火) 八幡平リゾートホテルを出発し、県民の森経由、岩手山登山コース
(七滝コース)を途中の七滝で折り返し、同じ道を戻る。所要3時間半、県民の森のシラカバ林にはアカハテングタケ、ガンタケ、キンチャヤマイグチ、タマゴタケが爆生、登山口から七滝までの山道にはアカヤマドリ、カラマツベニハナイグチ、キイボカサタケなどがぼちぼち、結局珍菌には出逢えなかったが、久しぶりに多くの種類に出逢えたことで良しとする。
《観察種》
01.アイバシロハツ(Russula chloroides Kalchbr.):ベニタケ科ベニタケ属
Dsc0259802.アカハテングタケ(Amanita longistriata Imai):テングタケ科テングタケ属
03.アカヤマドリ(Leccinum extremiorientale(L.Vass.)Sing.):イグチ科ヤマイグチ属
04.イタチタケ(Psathyrella candolleana(Fr.:Fr.)Maire):ヒトヨタケ科ナヨタケ属
05.イボタケの仲間(Hydnellum sp.)
06.ウスキニセショウロ(Scleroderma flavidum Ell.et Ev.):ニセショウロ科
07.オオホウライタケ(Marasmius maximus Hongo):キシメジDsc02567科ホウライタケ属
08.カバイロツルタケ(Amanita fulva(Schaeff.)Pres.):テングタケ科テングタケ属
09.カラマツベニハナイグチ(Boletinus paluster(Peck)Peck):イグチ科アミハナイグチ属
10.カワリハツ?(Russula cyanoxantha(Schaeff.)Fr.):ベニタケ科ベニタケ属
11.ガンタケ(Amanita rubescens Pers.:Fr.):テングタケ科テングタケ属
12.キイボカサタケ(Entoloma murraii(Berk.&Curt.)Sacc.):Dsc02514イッポンシメジ科イッポンシメジ属
13.キンチャヤマイグチ(Leccinum versipelle(Fr.)Snell):イグチ科ヤマイグチ属
14.キララタケ(Coprinus micaceus(Bull.:Fr.)Fr.):ヒトヨタケ科ヒトヨタケ属
15.クロハツ(Russula nigricans(Bull.)Fr.):ベニタケ科ベニタケ属
16.シワカラカサタケ?(Cystoderma amianthinum(Scop.:Fr.)Fayod):ハラタケ科シワカラカサタケ属
17.タマゴタケ(Amanita hemibapha(Berk.&Br.)Sacc.):テンDsc02548グタケ科テングタケ属
18.チチタケ属(アイバカラハツモドキ似)(Lactarius sp.)
19ドウシンタケ?(Amanita esculenta Hongo&Matsuda):テングタケ科テングタケ属
20.ナガエノチャワンタケ(Helvella macropus(Pres.:Fr.)Karst.var.macropus):ノボリリュウタケ科ノボリリュウタケ属
21.ハナオチバタケ(Marasmius pulcherripes Peck):キシメジ科ホウライタケ属
22.ヒメカバイロタケ(Xeromphalina campanella(Batsch:Fr.)Maire):キシメジ科ヒエカバイロタケ属
23.フサヒメホウキタケ(Clavicorona pyxidata(Fr.)Donk):フサヒメホウキタケ科フサヒメホウキタケ属
24.ベニタケ属(Russula sp.)
25.マスタケ(Laetiporus sulphureus(Fr.)Murrill):サルノコシカケ科アイカワタケ属
26.ミドリニガイグチ(Tylopilus virens(Chiu)Hongo):イグチ科ニガイグチ属
27.モリノカレバタケ属(Collybia sp.)
28.ヤマドリタケモドキ(Boltus reticulatus Schaeff.):イグチ科ヤマドリタケ属

(写真は上から、02、03、12、14、17の順)

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七滝ハイキング

2013年7月23日(火) 6:00起床、小雨。東北南部は梅雨末期の大雨。7:00朝食。安比高原牛乳を飲み、玄米Dsc02529パンにマーガリンを塗って食べる。8:30雨が上がったので七滝ハイキングへ。ホテルを出発し、県民の森を抜けていく。県民の森のシラカバ林には種々のきのこが発生しており、アイバシロハツ、アカハテングタケ、イボタケの仲間、ウスキニセショウロ、オオホウライタケ、カバイロツルタケ、カワリハツ、ガンタケ、キララタケ、キンチャヤマイグチ、クロハツ、タマゴタケ、チチタケ属sp.、ドウシンタケ、ハナオチバタケ、フウセンタケ科sp.、ベニタケ属sp.を観察。岩手山登山口から七滝に至る登山道では、アカヤマドリ、イタチタケ、カラマツベニハナイグチ、キイボカサタケ、シワカラカサタケ?、ナガエノチャワンタケ、ヒメカバイロタケ、フサヒメホウキタケ、マDsc02582スタケ、ミドリニガイグチ、モリノカレバタケ属sp.、ヤマドリタケモドキを見る。珍菌には出逢えなかったが、久しぶりに多彩なきのこの世界を堪能する。10:40七滝(標高830m)到着、ホテルからの標高差約250m、歩程2時間、手頃なハイキングである。県民の森は整備が行き届き、岩手山登山道である七滝コースも七滝までは幅広の林道で歩きやすい。七滝を望むテラスには大樹の根元に小祠が祀られている。不動尊であろう。滝壺近くまで下りて仰ぎ見る七滝はなかなか立派、水勢・水量があり、水音が轟く。落差25mの滝とは思えない迫力、辺りにマイナスイオンをふんだんに撒き散らす。今日は靄がたちこめ深山幽谷の雰囲気もある。七滝とは七段滝の意味であろうか、三段くらいは見て取れる。来た道を忠実に戻る。山中、花は意外と少ない。ミソガワソウとヤマホトトギス、それと腐生植物のギンリョウソウとシャクジョウソウくらい。県民の森に戻りベンチで一服するうちに雨が落ちてくる。12:20八幡平リゾートホテル着。

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藤七温泉 彩雲荘

2013年7月22日(月) 八幡平山頂レストハウスを出発し、大雨の中を30分歩いて、13:30藤七温泉到着。ここの湯に入るのは1999年10月23日以来2度目、14年前に比べると彩雲荘の建物はややくたびれた感じ。ここも「日本秘湯を守る会」の会員旅館でDsc02483ある。大広間の休憩料(525円)と日帰り入湯料(600円)を二人分、合計2,250円を支払い大広間に上がる。朝から来ていた同じツアーのメンバー7人は、湯疲れしたのか座布団を枕に横になっている。妻と交代で温泉に入る。最初は男女別浴の内湯と露天風呂。そこは紛れもなく源泉かけ流し、樋から新湯がとうとうと浴槽に流入する。牛乳のような乳白色の湯は単純硫黄泉、pH3.4、源泉の泉温は90.6℃もあると云うので、加水調節しているのであろう。次は混浴露天風呂、入り口に混浴用内湯があって、そこから5箇所の露天風呂に通じる通路が延びる。他に葭簀(よしず)で囲われた女性専用の露天風呂が2箇所ある。従って、混浴露天風呂といっても殆ど男性専科、女性は誰も入りにこない。それもそのはず、タオルや水着の使用は禁止されており、すっぽんぽんで遮蔽物の何もない通路を進まねDsc02489ばならない。樹海ラインを走る車からは丸見え(距離はあるが・・)、なるほど秘湯である。前にタオルを当ててスタコラさっさ、プールのように四角い露天風呂に順番に入る。一番上が最も湯温が高く熱め、棚田方式のかけ流しのせいか?、下に行くほどだんだんぬるくなる。雨が強く、頭にタオルを被りながらの入浴は何とも落ち着かない。長居は無用と適当に切り上げ、大広間に戻る。午後も1本しかない自然散策バス(八幡平頂上レストハウス前15:10発)に乗り、16:10八幡平リゾートホテルに戻る。靴に丸めた新聞紙を詰め、濡れものは部屋中に広げ乾かす。温泉に入り髪と体を洗ってさっぱり。18時から夕食、キリンラガーの中瓶を飲む。肴は、イカ刺しと揚げたての天婦羅(キスとナス)、それに枝豆。イカスミカレーと名物せんべい汁を食べる。夜中に又温泉へ。30~50人は入れる大浴場に僅か3人、屋根つきの露天風呂は野趣に欠けるが全天候型、雨の日はありがたい。

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八幡平で出逢った花

Dsc024602013年7月22日(月) 雨の中、八幡平頂上付近の花めぐりハイキング。山頂レストハウスを出発し、鏡沼・めがね沼→八幡平山頂→八幡沼・がま沼→レストハウスのコースを約1時間かけて歩く。(詳しくは姉妹ブログ「自惚山人ノオト」の「509. 八幡平」)
《観察種》
①イワイチョウ(Fauria crista-galli ):リンドウ科イワイチョウ属
②ウメバチソウ(Parnassia paulustris):ユキノシタ科ウメバチソウ属 
③オオバキスミレ(Viola brevistipulata):スミレ科スミレ属
Dsc02453④カラマツソウ(Thalictrum aquilegifolium):キンポウゲ科カラマツソウ属
⑤キヌガサソウ(Paris japonica):ユリ科ツクバネソウ属
⑥クルマユリ(Lilium mdeoloides):ユリ科ユリ属
⑦コバイケイソウ(Veratrum stamineum):ユリ科シュロソウ属
⑧ニッコウキスゲ(Hemerocallis mddendorffii):ユリ科ワスレナグサ属
⑨ハクサンシャクナゲ(Rhododendron brachycarpum):ツツジ科ツツジ属
⑩ハクサンチドリ(Orchis aristata):ラン科ハクサンチドリ属
Dsc02464⑪ヒナザクラ(Primula nipponica):サクラソウ科サクラソウ属
⑫ベニバナイチゴ(Rubus spectabilis):バラ科キイチゴ属
⑬マイヅルソウ(Maianthemum dilatatum):ユリ科マイヅルソウ属
⑭ミヤマキンポウゲ(Ranunculus acris var. nipponicus):キンポウゲ科キンポウゲ属

(写真は上から、③、⑤、⑦の順)

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八幡平で出逢ったきのこ(1)

Dsc024132013年7月21日(日) 八幡平リゾートホテルの敷地内で夕間詰のきのこ観察。ホテルへのアプローチ道路の両側にカバノキ科の街路樹(多分ウダイカンバ)が植えられており、そこにキンチャヤマイグチと、アイバカラハツモドキ似(環紋がやや不明瞭)のチチタケ属きのこが爆生している。キンチャヤマイグチは初見だけに嬉しい出逢い。
《観察種》
①イタチタケ Psathyrella candolleana:ヒトヨタケ科ナヨタケ属
②オオホウライタケ Marasmius maximus:キシメジ科ホウライタケ属
③カバイロツDsc02420ルタケ Amanita fulva:テングタケ科テングタケ属
④キララタケ Coprinus micaceus:ヒトヨタケ科ヒトヨタケ属
⑤キンチャヤマイグチ Leccinum versipelle:イグチ科ヤマイグチ属
⑥チチタケ属(アイバカラハツモドキ?) Lactarius sp.:ベニタケ科チチタケ属
⑦チチタケ属 Lactarius sp.
⑧ヒトヨタケ Coprinus atramentarius:ヒトヨタケ科ヒトヨタケ属
⑨モリノカレバタケ属 Collybia sp

(写真は上から、⑤、⑥)

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八幡平リゾートホテル

2013年7月21日(日) 朝一、参院選の投票を済ませ、畑へ灌水に行く。序にミニトマトとキュウリを収穫。9:59のバスで南柏駅へ。一旦、柏駅に出て常磐線快速電車に乗り上野駅へ直行。11:00上野駅着、やまびこ59号を待つ。11:46乗車、5号車AB席、車内Dsc02408は団体旅行客で略満席、東北新幹線に乗るのは久しぶりである。今日からクラブツーリズム企画の「八幡平温泉のんびり滞在4日間」に参加、日頃、母親の介護に専心する妻の骨休みである。車内で赤坂真理著「東京プリズン」読了。14:50盛岡駅着、15:10迎えの岩手県北バスに乗り込み八幡平へ。ツアーメンバーは49名、東京駅からの添乗員S氏は、24日の12:45、再び盛岡駅に迎えに来るとのこと。16:20八幡平リゾートホテル到着、今日から3連泊でお世話になる。ここに泊まるのは1999年の秋以来2度目であるが、当時の記憶はすっかり薄れている。割り当ての317号室に入る。設備は古いがゆったりした部屋、シングルベッド2台、ロングソファ3台、机と椅子、冷蔵庫、電気ポット、薄型テレビ(三菱REAL)、セーフティボックス、ユニットバス、そしてトイレもウォシュレット。一服した後、ホテル敷地内で小一時間きのこ観察。裏手のスキーゲレンデの下部にDsc02444ゆり園があり、47種類、25万株のゆりが植えられている。7月13日~8月18日の間、ゆりフェアとのこと、まだ咲き始めか?、色とりどりが過ぎて少しうるさい感じ、まぁ華やかではある。18:00からバイキング方式の夕食。カツオのたたき、マンボウの酢味噌和え、南部ひっつみ汁、焼き立てステーキ、揚げたて天婦羅(イカと南瓜)など食べる。デザートも豊富、リンゴシャーベット、桃ゼリー、ブドウのシロップ煮、フルーツなど、コーヒーで締める。3泊4日、新幹線等交通費込でニッキュウパーでは申し訳ないほど、この料金では殆どホテルの儲けはないであろう。食後、早速温泉に入る。源泉名は八幡平温泉(マグマの湯)、泉質は単純硫黄泉(旧単純硫化水素泉)、泉温は70.7℃、pH3.5、無色透明に近い薄濁り、無論源泉かけ流し。髪も洗ってさっぱりし、遅くまでTVで参院選の開票速報を見る。自民党の圧勝、公明党も手堅く、どうやらねじれは解消されたようである。

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菜園の恵み(89) ミニトマト好調!

Dsc024032013年7月20日(土) ケイヨーD2オリジナル苗のミニトマトが好調、今日は114個の収穫、累計が811個。はたしてどこまで伸びるか。

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定点観察・増尾城址公園(柏市)

Dsc023942013年7月17日(水) スイス旅行中ずっと苦しめられた風邪が漸く治り、また今日は殊の外涼しいので、久しぶりにきのこ観察に出る。このところ柏市内は雨が殆ど降っていないので駄目元の時間潰し。予想通り、園内はからからに乾燥しており、きのこは殆ど見当たらない。昨年末に実施された放射性物質除染工事で従来の覆土が剥ぎ取られてしまい、新しい山土?で覆われた影響も非常に大きい。アカヤマドリなどのイグチ類は1本も見つからず、乾燥に強いフクロツルタケ(シロウロコツルタケ)など数種を認めただけに終わる。
《観察種》
①コテングタケモドキ、②シロテングタケ?、③フクロツルタケ、④ベニタケの仲間、⑤ボタンイボタケ (写真は③)

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コフキサルノコシカケ

Dsc023892013年7月16日(火)  自宅の庭の梅の切株に1年前に発生したコフキサルノコシカケが大分大きくなりました。コフキサルノコシカケは生体の免疫機能を高める効果があるとして、漢方薬原料や健康茶などに加工され、高価に取引されているようです。その中でも、梅の木に発生するものは、「梅寄生(ばいきせい)」の名で売られ、特に珍重されているとのこと。もっと大きくなりココアのような茶色の胞子を飛ばすようになったら採取するつもりです。乾燥品を少しづつ削って煎じ汁を造り毎日飲用するつもり、はてさてどうなりますか。

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魔法のジョッキ

Dsc023832013年7月15日(月) キリンビール社の「一番搾り必ずもらえるキャンペーン」に応募し、シール48枚で魔法のジョッキをゲットしました。魔法瓶や登山用コップの如く真空二重壁となっており、注いだビールが2時間はぬるくならないと云う優れものです。今年のような猛暑の夏には嬉しい景品、早速愛用しております。

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ブルーベリー熟す

Dsc023852013年7月14日(日) 庭のブルーベリーが熟す季節となり、連日100グラム前後を収穫しています。我が家のブルーベリーの樹は2本あり、どちらも樹齢25年、今では大人の背丈を越えるほど大きくなり、上部の実は脚立に登って収穫せねばなりません。それでも今年はイラガの幼虫の発生がないので作業は楽、最終的には1キログラム以上採れそうです。とりあえず冷凍庫に保存し、凍結したものを丸かじりして消費していますが、いずれジャムかソースに加工する心積りでおります。

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スイス土産(2/2)

Dsc02718スイス土産の定番、リンツのチョコレート、帰国の日にチューリッヒ空港で購入しました。500グラム入り1箱が23.9SFr(2,600円)。高級品です。スイスチョコレートは溶けやすいと言うので道中の高温を心配しましたが、何とか無事に持ち帰り、今は自宅の冷蔵庫の中で出番(旧盆の帰省時の手みやげ)を待っております。因みに、LINDT&SPRUENGLI AG社は、チューリッヒ州キルヒベルク(Kilchberg)に本社工場を構えるチョコレート専業メーカーで、創業は1845年、2011年売上高250億円、従業員数7,800人の企業であります。

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スイスのビール

今回のスイス旅行で飲んだビールは11種類、そのうち行き帰りのエミレーツ航空機内で飲んだAMSTEL LIGHTとHEINEKENを除くと、スイス国内で飲んだのは次の9種類。(嗜好評価はあくまでも個人的なものです)

①Feldschlosschen Original(500ミリリットル缶):価格2.4SFr(265円)、原材料;水・大麦麦芽・ホップ、アルコール分4.8%、評価☆☆
②Cardinal Blonde(〃):価格1.65SFr(180円)、原材料;水・大麦麦芽・ホップ、アルコール分4.8%、評価☆☆
Dsc01539③Feldschloesschen Premium(〃):価格2.25SFr(250円)、原材料;水・大麦麦芽・ホップ、アルコール分5%、評価☆☆
④Feldschloesschen Stark(〃):価格2.0SFr(220円)、原材料 水・大麦麦芽・ホップ、アルコール分7%、評価☆☆
⑤Feldschloesschen Dunkel Perle(小瓶):価格5SFr(550円)、原材料 水・大麦麦芽・ホップ、アルコール分5.5%、評価☆☆★
⑥Tell(500ミリリットル缶):価格0.75SFr(80円)、原材料 水・大麦麦芽・ホップ・ホップエキス、アルコール分4.8%、評価☆★
⑦Rugenbraue Lager Hell(〃):価格1.6SFr(180円)、原材料 水・大麦麦芽・ホップ、アルコール分4.8%、評価☆☆☆
⑧Calanda(300ミリリットル生):価格4SFr(440円)、評価☆☆☆
⑨Finkbraeu Lager(小瓶):価格4SFr(440円)、原材料:水・大麦麦芽・ホップエキス、アルコール分4.9%、評価☆☆☆

①から⑤はスイスのトップブランド、ラインフェルデン州(Rheinfelden)のフェルトシュレスヒェン市(Feldschloesschen)に本社工場があるフェルトシュレスヒェン社(Feldschloesschen Getraenke AG)の製品、製法はドイツ純粋令に倣い原料に水と麦芽とホップしか使わない真面目なものであるが、ホップ使用量が少ないとみえ、苦味がDsc02334弱すぎる。良く言えば温和であるが、だれてしまりがない。昔、フェルトシュレスヒェン社にはお世話になった義理があるので、もっと評価を良くしたいところだが・・。1876年創業の同社は2000年、カールスベルク社の傘下に入っている。
生協(Coop)の自社ブランドであるTellは不味、価格は安いが、苦味弱く雑味がありだれる。ブランド名のTellは、スイス伝説の英雄ウィリアム・テル(William Tell)に因んだものと思われるだけに惜しい。
今回試飲したスイスビール中で一番まともなのはRugenbraeu Lager Hell、インターラーケン市にあるRugenbraeu AG社の製品は、ホップ香とエステル香があり、苦味もしっかり、調和がとれている。
Calandaはクール市(Chur)にあるCalanda Haldengut Brauerei社の製品。飲んだのは樽生ビールであるが、新鮮で温和、飲みやすい。同社は1993年、ハイネケン社の傘下に入っている。
Finkbraeu Lagerは、ネッカーズルム市のLidl Stiftung & Co.KG社の製品、苦味がしっかりしており、やはりドイツビールは飲みごたえがある。
スイスにおけるビールの値段は、スーパーマーケットの500ミリリットル缶が180円~250円、レストランで飲む小瓶や生が440円~550円、日本とほぼ同価格であり、他の欧州諸国より相当高い。

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スイスのトイレ事情

Dsc01447スイスはトイレに関しては安心、何の心配もない。列車、電車、ロープウェイなどの駅舎、展望台、観光案内所、サービスエリアに無料で利用できる清潔なトイレがあり、街中にも無料の公衆トイレがある。一部、サービスエリアの売店や峠の食堂など有料の場合もあったが・・。いずれにしても、洗浄水の水量・水勢は申し分なく、ペーパーも完備、使用済みペーパーを日本同様便器内に流すことができる。
上の写真は、ミューレン駅舎の男性個室、掃除は行き届き、ペーパーはたっぷり用意されている。清掃表を見ると一日2回、12:00と18:00前後に確実に実施されている。下の写真はチューリッヒ市のチューリッヒDsc02346湖畔公園にある公衆便所の男女共用個室。オールステンレスでぴかぴか、どうやって使うのかとまどうほど色々なボタンが並びメカニカル、適当にボタンを押していくと、突然水がどばーっと出て、まるで鳴門の大渦のような勢いで排水管に吸い込まれる。これはこれで一見の価値あり。
ハイキングの場合でも、適当な間隔で山小屋兼食堂が営業しており、ひと休みして珈琲でも飲めば気持ちよく利用させてもらえる。とにもかくにも心配ご無用。

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チューリッヒ観光/帰国

2013年7月10日(水) 5:15起床。さぁ日本へ帰ろう。夜半の雨が上がり曇り空、山の頭だけ見える。6:5Dsc023450朝食、焼き立てベーコンエッグの嬉しいサービスが再び。SCを自力で下し、7:30バスに乗り出発、205㎞先のチューリッヒへ向かう。山下りの山岳道路はいろは坂のようにくねくね、又雨が降り始める。山に雲がかかる景色も良い。心地良い揺れに旅の疲れも加わりうとうと。クール(Chur)から高速道に乗る。9:20マイエンフェルトのハイジランドSAで手洗い休憩、10:00右手にボーデン湖(Bodensee)広がる。10:40チューリッヒ(Zuerich、標高408m)に入り、チューリッヒ湖畔の公園で手洗い休憩。無料の公衆トイレはオールステンレス製でぴかDsc02362ぴか、無機質で落ち着かない。チューリッヒ湖の水はまずまず澄んでおり、湖底には藻が生えている。20㎝くらいのハヤの様な魚が沢山泳いでいる。11:05聖母聖堂前のバスプールで下車、12:45までフリータイムになる。メインストリートのバーンホフ通り(Bahnhofstrasse)をぶらぶら、チューリッヒはロンドンに次ぐ欧州第二の金融都市、バーンホフ通りの地下はほとんどが銀行の地下金庫とか。通りの両側に、ティファニー、プラダ、ディオール、エルメス、バーバリー、ルイ・ヴィトン、シャネル、カルティエなどのブランド店、ロレックス、オメガ、スウォッチ等の時計・貴金属店が軒をDsc02361並べ、クレディ・スイス銀行、ユービーエス(UBS AG)、フレイ銀行(BANK FREY)、スイス中東ファイナンスグループ(SWISS MIDEAST FINANCE AG)など金融機関の厳つい建物も数多く建ち並ぶ。通りの中央を市電が走り、歩道に人が多い。とくに目立つのが中国人の夫婦、家族連れ、カップル、いかにも俄か成金らしいセンスで我が物顔に街を闊歩する。町の品格が台無し。チューリッヒ中央駅の前で折り返し、反対側の舗道を引き返す。スイスにははっとするような美人は少ない。どちらかというとハイジのような健康優良児が多く体格が良い。黒人も多い。聖母聖堂に入場し、祭壇正面のシャガール作ステンドグラスを見学する。巨Dsc02363大なパイプオルガンも見所のひとつ。チューリッヒ湖に注ぐリマト川の浮桟橋では女性が水着姿になって日光浴。こんな強い紫外線を無防備に浴びたら皮膚癌になりかねない。トップレスの女性もいる。チューリッヒ娘の水着姿を拝んだのがスイス観光のフィナーレ、12:45バスに戻り空港へ向う。13:05空港着、エミレーツ航空のカウンターに個人チェックイン。手荷物検査と出国審査を済ませ免税店でリンツのチョコレートを3箱購入、スイスフランを使い切る。15:25 EK088便ドバイ行きに搭乗、49B席は通路側、隣席はクアラルンプールへ里帰りするマレーシアのDsc02373青年N氏。16:00離陸。7年間チューリッヒで働いている由、住居費、交通費、食費が高くスイスの暮らしは楽じゃないとのこと。ドリンクサービスのハイネケンを飲みながら上野誠著「天平グレート・ジャーニー」を読む。機内が冷えてきたのでヤッケを着て毛布を被る。ドバイ時間に合わせるため時計を2時間進める。18:00ブカレストを飛び越えて黒海上空にさしかかると食事が出る。主菜のチキン料理をパスしパンのみ食べる。23:33(Zuerich 21:33)ドバイ空港着陸。帰りの乗継便の待ち時間は約3時間、手荷物検査を受けたり、旅のアンケートや税関申告書を記入するうちに過ぎる。7月11日2時25分EK318便成田行きに搭乗、通路側47B席、隣は黒人女性、3時20分離陸。さぁもう9時間の辛抱、ふぅー、二度と南回りは御免蒙る。(完)

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エーデルワイス(セイヨウウスユキソウ)

Dsc01882エンチアン(リンドウの仲間)やアルペンローズと並ぶアルプス三大名花のひとつエーデルワイス(Edelweiss、学名;Leontopodium alpinum)、今回の旅行中、何回かスイスアルプスのハイキングを行い、植物観察の機会があったが、とうとう自然生のエーデルワイスとは出逢えなかった。民家の花壇に植えられていたり(写真)、山小屋やホテルのテーブルに鉢植えで飾られているのを見かけるが、全て園芸品であろう。エーデルワイスに良く似ていると云われるハヤチネウスユキソウよりも花はひと回り大きい。また、花色は純白というよりもほんのり青緑色、精悍な感じを受ける。

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サン・モリッツ湖畔散歩

Dsc02325_22013年7月9日(火) 17:05ホテルの部屋に帰ったものの未だ十分明るいので周辺の散策に出る。サン・モリッツ湖の湖畔遊歩道(Seepromenade)を一周するつもりで歩き出したものの、直ぐに思い直し、湖畔からセガンティーニ美術館へ続く山道を辿る。再び美術館のテラスに立ち、サン・モリッツ湖の左側奥に聳えるシャフベルク山(2731m)に建つと云う山小屋を探す。セガンティーニが運命三部作のひとつ《自然》を仕上げるために赴き、急性腹膜炎に倒れて息を引き取った終焉の地であるが、薄暗くなってきたせいか山も山小屋も分からない。そこからエンガディン博物館に下り、COOPの前を通って湖畔に戻る。まだ18:45Dsc02329というのにCOOPはもう店じまい、夕食の食料を買い損ねる。仕方がないので昨夕のレストランROBERTOへ行き食事しようと思ったら日本人の団体客で満席、やむなく隣のバーに入り、瓶ビールFeldschloesschen Dunkel Perleを飲む。ほろ酔い加減でホテルの部屋に戻ったのは19:20、取って置きの最後のカップ麺、サッポロ一番麺の力・醤油味を食べる。そしてパブロンを3錠服用する。いよいよ帰国準備、それにしても今回の旅行は終始風邪に苦しむ。こんなことは初めて、暫らく海外旅行を休めということか。風呂から上がると22:00、さぁ寝なければ。

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ベルニナアルプス/コルヴァッチ展望台

2013年7月9日(火) オプションのムオタス・ムラーユ展望台ディナーに参加するという三人とセガンティーニ美術館の前で別れ、せっかくフリーパスもあるDsc02292ことだし、サン・モリッツ周辺で最も高所にある展望台コルヴァッチ(Corvatsch、標高3303m)へ上がることに決める。バスでシュールハウス広場に戻り、向かい側の6番系統に乗り換える。ロープウェイ駅があるスールレイ(Surlej)へ行くバスは1時間に1本しかなかったが、運よく14:49のバスに間に合う。15:11ロープウェイ駅(Surlej-Corvatch-bahn)到着。ロープウェイは20分間隔の運行(始発8:25、終発17:05)で、15:25発に乗る。時間が遅いせいか、乗客はスイス人女性と自分の2人だけ、定員125人(或いは10,080㎏まで)のゴンドラは大き過ぎる。これで採算が取れるのか。途中ムルテール(Murtel)で50人乗りのゴンドラに乗り換える。Dsc0230615:45コルヴァッチ展望台に上る。間近に望めるはずのピッツ・ベルニナはじめベルニナアルプスの山々は雲に隠れて殆ど見えないが、谷向こうの山並みと、左から右にシルス湖、シルヴァプラナ湖、サン・モリッツ湖の順に並ぶ三連湖、そして湖畔の町並を眺めることは出来る。駅舎のレストランに入りコーヒーブレーク、まぁ珈琲(4.5SFr)を飲みに来たようなものである。件の女性もお茶を飲みにきたので、少し英会話の練習をする。インターラーケン在住、休暇でサン・モリッツに一週間滞在する予定とのこと、30歳前後?、ばりばりのキャリアウーマンのようである。ベルニナアルプスの展望は午前中のディアヴォレッツァで充分堪能したのでここで見えなくてもノープロブレム、16:17発のロープウェイで下山する。16:44のバスに乗り、ホテル・ゾンネの前で下車、17:05部屋に戻る。

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セガンティーニ美術館(2013.07.09)

Img046ジョヴァンニ・セガンティーニ

《水を飲む茶色い牝牛》

1892年

油彩、キャンヴァス

74×61cm

オットー・フィッシュバッハー財団より寄託

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セガンティーニ美術館

Dsc022802013年7月9日(火) モルテラッチ氷河激迫りハイキングの後は終日自由行動、サン・モリッツ駅に一旦戻り、駅前からバスに乗ってセガンティーニ美術館へ向う。単独行動の予定であったが、同行メンバー3人の方が行きたいというので案内役を引き受ける。観光案内所で教えてもらったとおりにシュールハウス広場(Schulhausplatz)でバスを乗り換え、一駅でセガンティーニ美術館前に到着。1908年建造の美術館は石造りの趣あるドーム建築、午後の開館は14時からで25分ほど待たされる。入館料は10SFr(1,100円)、バッグ・カバンの類は全てロッカーに預けねばならず、館内の写真撮影は禁止。展示室は1階と2階に分かれており、1階には油絵15枚、素描10枚ほどが、2階には代表作である《アルプス三部作 生・自然・死》のみが展示されている。その圧倒的存在感と荘厳さ。左右の《生》と《死》はともに190x322cm、中央の《自然》は235x403cmのビッグサイズ、3枚の幅を合計するとゆうに10mを超える。アルプスの画家と呼ばれたセガンティーニ畢生の大作であり、実質的な遺作でもある。今では殆ど門外不出の作品であり、これを鑑賞出来ただけでも来た甲斐があったというもの、暫し呆然と見惚れる。40分ほどの短い滞在時間ではあったが大満足、日本語版カタログ(2011年、日本で開催された「アルプスの画家セガンティーニ 光と山」展の図録)を購入して美術館を後にする。 

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スイスアルプスで出逢った花(4/4)

Dsc02268thymus_polytrichus7月9日、モルテラッチ駅(Morteratsch、標高1896m)とモルテラッチ氷河末端(標高2010m)間を2時間弱かけて往復、殆ど高低差のない平坦コースは幅広で良く整備されている。道の両側は高山植物の宝庫、今回の旅行中、4度のハイキング&フラワー・ウォッチングを行ったが、植物の種類は最も豊富、日本では見かけない珍しい種類にも出逢う。尚、種の同定には、小島潔著「アルプスの花を訪ねて」(2003年、朝日新聞社)、及び「スイスアルプスの花を訪ねて」(2006年、山と渓谷社)の2冊を参考にしました。
《観察種》
Dsc02220lotus_alpinus①センペルビブム・アルピヌム(Sempervivum alpinum):ベンケイソウ科
②サクシフラガ・パニクラタ(Saxifraga paniculata):ユキノシタ科

③ミオソティス・シルバティカ(Myosotis sylvatica):ムラサキ科
④ティムス・ポリトリクス(Thymus polytrichus):シソ科、イブキジャコウソウの仲間

Dsc02261veronica_fruticans_2⑤トリフォリウム・モンタヌム(Trifolium montanum):マメ科、シロツメクサの仲間
⑥ロトゥス・アルピヌス(Lotus alpinus):マメ科

⑦ベロニカ・フルティカンス(Veronica fruticans):ゴマノハグサ科、クワガタソウの仲間
⑧アデノスティレス・レウコフィラ(Adenostyles leucophylla):キク科

⑨ヒエラキウム・ピロセラ(Hieracium pilosella):キク科、コDsc02226polygonum_viviparumウゾリナの仲間
⑩ポリゴヌム・ビビパルム(Polygonum viviparum):タデ科、ムカゴトラノオの仲間

⑪サクシフラガ・ブリオイデス(Saxifraga bryoides):ユキノシタ科、シコタンソウの仲間
⑫アンティリス・アルペストゥリス(Anthyllis alpestris):マメ

⑬ルメックス・ニバリス(RDsc02252trifolium_badium_2umex nivalis):タデ科
⑭アキレア・ミレフォリウム(Achillea millefolium):キク科、ノコギリソウの仲間

⑮トリフォリウム・バディウム(Trifolium badium):マメ科
⑯トリフォリウム・プラテンセ(Trifolium pratense):マメ科、アカツメグサの仲間

⑰ケラスティウム・アルペンセ(Cerastium arvense):ナデシコ科
⑱フィテウマ・オルビクラレ(Phyteuma orbiculare):キキョウDsc02273phyteuma_ovatum

⑲フィテウマ・オバトゥム(Phyteuma ovatum):キキョウ科、シデシャジンの仲間

(写真は、上から④、⑥、⑦、⑩、⑮、⑲の順)

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モルテラッチ氷河

Dsc022032013年7月9日(火) ベルニナ・ディアヴォレッツァ駅10:38の列車に乗り、隣のモルテラッチ駅(標高1896m)下車。時刻は10:42。駅を起点に氷河の末端まで歩いて往復する。旅行会社の日程表には「モルテラッチ氷河激迫り観光」と表現されているが、高低差114m、歩程約5㎞(往復)、所要時間1時間半と云うので、ハイキングというよりは散歩レベル。事実ベビーカーを押している家族連れが幾組もある。ピッツ・ベルニナを正面に見て坦々たる広い道を歩いていく。モレーンの上を均して造った道のようである。牛の糞がごろごろ。やや蒸し暑い。道の両側は高山植物の花園、アカツメグサ?、アカマンマ?、イブキジャコウソウ?、クDsc02229ワガタソウ?、シコタンソウ?、シュムシュノコギリソウ?、シロツメグサ?、タカネコウゾリナ?、タカネツメクサ?、タカネニガナ?、ミヤマムラサキ?、ムカゴトラノオ?など日本でも見たことがあるような花々に交じり、キキョウ科、ベンケイソウ科、マメ科に属する見たこともない花々が咲き乱れる。途中年代が記載された標識が何箇所か立ち、Haltepunkt13なる標識には「1970年の氷河舌端場所、1900年より1318m後退」と書かれている。現在は更に1㎞も谷奥に後退しており、地球温暖化で急速に氷河の溶融が進んでいる。11:40整備された道が終わり氷河末端(標高2010m)に着く。花の写真Dsc02245に熱中していたので今回もびり、ようやく皆に追いつく。氷河から流れ出ている川の水は手が切れるように冷たい。岩石粉や雲母を溶かし込んでいるためか灰色に濁っており飲む気はしない。ごろた石の河原に踏み込み、本物の氷河に触りに行く人もいるが、いつ崩落するか分からず非常に危険、「膝より深水入るべからず」の家訓を思い出し自重する。帰りもフラワーウォッチング、きのこは残念ながら1本も見つからず。12:30モルテラッチ駅に戻る。駅前ホテルの無料お手洗いを借用し、12:44の列車でサン・モリッツへ下る。

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ベルニナアルプス/ディアボレッツァ展望台

2013年7月9日(火) 5:35起床、今日は曇り空。痰と鼻汁が収まり、眠るのが大分楽になる。このホテルのベッドと枕は適度な硬さと弾力があり寝心地良好。7:00朝食。給仕の女性が、焼き立てのベーコンエッグとソーセDsc02155ージが乗った皿を、テーブル席のひとりひとりに運んでくれる。この心温まるもてなしに感激し無エレベーターの件は帳消し。黒パン、ヨーグルトも食べ、コーヒーを飲む。出発前のロビーで添乗員のY氏よりサン・モリッツ市内の乗り物1日フリーパス(ENGADIN CARD)を受け取る。但し、このカードは後に返却せねばならず、紛失した場合、35SFr(3,850円)の個人負担が発生する。先日のサース・フェーでも同様のサービスがあったが、観光客誘致策のひとつとして受益者(市と観光協会とホテル?)が負担しているものと思われる。ホテル前のバス停から8:15の路線バスでサン・モリッツ駅へ出る。山を見るDsc02156とガスがかかり真っ白、これではベルニナアルプスの景色は期待できないかもしれぬ。8:45発の普通列車(2等車)に乗車、この路線(レーテッシュ鉄道ベルニナ線)も世界文化遺産に登録されている。ホームに姉妹鉄道の箱根登山鉄道株株式会社から寄贈された「サン・モリッツ」の一枚板の看板がかかる。沿線の草地は、薄桃色のイブキトラノオの仲間(ポリゴノム・ビストルタ)、淡黄緑色のゴマノハグサ科の植物(リナントゥス・アレクトロロフス)、黄色のミヤマキンポウゲの仲間(ラヌンクルス・アクリス)などで美しく彩られる。標高が上るにつれてガスが晴れてくる。途中でポントレジーナ(Pontresina)駅に長々と停車、何の予告も合図もなく又動き出す。9:25ベルニナ・ディアDsc02177ヴォボレッツァ駅(Bernina Diavolezza、標高2093m)に到着。直ぐ近くのロープウェイ駅から大型のゴンドラ(定員102+1人、もしくは8,420㎏以下)に乗込む。ゴンドラは高度差900mを僅か10分でクリアし、9:40ディアヴォレッツァ(Diavolezza、2984m)に上る。駅舎を出ると、目の前にピッツ・パリュ(Piz Palue、3901m)がどっしりと横たわり、その右にベラヴィスタ(Bellavista、3922m)、更にその右に主峰のピッツ・ベルニナ(Piz Bernina、4049m)が聳える。足元にはペルス氷河(Vadret Pers)が流れ、直ぐ先でモルテラッチ氷河(Vadret Morrteratsch)と合流している。山はともかく大氷河の方は壮観、今回一番の氷河らしい氷河である。後の予定が閊えているので10:20のロープウエイで下山、ベルニナ・ディアヴォレッツァ駅に戻る。

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ホテル・ゾンネ

Dsc021212013年7月8日(月)  サン・モリッツ駅でバスに乗ると5分でホテルに到着。ホテル・ゾンネ(H.Sonne)は三ッ星であるが、サンモリッツ湖にほど近い好立地のリゾートホテル、ここに今日、明日の2連泊。割り当ては二階の67号室だが、な、何とエレベーターがない!。もちろんポーターもいない。幸い二階だから我慢できるものの、23キログラムのSCが重い。メンバーの中には三階が当たった人もあり、手伝ってあげたいのはやまやまなれど背筋痛が・・。部屋に荷物を置いただけで直ぐにロビーに集合し、近くのレストラン・ロベルト(ROBERTO)へ行く。夕食のメニューは、サラダ、白身魚のフライとポテトの付け合せ、チョコレートプリン、生ビDsc02123ールCALANDAの小(300ミリリットル)を飲む。20:45部屋に戻り、今度はパブロンを飲む。風邪は一進一退、なかなか治らない。改めて部屋を見ると比較的ゆったり、シングルベッドが2台並んでいる。TVはパナソニックの薄型が設置してあり、扉に鍵がかかった開かずのミニバーもある。ドライヤーやティッシュボックスもあり、ハンドソープ、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーはすべてユニリーバのダブ(Dove)。又、スイスのホテルは入浴途中でお湯が不足する心配がないだけでも御の字。風呂から上がると22:00、明日用の緑茶を1本作る。

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世界遺産「レーテッシュ鉄道アルブラ線(氷河急行線)」

Dsc021172013年7月8日(月) ハイジの里マイエンフェルトを後にしたバスはクールへ向かう。沿道はちょうど麦秋、春蒔き大麦の刈りいれ時である。クール付近にさしかかると雨が落ちてくる。天気はとうとう下り坂。同行メンバーの中に咳をする人が増える。本当に申し訳ない。17:00ティーヘンカステル駅(Tiefncastel、標高800m)到着。バスはここからサン・モリッツ駅へ回送になる。列車を待つ間に雷鳴が聞こえてきて直ぐ本降り。17:47発氷河急行(Regio Express)の一番前の車両に乗車、進行方向右側の窓を開け、早速カメラを構える。この区間の最大の見所、川床から石橋までの高さ65mのラントヴァッサー橋の通過は約10分後、全員が窓から身を乗Dsc02111り出し、腕を伸ばして写真を撮る。それだけに、他人の頭や腕が映り込まない写真を撮るのは至難の技、それに先頭車両では車両と石橋を一緒に写し込むのが難しい。ガイドブックに登場する様な華麗な写真を撮るのは無理、三脚でも構えて鉄橋の下に陣取るしかない。ハイライトは1、2分、あっという間に通り過ぎていまう。それでも、山峡を縫うように走る列車の車窓を流れる風景は素晴らしく、石橋以外にも見所は随所にある。18:52サメーダン駅(Samedan)停車、19:00サン・モリッツ駅(St.Moritz、標高1856m)にすべりこむ。駅前広場に先ほどのバスが待っている。

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ハイジの里 マイエンフェルト

2013年7月8日(月) 12:50アンデルマットを出発、マイエンフェルトまでDsc02067はまだ2時間ほどかかる。今日は移動日。昨日、一昨日と天井の低い屋根裏部屋を腰を屈めて歩いたせいか、旅行前から痛めていた背中の筋肉痛が再発。湿布薬を貼れば楽になるのだが、メンバー中に怪我(脚の打撲)をした御婦人があり、その方に手持ちのサロンシップを全部さしあげたばかり、従って在庫ゼロ、ふー。バスは高速道路を一旦チューリッヒに向かって北上し、13:30ルツェルン湖の畔を通過、氷河湖特有の細長い湖面にヨットが幾艘も浮かんでいる。又、湖が現れる。たぶんツーク湖。バスは、プヘヒコン(Pfaeffikon)近くのジャンクションでチューリッヒ方面と分かれ、クール(Chur)方面へと向かう。クールへ56Dsc02090㎞地点を通過すると間もなく長いトンネルに入る。スイスの高速道路は制限速度が100㎞、道端に1㎞ごとにオレンジ色の四角柱が立ち、表面に「SOS」の白抜き文字が書かれている。中に電話機が入っている模様。トンネル内には、進行方向右側の壁に、「SOSと電話機」が描かれた非常電話収納ボックスと、扉に「消火器」が描かれた消火器収納庫が500m毎に設置されている。反対側(左側)の壁には等間隔で避難扉も設けられている。14:54マイエンフェルト(Maienfeld、標高504m)の村に入り、まずハイジの泉へ行く。マイエンフェルトは峨々とした岩山の麓にある小さな村、周辺に葡萄畑と牧草Dsc02096地が広がる。ハイジの泉は村外れにあり、泉の岩によじ登るハイジの像は、日本で製作されたアニメのキャラクターよりずっと大人っぽい。次はハイジハウス(Heidihaus)、ホテル・ハイジホフ(H.Heidihof)の駐車場でバスを降り、放牧地の中を歩いて5分ほど。そこが、ヨハンナ・シュピリの名作「ハイジ」の舞台「デルフリ村」のモデルとなったオーバーローフェルス村とのこと。ハイジハウスの内部は、当時の生活を再現した博物館となっており、入館料は7SFr(770円)。直ぐ近くに村の直営土産物店Heidi Shopもある。ハイジハウスへの入館を見合わせ、土産物店を覗Dsc02080いた後、村道を散策する。観光の目玉に移築されたと思われる旧市庁舎は手入れが行き届いているが、他に10軒ばかりある農家は荒びが目立つ。陽射しが強く蒸し暑い。高原の涼風どころか熱風が吹きつける。放牧されている牛やロバが木陰に肩を寄せ合うほど。牛に水をやりに来た牧場主の車はスズキのエクシード(現地名VECTRA)、聞いてみると10年間乗っているとのこと、英語は通じないので片言のドイツ語でやりとりする。16:10バスに戻り、氷河急行の乗車駅ティーフェンカステル(Tiefencastel)へ向かう。

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フルカ峠

2013年7月8日(月) 3時頃目が覚めると雨音、今日の天気は晴れ時Dsc01906々曇りの筈だが・・。5:45起床。雨は上がり山が見える。7:15朝食。黒パン、ハム、トマト、キュウリを食べ、オレンジジュースを飲む。出発は8時と慌ただしい。ツェルマット発8:20の列車に何とか間に合う。ホテルの電気自動車で運んでもらったスーツケース(SC)を受け取り、列車に連結してあるSC専用車両に積み込む。8:40テーシュ駅着、8:50駅頭で迎えのバスに乗り込む。バスは一路ハイジの村、マイエンフェルト(Maienfeld、標高504m)へ向う。今日は座席が前から2列目、写真をたくさん撮る積りであったが、連夜の睡眠不足が祟りつい居眠りしてしまう。スイスの風景は構図を考えなくても撮Dsc02035りさえすれば絵になる。そのため却って集中力を欠いてしまうのが一因。それと、雪を戴く高峰、U字谷、緑の牧草地、点在する集落、氷河湖など、どこに行っても同じような景色があり、同じ眺めに思えてしまうのが二因。バスはアルプスの東西の分水嶺、フルカ峠(Furkapss)めざして登りにかかる。車内にCD演奏のヨーデルの歌声が響き、車窓に流れる風景と良く調和する。生協(COOP)の看板を掲げたガソリンスタンドがある。スイスの生協はガソリンの小売りまで手がけている。1リットル当りの価格はレギュラーが1.80SFr(198円)、スーパーが1.86SFr(205円)、ディーDsc02036ゼルは1.87SFr(206円)。リッター約200円、油種による価格差は殆どなく、しかもディーゼルが最高値。ディーゼル車の普及が著しい欧州の需要と供給の関係を反映しているのであろう。10:10 Niederwald駅(標高1300m)、前方に白雪を戴く巨大な山塊が見えてくる。この辺り、枕木様の材で造られた煤けた民家が数多く建つ。2車線の山岳道路は良く整備されているものの道幅は狭く、大型自動車同士がすれ違う時は緊張する。運転手は65歳のスティーブさん、この道44年の大ベテランだけに心配はないが・・。草津白根道路を何倍か雄大にした感じの山岳道路を登りきると、10:52峠の一端に建つホテル・ベルヴェデーDsc02038レ(H.Belvedere)の駐車場に着く。ローヌ氷河(Rhonegletcher)は目の前だが、この10年間で1.3㎞も後退してしまったらしく、岩肌が露出し荒涼とした景色。迫力は感じられず、地球温暖化の事実のみ如実に実感する。氷河末端の小湖や流れ出る川の水は灰色に濁っている。ホテル経営?の土産物店のトイレは有料(0.5SFr)、また、店の奥からローヌ氷河を間近に見学できる遊歩道が延びており、見学料は7SFr(770円)。スイス観光は何やかやとお金がかかる。ここも紫外線が強く目が痛くなる。自転車やバイクで峠を越えるサイクリストやライダーもここDsc02051で一服、昼飯でも食べるのか皆ホテル・ベルヴェデーレに吸い込まれる。11:25出発、峠の頂上は少し先にあり標高は2341m、辺りの雪渓が曙色に紅く染まっているのは紅藻類が繁茂している為と思われる。下りは一段と道幅が狭くヘアピンカーブの連続、大型バスには苛酷な道である。スティーブさんは連続してホーンを鳴らしながら、対向車と上手に道を譲り合う。対面通行だった頃の昔の日光いろは坂状態である。フルカ峠をようやく下りきり、12:10麓の町アンデルマット(Andermatt、標高1444m)のホテル・クリスタル(H.Kristall)に入りレストランで昼食。レタスのサラダ、子牛のソーセージとパスタ料理の味はまずまず。12:50再びバスに乗りマイエンフェルトへ。

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スイス土産(1/2)

Dsc02713ツエルマット駅前の生協(COOP)で購入したチョコレートワッフル(手前の2パック)とワッフル・ウエファー(奥の2パック)です。チョコレートワッフルは、セント・ガレン州リヒテンシュタイク(Lichtensteig)市の菓子メーカー、Kaegi Soehne AG社(1934年創業)の製品、白も黒も1パックが3.5SFr(385円)。ワッフル・ウエファーは、ゾロトゥルン州ツリムバッハ(Trimbach)市の菓子メーカー、Wernli AG社(1914年創業)の製品で、ヴァニラクリーム入りが2.3SFr(250円)、オレンジ&レモンクリーム入りが2.9SFr(320円)でした。いずれもやや味がくどい感はありますが何と言っても値段が手頃、スーパーでお土産を調達するのも悪くありません。

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スイスアルプスで出逢った花(3/4)

Dsc01971_plantago_alpina7月7日、マッターホルンの展望台スネガ(Sunnegga、標高2288m)で同行メンバーと分かれた後、フィンデルン(Findeln)経由、ツェルマット(Zermatt、標高1620m)まで2時間強のハイキング。マッターホルンを常に正面に捉えながら歩くので気分は最高、但し、カメラを向けたくなる高山植物は少なめ、しかも種名を同定できないキク科がやたら多い。種の同定に用いた参考図書は「スイスアルプスで出逢った花(1)」「同(2)」に同じ。
《観察種》
①センペルビブム・モンタヌム(Sempervivum montanum):ベDsc01999geranium_sylvaticumンケイソウ科

②プランタゴ・アルピナ(Plantago alpina):オオバコ科

③エウフォルビア・キパリスシアス(Euphorbia cyparissias):トウダイグサ科

④ゲラニウム・シルバティクム(Geranium sylvaticum):フウロソウ科、ハクサンフウロの仲間

(写真は、上が②、下が④)

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マッターホルン/スネガ展望台

2013年7月7日(日) 7:00~朝食。牛乳をかけたシリアル、ハム、キュウリ、トマト、イチゴヨーグルトを食べコーヒーを飲む。8:15出発、ホテル近くの地下駅ケーブルカー乗り場へ歩く。地下道に入り冷えた空気を吸った途端、咳が出始める。やむDsc01955なく又もマスクマン。8:45発のケーブルカーは急傾斜のトンネル内を上昇し、標高差668mを僅か5分でクリア、あっという間にスネガ展望台(Sunnegga、標高2288m)に上る。駅舎から広場に出ると、巨人マッターホルン(Matterhorn、4478m)が周囲の山々を睥睨するかのように峰頭をもたげて屹立する。広場で初めての全員集合写真を撮り、その後直ぐ下のライ湖の湖畔に下りて湖面に映る逆さマッターホルンを鑑賞する。今日の団体行動はそこまで、9:30解散、終日自由行動になる。何人かはY氏の案内でスネガの更に上にあるロートホルン展望台(Rothorn、3103m)へ上る。また、一旦ツェルマットに戻り、登山電車でゴルナーグラート(Gornergrat、3089m)へ向う人達もいる。展望台からのアルプス鑑賞には正直飽きたので、植物観察をしDsc01972ながらツェルマットへ歩いて下ることに。約5㎞・2時間強の道程である。ライ湖畔で出逢った別の日本人グループのひとりに聞いた話に拠ると、スネガからツェルマットまで下るガイド付きトレッキング(オプション)の料金は一人2万5千円とのこと、高山植物の名前等を詳しく説明してもらえるにしても少し高すぎる。高山植物は昨日のシュピールボーデンと比べると少なく、ウサギギク?のようなキク科植物がやたらに目立つ。下り始めて5分くらいでフィンデルン(Findeln)村エッゲン(Eggen)地区を通過、道の両側に木造家屋が10数軒建ち並び、マッターホルンを借景にして素晴らしい雰囲気を醸しだす。殆どの家が民宿を営む様子。そこから谷Dsc01982下り、急に視界が開け、斜面に点在する集落を見下ろしながら、じぐざぐにトレイルを下っていく。傾斜は緩く昨日の下りより余程楽。常にマッターホルンの姿を正面に捉えながらアルプスの谷アルプスの村のハイキング。天気は晴朗だし暑くもなければ寒くもない。もうこんな気分の良いハイキングは二度とないかも。まさに冥土の土産。カウベルの長閑な音を聞きながらシェ・フローニー(Chez Vrony)なるレストラン(兼山小屋)の前を通過。10:14フィンデルン村ガッセン(Gassen)地区(標高2050m)に出る。そこにあるレストラン(兼山小屋)で休憩、テラスでコーヒーを飲む。テーブルの上に鉢植えのエーデルワイスが置いてあるが恐らくは栽培品。下るに従がって次第に谷Dsc02001川の瀬音が高くなる。ハイカーとすれ違う度に挨拶するが、面倒なので全て「こんちわー」。水を補給できる?水源小屋(Bruennen Stube)もあるが、鍵は閉まっている。もしかして村の水道水源か。10:25避難小屋(1950m)。間もなく道は樹林帯に入る。緑陰の空気はひんやり。やがて木の間越しにツェルマットの町が見えてくる。森の中で少しきのこを探してみたが1本も見当たらず。11:20ゴルナーグラート鉄道の踏切を渡る。高級別荘地のヴィンケルマッテン(Winkelmatten)を通り抜け三叉路に出る。そこにツェルマット駅20分の道標があり、柱脚にネズミ返しの平たい石を挟み込んだ高床式の小屋がある。12:00ジャスト、ホテル・ホリディの部屋に帰着。両手の甲はアルプス焼けで真っ黒。シャワーを浴びてさっぱりした後、カップラーメン(明星一平ちゃん、コクしょうゆDsc02010味)を食べる。そしてパブロンを飲んで昼寝、午後は休養を決め込む。熟睡とまではいかなかったが3時間ほど眠りすっきり。駅前のスーパーCOOPへ食料調達に行き、夕食用のパンとヨーグルトとジュース2本を買い、序にお土産のワッフル(ウエハース)も6箱購入。帰り道の店で自家製と云うバニラ味のソフトクリームをなめる。観光客の中にあって最も目立つのはやはり日本人、様々な旅行会社のバッジを着けた団体客が街中にあふれている。ホテルの部屋に戻り、パンをかじりフルーツヨーグルトを食べクランベリージュースを飲む。そしてパブロンも3錠。その後はベッドに横になりうつらうつら。まだまだ本調子にはほど遠く、2時間ごとに目が覚める。

 

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朝焼けのマッターホルン

Dsc019182013年7月7日(日) 5:00起床。苦しき一夜が明ける。皆に一足遅れの5:40出発、またまた別行動になって申し訳ないが、朝焼けのマッターホルン鑑賞に出る。マッター・フィスパ川に沿ってしばらく歩き、通称日本人橋と呼ばれる橋の上から朝焼けのマッターホルンをしっかりカメラに収める。橋の上は続々と詰めかける日本人で押すな押すなの大盛況、上高地の河童橋よりすごい。それにしても昨日、今日と雲ひとつないマッターホルンの姿が拝めるとは・・、幸運としか言いようがない。三連泊しても全く見られないことがあるらしく、今回の旅はついている。

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ホテル・ホリディ(HOLIDAY)

Dsc019082013年7月6日(土) 19:00、列車でツェルマット(Zermatt、標高1620m)に到着。駅前広場には大型テントが張られ、観光客が大勢いる。賑やかな所である。ホテルの電気自動車が迎えに来ており、スーツケースを預ける。歩いてホテルへ向かう途中、マッターホルンの姿を初めて拝む。幸先良し。19:15三ッ星ホテルのホリディにチェックイン。今日と明日の2晩ここにお世話になる。20:00漸く 502号室に入る。最上階の、5階に2部屋しかない正真正銘の屋根裏部屋、天井が斜めに傾いており、しかも頭を打ちそうなほど低い。まぁ、そこを我慢すれば、風呂場は浴槽付き、しかも天窓が付いていて山を眺めながら入浴できる。BAUKNECHT製電熱ヒーター付Dsc01912きのミニキッチンはあるし、ミニバーの他に空の冷蔵庫、Philips製の薄型テレビ、ティッシュボックスまで揃っている。長期滞在者用の部屋かも、ダブルベッドは広いし文句なし。パブロンを飲んでから風呂に入る。浴槽にカーテンやガラス戸が付いていないため、外にお湯をこぼさぬよう、飛沫を飛ばさぬように神経を遣う。何せバスタオルの交換が有料(3SFr)なのでこぼしても拭くわけにいかない。水道水を沸し、明日用の日本茶をペットボトル2本分作る。デジカメの電池も充電。22時頃ベッドに入ったものの夜中に何度も目が覚める。鼻水が出るし痰がのどに絡む。不快で眠れない。その上、枕がふにゃふにゃ、寝心地は甚だよろしくない。やれやれ。

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ミシャベルアルプス/ハンニック展望台

2013年7月6日(土) プラッティエン展望台から下山し、サース・フェーの中心街を通りぬけ、宿泊したホテル・ヨDsc01888ーロッパの裏手に回る。そこにハンニック展望台(Hannig、標高2350m)へ上がるロープウェイ乗り場がある。15:12乗車、15:20着。これで展望台も4カ所目、シュピールボーデンとプラッティエンは隣り合っているが、他はロープウェイ駅間の距離が結構あるので、歩いて4カ所回るのは骨。一日フリー乗車券を有効活用するのもゆるくない。ハンニック展望台は西側、メーリッヒ山(Maellig、標高2700m)の中腹にあり、谷底のサース・フェー村の眺めは最も良い。ドーム三山(DomとTaeschhornとLenzspitz)も右手に大きく聳えるが、午後の今の時間は逆光気味、それでもDsc01892大展望であることに変りはない。駅舎に大きなレストランが併設されており、その前の広場には子供向け遊具が、柵の中にはヤギが飼われている。こうなると展望台は遊園地、まぁ、言ってみればアルプス全体が巨大な山岳遊園地のようなもの、アルプスの自然は観光施設が深く食い入り満身創痍。広場のベンチに座り、ミシャベルアルプスの雄峰群を目に焼き付ける。天気は良いし、暑くもなく寒くもなし、最高の観光日和に恵まれる。大満足して16:04のゴンドラで下り、16:15ホテル・ヨーロッパに戻る。仲間の殆どは添乗員Y氏の案内で、隣町のサース・グルント(Saas-Grund)からヴァイスミーDsc01905ス山(Weissmies、4027m)の肩にあるホーサース展望台(Hohsaas、3200m)へ上がってきたとのこと。来た時と同様、SCはホテルの電気自動車で駐車場迄運んでもらい、我々は歩き。16:45バスに乗車、ツエルマット入り口の町テーシュ(Taesch)へ。17:30テーシュ駅近くのホテル・エリートの食堂で夕食。女将は日本語ぺらぺら、毎年日本に行っているらしく、大の日本贔屓。ビュッフェ方式で1時間、スープ、ソーセージ、野菜煮込み、白身肴、アイスクリームを食べ、フィンクブロイ・ラガー(Finkbraeu Lager)を飲む。テーシュ発18:40の列車で20㎞離れたツェルマット(Zermatt)へ。19:00ツェルマット駅到着。SCの運搬をホテルの電気自動車に任せ、歩いてホテル・ホリディへ向かう。途中、マッターホルンと初のご対面。

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ミシャベルアルプス/プラッティエン展望台

2013年7月6日(土)  プラッティエン展望台(Plattjen、標高2570m)へ上るDsc01856ゴンドラの色は青、13:38発に乗ると12分で到着する。プラッティエンはサース・フェーの東側、ミッタークスホルン(Mittagshorn、3143m)の肩にあり、シュピールボーデンやフェルスキン展望台とは異なる角度から山々を眺めることができる。サースフェーの谷奥(北)に聳える三角錐の山はリーチホルン(Rietschhorn、3934m)、東面に展開する山は左から、フレッチホルン(Fletschhorn、3996m)、ラッギンホルン(Lagginhorn、4010m)、トリフトホルン(Trifthorn、3395m)、ヴァイスミース(Weissmies、4027m)、西面は駅舎兼レストラン越しに、テーシュホルン(Taeschhorn、4491m)、ドーム(Dom、4545m)、レンツスピッツ(Lenzspitz、4294m)、何度Dsc01860眺めても見飽きることのない大観である。サース・フェーを取り巻く4000m峰は13座あるというが、3500m超級もごろごろ、氷河もフェー氷河だけでなく他に6、7本ある。駅舎を出て山上散歩、ミッタークスホルンへ向う登山者の後について尾根を少し歩いてみる。雪渓を越えるとスイスの国旗を掲げた大きなケルンが積んであり、行く手の山間にダム湖が見える。どうやらヨーロッパ最大のマットマーク・ダム(Mattmark)とダム湖のシュタウゼー(Stausee)のようである。広場に引き返し岩場の上のベンチでひと休み、岩の間の僅かな土にイブキジャコウソウやナデシコの仲間が咲いている。それと大小の動物の糞が沢山落ちており、小さい方はマDsc01875ーモットのものであろう。チューリッヒから来たという男性と話していると、突然、前方にアイベックス(Steinbock、アルプスに住む野生ヤギ)が姿を現す。先ほど見た大きな糞はこやつの落し物らしい。周りを良く見ると、対面の山の斜面の大岩の上にも2頭の仲間がいる。野生のアイベックスを是非見たいと思ってきただけに誠に幸運、塩でも置いてあるのか窪みを懸命に舐めている。他の観光客もようやく気付き歓声が上がる。やはり出逢いは珍しいのかも。それにしても立派な角である。もう一ヶ所、ハンニック展望台(Hannig、2350m)にも上がりたいので、14:32発の下りゴンドラでプラッティエンを後にする。

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再びのシュピールボーデン展望台

Dsc018472013年7月6日(土) フェルスキン展望台から山麓駅に下山しサッカーコート目指して林道を下る。草原を渡る風は爽やかで心地良い。プラッティエン展望台へ上る積りで、サッカーコートに隣接する今朝のロープウェイ乗り場へ。12:50到着。着いた途端に心変わり、プラッティエンへ上がる前に、シュピールボーデンから下りロープウエイに乗って見たくなる。パスポートがあればこその所業。右側の入り口に入るともはや係員はおらず、パスポートを自動改札機に読み込ませ、ゴンドラ乗り場に勝手に入る。やって来るゴンドラの扉を自分で開けて乗り込む。ひとりなので何でも有り、日本から持参した煎餅を食べ日Dsc01849本茶を飲む。13:05再びのシュピールボーデン展望台(標高2447m)。先刻とは打って変わり広場もレストランも家族連れやカップルで大賑わい、これから演奏が始まるのか、長いアルプホルン(Alphorn)が3本、レストランのテラス前に横たえてある。管の部分はトウヒやマツを刳りぬいて作られるらしく、先端のラッパの部分には美しい装飾が施されている。暫らく待ってみたものの演奏が始まる気配はなく、諦めて下りロープウェイに乗る。また故障でもしたらそれこそ笑い話では済まなくなる。上空から、先刻下ったハイキング道を確かめる。13:32下山。今度こそ左側入り口からプラッティエンへ。

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ミシャベルアルプス/フェルスキン展望台

2013年7月6日(土) 11:20フェルスキン展望台行きロープウェイ乗り場。こちらのゴンドラは大型(90人乗り、もしくはmax.7Dsc01821280kg)、乗客は10数人しかいないが直ぐに出発し、10分でフェルスキン(Felskinn、3000m)に上る。ゴンドラの中で大阪から来たという日本人に話しかけられる。一ヶ月間の予定でドイツとスイスを巡るひとり旅の最中、アルプストレッキングをはじめ自由自在の様子、世の中には羨ましい御仁がいる。他の乗客も大阪の男性も駅舎からトレッキングに出発する。駅舎の周りは一面の雪、氷河の傍なのでこの標高でも万年雪なのであろう。どこへ行くのか、皆、山腹を左へ巻いて降りて行く。ロープウェイの駅舎兼レストランの向かい側には、メトロ・アルピン(Metro Alpin)とDsc01812いう地下ケーブルカーの駅舎があり、サース・フェーで最も高い展望台ミッテルアラリン(Mittelallalin、3500m)に通じている。雪の上を少し歩いてみる。少し息苦しい。雪面の反射光もあって紫外線は強烈、サングラスがなければ眼を痛める。ここも又素晴らしい大観、アラリンホルン(Allalinhorn、標高4027m)は岩稜に隠れて見えないが、目の前に平ヶ岳のような平頂を持つアルプフーベル(Alphubl、4206m)、その右に尖頂のテーシュホルン(Taeschhorn、4491m)、そして主峰ドーム(Dom、4545m)、レンツスピッツ(Lenzspitz、4294m)、ナーデルホルン(NadelhorDsc01825n、4327m)、シュテックナーデルホルン(Stecknadelhorn、4241m)、ホーエベルクホルン(Hoeberghorn、4219m)、デュレンホルン(Duerrenhorn、4034m)。4000m峰の揃い踏みを雲一つない好晴の下で眺める幸せ。フェルスキン・レストランに入りコーヒー・ブレーク、体を休める。12:20のゴンドラに乗り、12:35麓駅に下山。駅舎の壁に古い木製の十字架がかかり、「1822年、サース・フェーの村人は、フェー氷河の先端がここまで到達していたことを印すために、この十字架をこの場所に建てた」と書かれている。その下の「Veraenderung in der Zeit / Veraenderung bei den Menschen / Veraenderung in der Entwicklung 」 は意味深長、とにもかくにも200年の間にフェー氷河は大きく後退してしまっている。

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スイスアルプスで出逢った花(2/4)

7月6日、ミシャベルアルプスの展望台のひとつ、シュピールボーデン(Spielboden、標高2447m)に上ったまでは良かったDsc01733_gentiana_nivalisが、その直後ロープウェイが故障して動かなくなり、やむなく山道を1時間半歩いてサース・フェー(Saas-Fee、標高1798m)に下る。思わぬハプニングのお蔭で出逢えた、標高2400m~1800m付近に咲く高山植物の花々。尚、種の同定に用いた参考図書は、小島潔著「アルプスの花を訪ねて」(2003年、朝日新聞社)と同「スイスアルプスの花を訪ねて」(2006年山と渓谷社)の2冊。
《観察種》
①ゲンティアナ・ニバリス(Gentiana nivalis):リンドウ科、スDsc01769_rhododendron_ferrugineumイスアルプス三大名花のひとつエンチアン
②プルサティラ・ベルナリス(Pulsatilla vernalis):キンポウゲ科
③プルサティラ・アピイフォリア(Pulsatilla apiifolia):キンポウゲ
科、オキナグサの仲間
④ミオソティス・シルバティカ(Myosotis sylvatica):ムラサキ科、ワスレナグサの仲間
⑤アジュガ・ピラミダリス(Ajuga pyramidalis):シソ科
⑥ロトゥス・アルピヌス(Lotus alpinus):マメ科、ミヤコグサDsc01771leucanthemopsis_alpinaの仲間
⑦ロードデンドロン・フェルジネウム(Rhododendron ferrugineum):ツツジ科、スイスアルプス三大名花のひとつ、アルペンローゼ
⑧レウカンテモプシス・アルピナ(Leucanthemopsis alpina):キク科、アルペンマーガレット
⑨エウフォルビア・キパリスシアス(Euphorbia cyparissias):トウダイグサ科
⑩ティムス・ポリトリクス(Thymus polytrichus):シソ科、イブキジャコウソウの仲間
⑪ケDsc01774euphorbia_cyparissiasラスティウム・アルベンセ(Cerastium arvense):ナデシ
コ科、ミミナグサの仲間
⑫ベラトゥルム・アルブム(Veraturum album):ユリ科、ミヤマバイケイソウの仲間
⑬ゲラニウム・シルバティクム(Geranium sylvaticum):フウロソウ科、ハクサンフウロの仲間
⑭アンティリス・アルペストゥリス(Anthyllis alpestris):マメ科

(写真は、上から①、⑦、⑧、⑨の順)

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ミシャベルアルプス/シュピールボーデン展望台

2013年7月6日(土) 5:25起床。夜中、またいやな寝汗をかく。微熱あるかも、体調が悪い。皆はもっと早起きし、添乗員Y氏の案内で朝焼けのミシャベDsc01691ルアルプス鑑賞へ出かけたが、自分は体調がよくないので自粛しベランダから眺めることに。今日も好天の兆し。刻々と明るくなるが雪嶺がなかなかピンクやオレンジに染まらない。ネパールヒマラヤやエアーズロックとは大分様相が異なる。日の出の予定時刻5:45はとうに過ぎ、6時過ぎまで眺めていたが、仄かにピンクに染まるか染まらぬかという程度。6:45 Y氏からMC。朝食まで間があるのでホテル周辺の散歩に出る。標高1800mの高地であるがそれほど寒くはない。SCをドアの外に出し、7:30から朝食。黒パン、ハム、チーズ、ヨーグルト、カットフルーツを食べ、コーヒーを飲む。8:30ホテルを出発、SCは夕方までホテルに預かってもらう。メインストリートを歩き、フェー・フィスパDsc01745川に架かるグレッチャー橋を渡り、サッカー場の傍を通ってロープウェイ乗り場へ。駅舎の建物には入り口が2つあり、右がシュピールボーデン展望台(Spielboden、標高2447m)行き、左はプラッティエン展望台(Plattjen、標高2570m)行き。9:00小さな4人乗りゴンドラに乗車。ゴンドラは牧草地の上空をゆっくり進む。サース・フェーの町並が次第に遠ざかる。9:15稜線の肩に設けられたシュピールボーデン展望台着。主峰ドーム(Dom、4545m)が目の前に聳え、その左右にミシャベルアルプスの4000m峰が屏風のように連なる。フェー氷河は大分後退している。かなり上部まで岩肌が露出しており、これも地球温暖化の影響か。スイスの最高峰モンDsc01722テ・ローザ(Monte Rosa、4634m)も見える。さすがに雄大な景色である。因みに、ドームは国境にある山(モンテ・ローザ)を除けばスイス最高峰とのこと。朝早いので観光客は我々のみ、レストランも開店準備中。付近は高山植物が多く、青紫の鮮やかなリンドウ(アルプス三大名花のエンチアン)やミヤマダイコンソウ?、オキナグサ?などに出逢う。花の写真を撮っていると、「そろそろ降りますよ」の声がかかり、駅舎に戻る。と、何とゴンドラが故障。そういえば後続部隊が誰も上ってこない。係員に聞くと何時直るか分からないとの答、添乗Dsc01746員Y氏の即断でサース・フェーまで歩いて下ることに。9:50出発、道標を見るとサース・フェーまでは1時間20分、最初はかなりの急坂である。ハプニングに遭遇するも自分は心中大喜び、高山植物を観察しながらハイキングが楽しめる。花の写真を撮りながら10分ほど下るうち、何とゴンドラが動き出す。先頭はずうっと下、今更上に引き返すのは無理。イブキジャコウソウ?、チョウノスケソウ(ミヤマチングルマ)?、ワスレナグサ?、イワツメクサ?、トウダイグサ?、エゾツツジ?、バイケイソウ?、マーガレット?、ハクサンフウロ?、タカネニガナ?。花は日本の植物に似ているようで微妙に違う。一々写真を撮り、メモを取るので時間がかかる。仲間の皆が次第に小さくなり、Dsc01786そのうち姿が見えなくなる。まぁ、午後は自由行動だしと割り切って、フラワートレッキングを楽しむことに。10:22避難小屋(標高2150m)。何人かのハイカーとすれ違う。日本の山と同じ気分で「Guten Tag !」と挨拶すると、「Grueezi !(グリュエッツィ)」と返してくる。スイス人の使う「こんにちわ」らしい。10:50 VALSARなる山小屋兼食堂(標高2000m)の前を通過、サース・フェーまであと35分。そこから少し下ると未舗装の車道(林道?)に出る。幅広で傾斜も緩く歩き易そうなので、そこからは車道を歩く。但し、緑陰はなくなり陽に炙られる。11:20フェルスキン展望台(Felskinn、標高3000m)に上るロープウェイ乗り場に出る。サース・フェーの街はもうすぐであるが、一日フリー乗車券(Saas-Fee Buergerpass:宿泊者氏名・宿泊年月日・宿泊ホテル名・旅行会社名が記入されたパスポート)があることだし、せっかくなのでフェルスキンに上ってみる。

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ガルニ・オイローパ(GARNI EUROPA)

Dsc016862013年7月5日(金) 町の入り口にある駐車場から10分ほど歩き、道路から一段高い場所に建つホテル、ガルニ・オイローパに到着したのが20:00、スーツケースはホテルの貨物自動車に運んでもらう。チェックインして即、レストランで夕食をとる。我々だけの貸切りで他に客はいない。スープとサーモン料理の2皿はどちらも美味しくないが、風邪薬を飲む都合上無理してでも食べねばならぬ。麦酒は我慢し、葡萄ジュースGrapillonを注文、ジュースで料理を胃袋に流し込む。21:15ようやく282号室に入る。部屋番号から想像するのは難しいが最上階の4階、屋根裏部屋である。山小屋風の造りで、天井、床、扉、ベッド、クローゼットなどに木材がふんだんに使Dsc01683われている。天井は屋根の勾配そのままに傾斜しており、それはそれで味わいがある。TVはサムスン製の薄型、ミニバー、ティッシュペーパーがあり、浴室には浴槽、それに浴衣がある。なるほどこれは四ッ星ホテル。パブロンを3錠飲む。なかなか風邪が治らない。これでは皆に迷惑をかける、これでは薬をひと瓶全部飲み尽くす。浴槽に湯を張って久しぶりにゆっくり浸かる。間仕切りのガラス扉は完璧、シャワーの飛沫が一滴も外にこぼれない。但し、シャンプー兼ボディソープの質はいまいち、髪がばさばさになる。風呂から上がると22:50。持参の電気ポットで水道水を沸かし日本茶を作る。明日の予習を済ませると23:45。

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モンブラン/エギーユ・デュ・ミディ展望台

2013年7月5日(金) 4:40起床。寝汗はかくわ、熟睡はできないわで最悪、風邪と時差に苦しむ。とりあえず髭を剃って日焼け止めクリームを塗る。5:30薄明るくなる。今朝も朝靄が山にかかっている。朝食を20分で済ませ慌ただしくホテルをチェックアウト、ヴェンゲン駅8:03発の列車に乗りラウターブルンネンへ。8:25着、靄が晴れ、谷奥に見える雪嶺が雄大。8:40迎えのバスに乗り込みシャモニー(Chamonix)へ向かう。250㎞・4時間の道程。一旦、ベルンへ戻り高速道路経由、再びトゥーン湖畔を走る。湖は淡水魚の養殖に利用されている。Dsc01571山の斜面を家が上へ上へと這い上がる。森林以外はみな刈りこまれた牧草地、ミューレンでも路傍の草を刈る人を見かけたが、景観維持に相応の人手をかけている。草を食む赤牛の姿が点々。一面シロツメグサに覆われた草地もある。10:35レマン湖畔のパーキングエリアでトイレ休憩、駐車場とトイレしかないが高台にありレマン湖を望見できる。下の街はモントルー(Montreux)、世界的に有名な高級リゾートである。マルティニ(Martigny)の町で高速道路が終わり、峠への登りにかかる。斜面には美しい葡萄畑が広がる。マルティニはケルト・ローマ時代から栄えてきた交通の要衛であり、町中にローマ時代の円形競技場跡が残る。長い山坂を懸命に登るサイクリストが何人もおり、自転車によるツーリングは盛んである。偶に採石場やそのプラントを見かけるが、この辺りに暮らす人々の生業は何であろうか。どんな小さな村にもホテルやペンションがあり、やDsc01594はり観光業かもしれないが、設備過剰では?。標高1400mの峠を越える。11:50国境(標高1100m)を通過しフランスに入る。右前方に黒々と天を突く針峰群が見えてくる。そして左前方に純白のモン・ブランが姿を現す。雲ひとつない快晴、オーパ!。ゴルフコースがあり、ゴルファーが熱心にプレイ中、何もこんなところでゴルフをしなくてもと思うのは自分だけか。12:15シャモニー(標高1035m)の街に入る。レストランの予約時間は13:00、時間があるので先に町外れのガイアン湖へ。12:20ガイアン湖(標高1000m)着、バスを降りて写真撮影。小さな湖である。ヨーロッパ大陸の最高峰モン・ブラン(Mont Blanc、4810m)が正面に横たわり、これから上がるエギーユ・デュ・ミディ展望台(Aiguille du Midi、3842m)も手前の尖峰上に見える。逆さモン・ブランが映る湖との触れ込みであったが、今日は光の関係か見られず。湖畔では上半身裸になり日光浴をする人、ベンチに座り読書する人、テントを張りキャンプする人、また、道路の反対側のDsc01634岩場ではロッククライミングの練習をする人、その上空をパラグライダーで飛び交う人、それぞれが思い思いの人生を生きている。町中のバス駐車場に引き返し、歩いてレストラン(The West Restaurant)へ。12:50~13:35昼食、メニューはサラダとポーク料理。ロープウェイ乗り場に移動し、行列に並び、13:50発に乗る。ロープウェイは二区間、まず途中駅のプラン・ド・レギーユ(Plan de I'Aiguille、2317m)まで上がる。そこでケーブルカーを乗り換え、次は富士山と略同じ標高の山頂駅(3777m)へ上昇する。耳の鼓膜がぴりぴりする。何度も唾を飲みこむが治らない。14:10山頂駅Dsc01650着、そこで28番の整理券を渡され、帰りは15時50分発の下りロープウェイを指定される。展望台は、エレベーターで上がる最上階の頂上テラスと、階段で上がる屋上テラス2箇所の計3か所ある。標高3842mの頂上テラスへ上るエレベーターは故障しており復旧には時間がかかりそう、やむなく屋上テラスへ向かう。最初はテラス・レビュファ、階段を上るとふらふらする感じ、僅か20分で2700m強も高度を上げたので無理もない。紫外線が強く非常に眩しい。サングラスをかけてもなお光は過剰気味。360度の大展望で主峰モン・ブランは目の前、稜線を歩く登山者が蟻Dsc01615の行列のように見える。テラス下のスナック・バー3842のコーヒーは3.3ユーロ(€)、エスプレッソは2€、この高さにしては良心的値段。次はテラス・シャモニー、遠くにスイスの最高峰モンテ・ローザ(Monte Rosa、4634m)とマッターホルン(Matterhorn、4478m)が見える。ヤッケを着ているので寒くはないが、咳が出て止まらなくなる。酸素濃度が薄く冷たい空気を呼吸したせいだろう。マスクをしても効き目がない。余り苦しいので早く下ろうと思ったが帰りのロープウェイは大混雑、15:35でまだ23番、WAITING、waiting、・・。16:30ようやくシャモニーの町に降りる。空気が濃い。呼吸が楽、咳も収まる。やれやれ。因みにエギーユ・デュ・ミディへのロープウェイ料金は往復50€。16:50バスに戻り、今宵の宿があるサース・フェー(Saas-Fee)へ向かう。来た時と同じ道を戻り17:20再びの国境越え。マルティニから高速道に乗り最初のサービスエリアでトイレ休憩、風が強い。ペットボトル入りの洋梨ジュースを買う(3SFr)。それにしても、急斜面にへばりつくような家々の、水道やガスなどのライフラインは大丈夫なのか。まぁ、アイガーの山腹に10㎞ものトンネルを掘るほどの土木技術を持つ国、要らぬ心配か。19:45サース・フェー(Saas-Fee)入り口の駐車場(標高1798m)到着。4000m級のミシャベルアルプスの峰々がのしかかるように村のぐるりを取り囲む。

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シュタウプバッハの滝とトリュンメルバッハの滝

2013年7月4日(木) シルトホルン展望台に上るのを諦め、再びミューレン駅に戻る。朝もらった往復切符Dsc01468で登山鉄道とロープウェイを乗り継ぎ、14:30ラウターブルンネン駅着。駅からメインストリートを南に歩き、シュタウプバッハ滝(Staubbach-faell)の見物に行く。14:42滝下の広場に着きベンチで一服、日本から持参したヤマザキのランチパックを食べる。木陰は涼しくひんやりする。落差が287mもある勇壮な滝は、余りにも崖が高いために途中で岩壁に当って砕け散る。砕け散った飛沫は上昇気流に舞い上げられ、霧状になって空中に飛散する。ミューレン方面からの雪解け水が集まる今は特に水量が多く、その迫力たるや半端じゃない。広場かDsc01479ら滝壺へ続く道が付いており、入り口にゲートが設けられている。シュタウプバッハの丘(Staubbachhuebel)入口とあり、ゲートは毎日8:00~20:00の間オープン、入場は無料である。傍の杖立てからストックを1本借用し、じぐざぐの遊歩道を登る。トンネルに出てくぐり抜けると岩壁に穿たれた桟道を進むようになる。やがて道は岩棚で行き止まり、そこは滝壺でも滝裏でもなく、滝の右側中段に位置する中途半端な展望所。それでも眼下に滝壺や下流部、村の教会や点在する集落を眺めることができる。風に乗って時々飛沫が飛んでくる。帰りに注意して見ると、トンネル入り口の左側に滝壺へ続くと思われる道が付いている。但し、立ち入り禁止の看板が立っており、立ち込めない。自然保護と危険防止の観点からの制限であろう。15:40ラウターブルンネン駅に戻る。次は向い側の断崖にかかる隠れ滝、トリュンメルバッハの滝(Truemmelbachfaelle)へ。15:35のバスは出たばかりで次発は16:05。切符はバスの中で行先を告げて運転手から買う方式、ひとりひとりに応対し、つり銭のやりとりがあるので時間がかかる。往復6.8SFr(750円)、スイスは交通費が高い。こんな時間でも滝見物に向かう観光客は多くバスは略Dsc01531満席。車窓から眺めるシュタウプバッハ滝側の断崖には、大小何本もの滝がかかる。断崖の上を色とりどりのパラグライダーが飛ぶ。16:15トリュンメルバッハ滝バス停で降りる。川沿いに林の中を進むとゲートがあり入場料は11SFr(1,210円)。トンネルに入ると、岩窟を斜上する40人乗りのエレベーターが待ち受けており、それに乗って第6滝のテラスまで上がる。第6滝から第10滝までがトリュンメルバッハ滝の核心部にしてハイライト、刳りぬかれた岩窟の階段を上へ上へ進むと、轟音と飛沫が凄まじい。ユングフラウ三山の氷河から融け出た水が、毎秒2万リットルという激流となり、岩を噛み、岩を削り、狂Dsc01519ったように渦巻き、300mの高低差を一気に落下する。天井からは雫がしたたり落ち、横から下から水飛沫が飛んでくるのでヤッケや合羽の着用がベター。遊歩道の行き止まりは第10滝、滝壺は巨大な釜となっており、そこに流下する滝は黒四ダムの観光放水に匹敵するド迫力。こんなところにトンネルを掘り、エレベーターや遊歩道を設けるとは、観光立国のスイスならでは。最初は高いと思った見学料にも納得する。帰りは石段で第1滝まで下り、下流の川を眺めて見学を終える。17:07バス停に戻る。バスは1時間に1本しかなく次発は17:17、グッドタイミング。ラウターブルンネン駅17:37発の電車に乗り17:49ヴェンゲン駅着、17:55ホテルの部屋Dsc01535に戻る。TVに映るユングフラウヨッホとシルトホルンの現在の様子はどちらもガスがかり真っ白、上に行った人たちは三山の雄姿を拝めたであろうか。一服の後、駅前のスーパーCOOPへスイス産ビールを買いに行く。3本追加、朝とあわせて計5本・5種類。スーパーは土産ものや食料品を物色する日本人や外国人の観光客で大混雑、少しでも滞在経費を抑える心であろうか。部屋に戻り、お湯を沸し、持参のカップラーメンを食べる。そしてパブロンを飲む。日本茶も1本作る。シャワーを浴びるとシャンプーとリンスがアロエ入り、良い匂いがする。風呂から上がると19:30、外はまだまだ明るいが、次第に雲が降りてきて山が隠れてしまう。寝る前の一仕事にスイス産缶ビール5種類の試飲を行う。

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スイスアルプスで出逢った花(1/4)

Dsc01374_viora_liutea7月4日、ユングフラウ三山の展望台のひとつ、アルメントフーベル(1907m)から麓のミューレン駅(1634m)まで花の谷コースを下ること約1時間、その間に出逢ったアルプスに咲く花々。尚、種の同定には、小島潔著「アルプスの花を訪ねて」(2003年、朝日新聞社)、同「スイスアルプスの花を訪ねて」(2006年、山と渓谷社)を参考にしました。
《観察種》
①リナントゥス・アレクトロロフス(Rhinanthus alectorolophus):ゴマノハグサ科
②ビオラ・ルテア(Viora lutea):スミレ科、キバナノコマノツメのDsc01400ranunculus_aconitifolius仲間
③シレネ・ディオイカ(Silene dioica):ナデシコ科
④ドゥラバ・アイゾイデス(Draba aizoides):アブラナ科、ハリイヌナズナ
⑤ベロニカ・サトウレイオイデス(Veronica satureioides):ゴマノハグサ科クワガタソウ属
⑥タラクサクム・オフィキナレ(Taraxacum officinale):キク科、セイヨウタンポポ
⑦ペディクラリス sp.(Pedicularis sp.):ゴマノハグサ科シオガマギク属
⑧ラヌDsc01404_gentiana_spンクルス・アコニティフォリウス(Ranunculus aconitifolius):キンポウゲ科
⑨ラヌンクルス・アクリス(Ranunculus acris):キンポウゲ科、ミヤマキンポウゲの仲間
⑩ゲンティアナsp.(Gentiana sp.):リンドウ科
⑪トロリウス・エウロパエウス(Trollius europaeus):キンポウゲ科キンバイソウ属
⑫ゲラニウム・シルバティクム(Geranium sylvaticum):フウロソウ科フウロソウ属、ハクサンフウロの仲間
⑬ポリゴノム・ビストルタ(PolyDsc01441silene_vulgarisgonum bistorta):タデ科、イブキトラノオ
⑭ケンタウレア・モンタナ(Centaurea montana):キク科、ヤグルマギクの仲間
⑮シレネ・ブルガリス(Silene vulgaris):ナデシコ科、マンテマの仲間
⑯カンパヌラ・スケウクゼリ(Campanula scheuchzeri):キキョウ科
(写真は上から、②、⑧、⑩、⑮)

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ユングフラウ/アルメントフーベル展望台

2013年7月4日(木)  6:10起床。窓から眺める周囲の山はガスがかかり真っ白。TVの1CHでは、ユングフラウヨッホ(Jungfraujoch、標高3454m)とシルトホルン(Schilthorn、2971m)展望台の外の様子、それとメンリッヒェン(Maennlichen、2225m)やヴェンゲン(Wengen、1274m)など麓の町の外の様子を映し出すライブカメラの映像を繰り返し流している。いずこも現在はホワイDsc01340トアウト状態、但し、予報では午後から晴れ間が出るとのこと。2日ぶりに髭を剃りさっぱりする。7:30朝食。チーズ、バターの乳製品、ベーコン、ハム、ソーセージの肉製品がスイスにしては美味しくない。コーヒーもいまいち。風邪は一進一退、喉に痰がからみ少し頭痛もする。食後、パブロンを飲んでから腹ごなしにホテル周辺を散策。庭に咲く紫色のライラックとクレマチスの花、窓辺に置かれた紅いベゴニアとゼラニウム、山小屋風の外観を持つホテルは絵になるらしく、宿泊客でもないのにわざわざ写真を撮りに来る観光客がいる。駅前にCOOPと云う名のスーパーマーケットがあったので中を見学し、序にスイス産缶ビールを2種類購入する。9:10ホテルを出発、連泊なDsc01345のでSCは部屋に置いたまま。ヴェンゲン発9:33の列車に乗りラウターブルンネン(Lauterbrunnen、796m)へ。下る途中は絶景、眼下に箱庭のようなラウターブルンネンの村を望み、後背のU字谷断崖には幾本もの滝がかかる。9:56ラウターブルンネン駅着、ロープウェイに乗り換えてグリュッチアルプ(Gruetschalp、1489m)に上り、そこで再び山岳鉄道に乗り換える。せっかく晴れてきたと思ったが、上へあがるにつれて再びガスが濃くなり糠喜び。ヴィンターエッグ(Winteregg)という途中駅付近は、線路沿いにトレッキングコースが延びており、熱心に歩くハイカーの姿もちらほら。10:23ミューレン駅(Muerren、1650m)着、駅から10分ほど歩いてアルメントフーベル展望台行きケーブルカー乗り場Dsc01366へ。10:41発のケーブルカーは5分ほどであっけなく展望台(Allmendhubel、1907m)到着、そこもガスの中で真っ白、期待してきたユングフラウ三山(ユングフラウ(4158m)、メンヒ(4107m)、アイガー(3970m))は全く拝めない。仕方がないので駅舎内のレストランで早めの昼食をとり、ガスが晴れるのを待つ。きのこスープとマカロニ料理、デザートはアイスクリーム、文句なく美味しい。1時間待ったが、ガスの切れ間にうっすら前山のブラックマウンテンが姿を現す程度。12:10、各自午後の予定もあるので下山することに。全員がミューレンまでの花めぐりハイキングを選択する。レストランの看板犬、セントバーナードをDsc01424写真に収めてから展望台を後にし、フラワートレイル(一周800mほどの高山植物観察の道)から花の谷(Blumental)コースに下りる。今を盛りと咲き競う高山植物の群落を眺めながら、なだらかな牧草地に刻まれたトレイルを降って行く。新しい花に出逢うたびに一々写真を撮りメモを取るので徐々に皆から遅れだし、ついにはとうとうはぐれてしまう。まぁ日本の山より遥かに良く道標等が整備されているので何の心配もない。案内板を確かめ確かめ、ミューレンへミューレンへと下る。高山植物は氷河時代の生き残り、ために、イブキトラノオはじめ、キバナノコマノツメ、、キンバイソウ、クワガタソウ、エゾシオガマ、ハクサンフウロ、マンテマ、ミヤマキンポウゲ、リンドウなど日本の高山で見られる植物と同じか近縁のもDsc01437のがかなり多い。日本では見かけないものもあるが、かつて中国の雲南省で見たほどの多様性はないようである。道は少しぬかる箇所もあり出来れば軽登山靴がベスト、ウォーキングシューズではちと辛い。放牧牛のカウベルの音が長閑に山峡に響き渡る。青空が覗き、雲が切れてブラックマウンテンの左奥にメンヒの頂が顔を出す。アルプスはさすがに雄大である。13:20ミューレン駅、そこで漸く皆と再会。16名中11名は次の電車でユングフラウヨッホへ向かうとのこと、午後は自由行動である。自分はシルトホルンからユングフラウ三山を眺めてみようと来た道を戻り、ロープウェイ乗り場のLSMSミューレン駅へ。チケット売り場の係員がシルトホルン展望台のライブカメラの画像を指し示し、今上っても何も見えないと親切に教えてくれる。諦めてラウターブルンネンへ下ることに決し、14:03ミューレン駅に戻る。

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ビクトリア・ラウバーホルン(VICTORIA LAUBERHORN)

Dsc013142013年7月3日(水) 17:21ヴェンゲン駅到着。今宵の宿、ビクトリア・ラウバーホルン(三ッ星)は駅の目の前、各自SCをがらがらと引き摺ってチェックイン。ロビーに荷物を置いたままレストランへ直行し夕食をとる。レタスのサラダと鶏肉料理の2皿、鶏肉は日本の地鶏のような歯ごたえと風味、まずまず。20:30(日本時間7月4日3:30)、202号室に入る。自宅を出発してから36時間、漸くベッドに辿り着く。シングルベッドを2台をくっつけて置いてある部屋は非常に狭く窮屈、山小屋に毛が生えたようなもの、こんな部屋(シングル)でも一泊128~172SFr、ほんまかいな。アメニティーは、TV(Philips製、薄型壁掛け)、ドライヤー、セーフティーボックス位、シャワーのみで浴槽はない。鼻が詰まり、鼻水も止まらず非常に苦しい。持参の風邪薬、パブロンS錠を3粒飲む。やれやれ。2日ぶりにシャワーを浴びさっぱり、TVを点けるとCNNが39CH、BBCは40CH、NHKも43CHで入る。ベルンのミニスーパーで購入した缶ビール、Feldschloesschen Originalの試飲を済ませると早や22:30、外は大雨になる。

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世界文化遺産「ベルン旧市街」

2013年7月3日(水) 現地時間2:30、ドバイ空港に到着。空港内で再び手荷物検査を受け、A12ゲートへシャトルで移動。チューリッヒ行きEK87便は8:40発、待ち時間が6時間もある。今回のメンバーは16名、夫婦が5組、うち1組は奥様の友人が加わり3人グループ、女性の友人同士が2組、おひとり様は自分だけである。オイルマネーに物を言わせて造らせた空Dsc01234港は巨大、トイレもぴかぴか。24時間発着便があり眠らない空港は店舗もレストランも全てオープン、さすがに午前3時台の客は少ないが・・。エミレーツ航空から食事券(Meal Voucher)のサービスがあり、空港内11か所のレストランで使える。Aターミナル内は4か所、食欲はないがA2近くのLE PAINでカプチーノを飲みスコーンを食べる。4:30(日本時間9:30)、一日の最初の礼拝を呼びかけるアザーンが空港ロビーに響き渡り、ここがイスラム圏であることを認識させられる。ロビーの待合室には横になれる長椅子もあり便利だが、我が物顔の中国人に占拠されている。明るくなると空港がヤシ林に囲まれていることが分かる。8:00漸く搭乗、機種は同じくB777-300型、エミレーツ航空はこの機種で統一しているのかも。46D席は通路側、しかも隣3席が空席、搭乗率は6割程度か。機内は又もギンギンに冷えている。9:08離陸、チューリッヒまで3,079マイル・6時間の空の旅が再び始まる。腕時計を2時間遅らせスイス時間に合わせる。律儀に又も二度食事が出たがパス、コーヒーのみもらう。「ウィーンの世紀末」を読了したので、新作映画の「STOKER」(2013年米国、Mia Wasikowska、Nicole Kidman、Matthew Goode主演)を観る。13:10(日本時間20:10)ようやくチューリヒ空港に着陸、南回りは時間がかかる。家Dsc01262を出てから既に28時間が経過。外気温17℃、雨上がりのようで路面が濡れている。入国審査を済ませSCを受け取る。会社の出張で前回チューリッヒ空港に降り立ったのは1987年7月2日、実に26年ぶりで何もかも様変わり。14:00迎えのバスに乗り込みベルンへ向かう。大型バスに16人なので1人2座席でもなお余る。高速道路は高規格、路面から受ける振動は殆どない。メモが楽にとれる。法面に太陽電池が大規模に設置してある。沿道の風景は緑豊かであり、家屋や庭は整然としている。ジャガイモ畑、麦畑、カントリーエレベーターなどの風景が流れてゆく。15:40ベルン市内にDsc01293入り、まずバラ園へ。220種類、色とりどりの1,800本の薔薇が咲いており、辺り一面に香りが漂う。但し、植栽法がいまいち、旧古河庭園や敷島公園、柏の葉公園の方が美しい。それでもバラ園のテラスからは旧市街が一望のもとに見渡せる。湾曲するアーレ川に三方を囲まれる旧市街は赤褐色の甍を連ね、それらの建物群から高さ100mの大聖堂の尖塔が突き抜ける。アルプスの雪解け水を集めるアーレ川は深いエメラルドグリーン、まるで火山湖のような水色が美しい。バラ園から坂を下りアーレ川河畔のクマ園へ。飼育されているのはヨーロッパヒグマ、巣穴の中に引き籠もりごろDsc01273ごろしている。熊はアルプス山中から姿を消して30年以上経つとのこと、今や絶滅(危惧)種である。ニーデック橋を渡り旧市街に入る。メインストリートのゲレヒティクカイト通り、クラム通り、マルクト通りを歩き、当時の町の西の端、西門だったと云う時計塔まで行く。通りには装飾を凝らした噴水(泉)が複数あり、正義の泉(柱上に目隠しをした女神像あり、先入観を持たずに公平な目でものを見よと云う正義感を表現する)、クロイツガッセ泉、シムソン泉(柱上にライオンの口をこじ開けている巨人サムソン像あり、戦争で活躍した男たちを讃える)、ツェーリンDsc01283ガー泉(柱上に甲冑を着けた熊の兵士像あり、ベルンの創建者ツェーリンゲン公ベルトルト5世を表す)を見学する。精巧な細工が施された色鮮やかな彫像はなかなか見応えがある。こうした泉がベルン市内には100か所以上もあるとのこと。アインシュタインが3年間(1903~1905)暮らし、光電効果の理論、ブラウン運動の理論、特殊相対性理論の着想を得たと云う「アインシュタインの家」がクラム通りの2階にあり、1階はアインシュタイン・カフェ。時計塔の天文時計と仕掛け時計は1530年の作、17:00に仕掛け時計が動き出すのを待つ間に、本屋を覗いてスイスのきのこ図鑑をチェック、薄い図鑑が40SFrもするので購入は見合わせる。また、大聖堂広場に建つモーゼの泉(柱の上に「十戒」を記した石版を持つモーゼ像あり)、大聖堂正面入り口の「最後の審判」のレリーフ、内部のDsc01304ステンドグラス、パイプオルガンなどを見学する。仕掛け時計が動くのを見てから、ミニスーパーに立ち寄り、スイス製缶ビール(Feldschloesschen Original)を購入。500ミリリットル缶が1本2.4SFr(264円)、日本とほぼ同じ値段である。棚に並ぶのはチェコ産やドイツ産ビールが多い。17:30バスに戻り、今宵の宿があるヴェンゲン(Wengen)へ向かう。バスはトゥーン湖沿いに走る。車窓から見る景色は、まさにアルプスの谷アルプスの村、帰国したら新田次郎の同名小説をもう一度読み返してみよう。18:35U字谷の断崖に挟まれた町ラウターブルンネン(Lauterbrunnen)に着く。同駅で19:07発のヴェンゲン行き列車に乗り換える。

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スイス浪漫紀行10日間~アルプス5大名峰と2つの絶景列車~

2013年7月2日(火) 16:00 南柏駅まで家人にフィットで送ってもらう。我孫子、成田で乗り換え、18:15成田空港第2ビル到着。両替商のグリーンポートエージェンシーで2万円をスイスフラン(SFr)に両替えする。今日のレートは1SFrが109.90円、手元に180SFrと218円が戻る。阪急交通社の受付カウンターで添乗Dsc01206員のY氏からeチケットを受けとり、エミレーツ航空のカウンターに個人チェックイン、スーツケース(SC)を預けて身軽になる。冬物から夏物までの衣類をひと通り詰め込んだSCの重量は23.2㎏、エミレーツ航空のエコノミークラスの無料手荷物許容量は30㎏なのでセーフ。機内持ち込みのリュックサックの重量も計られ4.5㎏、こちらは7㎏までOKとのこと。出発2時間半前というのにチェックインカウンターは長蛇の列、怪しげなバックパッカーが多い。出国審査を済ませ、いつものように三井住友海上火災の自販機で海外旅行保険に加入する(D10タイプ、5,000円)。93番ゲートからEK0319便ドバイ行きに搭乗、48D席は通路側、隣席は空席。機種Dsc01219はB777-300型、空席がかなり目立つ。7割位の搭乗率か。21:35離陸、ドバイまで10時間の旅が始まる。南回りでヨーロッパに行くのは始めてであるが、エミレーツ航空は何かとサービスが良い。まず、おしぼり、次いで歯ブラシ・靴下・アイマスクセットのサービス。個人端末のエンターテインメントも充実しており、邦画が18本、洋画は49本も観られる。22:30一回目の食事、シーフード(小エビとイカのクリームソース煮)を選び、缶ビールをもらう。ビールはAMSTELとHEINEKENの2種、前者を選ぶ。池内紀著「ウィーンの世紀末」を読むが余り捗らず、音楽を聴きながらうとうとする。5:50二回目の食事、クロワッサンとフルーツのみ食べる。機内は冷やし過ぎ、毛布2枚を掛けても尚寒い。出発前からやや風邪気味だったが、本格的に風を引きそう、鼻水がたらたら流れる。7:30(現地7月3日2:30)ドバイ空港に安着、世界時計をドバイ(DXB)時間に合わせる。現在の外気温30℃、日中は45℃もあったらしい。

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市川トマト

2013dsc012022013年6月30日(日) 今日は頂き物が続々届きます。粒揃いの大玉トマトが4キログラム、家人が通う着物着付け教室のお師匠さんが、市川のご親戚(トマト農家?)から入手したものらしく、わざわざ拙宅まで届けてくれました。大型トマトは栽培が難しく、我が家の家庭菜園では作るのを諦めましたが、さすがにプロはたいしたものです。早速冷やしトマトにしてかぶりつきました。ジューシー&爽やかな酸味と甘味、リコピンたっぷり、夏はこれが一番です。M様、いつもお気遣いいただきありがとうございます。

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寒河江産さくらんぼ

2013dsc012002013年6月30日(日) 娘のお婿さんの実家からの贈り物、山形県寒河江産のさくらんぼが宅急便で届きました。最高級品である大粒の佐藤錦が1キログラム入っており感謝感激です。アメリカンチェリー専門の我が家では普段ならまず間違っても口に入ることがないしろもの、、早速冷やしていただきました。優しく上品な味です。甘味と酸味のバランスが絶妙です。幾つでも食べられます。と、突然家人からストップがかかり、「またお明日」とのこと、後の楽しみになりました。M様、いつもお気遣いいただきありがとうございます。

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