« トルコで出逢ったきのこ | トップページ | レガシーオットマン(LEGACY OTTOMAN) »

世界遺産「トロイの考古遺跡」

2013年12月10日(火) 今日は移動日、途中トロイ遺跡の見学を挟み、アイワルク(Ayvalik)からイスタンブールまで500㎞をバスで走る。4:50起床、朝は冷える。エアコンは夜中も掛けっぱなしなので部屋の空気が乾燥し喉がぜろぜろ。6:00から朝食、Dsc06485SCをドアの外へ出してレストランへ。 コーンスープを飲み、ゆで卵と乾しアンズ、トマト、キュウリ、ソーセージを食べる。それと紅茶を1杯。7:00出発、曇りのせいもあり未だ薄暗い。7:45エズレミット(Edremit)のドライブインでトイレ休憩、人口5万人、トルコのオリーブセンターとのこと、売店にオルーブ関連製品が並ぶ。海岸近くに戸建ての別荘が建ち並ぶが今は無人、夏季休暇(6月15日~9月15日)になると子供を連れた奥さんがイスタンブールからやって来て暮らし、仕事のある旦那は週末のみ滞在。価格は1,000万円から5,000万円もする由、空き家にしておくのが勿体ない。海沿いを走るうち雨が落ちてくる。個人の住宅の屋根の上には略例外なく太陽熱給湯設備?が設置されていDsc06498る。太陽光パネルそっくりの平べったい熱交換器と円筒型温水タンクの組合せから成り、光熱費がかからず風呂や台所に給湯できる。家庭用自然エネルギー設備は日本より進んでいる。海辺から離れて山道にかかると、きのこが出そうな松林 が次々に現れる。「きのこ狩り1日フリータイム」が旅程に組み込まれてあれば、旅費が今の倍であっても又参加するのだが・・。9:15エジーネ(Ezine)を通過、ホワイトチーズの生産で有名な町。9:40トロイ遺跡着。うまい具合に雨上る。トロイ遺跡は、紀元前3000年頃の初期青銅器時代に始まり、紀元後500年頃に滅亡するまでの九層から成る古代都Dsc06505市国家遺跡、第Ⅰ層はBC3000~BC2500、、第Ⅱ層はBC2500~BC2300、第Ⅲ層はBC2300~BC1700、第Ⅳ、第Ⅴ、第Ⅵ層はBC1700~BC1250、第Ⅶ層はBC1250~BC1000、第Ⅷ層はBC1000~BC85、第Ⅸ層はBC85~AD500に比定されている。そしてトロイ戦争は第Ⅶ層の時代に起きたものと推定されている。まずトロイの木馬に登って記念撮影。それからナジ氏の案内で遺跡を回る。木道、説明板の整備が進んでいる。第 Ⅵ層の南門城壁、第Ⅸ層の音楽堂、第Ⅷ~Ⅸ層の聖域(Das Heiligtum)、第Ⅵ層中期の宮殿(Das Palasthaus)、第Ⅱ層の大理石の敷石で舗装された坂道、第Ⅲ~Ⅸ層の遺跡の重なり具合が分かるシュDsc06518リーマンの溝(聖域西側)、第Ⅰ層のメガロン式住居跡、第Ⅱ層のシュリーマンの遺構、第Ⅸ層のアテナ神殿。財宝が発見されたシュリーマンの遺構は保護用の天蓋に覆われている。発見された11,000個の金製品は、ベルリン考古学博物館に売り渡され、その後第二次世界大戦でドイツを占領したロシアが略奪して自国に持ち去り、現在モスクワのプーシキン美術館に展示されている。トルコには1個も返ってこないとナジ氏は嘆くが、まあ、ロシア人とドイツ人観光客が年間数百万人もトルコに押し寄せることを思えば、神様、仏様、シュリーマン様、元は十分とれている。トロイ遺跡の発掘は今もドイツのテュービンゲンDsc06536大学が主体となりり続けられているが未だ2%程度、大部分は地中に眠っている。トルコには古代ギリシアや古代ローマの遺跡が本家本元より沢山あるが、発掘調査や復元や維持管理はエジプトなどに比べると不十分、勿体ない。10:40バスに戻る。再び雨が落ちてきて次第に本降りになる。イスタンブールは大雪らしい。11:28ラプセキ(Lapseki)港着、11:30の出船にぎりぎり間に合う。バス毎カーフェリーに乗り込み、一旦バスから降りて船室に入る。風が強くうねりはあるが揺れはひどくない。ダーダネルス海峡を通過する船舶は1日500隻、フェリーも30分毎。12:04ヨーロッパ側のゲリボル(Gelibolu)港に接岸、魚の缶詰工場が多く、名物はイワシの缶詰。両側に水田Dsc06541が広がる道を走り、12:40トロイア・アゴラ(TROIA AGORA)に着き、二階レストランで昼食をとる。マッシュルームスープ、トマトとキュウリのサラダ、鯖のグリル(醤油付き)、デザートにマロングラッセを食べる。サバはエーゲ海の生鯖とのこと。ノルウェー産の冷凍鯖も輸入しているが、ファストフード店のサバサンドに使われる。ウエイターはチャナッカレ大学卒、ここで働きながら日本語に磨きをかけている。と云う事は日本人御用達の店か、他に客は皆無で一階の土産物店の店員は皆手持無沙汰の様子。13:30出発、外は雪、気温2度。胃がむかむかするので第一三共の胃腸薬を飲む。14:53テキルダー(Tekirdag) のドライブインでトイレ休憩(有料)。トルコのドライブイDsc06546ンはトイレで商売している。あとイスタンブールまで100㎞、灰色のマルマラ海を右手に見ながら東上、海側に戸建て住宅やタウンハウスが並ぶ。すべて別荘、トルコ人は海辺の別荘が大好きとみえる。16:30イスタンブール郊外にさしかかる。イスタンブールの市街地は東西200㎞、南北50㎞に広がり人口は1500万人、交通渋滞のひどさはモスクワに次いで世界第2位、郊外へ向かう反対車線は早くも大渋滞。建設中のトルコ最大のショッピングセンターMall of Istanbulを左側に見ると間もなく渋滞に突入する。聞きしに勝る混雑で割り込みやクラクション等何でも有り。18:00漸く市内の中華レストラン福禄寿楼(THE SILK ROAD?)に着き、トルコ風中華料理を食べる。ご飯とスープにおかずが6皿、デザートは揚げバナナ。いずれも不味、食べるものがない。18:30ホテルへ向かう。

|

« トルコで出逢ったきのこ | トップページ | レガシーオットマン(LEGACY OTTOMAN) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« トルコで出逢ったきのこ | トップページ | レガシーオットマン(LEGACY OTTOMAN) »