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移動日(ギョレメ→コンヤ→パムッカレ)

2013年12月7日(土) 4:30起床、デパスのお蔭でぐっすり。それにしても今回の旅行、燃油サーチャージ込みで一人99,800円と格安。この料金で洞窟ホテル2泊を含む五つ星ホテル全7泊、全21回の食事付き(メニューも3~4皿、デザート付き)、添乗員と現地スルー ガイド付き、バス運転手完全2名体制、イヤホンガイド付き、毎日1本のミネラルウォーターサービス、空港とホテルのポーターサービス付Dsc06125き、SC片道空港宅配無料と至れり尽くせり、これで果たして利益が出るのであろうか。トルコのパッケージツアー料金は他のヨーロッパ諸国に比べると格安であるが、自国に少しでも多くの観光客を呼び込むための戦術であろう。まあ連日の土産物店巡りも仕方がなく、差額分位のお金は使わねば・・。お湯を沸し日本茶を飲む。6:00から朝食。生野菜(キュウリ、トマト、巨大シシトウ?)、羊肉ソーセージ、茹で卵、春巻(スィガラ・ボレイ)、ドライフルー ツを食べ、コーヒーとレモンティーを飲む。巨大シシトウは辛くもなければ青臭くもない。食後、屋上に行ってみたが今朝は気球が上がっていない。7:15出発、今日はコンヤ経由パムッカレまで640㎞のバスによる大移動。雪がちらほら舞っているが昨日ほど寒さは感じない。先ずは半官半民という絨毯工房GOLDEN YARN CARPETを見Dsc06135学(7:30-9:05)。日本語ぺらぺらの営業部長ムスタファ氏がにこやかに出迎えてくれる。トルコでは一般的に対日関心が高く、24カ所の大学や高校に日本語学科がある。ここカッパドキアのカイセリにあるエルジェス大学もそのひとつ、日本語学科の学生や卒業生が日本人御用達の土産物店やレストランで働いて日本語会話を磨く由、なるほど。染色や織物の工房をひと通り見学した後、大広間に移動しいよいよ各種絨毯の展示即売会の始まり。カッパドキアの絨毯産業は近年衰退しつつあり(他産地や機械織りの安物に押されて売れなくなり織子も減少?)、織子達の生活を支えるためにも是非Dsc06140購入して欲しいとはナジ氏の嘆き節。紅茶、リンゴ茶、トルココーヒーなどの飲み物サービスがあり、手際よく次々に広げられる絨毯を見学。天然染料(赤はアカネ、黄はサフラン、茶はタバコ の葉など)で染めた絨毯、羊毛本来の色の違い(白、茶、こげ茶、黒など)を生かし模様を編み出す生成り絨毯、光沢も鮮やかな絹の絨毯など、溜め息が出るほどの高級品を見せられた後、手頃な大きさと価格の絨毯に切り替わり、会場のあちこちで商談が始まる。我が家は、ウールと綿の混紡で生成りのHEREKE SPECIAL、玄関マットサイズ(82×61㎝)の品を一枚購入することに。ヘレケは「お絨毯様」とも呼ばれ、トプカプ宮殿にも敷かれていた最高級品とのこと、8万円 というのを5万円に値切る。もっとも、我々外国人は18%の消費税がかからない訳だし、オフシーズン・ディスカウントが17%あるらしいので感激するほ どの値引Dsc06161きでもないが。ナジさんもムスタファ部長と組んで懸命な売り込み、完全に絨毯屋の営業員に成りきっている。結局、数人が購入した模様、やっと解放されて外へ出ると、見覚えのある栴檀(せんだん)の木が白い実を沢山つけている。9:05出発、陽射しが出てくる。左側に大ハサン山(3266m)と小ハサン山(3069m)が連なるが、山頂は雲に隠れている。道路は整備されており振動と騒音は少ない。黄褐色の丘陵地帯が延々と続く。海抜1000m、5万平方キロメートルのコンヤ平原は小麦の主産地、地平線が見えるほどまっ平らで起伏が少ない。日本の製粉企業も合弁で進出しているとのこと。地下水を汲み上げて灌漑しており、砂糖大根 (ビート)も採れる。白い水蒸Dsc06168気を上げる製糖工場があり、色とりどりのヤギの大群がおり、白いビニルで包まれた牧草が俵積みになっている。茫洋とした景色である。10:00アクサライ市を通過、ベンツのトラック工場があり人口は17万人、十字路の町である。10:40スルタンハニ村到着、トイレ休憩。トルコ国内には11~13世紀にシルクロード上に建てられたキャラバン・サライ(隊商宿)が20㎞間隔で500箇所あり、ここスルタンハ二もそのひとつ、セルチュク朝の1228-9年に建造されたものでキャラバン・サライとしては最大である。9年前にもここに立ち寄り、その時内部を見学したので今回はパス、何名かの希望者が自腹で入場する。トイレは有料で1TL。コンヤ手前の大型ドライブイン・チビタシュのレストランで昼食。ネギ炒め、ナスと牛肉の煮込み(ムサカ)、トルコ風ピザ(エトリ・エキメッキ)、デザートはお菓子。全て不味、食べるものがなDsc06219い。中国人団体と初めて出会う。コンヤ市内に入り、13:05メヴラーナ博物館到着。午前中に降雪があったらしく積雪10㎝、どこもかしこも泥んこ。メヴラーナ博物館は、旋廻舞踏教団として知られるイスラーム神秘主義の一派、メヴラーナ教団の創始者メヴラーナ・ジェラルディン・ルーミーの聖廟である。メヴラーナは「我が師」の意味、昨日からお祭りが始まったとのことで、トルコ全土から信者が集まり人出がものすごい。博物館の第1室は聖廟、メヴラーナの棺をはじめ歴代高僧の棺がずらりと並ぶ。第2室は修業場、トランス状態になった信者がひたすら旋廻舞踏する部屋らしく、今は信者の若い女性が何人も床に座り込んでいる。第3室は資料室、ルーミー直筆のDsc06200本、コーランの写本、ムハンマドのあごひげが入った銀の小箱などが展示されている。9年前と殆ど変わっていないが、前回は許された写真撮影が禁止されている。最後に、昔の台所という別棟を覗き、旋廻舞踏の様子や修行僧の生活の様子を表す人形群を見学する。お祭りは1週間続くとのことで市内の道路はどこもかしこも大渋滞、インジェ・ミナーレ神学校へ通じる道路は全て閉鎖されてしまい予定の見学はできず仕舞。14:00パムッカレへ向け出発。途中大雨、沿道の両側は一面サクランボの果樹園が広がる。16:00ドライブインでトイレ 休憩(有料)。18:00ディナール村(Dinar)のドライブインで再びトイレ休憩(無料)。ディナールは人口3万人、蜂蜜とリンゴ茶(エルマ・チャイ)の産地。蜂蜜をかけた固ヨーグルトを食べ(7TL=350円)、500ミリリットルの缶ビールを2本買う(16TL=800円)。ビールがいやに高く、トイレチップがしっかり含まれている。20:00漸く今宵の宿コロッセア・テルマルに到着。

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