« 松川温泉 松楓荘 | トップページ | 菜園の恵み(90) ししとう »

盛岡散歩

2013年7月24日(水) 6:40起床、皮肉なことに帰る日の天気が一番良い。7:00朝食。南部赤鶏の生卵をかけてご飯を食べる。3日間お世話になった八幡平リゾートホテルをチェックアウト、9:00ホテル前から岩手県北バスに乗り盛岡駅へ。9:55盛岡駅西口到着、集合時間(12:45)まで3時間近くあるので、市内散策をすることDsc02655に。駅ビル内の大型コインロッカーにキャリーバッグ2個を詰め込み、身軽になって出発。北上川に架かる旭橋を渡り、まず啄木新婚の家へ。最寄バス停も同名。藩政末期に建築された木造平屋建ての武家屋敷は盛岡市指定有形文化財、入館料は無料。明治三十八年(1905)、啄木・節子の新婚夫婦は、啄木の両親と妹光子を加えた5人でこの家で新たな生活を始めたが、住んだのは6月4日から25日までの僅か20日余り。それでも盛岡市内に残る唯一の啄木遺跡とあれば、啄木ファンには貴重である。玄関に「石川啄木」の表札がかかり、床の間と鴨居には、「ふるさとの山に向ひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな」の軸と、「霧ふDsc02663かき好摩の原の停車場の朝の虫こそすずろなりけれ」の額とが掛かる。啄木新婚の家を後にし、中央通りをぶらぶら歩いて石割桜のある盛岡地方裁判所へ。盛岡地裁が建つ土地は、元は盛岡藩家老、北家の屋敷跡。庭石の割れ目に飛んできた桜の種が芽を出し、成長とともに割れ目を押し広げたものと考えられる。周囲21mもある巨大な花崗岩に楔を打ち込み、地面にがっしり根を下ろして、春になれば今なお花をつけるエドヒガンザクラの生命力に拍手喝采。樹齢350~400年、幹周4.6m、樹高11m、堂々たる国指定天然記念物である。感心して桜樹を眺めていると、突然岩手大学教育学部付属小学校4年生の一団に囲まれる。校外授業の一環らしく、「どちらからいらっしゃったのですか」に始まり、「石割桜のDsc02676どんなところが素晴らしいと思いますか」など、真面目な質問を受ける。しかも綺麗な標準語、丁寧な言葉遣い、思わずたじたじ、じぇじぇじぇ。三ヶ所目は中津川に架かる上の橋、盛岡築城の際に架けられた橋の欄干に青銅製の擬宝珠(ぎぼし)が乗っており、それに「慶長十四己酉年(1609)十月吉日 中津川上之橋 源朝臣利直」の銘が刻まれている。400年の風雪に耐え、今尚現役の木造橋はとても珍しいのでは。四ヶ所目は桜山神社、祭神は南部藩初代藩主南部光行公、二十六代南部信直公、二十七代南部利直公、三十六代南部利敬公の四柱、お参りしてから裏手の高みにある巨大な烏帽子岩も見学する。最後は盛岡城址公園。街のど真ん中とは思えぬほどの静寂に包まれ、苔生す高石垣の連なりと、松や櫟(イチイ)、コウヤマキ、エドヒガンなどDsc02696の巨樹・古木の緑が濃い。有名な啄木の歌碑は二ノ丸跡の片隅に建つ。「不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし十五の心」。史跡公園としてきちんと整備され、市民に大事にされていることが分かる。城址公園を後にし駅へ向かう途中、ららいわて(La La Iwate)で昼の弁当とお土産を買う。和牛しぐれ弁当、大地のめぐみ雑穀パン、南部せんべい詰め合わせ、柚餅子、からめ餅など。南部せんべい詰め合わせは1袋が420円、2袋だと600円は良いとして、3袋では1,000円。???。じぇじぇじぇ!。12:30盛岡駅に戻る。13:10発のやまびこ58号に乗り込み、岩手県産牛肉・岩手県産米使用の和牛しぐれ弁当を開く。それとヤマザキのランチパック、山ぶどうあん&ホイップも。後者は岩手県産山ぶどうの果汁を使用した地域限定商品、岩手県の山ぶどう生産量は全国の7割を占め断トツ。車内で山口正介著「江分利満家の崩壊」読む。(完)

|

« 松川温泉 松楓荘 | トップページ | 菜園の恵み(90) ししとう »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 松川温泉 松楓荘 | トップページ | 菜園の恵み(90) ししとう »