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世界文化遺産「ベルン旧市街」

2013年7月3日(水) 現地時間2:30、ドバイ空港に到着。空港内で再び手荷物検査を受け、A12ゲートへシャトルで移動。チューリッヒ行きEK87便は8:40発、待ち時間が6時間もある。今回のメンバーは16名、夫婦が5組、うち1組は奥様の友人が加わり3人グループ、女性の友人同士が2組、おひとり様は自分だけである。オイルマネーに物を言わせて造らせた空Dsc01234港は巨大、トイレもぴかぴか。24時間発着便があり眠らない空港は店舗もレストランも全てオープン、さすがに午前3時台の客は少ないが・・。エミレーツ航空から食事券(Meal Voucher)のサービスがあり、空港内11か所のレストランで使える。Aターミナル内は4か所、食欲はないがA2近くのLE PAINでカプチーノを飲みスコーンを食べる。4:30(日本時間9:30)、一日の最初の礼拝を呼びかけるアザーンが空港ロビーに響き渡り、ここがイスラム圏であることを認識させられる。ロビーの待合室には横になれる長椅子もあり便利だが、我が物顔の中国人に占拠されている。明るくなると空港がヤシ林に囲まれていることが分かる。8:00漸く搭乗、機種は同じくB777-300型、エミレーツ航空はこの機種で統一しているのかも。46D席は通路側、しかも隣3席が空席、搭乗率は6割程度か。機内は又もギンギンに冷えている。9:08離陸、チューリッヒまで3,079マイル・6時間の空の旅が再び始まる。腕時計を2時間遅らせスイス時間に合わせる。律儀に又も二度食事が出たがパス、コーヒーのみもらう。「ウィーンの世紀末」を読了したので、新作映画の「STOKER」(2013年米国、Mia Wasikowska、Nicole Kidman、Matthew Goode主演)を観る。13:10(日本時間20:10)ようやくチューリヒ空港に着陸、南回りは時間がかかる。家Dsc01262を出てから既に28時間が経過。外気温17℃、雨上がりのようで路面が濡れている。入国審査を済ませSCを受け取る。会社の出張で前回チューリッヒ空港に降り立ったのは1987年7月2日、実に26年ぶりで何もかも様変わり。14:00迎えのバスに乗り込みベルンへ向かう。大型バスに16人なので1人2座席でもなお余る。高速道路は高規格、路面から受ける振動は殆どない。メモが楽にとれる。法面に太陽電池が大規模に設置してある。沿道の風景は緑豊かであり、家屋や庭は整然としている。ジャガイモ畑、麦畑、カントリーエレベーターなどの風景が流れてゆく。15:40ベルン市内にDsc01293入り、まずバラ園へ。220種類、色とりどりの1,800本の薔薇が咲いており、辺り一面に香りが漂う。但し、植栽法がいまいち、旧古河庭園や敷島公園、柏の葉公園の方が美しい。それでもバラ園のテラスからは旧市街が一望のもとに見渡せる。湾曲するアーレ川に三方を囲まれる旧市街は赤褐色の甍を連ね、それらの建物群から高さ100mの大聖堂の尖塔が突き抜ける。アルプスの雪解け水を集めるアーレ川は深いエメラルドグリーン、まるで火山湖のような水色が美しい。バラ園から坂を下りアーレ川河畔のクマ園へ。飼育されているのはヨーロッパヒグマ、巣穴の中に引き籠もりごろDsc01273ごろしている。熊はアルプス山中から姿を消して30年以上経つとのこと、今や絶滅(危惧)種である。ニーデック橋を渡り旧市街に入る。メインストリートのゲレヒティクカイト通り、クラム通り、マルクト通りを歩き、当時の町の西の端、西門だったと云う時計塔まで行く。通りには装飾を凝らした噴水(泉)が複数あり、正義の泉(柱上に目隠しをした女神像あり、先入観を持たずに公平な目でものを見よと云う正義感を表現する)、クロイツガッセ泉、シムソン泉(柱上にライオンの口をこじ開けている巨人サムソン像あり、戦争で活躍した男たちを讃える)、ツェーリンDsc01283ガー泉(柱上に甲冑を着けた熊の兵士像あり、ベルンの創建者ツェーリンゲン公ベルトルト5世を表す)を見学する。精巧な細工が施された色鮮やかな彫像はなかなか見応えがある。こうした泉がベルン市内には100か所以上もあるとのこと。アインシュタインが3年間(1903~1905)暮らし、光電効果の理論、ブラウン運動の理論、特殊相対性理論の着想を得たと云う「アインシュタインの家」がクラム通りの2階にあり、1階はアインシュタイン・カフェ。時計塔の天文時計と仕掛け時計は1530年の作、17:00に仕掛け時計が動き出すのを待つ間に、本屋を覗いてスイスのきのこ図鑑をチェック、薄い図鑑が40SFrもするので購入は見合わせる。また、大聖堂広場に建つモーゼの泉(柱の上に「十戒」を記した石版を持つモーゼ像あり)、大聖堂正面入り口の「最後の審判」のレリーフ、内部のDsc01304ステンドグラス、パイプオルガンなどを見学する。仕掛け時計が動くのを見てから、ミニスーパーに立ち寄り、スイス製缶ビール(Feldschloesschen Original)を購入。500ミリリットル缶が1本2.4SFr(264円)、日本とほぼ同じ値段である。棚に並ぶのはチェコ産やドイツ産ビールが多い。17:30バスに戻り、今宵の宿があるヴェンゲン(Wengen)へ向かう。バスはトゥーン湖沿いに走る。車窓から見る景色は、まさにアルプスの谷アルプスの村、帰国したら新田次郎の同名小説をもう一度読み返してみよう。18:35U字谷の断崖に挟まれた町ラウターブルンネン(Lauterbrunnen)に着く。同駅で19:07発のヴェンゲン行き列車に乗り換える。

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