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菱川師宣記念館

Img058 2014年1月12日(日) 鋸南町の嵯峨山に登った帰りに菱川師宣記念館見学に立ち寄る。同館は国道127号線沿い、道の駅きょなんと同じ敷地内に建つ。入館料は大人500円。菱川師宣(1630頃-1694)は鋸南町保田の生れ、浮世絵版画の創始者であり「浮世絵の祖」と呼ばれる。最も有名な作品は、昭和23年(1948)発行の趣味週間切手の図案に採用された「見返り美人図」であるが、館内に展示されているのは複製で本物は東京国立博物館に収蔵されている。第三展示室まである館内を一回り、師宣の仕事は見返り美人図に代表される浮世絵のような綺麗なものばかりでなく、吉原遊里の風俗図とか裏表四十八手解説図のような性の手引書まで幅広い。要するに喰う為にはどんな仕事でもこなしたようである。第三展示室では特別展の「~明治のおもしろ事件簿~錦絵新聞展」が開催されており、明治時代の「東京日日新聞」と「郵便報知新聞」の錦絵版や、「やまと新聞」の人気附録「近世人物誌」錦絵版が70点ほど展示されている。前者は新聞記事の中から衆目を集めそうなゴシップ記事を取り上げ、当時の浮世絵師が画筆を揮って面白おかしく描いたもの、明治の新聞はなかなか粋である。また、同敷地内に建つ見返り美人のブロンズ像は鴨川市出身の彫刻家長谷川昂(はせがわこう)の作品、鋸南町誕生30周年を記念して製作されたもの。

 

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