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ふきのとう

Dsc08081 2014年2月28日(金) 大雪の後、雪の下に埋もれていた庭のフキノトウを採取する。今年2回目、前回は天婦羅で賞味したので今回はフキ味噌を作ってもらうつもり。去年、一昨年は食べるのを自粛していたが、原発事故から三年近くが経ち、柏市内の家庭菜園作物や庭で採れる果実等の放射性物質(セシウム134と137)は確実に減少しつつある。事実、柏市ホームページの「放射線関連情報」の中の「持ち込みによる食品・井戸水等の放射性物質測定の結果」を見ても、2012/13年シーズンは100ベクレルの一般食品基準値を超えることがあった柑橘類が、今シーズン(2013/14年)は不検出や50ベクレル以下にまで低下し、500ベクレル超えも珍しくなかった原木シイタケも100ベクレルを下回るものさえ出てきている。今年は山菜や野生きのこの採取自粛が各地で解除されるかも・・、予感よ当たれ!。

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Mouton Gadet 2011

Dsc08063 2014年2月25日(火) フランス・ボルドー産の赤ワイン、ムートン・ガデ、750ミリリットル瓶の価格は2,100円。製造元は1930年創業のバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社、輸入元はエノテカ株式会社(東京都港区南麻生5-14-15)。しっかりした渋みがあり力強く、フルボディに近い味わい。個人的評価は☆☆★。

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天然エノキタケの醤油煮

Dsc079832014年2月23日(日) 2月18日、ハタケシメジ栽培用原木を増尾城址公園へ拾いに行き、伐採木の集積所から適当な太さの広葉樹を撰びだし、鋸で切断して5本ほど確保。その序に、以前から目をつけていたエノキタケの幼菌塊を採集し、一緒に持ち帰る。ゴミ取りのため数日間水に漬けておき十分に綺麗になったところで酒と醤油で煮てもらい、辛味大根のおろし和えにして食べる。美味しい。

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安房国一宮 安房神社(館山市)

Dsc08055 2014年2月22日(土) 先ほどお参りした洲崎神社も一宮を名乗っているが本当の安房国一宮はこの安房神社、主祭神は天太玉命(あめのふとだまのみこと)、安房国を開拓した阿波忌部氏の祖神である。創建は神話時代の神武天皇元年とされる。到着したのは黄昏時の16:50、真っ白な神明鳥居(一の鳥居と二の鳥居)をくぐって上の宮の拝殿前に進む。神職が仕舞支度をしていたが未だ扉は開いていたので、お賽銭を投じてニ礼二拍一礼、家内安全を祈願する。時間が遅いので下の宮へのお参りや御神木(槇の木)の見学はパス、いずれ隣接する館山野鳥の森ハイキングに来る予定なので、その時ゆっくり拝観することに。

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洲崎神社(館山市)

Dsc08044 2014年2月22日(土) 南房総市の大日山に登った帰りに参詣。主祭神は天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)であり、安房国一宮・安房神社の祭神天太玉命(あめのふとだまのみこと)の后神。創建は神武天皇年間とされる古社、四国阿波忌部氏の一族が肥沃な土地をもとめて房総半島に上陸し、祖神を祀ったのが始まりと伝えられる。随身門をくぐり150段もある急な石段を昇り拝殿の前に出る。延宝年間(1673-1681)の造営とされる本殿は三間社流造で銅板葺き、館山市指定文化財になっている。到着したのが16:20と遅く、宮司さんが拝殿の扉を閉めて帰る所、そそくさとお参りしただけで次の安房神社へ向かう。背後の御手洗山は「洲崎神社自然林」として千葉県指定の天然記念物、海岸に面して立つ浜鳥居近くには「神石」が奉納されている由、境内も含めそのうち又ゆっくり見学に来よう。

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増間日枝神社(南房総市)

Dsc080312014年2月22日(土) 1月25日に続き、再び旧三芳村(現南房総市)の大日山に登り、下山途中に再び日枝神社にお参りする。祭神は大山咋命(おおやまぐいのみこと)、昨年6月25日に訪れた滋賀県大津市にある日吉大社の末社である。鳥居の入り口側に3本、本殿の後に2本、「増間日枝神社の大杉群五樹」(南房総市天然記念物)が聳える。創建年は不明であるが、 昭和三十二年(1957)、増間地区の15社を合祀し、日枝神社を地区の鎮守としたとある。例年3月1日に境内で行われる「御神的神事(おまとしんじ)」は、元正天皇の頃(715-723)を起源とする稲作などの豊凶を占う歩射の神事、古い民俗儀式を折り目正しく伝えるものとして県指定民族資料となっている。当日選ばれた二人の射手は、垢離の淵で水浴潔斎し(垢離の淵は増間ダムの造成工事により喪われてしまったため、現在は増間七滝の第一滝、前蔵引の滝で行われる)、衣服を整えてから神社に上り、二十三間(43m)離れた鳥居の側から、早生(わせ)、中生(なかて)、晩生(おくて)に分けた矢を2本づつ交互に3回12本、都合36本射る。的への矢の当たり具合で、年間の天候、適種、豊凶を占うもの。拝殿にお参りし今日無事を感謝する。

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菜園の恵み(103) 九条ネギ

2014年2月21日(金)Dsc07981  先週末の大雪の影響で野菜が軒並み高騰し、特にネギは2倍に跳ね上がり1本198円也。こうなれば我が菜園の出番、満を持して九条ネギを4本掘ってくる。普段は「硬い」とか「香りがない」とか文句が多く、評判が良いとは云えないが、背に腹は代えられないらしく、「立派なネギじゃないの!」と珍しくお褒めの言葉。やれやれ、お世辞でいいから、いつもこれ位のねぎらいがあると、もっとヤル気が出るのだが・・。

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定点観察・手賀の丘公園(柏市)

Dsc079402014年2月20日(木) 久しぶりに手賀の丘公園へきのこ観察に出る。14、15日に降った雪は殆ど融けていたが、湿雪と強風のために常緑樹の倒木や枝折れが大量に発生しており、園内は荒れている。野鳥観察の邪魔にならぬよう菖蒲池周辺は遠慮し、伐採木集積所と主な倒木、切り株を回る。
《観察種》
①カワラタケ、②コフキサルノコシカケ、③スエヒロタケ、④ダイダイタケ、⑤ニクウスバタケ、⑥ネンドタケ、⑦ハカワラタケ、⑧ヒイロタケ、⑨ヒメシロカイメンタケ (写真は④)

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CORTE GIARA VALPOLICELLA 2011

Dsc079112014年2月17日(月) ヴェネト州No.1ワイナリー、アレグリーニ社(Allegrini)が造るハイコストパフォーマンスワイン!、コルテ・ジャーラ・ヴァルポリチェッラはイタリア産の赤ワイン、アルコール分12.5%、ミディアムボディ。ネットで調べると価格は1,400円、 バランスのとれた美味しいワインです。評価は☆☆☆★。輸入元はエノテカ株式会社(東京都港区)。

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新・一番搾り

Dsc07938 2014年2月16日(日) 何がどう新しいのか、ラベルの説明文(「そして今、さらに磨きをかけ、麦100%のうまみと、ホップの香りを、より実感できる新・一番搾り製法へ」)を読んでも分からないキリンの新・一番搾り、飲めば分かるかと、とりあえず試飲してみることに。うーん、やっぱり分からない。分からないけれども旧?と同じくすっきりして美味しい。二番搾り麦汁も使えば10本は作れるビールが、一番搾り麦汁だけでは8本位しかできない筈、元々がプレミアムビール。世界にビール銘柄数多し(10,000銘柄超?)と言えど、こんな贅沢な製法を採用しているブランドはおそらく一番搾りのみ、もっと自信を持ってよい。レギュラービールと同価格で買えるので これを飲まない手はなく、あえて「新」は要らないのでは。

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ユウナ(右納)

Dsc07810 2014年2月14日(金) またも雪、終日雪降り。湿雪で先週末ほどは積もらないようであるが・・、明朝まで降り続けば分からない。本日はバレンタインデー、昔は段ボール箱に納まりきれないほど?のチョコレートを貰ったものだが、今日は家人がカスミで買ってきたLOTTE Rummy唯1箱。まあ、それはさておき、写真はユウナの葉、バレンタインデーにふさわしい形をしている。ユウナは沖縄や奄美地方の呼び名で、標準和名はオオハマボウ(大浜朴)、学名はHibiscus tiliaceus、アオイ科の常緑高木であり、秋篠宮家第二女子、佳子内親王のお印でもある。撮影場所は先日訪れた宮古島(2014年2月1日)、ラミーチョコ1箱では心も寒く、先島諸島の温かさが恋しい。

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ほしいも作り

Dsc07896 2014年2月11日(火) 先日降った雪がどこに行ってもどっさり残っている。きのこ観察や山歩きは出来ないので、家に籠もりほしいもを作ることに。ところが、貯蔵用ダンボール箱を開けてびっくり、安納紅も五郎島金時も凍みたりカビが生えたりして殆どが傷んでいる。ショック!、もっと早く昨年の12月か遅くとも正月明けには加工を始めなければいけなかった模様、とほほのほ、あの掘り取りの苦労が水の泡。気を取り直し、良さそうな芋を撰び、凍みた部位やカビの生えた部分を切り落とし、蒸す。蒸け上がったイモの皮を厚めに剥き、適当に切り分け、大笊1枚分のほしいもを何とか確保。やれやれ、泣けてくる。これで乾燥中にカビでも生えたら、もう、立ち直れない。

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雪の大谷?

Dsc07892 2014年2月9日(日) 雪上がる。首都圏は45年ぶりの記録的大雪、都心の積雪27㎝、千葉市33㎝。仙台は未だ降り続いており、積雪35㎝は何と78年ぶりの大雪とか。自宅の周りも強風で屋根から吹き飛ばされた雪が各所で吹き溜まりを作り、感覚的には50㎝の積雪、いつも通り朝刊が届いていることに感心する。午前、午後と終日雪掻きに追われる。いやはや、参りました。まあ雪国の人にしてみれば多分この程度は小雪、宮古島の人々が本土に来襲する台風をそよ風と云うが如し、偶には雪国の人々の苦労を味わい、平素雪が少ない有難味を噛みしめるには良い機会、とは言え今冬はこれで勘弁してちょうだい!。

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定点観察・増尾城址公園(柏市)

Dsc078872014年2月6日(木) 今冬最強寒波来襲、寒い。気温は3、4度くらいか。それでも雨と雪が降ったのでめげずにきのこ観察へ。前回見つけたシイタケは4本から5本へ1本増、誰にも取られていない。辛味大根と和えるためエノキタケを少し持ち帰る。
《観察種》
①アラゲキクラゲ、②エノキタケ、③カワラタケ、④クロハナビラニカワタケ、⑤シイタケ、⑥ハカワラタケ、⑦ヒメシロアミタケ、⑧マンネンタケ (写真は③)

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伊良部島・下地島(→那覇→柏)

2014年2月1日(土) 13:10バスに戻り伊良部島へ。宮古島には高校までしかなく就職口も限られるため、高校を卒業すると若い人は進学するにしろ就職するにしろ全員が島を出Dsc07818る。沖縄本島に渡る若者が多く、島の人間は県外に出たがらない。また、昔の長寿県も今は全国一の肥満県、特に宮古島の人はメタボ、泡盛をたらふく飲んだ後の締めにステーキを食べる習慣のせいか。今は県を挙げて最長寿県を取り戻すべく取り組み中(2013年都道府県別長寿ランキングによると、沖縄県は男性が30位、女性は3位。トップは男女とも長野県)。因みに、泡盛の製造所は県内に48か所、原料はタイ米。13:40平良港に到着しバスごとカーフェリーに乗り込む。小さなフェリーで片方しか開口しないためバスはバックで入る。13:50出船、建設中の長大橋、伊良部大橋(平成27年1月完成予定、全長3540m)が見える。本島に見える2本の大煙突は沖縄電力Dsc07821の火力発電所か。海峡を一跨ぎして14:15佐良浜港接岸。伊良部島も本島と同じく隆起珊瑚礁から成る石灰岩台地、最高所の海抜は89m、周囲26.6㎞、人口6000人。海辺に建つ二階建て住宅は全て築40年のカツオ御殿、当時はソロモン諸島など南方へカツオ漁に繰り出し、1年で家が建つほどの稼ぎがあった。留守家族への毎月の仕送り20万円、一航海のボーナスが500万円はざら、昭和40年代の話ゆえもの凄い。佐良浜地区は今でも近海カツオ漁など漁業中心の集落であり、もうひとつの伊良部地区はサトウキビ、葉タバコ、カボチャなどの農業と牧畜主体の集落である。西岸の景勝地佐和田の浜(さわだのはま)Dsc07822へ。大潮の干潮時とあって遠浅の干潟に大岩がごろごろ、やはり明和八年(1771)の八重山地震に伴う大津波の置き土産とされている。独特の景観は「日本の 渚百選」。20mほどの短い橋を渡り地続きのような下地島に入ると、遠浅の海(ここも佐和田の浜?)に魚垣(ながき)が設けられている。干潟に石垣を積み上げ、潮の干満で垣の内側に取り残される魚を捕える伝統的漁法である。魚垣は、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選ばれており、旧伊良部町の文化遺産に指定されている。珍しいものを見せてもらい感激、先人の知恵に感心する。下地島は周囲17.5㎞、人口48人、住民登録は1世Dsc07830帯。昭和54年(1979)、ジャンボ機のパイロット訓 練専用の下地空港が開港している。今日は天気が良くないせいか訓練は行われておらず、残念ながらタッチアンドゴーは見られない。進入誘導灯の桟橋が700mも遠浅の礁湖へ突き出しているのが印象的。島の西端、国指定天然記念物「通り池(とおりいけ)」へ。駐車場からはアダンとモモタマナの林の中を歩いて行く。海蝕断崖の上に通り池と第一の池の2つの丸い池が隣接している。吸い込まれそうな紫紺色の水をたたえる池の周囲は絶壁、石灰岩台地の天井が崩れ落ち、地下に水が溜まった空洞部分が現れたもので、メキシコのユカタン半島で見た「セノテ」と同じであDsc07831る。2つの池はどちらも地下洞窟で海とつながっており、熟練ダイバーなら海側から到達することも出来る由。更にその先に第三の池と称する3つ目の池もあるが、木道が途中で壊れており辿り着けない。ハート形の葉をしたユウナが淡黄色の花を開いている。伊良部島に渡り返して最後の観光地は渡口の浜(とぐちのはま)、もはや海もビーチも食傷気味であるが、砂が小麦粉のようにきめ細かい。売店でペットとして飼われているヤシガニを見せてもらい、お返しに生姜入り黒糖を買う。佐良浜港から16:10発のフェリーに乗り、平良港経由、17:00宮古空港着。ANA1728便那覇行きに搭乗、機種はB737-500(126席)、ほぼ満席、17:51離陸。18:33那覇空港着陸、待ち時間に弁当を買って食べる。ANA136便羽田行きに搭乗、機種はB777-300(514席)、略満席。19:50離陸、飛行中、宮沢賢治著「銀河鉄道の夜」を読む。21:45羽田空港着。浜松町、西日暮里経由、南柏駅からタクシー、0:00ジャスト帰宅。

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東平安名岬(ひがしへんなさき)に咲く花

2014年2月1日(土) 東平安名崎は宮古島一の景勝地、国指定名勝で日本都市公園百景にも選ばれています。宮古島の南東部に突き出す長さ2㎞、最大幅160m、高さ20mの細長い半島は、太平洋と東シナ海に面し、水平線を丸く見ることが出来ます。隆起サンゴ礁の石灰岩から成る岬の草原には、2月というのに①イリオモテアザミ(シマアザミ)、②テッポウユリ、③テンノウメ(天梅:沖縄県天然記念物)、④ジシバリ、⑤シロノセンダングサ、⑥ハマウド、⑦ハマオモト(ハマユウ)などの花がみられました。(写真は左が⑥、右が⑦)
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宮古島で出逢ったきのこ

Dsc077622014年2月1日(土) 八重山・宮古10島巡り3泊4日の旅もいよいよ最終日、リュウキュウマツやモクマオウの根際、アダンの立ち枯れなどいろいろ当ってみたが、初日に泊まった石垣シーサイドホテルの庭で広葉樹の立ち枯れにアラゲキクラゲを見つけたのみ、殆ど収穫らしいものはなくこれは駄目かと諦めかけていたところ、朝食後にホテル・ブリーズベイマリーナに隣接するうえのドイツ文化村を散策していると、広葉樹の立ち枯れに薄く平べったい淡灰褐色のサルノコシカケ科のきのこを見つける。傘に環紋がありセンベイタケのようだがと裏返して見ると、孔口がセンベイタケよりずっと大きく六角型、南方系のきのこのフルイタDsc07766ケかと心が躍る。図鑑を見ると小笠原諸島ではきわめて普通とのこと、いつも参考にしている竹しんじさんのホームページ「ドキッときのこ」に拠ると神奈川県の真鶴半島に発生するとのことなので、千葉県の房総半島先端の暖温帯にも発生しているのかもしれないが、ネットで調べても画像が少ないし、なかなかヒットしない珍種。何とも嬉しい出逢い、早速「私のきのこ図鑑(1)」に登録する。(写真をクリックすると画像が大きくなります)

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宮古島

2014年2月1日(土) 7:20起床。8時から朝食 。ご飯、味噌汁、納豆、茹でインゲン、鱈幽庵焼き、油味噌、キンピラ等食べる。他に牛乳とグレープフルーツジュース、コーヒーを飲む。ホテルにバスが迎えに来るのは11時なので、それまで隣接Dsc07751_2するうえのドイツ文化村を散策。最初、宮古島とドイツの関係が分からなかったが、パンフレットによると、明治六年(1873)7月、ドイツ商船ロベルトソン号が航行中に台風に遭い、近くの宮国沖リーフに座礁難破する事故があったとのこと。その時、上野村(現宮古島市)の村民が乗組員を救助し、一ヶ月余も手厚く介護して、無事本国へ帰国させたと云う。以来ドイツ国と宮古島との交流が始まっている。戦前の小学校の修身教科書にはこの美談が取り上げられて全国に広く知られていたらしい。この史実は、慶長十四年(1609)、岩和田村(現千葉県御宿町)の沖合で、メキシコに帰る途中のスペイン船サンフランシスコ号が座礁難破した時、村民総出で乗組員を救出し、その後無事メキシコに帰国させた事とそっくりであり、しかも、それが縁で現在御宿町とメキシコ国が友好の絆で結ばれていることとも重なる。どちらも日本国民にもっと広く知られて良い話だが・・。うえのドイツ文化村は、「国際交流と地域活性化の拠点として、そして、祖先の勇気ある行動を称え、その博愛の心を広く文化遺産として後世に伝えるべく」1996年に開園。園内の一等地に当時の総理大臣近衛文麿公直筆の「独逸商船遭Dsc07760難の地」碑(昭和十一年建立)や、ドイツ連邦共和国ゲアハルト・シュレーダー首相来島記念碑(2007年7月21日、沖縄サミット時)が建つ。千葉県袖ケ浦市にある東京ドイツ村とは違い、存立趣旨が明らかなテーマパークと言える。しかしながら開園時期はバブル経済崩壊(1991年)後、失われた20年の最中とあって集客も伸び悩んだことであろう。メンテナンス費用の捻出も困難とみえ園内は荒びが目立つ。海に突き出したシーサー岩まで歩いてみたが、ドイツ・ボーデン湖のマイナウ島にある宮殿をモデルにしたという博愛パレス館は現在休館中、途中の外灯は傾いたり折れたりしているし、遊歩道の青銅製の手摺も緑青が吹き、部分的に欠けている。また、ベルリンの壁2枚を展示するというキンダーハウスも避雷針が抜け落ち塗装はDsc07771剥げている。如何せん、箱物が大き過ぎる。維持修理まで含め長期的に考えれば、到底小規模自治体の手に負える代物ではない。御宿町の高台に建つメキシコ記念塔程度に留めておくべきだったのでは・・、これも沖縄振興策の予算で建立した物件?。マルクスブルグ城を再現したという博愛記念館にも入ってみたが、ドイ ツの民族衣装を身に着けたスタッフの姿ばかりが目立ち来館者はぽつぽつ、皆手持無沙汰の様子。 このままでは、あと10年も経たぬうちに、台風と塩害により老朽化が加速し、廃墟になるやもしれぬ。ホテルへ戻る道で広葉樹の立ち枯れに初見のフルイタケを発見。11:00ホテルDsc07780をチェックアウトしバスに乗る。最初の行先は宮古島最大の景勝地 東平安名崎(ひがしへ んなさき)、島の南東に位置する2㎞の細長い岬は国指定名勝で日本都市公園百景にも選ばれている。11:30岬の付け根の駐車場に着き、先端に建つ平安名崎灯台まで散策。岬の中央を遊歩道が 貫き、その両側に風衝草原が広がる。草原には65科222種の植物が確認されており、今はイソノギク?、イリオモテアザミ、ジシバリ、テッポウユリ、テンノウメ(天梅;沖縄県天然記念物)、 ハマウド、ハマユウの花が見られる。途中、悲恋の末にこの岬の断崖から身を投げたと伝わる絶世の美Dsc07782女マムヤの墓が岩窟の中に造られており、宮古島市の指定史跡となっている。平安名崎灯台は昭和42年(1967)の初点灯、突端に立てば水平線が丸く見える。右に太平洋、左に東シナ海がどこまでも広がる。土産物店巡りなど止めて半日ぐらいのんびりしたくなる。断崖下の岸近くに点在する大岩は、明和八年(1771)発生の大地震に伴う津波により海底から運ばれてきたもの、津波のエネルギーはすさまじい。12:00バスに戻る。宮古島では3月から5月上旬の大潮に当たる時期、珊瑚礁が海面上に大きく姿を現し島民総出で潮干 狩りを楽しむ由、特に池間島沖合の八重干瀬(やびじ)が有名で、地ダコ、サザDsc07809エ、アワビなどの磯もんが採れる。一度そのような時期に訪れてみたいものである。昼食のためホテルへ戻る途中に4000KWのメガソーラー実証研究設備の前を通る。太陽光パネルの傾斜角が5度と通常の15度に比べ緩いのは、台風で剥ぎ取られてしまうのを防ぐため、何せ風力発電機が根元から折れてしまうほどの強風が襲う。12:25 VILLAGE琉球の風に着き、屋台村でオプションの昼食、沖縄料理には飽きたので参加せず。再びドイツ文化村をぶらぶらし、シーサー岩に向かう途中、干潮で出現したハート岩を写真に収める。岩場で竿を振る太公望を眺めながらラスクや伊予柑を食べる。

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池間島・来間島

2014年1月31日(金) 14:41宮古空港着陸、気温24℃、4月中旬の陽気とのこと。平成17年の市町村合併で誕生した宮古島市(宮古島、池間島、来間島、伊良部島、下地島、大神島)の人口は54000人、先島諸島最大の都市である。15:00宮古協栄バスに乗る。バスガイドはIさん。宮古島でも農業の主役はサトウキビ、1~3月が収穫期で植え付けは8月、収穫まで1年半を要する。1反(300坪)当たりの売り上げは14、5Dsc07703万円、どこの家でも子供たちの学資に充てるらしいが、価格低迷で苦しいとのこと。一口に沖縄県と云っても宮古諸島と八重山諸島、沖縄本島の間にはいろいろ違いがある。方言、土壌(宮古諸島は隆起珊瑚礁から出来ており弱アルカリ性土壌のため稲とパイナップルが育たず。八重山諸島と沖縄本島は酸性土壌)、ハブ棲息の有無(宮古諸 島にはハブがいない)など。Iさんの話を聞くうちにバスは池間大橋(平成4年(1992)開通、全長1425m)を渡り池間島に入る。池間島は周囲 10.1㎞、人口600人。以前は遠洋漁業のカツオ漁で栄えたが、排他的経済水域が設定されてしまった今は衰退し、近海カツオ漁が細々Dsc07705と行われている。特産品は鰹節や鰹味噌。また、周辺の深海に宝石珊瑚(アカサンゴ、ベニサンゴ、モモイロサンゴなど)を産する為、中国船の密漁が絶えず、昨年は3隻拿捕。街路樹としてフクギ(福木)が植えられた島内一周道路を走り、池間島灯台や池間湿原(ユニムイ湿原)を車窓から見る。一周して橋の畔に戻り、展望台から池間大橋と宮古島と海峡とを眺める。海の色は七色、ライトブルー、ブルー、ダークブルー、ライトブルーグリーン、ブルーグリーン、ダークブルーグリーン、グリーン、まさに沖縄の海の色、奇跡的美しさ。宮古島には山や川はなく、従って陸地から土砂の流出がないため海の透明度は世界有数、圧巻の水色である。
宮古本島に戻り、池間大橋近くの雪塩製塩所を見学。「雪塩」は今売出し中の宮古島名物でモンドセレクション3年連続金賞を受賞した実績を持つ。Dsc07709製造元は株式会社パラダイスライン、製法は、海岸近くの深さ22mの井戸から地下海水(隆起珊瑚礁から成る陸側に海から浸透してきた海水)を汲み上げ、海水淡水化装置(逆浸透膜)で濃縮し、濃縮塩水を加熱板に直接噴霧して瞬間蒸発させ、加熱板表面から塩を掻き取るもの。見学は出来なかったが設備は家内工業規模であり、製法も単純なので、真似をする所が出てきそう。塩ソフト(350円)を食べてみると当たり前だが塩辛い。伊豆湯ヶ島のワサビソフトとどっこい、まあニガリ成分がそっくり入っているのでミネラルは豊富、健康には良いのかも。次は来間島へ。車窓から眺める宮古島の民家は四角いコンクリート製の平屋建てが殆ど、何の風情もない。これは嘗て風速毎秒80m級の台風が何度 も来襲し(昭和41年第2宮古島台風;最大瞬間風速85.3m/s、昭和43年第3宮古島台風;同 79.8m/s、平成15年台風第14号;同74.1m/s)、伝統的赤瓦Dsc07717屋根の建物は全壊してしまったため。内地で大騒ぎする風速30~40m/sの台風なぞ宮古島ではそよ風!、いやはや恐れ入りました。電力は火力発電所、生活用水は地下水(止水壁による地下ダム)に頼る。17:15来間大橋(平成7年(1995)完成、全長1690m)を渡り来間島(くりまじま)に入る。来間島は周囲9.0㎞、人口150人。架橋以来人口流出が進み、400人から150人に減少したとのこと。暮らしの糧はサトウキビ、葉タバコ、カボチャの栽培。それにしても、池間大橋といい来間大橋といい、こんな立派な橋を世帯数の少ない小島に架けているのは全国広しといえど沖縄県しかない。沖縄振興開発計画(昭和47年~平成13年)の一環の離島架橋等道路事業として予算がついたもの、米軍基地を押し付けている代償とは言え余りにも無駄遣い、もっと有効な使い道があったので
は?。来間東農林公園展望台から橋と海峡と対岸の与那覇前浜ビーチを眺める。公園の一角に建つ栗間大橋開通10周年記念碑「橋架て島栄え」が虚しい。17:55ホテル・ブリーズベイマリーナにチェックイン、オリックス歓迎の幟が何本も立つ。プロ野球のキャンプインは確か明日から、オリックスの選手もこの宿に泊まるのかも。233号室に入る。セミダブルベッド2台のゆったりした部屋、ソファと椅子2脚に丸テーブル。TVはソニー製、冷蔵庫(空)、電気ポット、セーフティー ボックス、スリッパ、ハミガキセットと何でも揃っている。大浴場はないが、ゆったりめのユニットバスでB、S、C  Dsc07730はカネボウ製。夕食前に海岸(シギラビーチ)を散歩、隣接地にドイツの古城のような建物がある。19時からホテルの和食レストラン潮騒で沖縄風懐石料理を食べる。お造り(角切りマグロのとろろ掛け)、モズク酢の物、豆腐と海葡萄のサラダ、豚肉の陶板焼き、ヘチマとジーマミー豆腐の天婦羅、沖縄そば、ご飯と香の物、デザートはシークワーサーのプリンとフルーツ。今回の旅行中一番の美味。部屋に戻りオリオン社のスペシャルエックスを試飲してから島唄ライブを聴きに行く。会場は道路の向かい側のVILLAGE琉球の風のライブハウス、女性歌手2人が唄う「島唄」、「あさどーやユンタ」、「涙そうそう」などを聴くうちに宮古島の夜は更ける。

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石垣島みやげ(2/2) 地ビール

日本最南端のビール醸造所、北緯24度22分の石垣市にある石垣島ビール株式会社が製造する地ビール「Marine Beer]と「黒ビール」の2種Dsc07849類を宮古島へ飛ぶ前の石垣空港で購入しました。到着した日のホテルのレストランで飲んだ同社製のヴァイツェンが意外に美味しかったので別の種類も飲んでみたくなったのです。価格はどちらも330ミリリットル入り小瓶が1本399円、楽天市場で購入すると組み合わせ自由の 3本セットで送料込2,980円、同じく6本セットで4,430円なので大分安く上がりました。重い思いをして運んできた甲斐があったというものです。もう一種類、「夕暮れ海岸ビール」というブランドがあるようですが石垣空港では手に入りませんでした。 そのうち、いつになるか分かりませんが、世界最南端、南緯53度10分のチリはプンタ・アレナス市にあるアウストラル醸造所(Ausutral Brewery)のカラファテエール(Austral Calafate Ale )を飲んでみたいと思っています。できれば南米の最南端まで旅をして・・。叶いますかどうか。(世界最南端の市はアルゼンチンにあるウシュアイア市で南緯54度48分、そこに醸造所があれば上記は訂正しないといけませんが、アサマブドウに似ているというカラファテの実に個人的思い入れがあり、本文の記述になりました)

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石垣島みやげ(1/2) みんさー織り

Dsc07851石垣市内の八重山みんさー織り工芸館に立ち寄った際に、ティッシュボックス・カバー(2,940円)とメガネケース(2,100円)を購入してきました。同社製のネクタイは天皇陛下と皇太子殿下の御愛用品、そして、地元石垣島出身の歌手夏川りみが過去4回紅白歌合戦に出場した時の衣裳も 同社製というので品質は折り紙つきと思われます。

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石垣島

2014年1月31日(金) 今日の午前中は石垣島観光。石垣島は国内では福島第一原発から最も遠い地であり(与那国島など離島を除く)、歌人の俵万智が原発事故の放射能被爆を恐れ、子供を連れて仙台から避難してきたところ。転居自体は個人の自由であるからとDsc07651やかく言うつもりはないが、その時に詠んだ歌(「子を連れて西へ西へと逃げて行く愚かな母と言うならば言え」)を自身のツイッターに発表し、開き直りとも受け取れる態度は問題である。放射能の汚染や被爆に敏感になるのは一向に構わないが、歌人と称するからには、他人の心の痛みや苦しみ、悲しみにこそ敏感になって欲しいもの、仙台を、福島を、離れたくても離れられない人々が大勢いる。6:30起床。髭を剃り日焼け止めを塗る。7:20漸く明るくなる。7:30から朝食。鯖塩焼、明太子、八重山カマボコ、納豆(熊本市のマルキン食品製)などをおかずにご飯を食べる。デザートはブルーベリージャムをかけたヨーグルトとコーヒー。シーク ワーサージュースも飲む。8:30東運輸株式会社の観光バスDsc07614で出発、まず川平湾グラスボート遊覧へ。オプションでひとり1,000円。川平湾を望む高台にある川平公園の駐車場でバスを下り、浜辺に降る。湾内に点々と浮かぶブイは真珠の養殖場、川平湾は湾口が狭く逆C字型に見える。32名全員が1隻のグラスボートに乗船し約30分間、船底に設けられた縦一列5カ所のガラス窓から、珊瑚礁の海底に広がる幽玄の世界を眺め、多種多様な生物を観察する。ボートは湾内数カ所 の観察ポイント上で停泊し、ブロックほど大きい30年生のシャコガイ(美味しいのは殻長15㎝まで)、先端が青白く妖しく光る枝サンゴ、Dsc07622
ジャガイモの集まりのようなコモンシコロサンゴ、タワシのような形のクサビライシ、ヒトデ、アオブダイ、カクレクマノミ、デバスズメダイ、その他もろもろを見せてくれる。中には、ウミヘビやウミガメを目撃した幸運な人もいる。水族館より遥かに面白い。船から上がり川平公園の近くの琉球真珠株式会社川平真珠養殖場直売店へ行く。真珠養殖に用いられる貝は、アコヤガイ、クロチョウガイ(黒蝶貝)、シロチョウガイ(白蝶貝)、イケチョウガイ(池蝶貝;淡水産)、マベガイ(マベ貝)の5種類あるが、川平湾では湾内に自生するクロチョウガイと豪州から輸入する母貝シロチョウガイとで、黒真珠と黄金真珠を養殖している。目の保養をしただけで石垣焼窯元の見学へ。石垣焼の皿 や茶碗は陶器とガラスを融合させた独特の焼き物、見込みに沖縄の海の色(コバルトブルー)を配し、周囲はDsc07671渋い油滴天目。1999年オープンと窯元の歴史は浅いけれども、2004年来島時の天皇皇后両陛下が作品を天覧されているし、キャロライン・ケネディ米国駐日大使にも皿とペンダントをプレゼントした模様、昨年12月6日付の礼状が届いている。物は確かであるが値も張る。次は石垣島の伝統工芸、みんさー織工芸館の見学、次から次の土産物店回りで目が回る。もうバスから降りて来ない人もいる。皆ぐったり。八重山諸島旅行記念にみんさー織りのティッシュボックスカバーとメガネケースを購入する。最後に石垣島ショッピングプラザの2階レストランで昼食Dsc07687_2(Option、1,050円)、そば定食と豆腐定食を食べる。バスガイドが唄う「あさどーやユンタ」を聴きながら石垣空港へ。13:00空港着、SCを預け売店で石垣島地ビール2本を購入、紅芋とドラゴンフルーツ2種をトッピングしたジェラートを食べてから、展望台に上り沖縄県の最高峰於茂登岳(おもとだけ;標高526m)を眺める。14:00 ANA1792便宮古行きに搭乗、機種はB737-800(167席)、空席が目立ち6、7割の搭乗率、窓側の座席なので景色は良く見える。14:20離陸、宮古島まで130㎞、30分のフライト。10分も経たずに小判型の多良間島が見えてくる。機体は早やくも下降体制に入り、ほどなく宮古諸島が見えてくる。

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