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モンブラン/エギーユ・デュ・ミディ展望台

2013年7月5日(金) 4:40起床。寝汗はかくわ、熟睡はできないわで最悪、風邪と時差に苦しむ。とりあえず髭を剃って日焼け止めクリームを塗る。5:30薄明るくなる。今朝も朝靄が山にかかっている。朝食を20分で済ませ慌ただしくホテルをチェックアウト、ヴェンゲン駅8:03発の列車に乗りラウターブルンネンへ。8:25着、靄が晴れ、谷奥に見える雪嶺が雄大。8:40迎えのバスに乗り込みシャモニー(Chamonix)へ向かう。250㎞・4時間の道程。一旦、ベルンへ戻り高速道路経由、再びトゥーン湖畔を走る。湖は淡水魚の養殖に利用されている。Dsc01571山の斜面を家が上へ上へと這い上がる。森林以外はみな刈りこまれた牧草地、ミューレンでも路傍の草を刈る人を見かけたが、景観維持に相応の人手をかけている。草を食む赤牛の姿が点々。一面シロツメグサに覆われた草地もある。10:35レマン湖畔のパーキングエリアでトイレ休憩、駐車場とトイレしかないが高台にありレマン湖を望見できる。下の街はモントルー(Montreux)、世界的に有名な高級リゾートである。マルティニ(Martigny)の町で高速道路が終わり、峠への登りにかかる。斜面には美しい葡萄畑が広がる。マルティニはケルト・ローマ時代から栄えてきた交通の要衛であり、町中にローマ時代の円形競技場跡が残る。長い山坂を懸命に登るサイクリストが何人もおり、自転車によるツーリングは盛んである。偶に採石場やそのプラントを見かけるが、この辺りに暮らす人々の生業は何であろうか。どんな小さな村にもホテルやペンションがあり、やDsc01594はり観光業かもしれないが、設備過剰では?。標高1400mの峠を越える。11:50国境(標高1100m)を通過しフランスに入る。右前方に黒々と天を突く針峰群が見えてくる。そして左前方に純白のモン・ブランが姿を現す。雲ひとつない快晴、オーパ!。ゴルフコースがあり、ゴルファーが熱心にプレイ中、何もこんなところでゴルフをしなくてもと思うのは自分だけか。12:15シャモニー(標高1035m)の街に入る。レストランの予約時間は13:00、時間があるので先に町外れのガイアン湖へ。12:20ガイアン湖(標高1000m)着、バスを降りて写真撮影。小さな湖である。ヨーロッパ大陸の最高峰モン・ブラン(Mont Blanc、4810m)が正面に横たわり、これから上がるエギーユ・デュ・ミディ展望台(Aiguille du Midi、3842m)も手前の尖峰上に見える。逆さモン・ブランが映る湖との触れ込みであったが、今日は光の関係か見られず。湖畔では上半身裸になり日光浴をする人、ベンチに座り読書する人、テントを張りキャンプする人、また、道路の反対側のDsc01634岩場ではロッククライミングの練習をする人、その上空をパラグライダーで飛び交う人、それぞれが思い思いの人生を生きている。町中のバス駐車場に引き返し、歩いてレストラン(The West Restaurant)へ。12:50~13:35昼食、メニューはサラダとポーク料理。ロープウェイ乗り場に移動し、行列に並び、13:50発に乗る。ロープウェイは二区間、まず途中駅のプラン・ド・レギーユ(Plan de I'Aiguille、2317m)まで上がる。そこでケーブルカーを乗り換え、次は富士山と略同じ標高の山頂駅(3777m)へ上昇する。耳の鼓膜がぴりぴりする。何度も唾を飲みこむが治らない。14:10山頂駅Dsc01650着、そこで28番の整理券を渡され、帰りは15時50分発の下りロープウェイを指定される。展望台は、エレベーターで上がる最上階の頂上テラスと、階段で上がる屋上テラス2箇所の計3か所ある。標高3842mの頂上テラスへ上るエレベーターは故障しており復旧には時間がかかりそう、やむなく屋上テラスへ向かう。最初はテラス・レビュファ、階段を上るとふらふらする感じ、僅か20分で2700m強も高度を上げたので無理もない。紫外線が強く非常に眩しい。サングラスをかけてもなお光は過剰気味。360度の大展望で主峰モン・ブランは目の前、稜線を歩く登山者が蟻Dsc01615の行列のように見える。テラス下のスナック・バー3842のコーヒーは3.3ユーロ(€)、エスプレッソは2€、この高さにしては良心的値段。次はテラス・シャモニー、遠くにスイスの最高峰モンテ・ローザ(Monte Rosa、4634m)とマッターホルン(Matterhorn、4478m)が見える。ヤッケを着ているので寒くはないが、咳が出て止まらなくなる。酸素濃度が薄く冷たい空気を呼吸したせいだろう。マスクをしても効き目がない。余り苦しいので早く下ろうと思ったが帰りのロープウェイは大混雑、15:35でまだ23番、WAITING、waiting、・・。16:30ようやくシャモニーの町に降りる。空気が濃い。呼吸が楽、咳も収まる。やれやれ。因みにエギーユ・デュ・ミディへのロープウェイ料金は往復50€。16:50バスに戻り、今宵の宿があるサース・フェー(Saas-Fee)へ向かう。来た時と同じ道を戻り17:20再びの国境越え。マルティニから高速道に乗り最初のサービスエリアでトイレ休憩、風が強い。ペットボトル入りの洋梨ジュースを買う(3SFr)。それにしても、急斜面にへばりつくような家々の、水道やガスなどのライフラインは大丈夫なのか。まぁ、アイガーの山腹に10㎞ものトンネルを掘るほどの土木技術を持つ国、要らぬ心配か。19:45サース・フェー(Saas-Fee)入り口の駐車場(標高1798m)到着。4000m級のミシャベルアルプスの峰々がのしかかるように村のぐるりを取り囲む。

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