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西表島・由布島

2004年1月30日(木) 5:30起床、眠い。6:55から朝食、鮭と鯖の塩焼き、八重山カマボコ、モズク酢の物などをおかずにご飯を食べる。マンゴージュースとコーヒーも飲む。7:20出発、日の出と同じ時刻、外は漸く明るくなる。SCは今晩泊まる島内の別の宿へ直行することに。8:00石垣島離島ターミナル到着、8:10出航の高速船ドリーム1号に乗り西表島へ。モーターボート並みに速い。8:53西表島大原港接岸、いりおもて観光株式会社のバスに乗Dsc07437る。西表島は八重山諸島最大の島で面積289平方キロメートル、周囲130㎞、人口2290人。島の面積の90%は亜熱帯の自然林に覆われている。主な産業は観光であるが、サトウキビとパイナップルと稲が若干栽培されている。ガソリンスタンドが1カ所しかなくレギュラーガソリンは1リットル179円、又、もやし1袋180円、レタス1個400円とのこと、生活費が高い。東京からの直線距離は2100㎞、沖 縄本島からも460㎞、台湾からは200㎞。距離からいって八重山諸島はその昔、恐らく台湾の文化圏であったろう。枝ぶりの良い松はリュウキュウマツ、沖縄の県木に指定されている。水田があり二期作。生徒数僅か8名という古見小学校の前を通る。その背後に連なる山は古見岳Dsc07443(標高470m)、沖縄県で3番目に高い山である。動物注意の看板は全て国指定特別天然記念物のイリオモテヤマネコの図案、目撃された場所に立て替えるため移動式のものもある。道路下にはイリオモテヤマネコが潜って通れるようにトンネルが108箇所設けられており、道路の側溝は国指定天然記念物のヤエヤマセマルハコガメが落ちても這い上がれるように傾斜の緩いV字型にできている。西表島では人の暮らしよりも動物の暮らしが大事にされている。先ずは名物の水牛車に乗り由布島に渡る。9:35水牛車乗り場着。2班に分かれ我々はゴンタ号に乗る。16歳 の雄、人間でいえば48歳(水牛の寿命は約30年)、働き盛りで身体が大きい。角は40頭いる水牛中最大とのこと、確かにお尻Dsc07461が張り立派な体格である。但し、足は遅めの様で途中オシッコやウンチタイムをとりなかなか前に進まない。他の水牛車に次々追い抜かれる。御者は若い男性、三線を弾き「十九の春」を歌う。聴きながらのんびり渡海すればまさに命の洗濯、いやはやこれは寿命が延びる。潮が引けば西表島と陸続きになるほど浅い珊瑚礁の400mを20分かけてゆっくりのんびり進む。9:55由布島着。周囲2㎞、海抜1.5mの小さな島は全島が亜熱帯植物園。30分間のフリータイムになり島内を散策。花はサンダンカ(アカネ科)、ハイビスカス、ブーゲンビリア、ランタナ、樹木はシンノウヤシ、タコノキ、トックリヤシ、トックリヤシモドキ、モDsc07463モタマナなど、ゲットウ(月桃)もある。温室のような蝶々園に入ると、日本最大級の蝶オオゴマダラが沢山飛んでいる。他にもアサギマダラ、カバマダラ、ツマベニチョウ、ベニモンアゲハ、リュウキュウアサギマダラが見られるらしいが、今は見当たらない。オオゴマダラの黄金蛹はぴっかぴか。帰りは雄15歳の信太郎号に乗る。今度は由布島音頭を聴きながら渡海し、10:55バスに戻る。11:10仲間橋の袂から遊覧ボートに乗り仲間川マングローブ林クルーズに出発。干潮時なので船が進めるうちにと上流へまっしぐら。両岸にタコ脚のような根張りのマングローブ林が続く。単調 な景色であまり面白いところではない。マングローブ林の泥場には日本最大のシジミが生息するとのことDsc07483でその見本が回される。シジミ科ヒルギシジミ属の貝で標準和名はシレナシジミ(別名マングローブシジミ、ヒルギシジミ)、ホッキガイくらい大きい。殻の割に身は小さく、しかも砂抜きに10日以上かかるとのこと、今は食べる人は少ないようであるが、居酒屋の珍味メニューに載っている(石垣市浜崎町のDININGシュリンパーなど)。11:38奥の船着き場に着く。上陸し日本最大のサキシマスオウノキ(アオイ科の常緑高木)を見に行く。樹林帯に1、2分入り込んだ場所にその巨樹は聳えている。高さ4mもの巨大な板根が地 面をとらえて大蛇のようにのたうつ。推定樹齢は400~600年、サキシマスオウノキはDsc07490奄美大島が北限とのこと。かつては板根を牛や豚を解体する時のまな板にしたり、船の舵に利用したらしい。そこからUターン、帰りは船のスピードを落とし要所要所で説明がある。岸辺近くで淡黄色の花を咲かせているユウナは葉がハート形で昔はトイレットペーパー代わり。国指定天然記念物ヤエヤマヤシの群生地(ウヴンドゥルのヤエヤマヤシ群落)が左岸の山の中腹に見える。中間船着き場は展望台の入り口、山道を15分の登り。パイナップルに似た青いアダンの実は夏になると黄橙色に熟すが繊維質が多く不味、 救荒食として食べた時代もあったが今はイノシシ や烏の餌、但Dsc07513_2
し若芽は山菜として利用する。隠れ岩が2箇所水上に頭を出し、干潟がどんどん広がる。コサギ、ムラサキサギ、国指定特別天然記念物のカンムリワシが舞うのを見る。マングローブは満潮時に海水に浸る場所に生育している植物の総称で西表島にはオヒルギ(膝根)、メヒルギ(板根)、ヤエヤマヒルギ(支柱根)、ヒルギモドキ、ヒルギヤシ、ヤマブシキ(筍根)、ニッパヤシの7種が見られる。オヒルギ、ヤエヤマヒルギ、ヤマブシキは根の形状に特徴があり素人でも見分けられる。大原港までクルーズ船で直送してもらい12:20着、即小浜島行き高速船ドリーム2号に乗り換える。12:30出航でトイレに行く暇もなく実に慌ただしい。

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