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西国観音霊場巡拝

2014年3月25日(火) 6:15起床。朝食代わりに持参のオニオンコンソメスープを飲みラスクをかじる。コーヒーも飲む。7:30出発、地下鉄で谷町六丁目へ出て、トヨタレンタリースでヴィッツを借り受ける。事故補Dsc08295償を付け12時間で6,300円也。カーナビ目的地に二十七番札所の圓教寺(えんぎょうじ)をセットし8:15再出発。直ぐに阪神高速道路(高津料金所)に乗る。阪神高速道路は出入り口が多く断続的渋滞、また須磨、明石など料金所も多く実に走りにくい。9:30明石SAで休憩、リトルマーメイドのパンを食べる。第二神明道路、加古川バイパス、姫路バイパスを走り中地ランプで降りる。10:50漸く書写山ロープウェイ山麓駐車場(無料)到着。往復乗車券(900円)を求め11:00発のロープウェイに乗る。ロープウェイは長さ781m、高低差210m、所要4分、時間節約のため止むを得ないが料金は高め。山頂駅(標高270m)に上り、その先にある志納所で二人分の入山料1,000円を納め圓教寺まで0.6㎞の近畿自然歩道を辿る。マイクロバスのDsc08316便もあるが特別志納金はひとり1,000円、関西の神社仏閣巡りは何かとお金がかかる。仁王門までは曲がりくねった山道、両側に西国三十三所観音の青銅製の写しが並ぶ。途中、姫路市街地を一望できる箇所があるが、黄砂と花粉とPM2.5のせいか霞んでいる。兵庫県指定文化財の仁王門をくぐると、今度は道の両側に「一金壱百圓」と名前(屋号)が刻まれた寄進碑が並ぶ。林内の檜の樹肌が赤いのは、檜皮葺きの材料とするべく、原皮師(もとかわし)なる職人により樹皮を剥ぎ取られたせいであろう。壽量院、十妙院などの塔頭を過ぎ、湯屋橋という石橋を渡ると、正面に巨大な舞台造りの摩尼殿(観音堂)が現れる。堂内に上り、秘仏の如意輪観音像のお姿を思い浮かべながらお参りする。仏Dsc08325前で般若心経を唱えてから納経所で納経帳に御朱印を戴く。摩尼殿を出て次は三之堂(みつのどう)へ。途中にある大仏像や樹齢七百年の巨杉(樹高35m、幹回り8.4m) を眺めながら三之堂が建つ広場に出る。右(北)に大講堂、正面(西)に食堂(じきどう)、左(南)に常行堂の三棟がコの字型に並び、中世の寺院景観を今に伝えている。いずれも室町時代、15世紀半ばの再建で国の重要文化財に指定されている。元五重塔が建っていた東側には築地塀に囲まれた本多家廟所があり、兵庫県指定文化財の五棟の御堂が建つ。本多忠勝、忠政、政朝、政長、忠国の墓であり、忠政、政朝、忠国は姫路城城主である。また、忠政の嫡男忠Dsc08337刻(ただとき)の墓塔(五輪塔)があり、その後ろに忠刻に側近として仕え、忠刻病没時に殉死した宮本三木之助(宮本武蔵の最初の養子)の墓もあるようだが、残念ながら今日は廟所に立入ることは許されない(日曜祝日のみ開門)。食堂に上り二階の宝物館を見学、武蔵坊弁慶が修行した時の机と硯、元五重塔本尊の大日如来像(鎌倉時代、定朝作)、食堂本尊の僧形文殊像や諸堂にあった仏像、鬼瓦などが並ぶ。一条帝の中宮・藤原彰子に随行して参内した和泉式部の画像もある。更に奥之院へと進み、性空上人を祀る開山堂(重文)にもお参りする。木造性空上人像(重文)は厨子の中に安置されており拝めない。開山堂の傍らに和泉式部の歌塚(鎌倉期、宝篋印塔)も建つ。国指定史跡の五万五千坪(18ha)の広大な境内には三十棟を越える建造物が散在し、「西の比叡山」とも称される西Dsc08371国三十三所中最大規模の寺院、国宝・重文級の文化財も数多く、1日かけてゆっくり拝観したいところであるが、もう二、三カ所今日中に回りたいので引き返す。12:40再びロープウェイ山上駅。12:55車に戻り、加西市にある二十六番札所一乗寺へ向かう。姫路城の前を通り、国道372号線を走り、13:40一乗寺駐車場(有料300円)着。受付で入山料(400円)を納め急な石段を上る。常行堂の前を通り、三重塔(国宝)を眺めながら、ようよう一番上の平地に出ると、懸崖造りの堂々たる金堂「大悲閣」(重文)が建つ。堂内に上り御本尊の聖観世音菩薩(秘仏、重文)の前で般若心経を唱える。納経所で御朱印を戴いたのち、金堂の前縁から山内を眺める。見下ろす三重塔の景色が美しい。金堂裏手に建つ護法堂(重文)、妙見堂(同)、弁天堂(同)や横手の鐘楼(県指定文化財)を見学して山を下りる。14:15車に戻り次の加東市にある二十五番札所清水寺へ。こうなると最早スタンプラリー、観音霊場巡礼の有難味がなくなる。再び国道372号線を走り、15:15清水寺駐車場着。山上駐車場(標高500m)へ続く専用道路 の入り口に料金所があり、通行料と入山料込みで一人500円を納付。清水寺は標高552mの御嶽山山上に建つ。大講堂で千手観音坐像(公Dsc08391開)にお参りし、十句観音経を詠む。「観世音 南無佛 与佛有因 与佛有縁 仏法僧縁 常楽我浄 朝念観世音 暮念観世音 念念従心起 念念不離心」。大講堂内にある納経所で御朱印をいただく。そのあと、根本中堂に上り、前立十一面観音菩薩像(ご本尊は秘仏、うしろの黄金の厨子の中)にもお参りし、「おかげの井戸」や大塔跡も見学してから車に戻る。時刻は15:50、急ぎ三田市にある番外の花山院へ向かう。ひょうご東条ICから中国自動車道に乗り神戸三田ICで降り三田市内を抜ける。専用道路で山を登り花山院 の駐車場(標高400m)に着いたのは16:45、急いで寺務所に駆け上るも、御宝印受付は16:40迄と書いてあり、門は固く閉ざされている。僅か5分の差で門前払い、呼び鈴を押してみたが応答はない。やれやれ、次の機会に出直すしかなし。花山法皇殿にお参りしてから帰路に着く。大阪シェラトン都ホテルをナビ目的地にセットすると一般道で56㎞、宝塚市内など度々の渋滞に巻き込まれ、距離の割に時間がかかる。漸く大阪市内に入り残り8㎞地点で満タン給油、19:55ホテル駐車場着、借用時間切れまで残り5分、ぎりぎりの帰着となる。本日の走行距離263㎞、ヴィッツの燃費は21.4㎞とまずまず。コンシェルジュに車の鍵と駐車券を渡し、ラウンジeuで三杯目のウェルカムコーヒーを飲んでから、上本町駅ビルへ夕食の弁当を買い出しに行く。

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