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池間島・来間島

2014年1月31日(金) 14:41宮古空港着陸、気温24℃、4月中旬の陽気とのこと。平成17年の市町村合併で誕生した宮古島市(宮古島、池間島、来間島、伊良部島、下地島、大神島)の人口は54000人、先島諸島最大の都市である。15:00宮古協栄バスに乗る。バスガイドはIさん。宮古島でも農業の主役はサトウキビ、1~3月が収穫期で植え付けは8月、収穫まで1年半を要する。1反(300坪)当たりの売り上げは14、5Dsc07703万円、どこの家でも子供たちの学資に充てるらしいが、価格低迷で苦しいとのこと。一口に沖縄県と云っても宮古諸島と八重山諸島、沖縄本島の間にはいろいろ違いがある。方言、土壌(宮古諸島は隆起珊瑚礁から出来ており弱アルカリ性土壌のため稲とパイナップルが育たず。八重山諸島と沖縄本島は酸性土壌)、ハブ棲息の有無(宮古諸 島にはハブがいない)など。Iさんの話を聞くうちにバスは池間大橋(平成4年(1992)開通、全長1425m)を渡り池間島に入る。池間島は周囲 10.1㎞、人口600人。以前は遠洋漁業のカツオ漁で栄えたが、排他的経済水域が設定されてしまった今は衰退し、近海カツオ漁が細々Dsc07705と行われている。特産品は鰹節や鰹味噌。また、周辺の深海に宝石珊瑚(アカサンゴ、ベニサンゴ、モモイロサンゴなど)を産する為、中国船の密漁が絶えず、昨年は3隻拿捕。街路樹としてフクギ(福木)が植えられた島内一周道路を走り、池間島灯台や池間湿原(ユニムイ湿原)を車窓から見る。一周して橋の畔に戻り、展望台から池間大橋と宮古島と海峡とを眺める。海の色は七色、ライトブルー、ブルー、ダークブルー、ライトブルーグリーン、ブルーグリーン、ダークブルーグリーン、グリーン、まさに沖縄の海の色、奇跡的美しさ。宮古島には山や川はなく、従って陸地から土砂の流出がないため海の透明度は世界有数、圧巻の水色である。
宮古本島に戻り、池間大橋近くの雪塩製塩所を見学。「雪塩」は今売出し中の宮古島名物でモンドセレクション3年連続金賞を受賞した実績を持つ。Dsc07709製造元は株式会社パラダイスライン、製法は、海岸近くの深さ22mの井戸から地下海水(隆起珊瑚礁から成る陸側に海から浸透してきた海水)を汲み上げ、海水淡水化装置(逆浸透膜)で濃縮し、濃縮塩水を加熱板に直接噴霧して瞬間蒸発させ、加熱板表面から塩を掻き取るもの。見学は出来なかったが設備は家内工業規模であり、製法も単純なので、真似をする所が出てきそう。塩ソフト(350円)を食べてみると当たり前だが塩辛い。伊豆湯ヶ島のワサビソフトとどっこい、まあニガリ成分がそっくり入っているのでミネラルは豊富、健康には良いのかも。次は来間島へ。車窓から眺める宮古島の民家は四角いコンクリート製の平屋建てが殆ど、何の風情もない。これは嘗て風速毎秒80m級の台風が何度 も来襲し(昭和41年第2宮古島台風;最大瞬間風速85.3m/s、昭和43年第3宮古島台風;同 79.8m/s、平成15年台風第14号;同74.1m/s)、伝統的赤瓦Dsc07717屋根の建物は全壊してしまったため。内地で大騒ぎする風速30~40m/sの台風なぞ宮古島ではそよ風!、いやはや恐れ入りました。電力は火力発電所、生活用水は地下水(止水壁による地下ダム)に頼る。17:15来間大橋(平成7年(1995)完成、全長1690m)を渡り来間島(くりまじま)に入る。来間島は周囲9.0㎞、人口150人。架橋以来人口流出が進み、400人から150人に減少したとのこと。暮らしの糧はサトウキビ、葉タバコ、カボチャの栽培。それにしても、池間大橋といい来間大橋といい、こんな立派な橋を世帯数の少ない小島に架けているのは全国広しといえど沖縄県しかない。沖縄振興開発計画(昭和47年~平成13年)の一環の離島架橋等道路事業として予算がついたもの、米軍基地を押し付けている代償とは言え余りにも無駄遣い、もっと有効な使い道があったので
は?。来間東農林公園展望台から橋と海峡と対岸の与那覇前浜ビーチを眺める。公園の一角に建つ栗間大橋開通10周年記念碑「橋架て島栄え」が虚しい。17:55ホテル・ブリーズベイマリーナにチェックイン、オリックス歓迎の幟が何本も立つ。プロ野球のキャンプインは確か明日から、オリックスの選手もこの宿に泊まるのかも。233号室に入る。セミダブルベッド2台のゆったりした部屋、ソファと椅子2脚に丸テーブル。TVはソニー製、冷蔵庫(空)、電気ポット、セーフティー ボックス、スリッパ、ハミガキセットと何でも揃っている。大浴場はないが、ゆったりめのユニットバスでB、S、C  Dsc07730はカネボウ製。夕食前に海岸(シギラビーチ)を散歩、隣接地にドイツの古城のような建物がある。19時からホテルの和食レストラン潮騒で沖縄風懐石料理を食べる。お造り(角切りマグロのとろろ掛け)、モズク酢の物、豆腐と海葡萄のサラダ、豚肉の陶板焼き、ヘチマとジーマミー豆腐の天婦羅、沖縄そば、ご飯と香の物、デザートはシークワーサーのプリンとフルーツ。今回の旅行中一番の美味。部屋に戻りオリオン社のスペシャルエックスを試飲してから島唄ライブを聴きに行く。会場は道路の向かい側のVILLAGE琉球の風のライブハウス、女性歌手2人が唄う「島唄」、「あさどーやユンタ」、「涙そうそう」などを聴くうちに宮古島の夜は更ける。

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