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西国二十七番札所 書寫山圓教寺(天台宗)

2014年3月25日(火) 書寫山圓教寺の所在地は姫路市書写2968番地、標高371mの書写山山上に伽藍が散在する。Dsc08332「西の比叡山」と呼ばれるほど寺格は高く、西国三十三所中最大規模の寺院で、中世には比叡山、大山とともに天台の三大道場と並び称された巨刹である。御本尊は摩尼殿(観音堂)安置の六臂如意輪観世音菩薩坐像(像高97㎝、昭和八年、石本暁海作)で秘仏。康保三年(966)、性空(しょうくう)上人の創建と伝える。

御詠歌 「はるばると 登れば 書写の山おろし 松の響きも 御法(みのり)なるらむ」

連泊の大阪シェラトン都ホテルを出発し、トヨタレンタリース谷町六丁目店でヴィッツを借り、阪神高速道路、第二神明道路、加古川バイパスと走り、中地ランプで姫路バイパスを出て、少し迷って10:50、漸く書写山ロープウェイ山麓駐車場到着。11:00発のロープウェイに乗り山頂駅(標高270m)に上る。そこから摩尼殿までマイクロバスの便もあるが 特別志納金は1,000円、もったいないので500円の入山料を納めて歩Dsc08331くことに。僅か0.6㎞の山道であり、外国人や家族連れなど歩いている人は多い。書写山の参詣道は6本(東坂、西坂、六角坂、刀出坂、鯰尾坂、置塩坂)あるが、今はロープウェイの架かる東坂がメイン。参道には摩尼殿本尊写しの銅製如意輪観音像や西国三十三所本尊写しの銅製観音像が並ぶ。仁王門(県指定文化財、江戸時代初期)をくぐり、塔頭の壽量院(客殿と庫裡及び唐門が重文)と十妙院(客殿と庫裡、棟門が重文)を過ぎ、一旦下って湯屋橋という石橋を渡ると、眼前に舞台づくりの巨大な摩尼殿(天禄元年(970)創建、昭和八年再建)が現れる。摩尼殿内陣に造り付けの大厨子は5間に分かれ、向かって左の間から広目天(重文、10世紀作)、増長天(同)、本尊如意輪観音、多聞天(重文、10世紀作)、持国天(同)を安置するがいずれも秘仏、直接拝むことは出来ない。お参りし、堂内の納経所で御朱印を戴く。摩尼殿から西に向かう参道を辿り三之堂(みつのどう)が建つ広場に出る。白砂の広場を囲んで、右に大講堂(重文、15世紀再建)、正面に食堂(同、同)、左に常行堂(同、享徳二年27img073(1453)再建)の三棟がコの字型に並ぶ。大講堂に接して元五重塔跡地に築地塀で囲まれた姫路城主の本多家墓所がある。食堂(じきどう)二階が宝物館として公開されており、ガラスケースの中に元五重塔本尊の大日如来像はじめ、寺内の諸堂にあった仏像や鬼瓦などが展示されている。三之堂から更に西に進むと奥之院があり、性空上人像(重文)を祀る開山堂(重文、江戸時代初期)、護法堂拝殿(重文)、シート掛け修復中の乙天社(重文)と若天社(重文)の二棟の護法堂が建つ。約六万坪の広大な境内全域が国指定史跡であり、山内に重要文化財が数多存在する。1、2時間の拝観では実に勿体なく立ち去り難いが、今日中にあと2箇所は回りたいし、やむなく引き揚げることに。ロープウェイ山上駅経由、12:55車に戻る。

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