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ベルギービール(1/4)

Dsc027752013年8月31日(土) 娘から6月の父の日プレゼントにもらったベルギービール20本の一部、我が家で一番涼しい北側の納戸にしまっておいたのですが、今夏の酷暑で酸化が進んでしまったせいか美味しくありません。輸入元は名古屋市の(株)木屋、高価な品だけにもったいないことをしました。やはりビールは新鮮なうちに飲むのが一番のようです。
《試飲結果》
①ラモーラル・デグモン(LAMORAL degmont):製造元;Brouwerji Van den Bossche(1897年創業、Sint-Lievens-Esse村)、原材料:麦芽・とうもろこし・ホップ・コリアンダー・オレンジピール・酵母、アルコール分8.0%、評価☆☆
②スティーンウルク(Steenuilke):製造元:Brouwerji De Ryck(1886年創業、Herzele市)、原材料;麦芽・ホップ・とうもろこし・糖類・スパイス、アルコール分6.5%、評価☆☆
③クリーク・ファンタスティーク(Kriek Fantastiek):製造元;Brouwerji De Ryck、原材料;麦芽・ホップ・酵母・さくらんぼ果汁、アルコール分4.9%、評価☆☆
④スペシャル・デ・ライク(Special De Ryck):製造元;Brouwerji de Ryck、原材料;麦芽・ホップ・酵母、アルコール分5.5%、評価☆★

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菜園の恵み(92) トウガン(冬瓜)

Dsc030642013年8月30日(金) 立派なトウガンが取れました。が、我が家では招かれざる客といったところ。これまでも頂きものをあんかけや煮物にして食べたことはありますが、美味しいとは感じられず人気がありません。とりあえずネットから、「クックパッドのめちゃくちゃ美味しかった『冬瓜』レシピ21選」なる料理法を印刷し、我が家のシェフの目に留まるように、リビングのテーブルの上にさりげなく置いておきました。やる気になって冬瓜の皮のキンピラでも作ってもらえると有難いのですが・・・、まぁレシピの中に福沢諭吉でも挟み込んでおかないと、無理かもしれません。

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わかめ パリッTOスナック

Dsc030602013年8月27日(火) 仙台の親戚からの頂戴品。さくさく、ぱりぱり、スナック感覚で食べられるわかめ加工品は香ばしく、ビールのお供やお茶請けにぴったり。その上、わかめとゴマの組み合わせで健康に良さそうだし、もちろん塩分はぐっと控えめ。製造・販売元は(株)津田海苔本舗(宮城県石巻市渡波字栄田79-1、電話025-24-1454)、食べれば食べるほど石巻の震災復興応援になる。義理で食べるのは長続きしないけれども、これは癖になりそう、はまりそう、なくなったら取り寄せるつもり、それほど美味しい。

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蔵王温泉 新左衛門の湯

2013年8月22日(木)  刈田岳頂上で充分涼んだ後、エコーラインを山形県側に下り蔵王温泉へ。前回(2011年9月7日)は共同浴場だったが、今日は家人が一緒なので日帰り入浴施Dsc03054設の湯の花茶屋・新左衛門の湯に入る。大人700円也。内湯の大浴槽は無色透明でやや熱め、水道水を沸かしたものらしく温泉ではない。ゆったりした露天風呂が2つあり、「最上高湯」と名付けられた乳白色の露天風呂は、源泉100%のかけ流しで加水・加温なし、やや熱め。源泉名は蛇荒川折口源泉、泉質は酸性・含硫黄-硫酸塩・塩化物温泉で泉温56.6℃、pHは1.76。日本で二番目の強酸性温泉とのことで肌にぴりぴりくる(因みに、日本一は秋田県の玉川温泉、pH1.05)。もうひとつの露天風呂「四・六の湯」は肌が弱い人のために源泉60%、水道水40%の割合でブレンドしたもの、一部循環・かけ流し、即ち加水・加温ありで適温に調整されている。源泉名は高見屋1号源泉を含む6つの源泉のブレンド(組合一括管理)、泉質は酸性・硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉、泉温50.4℃、pHは1.7。そのほかに「かめ風呂」(いわゆる壺湯)と称するひとり用露天風呂が3基あり、各々熱め、中間、ぬるめに温調されている。源泉は四・六の湯と同じであるが、こちらは源泉100%のかけ流しで加温・加水はなし、打たせ湯の様に上部の樋から甕内に常時給湯されている。米ぬか入りボディーソープやシャンプー、コンディショナーで体と髪を洗った後、全ての浴槽を試してみる。共同浴場の素朴さも捨て難いが、日帰り入浴施設の利便性もなかなかのもの、ゆっくりと命の洗濯をする。

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山形神室で出逢った花

2013年8月19日(月) 仙台神室に登るつもりで出かけたが、久しぶりなのと蒸し暑いのとで熱中症寸前に追い込まれ、途中の山形神室から笹谷峠に引き返す(詳しくは姉妹ブログ「自惚山人ノオト」の「510. 山形神室Dsc02984」参照)。このコースは蔵王連峰縦走コースの一部を成し高山植物が豊富なところ、花が終わったり終わりかけているものもあったが以下の30種余りを見る。
《観察種》
1.アカモノ(Gaultheria adenothrix):ツツジ科シラタマノキ属
2.アザミの仲間(Cirsium sp.):キク科アザミ属
3.イワインチン(Chrysanthemum rupestre):キク科キク属
4.イワカガミ(Schizocodon soldanelloides):イワウメ科イワカガミ属
Dsc029745.ウスユキソウ(Leontopodium japonicum):キク科ウスユキソウ属
6.ウメバチソウ(Parnassia palustris):ユキノシタ科ウメバチソウ属
7.エゾシオガマ(Pedicularis yezoensis):ゴマノハグサ科シオガマギク属
8.オオバギボウシ(Hosta montana):ユリ科ギボウシ属
9.オカトラノオ(Lysimachia clethroides):サクラソウ科オカトラノオ属
10.オヤマボクチ(Synurus pungens):キク科ヤマボクチ属
Dsc0300211.オヤマリンドウ(Gentiana makinoi):リンドウ科リンドウ属
12.オンタデ(Polygonum weyrichii var.alpinum):タデ科タデ属
13.キンミズヒキ(Agrimonia pilosa):バラ科キンミズヒキ属
14.クガイソウ(Veronicastrum sibiricum):ゴマノハグサ科クガイソウ属
15.クサボタン(Clematis stans):キンポウゲ科センニンソウ属
16.コキンレイカ(Patrinia triloba):オミナエシ科オミナエシ属
17.タカネアヤギソウ(Veratrum longebracteatum):ユリ科シDsc03009ュロソウ属
18.タカネナデシコ(Dianthus superbus var.specioss):ナデシコ科ナデシコ属
19.タカネニガナ(Ixeris dentata var.alpicola):キク科ニガナ属
20.トウバナ(Clinopodium gracile):シソ科トウバナ属
21.トモエシオガマ(Pedicularis resupinata var.caespitosa):ゴマノハグサ科シオガマギク属
22.ハクサンフウロ(Geranium yesoense var.nipponicum):フウロソウ科フウロソウ属
23.ミツバオウDsc03005_2レン(Coptis trifolia):キンポウゲ科オウレン属
24.ミミコウモリ(Cacalia auriculata var.kamtschatica):キク科コウモリソウ属
25.ミヤマアキノキリンソウ(Solidago virga-aurea var.leiocarpa):キク科アキノキリンソウ属
26.ミヤマウツボグサ(Prunella vulgaris var.aleutica):シソ科ウツボグサ属
27.ミヤマニガイチゴ(Rubus microphyllus var.subcrataegifolius):バラ科キイチゴ属
28.ミヤマハギ(マルバハギ)(Lespedeza cyrtobotrya):マメ科ハギ属
29.ヤマジノホトトギス(Tricyrtis affinis):ユリ科ホトトギス属
30.ヤマハハコ(Anaphalis margaritacea var.angustior):キク科ヤマハハコ属
31.ヤマホタルブクロ(Campanula punctata var.hondoensis):キキョウ科ホタルブクロ属
32.ヤマヨモギ(Artemisia montana):キク科ヨモギ属
33.ヤマユリ(Lilium auratum):ユリ科ユリ属
34.ユウガギク(Kalimeris pinnatifida):キク科ヨメナ属
35.ヨツバヒヨドリ(Eupatorium chinense var.sachalinense):キク科フジバカマ属
(写真は上から順に、イワインチン、クガイソウ、クサボタン、タカネナデシコ、ヤマジノホトトギスの順)

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慈恩寺(寒河江市)

2013年8月17日(土) 大日坊を後にし、国道122号線を使い仙台へ帰る途中、寒河江市の慈恩寺に立ち寄り参Dsc02860拝。専用大型駐車場に到着した時は既に16:50、間もなく5時を知らせる時鐘が二つ鳴る。山号は瑞宝山、神亀元年(724)行基の開基、天平十八年(746)菩提僊那が寺院を建立したのに始まると伝わる古刹である。古くから天台宗・真言宗兼学の寺として栄え、また葉山の別当寺として葉山修験道の中心地として栄えた。江戸時代には徳川幕府から多くの朱印寺領を与えられ、数多くの子院を有するなど、東北における真言宗・天台宗の中心的寺院であった。戦後、両宗兼学の真言・天台両宗慈恩寺派と称して独立し、現在は慈恩宗本山を名乗っている。盛時六十坊を数えたと云う勢いは失われてしまったが、今なお立派なお寺である。山門(1736年建立、山形県指定有形文化財)、本堂(1618年建立、国指Dsc02850定重要文化財)、三重塔(1830年建立、山形県指定有形文化財)、阿弥陀堂(1693年建立)、薬師堂(1693年建立)、釈迦堂、天台大師堂、鐘楼(1683年建立)を順に見学する。本堂と附属堂の内部拝観料は500円、受付は終わっていたが、堂内には本尊弥勒菩薩像をはじめ国指定重要文化財の仏像が30体、山形県指定有形文化財の仏像が18体など数多くの文化財を有しており、いつか又拝観することにして境内を辞去。隣の子院華蔵院の山門前には「寅さんの腰掛け石」が置かれているが、これは「男はつらいよ」シリーズ第16作、昭和50年慈恩寺ロケで渥美清が腰掛けて休んだ石とのこと。

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皇壇の杉

Dsc028402013年8月17日(土) 大日坊の旧境内地に聳える皇壇(おうだん)の杉、山形県の天然記念物に指定されている。樹齢は不詳(1800年?)であるが、高さ約27m、根回り約8m、枝張りは東西、南北とも約22m、見事な巨杉である。今から約千八百年前、出羽の国大網に第12代景行天皇の第四子御諸別(みもろわけ)皇子が奥州巡錫の途次に立ち寄られ、旧大日坊境内に庵を構えられた。その後、御諸別皇子は此の地で亡くなったが、その墓所に植えられたスギ故に「皇壇の杉」と呼ばれるようになったとのこと、まァすべて伝説である。

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湯殿山大日坊(鶴岡市)

2013年8月17日(土) 注連寺の次に訪れたのは大日坊、ここも又、小説「月山」に登場する寺院である。大日坊は七五三掛集落と隣り合う大網地区にありDsc02814車で5分ほど。正式名を湯殿山総本寺大日坊金剛院瀧水寺といい、天長二年(825)弘法大師により開山されたと伝わる真言宗(豊山派)の古刹である。ご本尊は湯殿山大権現で「金胎両部大日如来坐像」とも呼ばれ秘仏である。大網はこの辺りの中心集落で、鶴岡と山形を結ぶ旧六十里越街道沿いに位置しており、旧境内地には大網御番所(関所)が置かれていた。湯殿山が女人禁制だったため、女性の参詣者は当寺から先に入山できず、注連寺とともに女人参詣所即ち「女人湯殿山」として大いに賑わったという。また、江戸時代には徳川家の祈願寺に定められるなど一層の隆盛を極め、寺宝の中には寛永十八年(164Dsc028171)春日局(1579-1643)が三代将軍家光(1604-51)の治世の安泰を祈願して奉納した金剛界大日如来像や、家康公の冥福を祈るために奉納した雲首型の家康公位牌などがある。その後、明治維新後の廃仏毀釈、明治八年(1875)の火災などで次第に衰退したが、焼失前の僧坊を併せた本堂は行間四十二間(約77m)、梁間十二間(約22m)という広壮なもの、その他に大日堂、即仏堂、五仏堂、阿弥陀堂、観音堂、太子堂、弁天堂、客殿、鐘楼、上土蔵、下土蔵など七堂伽藍を備えた東北有数の大寺であったと云う。昭和十一年(1936)の地滑り災害により伽藍の殆どが再び壊滅したため、現在地に移転している。14:35仁王門Dsc02830前の第一駐車場(標高380m)到着。茅葺の仁王門は地滑りの倒壊を免れて旧境内地より移転した唯一の建物、鎌倉時代の創建で山形県有形文化財に指定されている。仁王門の正面左右には風神像と雷神像、その奥には運慶作?とされる仁王像が鎮座しており、4体とも旧朝日村指定文化財。山門をくぐり紫陽花が植栽された参道を行く。庄内盆地は殊の外暑くむしむしする。本堂内の拝観料は500円、せっかくなので入堂してお参りする。受付のお坊さんが応対してくれ、まず御本尊の前に座り首を垂れると、何やら有難い真言を唱えてくれ、大払子でお祓いまでしてくれる。それから大日坊の寺歴の説明が始まるが、庄内弁?の早口で殆ど理解できない。東北弁の聞き取りには自信があるのだDsc02822が・・、全く歯が立たない。その後、即身仏の代受苦菩薩真如海上人にもお参りする。真如海上人は朝日村越中山の生まれ、大日坊で修行し、木喰行の末、天明三年(1783)九十六歳で生身のまま土中に入定し即身仏になったと云う。もともと大日坊には三体の即身仏があったが明治の火災で二体は焼失したとの由。「月山」作中にも、即身仏見学に観光バスが大日坊に上ってくる様子が出てくる。それにしても1対1での丁寧な応接に恐縮する。お寺さんはこうでなくては。大黒天、弁財天、変化百体観音、金銅仏釈迦如来立像(国指定重要文化財)など堂内に並ぶ諸仏を拝観してから本堂を退出、境内に建つ宝篋印塔(天明三年再建、旧朝日村指定有形文化財)を見学してから、旧境内地の皇壇のスギへ向かう。

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湯殿山注連寺(鶴岡市)

2013年8月17日(土) 森敦の名著「月山」を読んでから一度は訪ねて見たいと思っていた寺院、湯殿山注連寺(ちゅうれんじ)、仙台に帰省した序に訪ねてみる。大林寺の墓参を済ませ10:40出発。仙台宮城ICから東北道に乗り、村田JCから山形道にDsc02799入る。月山IC出口は5㎞の大渋滞、鶴岡方面の国道122号線が混雑。13:50湯殿山注連寺到着、境内の本堂前に車を駐める。標高は約400m。門前の七五三掛(しめかけ)集落は2009年に発生した大規模地滑りにより大きな被害を受け、同年中に取り壊されてしまったとのこと、今は一面に草地や青田が拡がる。同集落は2008年公開の映画「おくりびと」のロケ地でもあり、是非、地区の佇まいを見たかったのだが間に合わず。注連寺は天長十年(833)空海により創建されたと伝えられる真言宗の古刹である。湯殿山派4ヶ寺(他に本道寺、大日寺、大日坊。但し、現存は注連寺と大日坊のみ)の中では最もDsc02785古く、江戸時代までは湯殿山参詣道の七五三掛口に位置し、注連寺から先が結界とされて女人禁制(湯殿山の解禁は明治十年(1877))だったため、「女人のための湯殿山参詣所」として信仰を集め、周辺の宿坊とともに大いに隆盛を極めた。また、慶応三年(1867)には函館に注連寺出張所(現新注連寺)を開くなど、東国はおろか北国にいたるまで広く知られた大寺であった。しかし、明治維新後の廃仏毀釈により、湯殿山を含む出羽三山がいずれも神社になると、湯殿山参詣所としての注連寺の役割は急速に失われ、周辺の宿坊ともども次第に衰退し、破れ寺へDsc02796の道を歩む。明治二十一年(1887)の火災で本堂・堂宇を焼失し、現在の本堂は明治二十八年(1895)の再建である。そのような住職もいない破れ寺に、当時庄内地方を転々としていた森敦(1912-1989)が寄宿したのは昭和二十六年(1951)のこと、一冬を庫裡の二階で過す。その時の体験をもとに、森敦は注連寺と七五三掛を舞台にした小説「月山」を著し、1974年第70回芥川賞を受賞する。小説「月山」は映画化されるなどして人気を集め、注連寺も一躍世間の注目を浴びる。そして存在が再評価され堂宇の修復等が行われ、30年前から漸く現在の姿に復している。本堂にお参りすると、受付に座る女性から声がかかり、本堂内の説明付き拝観料は500円だが自由見学なら無料とのこと、有難く後者を選択する。受付Dsc02788の女性(住職の奥様?)は35歳前後の庄内美人、「月山」作中に出てくるあねちゃの面影がそこはかとなく感じられる。本尊の大日如来にお参りしてから一連の天井画を拝見する。故村井石斎画伯作の「飛天の図」、現代作家4人の作品、木下晋作「天空の扉」、十時孝好作「白馬交歓の図」、久保俊寛作「聖俗百華面相図」、満窪篤敬作「水の精」など。やはり古刹には「飛天の図」のような伝統絵画がふさわしく、後二者の格子天井絵は現代的過ぎて違和感を覚えざるをえない。厨子に納められた即身仏(ミイラ)の鉄門海上人(てつもんかいしょうにんDsc02795)にもお参りする。鉄門海上人は明和五年(1768)鶴岡市の生れ、二十五歳の時に注連寺第六十九世の寛能和尚の弟子となり、鉄門海の名を与えられて一世行人となった。上人の足跡は北海道から四国にまで及び、湯殿山信仰の布教に大きな業績を残した。そして、五穀断ち、十穀断ち、木喰など3000日にも及ぶ苦行を経て、弘法大師と同じ62歳で即身仏になったと伝えられる。森敦が滞在した時、鉄門海上人の即身仏は出開帳(他のお寺への貸し出し)中で寺内に無かったようであるが、その後戻ってきたのであろうか?、明治二十一年の火災の際も焼失を免れたということか?、どうもDsc02801よく分からない。本堂の東側と庫裡の北側には冬の雪囲いの名残の、荒縄で結わえられた木組みがそのまま残っている。本堂を辞去し境内を一回り。二階建ての大きな庫裡は当時のままではないであろうが、雰囲気は残している。庫裡の前に巨大な自然石の月山文学碑が置かれ、「月山 すべての吹きの寄するところ これ月山なり 森敦 昭和五十六年八月建立」と刻まれている。以前は境内に森敦文庫(1986年開設)も建っていたが、平成二十四年老朽化のため取り壊され、現在、資料の一部は鶴岡市の郷土人物資料館「大宝館」に移されている。樹齢二百年の天然記念物「七五三掛桜(しめかけざくら、種類はカスミザクラ)」があり、「木喰行者湯殿山鉄門上人」石碑、「高祖弘法大師一千五十遠諱供養塔」(明治十七年(1884) 湯殿山参詣三百五十度 酒田高野濱 森田三之助建立 六十七歳)などが建つ。14:30退出、もう一度「月山」を読んでみなくては。

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「新版 北陸のきのこ図鑑」

2013年8月14日(水) 石川きのこの会初代会長、池田良幸氏の大労作「北陸のきのこ図鑑」(株式会社橋本確文堂、2005年)の改訂新版がこのほど出版されたことを知り、菌類書籍専門の佐野書Img042店(通信販売専業、注文は「佐野書店ブログ」)に発注したところ、早速ユウパックで送られてくる。定価9,450円のところ8月15日までは特価8,505円、しかも送料無料なのがありがたい。装丁はやや簡素になったものの、初版15,000円の半値でこれだけのきのこ図鑑を入手できることは幸せ、特にきのこの顕微鏡観察を趣味にする方には絶対お薦めの図鑑である。
内容を見ると、全体構成、分類体系は旧版と全く変わらず、掲載数1,403種、描画数1,396種の数と並び順も同じ、従って種の解説も同じ、まぁ新版というよりは改訂版といったところ。それでも、原色描画の差し替えが12種、顕微鏡図の差し替えが198種、学名変更等の加除修正に至っては4,000箇所以上に上る。気が遠くなるような超労作であり、ある意味、日本一のきのこ大図鑑である。
因みに、描画差し替えは、136.ニセシロシメジ、285.セイヨウタマゴタケ、480.ヒメクズタケ、525.アシボソトマヤタケ、615.アカササタケ、755.オオダイアシベニイグチ、873.ムラサキカスリタケ、1091.チャハリタケ、1135.マスタケ、1257.マクキヌガサタケ、1287.ツノマタタケ、1340.シャグマアミガサタケの12図、種名と描画の不一致があったわけでもなく、あえて差し替えなくてもと思うものばかり。
また、描画中の和名の変更箇所は次の75箇所。即ち、19.コクリImg044ノカサモドキ(仮)→モリノハダイロガサ、45.トガリキヤマタケ(仮)→ヌマキヤマタケ、88.オオカヤタケ(仮)→オオイヌシメジ、107.ケンロクエンミネシメジ(仮)→ケンロクエンニオイキシメジ(仮)、155.キヒダサカズキタケ(仮)→オオキヒダサカズキタケ(仮)、186.スギシロホウライタケ(仮)→フユノスギカワタケ(青木)、197.ビロードツエタケ→コブリビロードツエタケ、200.ツエタケ→ブナノモリツエタケ、215.サビイロオチバタケ(新)→ハナオチバタケ褐色型(サビイロオチバタケ)、217.ハリガネオケバタケ→ハリガネオチバタケ、224.カヤネダケ→スナジホウライタケ(竹橋)、261.カブダチキチャホウライタケ(新)→アシゲキチャホウライタケ(新)、283.ミヤマツルタケ(新)→ミヤマツルタケ(仮)、285.セイヨウタマゴタケ(新)→セイヨウタマゴタケ近縁種、309.フクロツルタケ→シロウロコツルタケ(フクロツルタケ)、320.コツブコガネテングタケ(仮)→ココガネテングタケ、355.ベニヒダタケ→ケンロクエンベニヒダタケ(仮)、379.オオミノモリハラタケ(仮)→オオモリノカサ、416.ネナガヒトヨタケ(巨大型)→ネナガノヒトヨタケ(巨大型)、419.ミヤマザラミノヒトヨタケ→ザラミノヒトヨタケモドキ、420.ヒダヒトヨタケモドキ→ヒダヒトヨタケ、428.オオツブザラミノヒトヨタケ→オオツブザラミノヒトヨタケ(仮)、438.ニセムジナタケ(仮)→ハゴロモイタチタケ(帆足)、457.ミヤマフミヅキタケ(仮)→クチキフミヅキタケ、522.コイムラサキアセタケ→コキイロアセタケ(新)、524.シラヤマアセタケ(仮)→シラヤマアセタケ(新種)、553.クリフウセンタケ→ニセアブラシメジ(クリフウセンタケ)、566.ムラサキシメジモドキ類似種→アイカシワギタケ、568.ヒメカワムラフウセンタケ(仮)→ナツノカワムラフウセンタケ、569.キヒダフウセンタケ→オオミノキヒダフウセンタケ(仮)、573.イロガワリムラサキシメジモドキ(仮)→アイカシワギタケ(に併合)、610.ツバフフセンタケ→ツバフウセンタケ、631.タカネナメニセムクエタケ(仮)→タカネニセツエタケ、649.カガノモミウラタケ(新)→カガノモミウラタケ(仮)、654.コモミウラタケ(新)→コモミウラモドキ、669.ヒメクサウラベニタケ(仮)→コクサウラベニタケ、678.ハルシメジA→ハルシメジ、679.ハルシメジB→ウメハルシメジ、699.アカゲヒダハタケ(仮)→アカゲヒダハタケ(新称)、733.ススケアワタケ(仮)→コゲチャアワタケ(仮)、740.ニシキイグチ→ニオイバライロイグチ(新)、743.バライロウラベニイロガワリ→ハクサンウラベニイロガワリ(仮)、749.タカネウラベニイロガワリ(新)→タカネウラベニイロガワリ(仮)、753.カバイロアミアシイグチ(新)→ミヤマアミアシイグチ(高橋)、757.アジナシアシベニイグチ(仮)→ニオイバライロイグチ(新)、756.アケボノヤマドリタケ→アカジコウ、812.ヨゴレニガイグチ(新)→ヨゴレキニガイグチ(新)、827.ナガエノニガイグチ(仮)→ウスキニガイグチ、852.ニセクロハツ→アカハニセクロハツ(下野仮)、956.キカラハツタケ→キカラハツダケ、1033.ウスカワホウキタケ→ウスカワホウキタケ近縁種、1043.コノミタケ(能登地方名)→コノミタケ、1050.ハナビララッパタケ(仮)→オオムラサキアンズタケ、1059.アカコウヤクタケ属の一種→ヒビコウヤクタケ属の一種、1062.マンシュリカカワタケ→コミノカワタケ、1109.アントロディエラ・ホエネリイ→シロカサブタダケ、1136.ヒラフスベ→アイカワタケ(ヒラフスベ型)、1143.オリゴポルス・フロリホルミス→レンゲタケ、1163.クダアナタケ(新)→ナガバタケ(クダアナタケ)、1179.ライトポリア・ヤポニカ→アフリカノリミアナタケ(新称)、1197.エゾカワラタケ→エゾノカワラタケ、1215.ナガエノケシボウズタケ(吉見新)→ウネケシボウズタケ、1224.ヤブレツチグリ→ヤブレツチガキ、1231.キクメタケ→スミレホコリタケ、1238.クロホコリタケ(糟谷新)→クロホコリタケ、1240.ニオイオオホコリタケ(仮)→クロホコリタケ(奇形)、1243.キノボリホコリタケ(仮)→クロゲチャブクロ(仮)1313.アスココリーネ・サルコイデス→ヒメムラサキゴムタケ(新)、1331.ヒメシトネタケ(仮)→ツチイロヒメチャワンタケ(仮)、1353.ペジサ・ミクロプス→タヌキノチャワンタケ(小山)、1368.アレウリナ・イマイイ→オリーブサラタケ(新称)、1387.ヒポクレア・バキバシオイデス→チャイロボタンタケ(新称)、1389.ツノタケ→ポドストロマ・アルタケウム、1392.ヒポミケス・クリソスペルムス→アワタケヤドリタケ、1394.ヒポミケス・トリコテキデス→タコウキンヤドリタケ(仮)。
初版発行以来8年の歳月が経ち、その間の研究の進展で、仮称や学名であったものに正式和名が付与されたものの変更は分かるが、望むらくは、描画の差し替え理由も含め、和名変更理由の一覧表が附録にでもあれば、説得力も納得性もより高まると思われる。それにしても、シャッターとカーテンを下ろした穴蔵のような部屋に籠もり、新旧きのこ図鑑の改訂箇所チェックに丸一日を費やすなど、ネクラでなければ到底出来ない作業、つくづく吾が性格が嫌になる。

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アニメ映画「アルプスの少女ハイジ」

Dsc027732013年8月11日(日) 全国295の観測地点で35℃以上の猛暑日を記録した昨日に続き、今日も負けず劣らずの炎暑、極暑、激暑。外に出たのは朝一の畑の灌水のみ、あとはずうっと穴蔵状態の家の中に閉じ籠る。シャッターを下し、カーテンを閉め、エアコンを点け、扇風機を回し、タオルにくるんだ保冷剤を頭に乗せるなどの熱中症対策を施してから、7月のスイス旅行の復習を兼ね、1979年製作の長編アニメーション映画「アルプスの少女ハイジ」のビデオを観る。名作は何度見ても感動する。またスイスへ行きたくなる。アルプスの涼しい高原が恋しい。

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冬瓜

Dsc027682013年8月9日(金) 堆肥桶で造った腐葉土を鉢植えの土に利用したところ、野菜らしき双葉苗がたくさん出てきました。堆肥桶には我が家の台所で出る野菜屑を何でも突っ込むので、恐らくカボチャかゴーヤの種でも発芽したのだろうと考え、6月22日家庭菜園に移植しました。その後、観察を続けていたら、蔓がぐんぐん伸び、カボチャに似た黄色い花が次々に咲き、毛むくじゃらの実が付きました。これは何?、ネットで画像検索を行うと、どうやら毛瓜の別名もある冬瓜のようです。そういえば、2年ほど前に冬瓜のワタを捨てたような覚えが・・。地中で休眠していた種が、条件が整うや不死鳥のように甦る。植物はたいしたものです。

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ノースアイランドビール

2013年8月4日(日) 先日、娘夫婦が来宅し、手土産に6種類のノースアイランドビールを持ってきてくれる。大宮Dsc02728高島屋で北海道物産展をやっており、出がけに買って来たとのこと、ありがたい。製造元は北海道江別市にあるSOCブルーイング株式会社。ネットで調べると、2003年創業、20011年9月までは有限会社カナディアンブルワリーを名乗っており、カナダで修業した2人のブルーマスターが製造を担当しているとのこと。カナディアンタイプの地ビールのようである。1日1本、ピルスナーから順次試飲する。結果は以下の通り。(嗜好評価はあくまでも個人的なものです)

①ピルスナー:原材料;麦芽・ホップ・大麦、アルコール分5%、Dsc02731評価;☆☆
②コリアンダーブラック:原材料;麦芽・ホップ・コリアンダー・シナモン(酒税法では発泡酒)、アルコール分5.5%、評価;☆☆
③インディアペールエール:原材料;麦芽・ホップ・大麦、アルコール分7%、評価;☆★
④ブラウンエール:原材料;麦芽・ホップ・大麦、アルコール分5%、評価;☆★
⑤ヴァイツェン:原材料;麦芽・ホップ・小麦(江別産小麦ハルユタカ)、アルコール分5%、評価;☆☆★
⑥スタウト:原材料;麦芽・ホップ・大麦、アルコール分5.5%、評価;☆☆★

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家庭菜園の今

Dsc027452013年8月3日(土) 雨が少ないので灌水が一仕事、車で20リットル容ポリタンク、自転車で2リットル容ペットボトル、満タンにして積めるだけ積んで畑へ通う。キュウリはそろそろ終わり、シシトウとミニトマトは依然好調。ミョウガとネギはぼちぼち。サツマイモ(安納紅と五郎島金時)、サトイモ、ヤマノイモ(矩形自然薯)、初めてのジャンボ南京豆は今のところ順調。アマドコロとギョウジャニンニクは地上部が枯れて来年待ち。

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