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きのこ図鑑「兵庫のキノコ」

2014年7月31日(木) 最近アマゾンで購入したきのこ図鑑。送料無料で税込2,160円也。2001年1月発足の兵庫きのこ研究会の編著。兵庫県内で出会える約700種類のきのこの中からImg088代表的な245種を選び掲載している。巻末(174頁~185頁)に「図鑑にあまり載っていないキノコ」と称して下記16種が紹介されており、その部分に目通ししたくて購入したもの。即ち、①コガネハナガサ、②ハイチャヒダサカズキタケ、③キアシベニヒダタケ、④ワカクサウラベニタケ、⑤ヨソオイツルタケ、⑥コトヒラシロテングタケ、⑦オオオニテングタケ、⑧スオウシロオニタケ、⑨アシボソニガイグチ、⑩ヒイロウラベニイロガワリ、⑪ウラベニヤマイグチ、⑫アカダマキヌガサタケ、⑬シロクモノコタケ、⑭チチショウロ、⑮クモノスアカゲヒナチャワン、⑯シロキツネノサカズキモドキ。
⑥のコトヒラシロテングタケは柏市内の公園でも出逢えるが、他のきのこはこれまでフィールドで見たことがない。ネットで調べると、⑮は千葉県内でも確認されているが、そして①、②、③、⑦、⑧は富士山を含む静岡県で確認されているが、他(④、⑤、⑨、⑩、⑪、⑫、⑬、⑭、⑯)は、多分関西以西の専売特許、出張観察でもしない限り出逢う事はないであろう。本書は図鑑と云いながら、きのこ料理レシピが充実しており、中でも会員のリストランテ・ベリーニ(芦屋市月若町2-17、℡:0797-32-1777)のシェフ小野和彦氏の創作料理が素晴らしい。「ヤマドリタケモドキと平目のアクアパッツア」、「ハナイグチと焼きナスのカッペリーネ」、・・・、こんな料理に仕立ててもらえばきのこもさぞかし本望であろう。

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映画「哀愁」

Img0872014年7月29日(火) 手持ちのDVDで映画「哀愁」を観る。原題は「WATERLOO BRIDGE」、1940年製作のアメリカ映画で、主演はヴィヴィアン・リーとロバート・テイラー、第一次世界大戦下のロンドンを舞台にした、スコットランドの名族出身の軍人としがない踊り子との悲恋物語、古典的純愛ドラマであり屈指の恋愛映画とされる名作である。ヴィヴィアン・リー(1913-1967)はこの時27歳、美しい。「風と共に去りぬ」(1939年)、「アンナ・カレニナ」(1947年」、「欲望という名の電車」(1951年)も良いけれど、「哀愁」こそ彼女の代表作では・・。
4月の英国旅行の後始末も終わったところで、ロンドン市内観光で車窓からちらりと眺めたウオータールー・ブリッジを思いだし、何回目かの「哀愁」を鑑賞することに、英国旅行の復習でもある。尚、映画の舞台となった橋は1817年開通の1代目、現在の橋は1945年開通の2代目とのことである。

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定点観察・手賀の丘公園(柏市)

2014年7月28日(月) やっと猛暑が一服したので引き籠もりを解消し、スギの損傷部に発生するオオヒラタケの様子見に手賀の丘公園へ。例年なら7月下旬から8月上旬頃に発生するのだが今年は影も形も無し。他のきのこも酷暑続きの後で元気がなく、まるで真冬の観察の如き硬質菌ばかり目につく。
《観察種》
1.イグチ属、2.クサイロハツ、3.クジラタケ、4.クロタマゴテングタケ、5.ケショウハツ、6.センベイタケ、7.ツルタケ、8.ツヤウチワタケ、9.ドクツルタケ、10.ヒイロタケ、11.ヒビワレシロハツ、12.ヒメコナカブリツルタケ、13.フクロツルタケ(シロウロコツルタケ)、14.ボタンイボタケ、15.ミドリニガイグチ (写真左は4、右は6)
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焼あなご

Dsc011412014年7月26日(金) 今年一番の暑さ、気象庁によると全国927観測点のうち、187地点で猛暑日、683地点で真夏日。こんな日はうなぎでも食べて夏バテ防止を図りたいところですが、市場に出回るニホンウナギとヨーロッパウナギは、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに掲載される絶滅危惧種、鰻屋さんには申し訳ないけれど、今後食べるのを自粛&我慢しなければと考えています。とりあえず、本日の晩酌の肴に、姿形がそっくりのアナゴに登場してもらいました。愛媛県伊予郡松前町の増永食品株式会社製の焼あなご(しょうゆ味)、ウナギに比べるとぐっと淡泊で心もとない感じはしますが・・。この猛暑を穴子の蒲焼で何とか乗り切れますように。

「カンテラに 波の穂のよる 海鰻(あなご)釣」 (四字路)
「穴子釣るや 汐の満ちくる 船溜り」 (野村喜舟)

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菜園の恵み(111) シシトウ

Dsc011382014年7月23日(水) 種取りして育てたシシトウが実り始めました。拙宅ではピーマン代わりに使用し、ベーコンやソーセージとの炒め物、天ぷらなどにして食べます。キュウリ、ミニトマト、ミョウガの夏野菜も好調、今日現在でキュウリは累計62本、ミニトマトは同1,704個を数えます。隣近所に配ったりしてはいますが、次第に冷蔵庫の野菜室が塞がってきました。

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定点観察・船橋県民の森(船橋市)

2014年7月22日(火) 関東甲信地方、本日梅雨明け宣言。午後から久しぶりに船橋県民の森へ出かけて暑い中のきのこ観察。コトヒラシロテングタケがぼこぼこ、他はぼちぼち。
《観察種》
1.アワタケ、2.エゴノキタケ、3.オオチリメンタケ、4.オオホウライタケ、5.カレバキツネタケ、6.コトヒラシロテングタケ、7.シロハツ(モドキ)、8.ツエタケの仲間、9.ツルタケ、10.テングタケダマシ、11.ドクツルタケ、12.ベニタケ属、13.ボタンイボタケ (写真左は6、右は8)
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初ミョウガ

Dsc010622014年7月20日(日) そろそろかなと、庭の北側に植えてあるミョウガの茎葉を掻き分けて覗いて見ると、花ミョウガが既に16個も出ていました。今年初の収穫です。家庭菜園にも植えてありますが、陽当りが良過ぎるせいか、未だ1本も出てきません。ミョウガはどちらかと云うと直射日光が当たる場所より木陰を好む植物、正直なものです。早速、今晩は卵とじ、明日の昼はそうめんの薬味に使うつもりです。冷奴の薬味にも良し、キュウリと一緒に漬物にしても善し、また天ぷらにしても美味しいし、茗荷は香味野菜の優れものです。

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定点観察・増尾城址公園(柏市)

2014年7月19日(土) 福一原発事故以来、きのこ熱はかなり冷めてしまったが、現物を見てきのこの種名を言い当てる事は惚け防止に良いと考え、雨の止み間に増尾城址公園へ。このところの高温と湿気でカビに侵され傷んでいるものが多かったが、イグチ類とテングタケの仲間の大型菌がごろごろ。
《観察種》
1.イグチ属、2.イロガワリ、3.オオホウライタケ、4.オキナクサハツ、5.クリイロイグチ?、6.ケショウハツ、7.コウモリタケ、8.コテングタケモドキ、9.シロオニタケ、10.シロハツ、11.ツルタケ、12.テングタケ、13.テングタケダマシ、14.ハナオチバタケ、15.ヒメコナカブリツルタケ、16.フクロツルタケ(シロウロコツルタケ)、17.ブドウニガイグチ、18~20.ベニタケ属3種、21.ヘビキノコモドキ、22.ボタンイボタケ、23.マンネンタケ、24.ミドリニガイグチ、25.ムラサキヤマドリタケ、26.ヤブレベニタケ?、27.ヤマドリタケモドキ(写真は、左上から時計回りに、1、16、23、26の順)
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ブルーベリージャム

Dsc009902014年7月18日(金) 今日はブルーベリージャム作り、先入れ先出し、冷凍庫を塞いでいた昨年収穫の実を使う。ヨーグルトにかけて食べるつもりなので少しゆるめ、400グラムが2瓶できました。 

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定点観察・向小金ふるさとの森(流山市)

Dsc009832014年7月17日(木) 久しぶりに近所の公園できのこ観察。自宅から徒歩5分、向小金ふるさとの森は流山市が地権者から借用し、市民に開放してきた自然公園である。昨秋からその一部8,124平方メートル(公園全体の3分の1くらい)で大規模土地開発が始まり、このほど41区画の宅地造成が完成、間もなく戸建て住宅が建ち始める気配である。地権者から開発業者に売却されたものと思われる。高木が切り倒され、すっかり明るく開けてしまい、きのこ観察の妙味は失われている。湿地の近くでオオツルタケとムラサキヤマドリタケを見つけただけで後が続かない。まあ今までが恵まれすぎ、そう考えて諦める。

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江戸東京博物館

Dsc009222014年7月12日(土) 読売新聞販売店からもらった江戸東京博物館常設展の招待券を持って家人と両国へ。東京へ出るのは久しぶり、今日も昨日同様猛烈に蒸し暑い。両国駅から徒歩3分、訪れるのは初めてである。特別展「軍師官兵衛」開催中(5月27日~7月13日)であるが、西国武将に関心はなくパス(特別展入場料は1300円)。まず一階のイタリアレストランFINN'Sで昼食、ピザとスパゲッティを食べアイスコーヒーを飲む。その後六階と五階の常設展をゆっくり見学し、実寸大復元の芝居小屋・中村座前で櫻川ぴん助社中演じる江戸芸かっぽれを観る。かっぽれは元々住吉大社の住吉踊りに端をDsc00966
発し、浅草三社様の境内で大道芸として踊られたもの、コミカルな奉納舞である。常設品の展示内容の中では、江戸城本丸御殿(表・中奥)・松の廊下、越前福井藩主松平伊予守忠昌(1597-1645)の上屋敷、寛永の町人地、三井越後屋江戸本店(19世紀前期)、両国橋西詰などの縮尺模型が極めて精巧に良くできている。文明開化東京ゾーンもあり、凌雲閣、鹿鳴館、ニコライ堂、銀座煉瓦街等の縮尺模型も力作揃い、一見の価値がある。まあ何度も足を運びたいとは思わないが・・。外国人の来館者も多い。昔の東京を知るには手軽で格好の場所なのかも。

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Mercian Bistro 白

Dsc004982014年7月10日(木) 低価格ワインカテゴリーNo.1と謳うメルシャン・ビストロ、1500ミリリットル入りペットボトルが楽天市場の最安値だと僅か669円で購入できます。ラベルには、甘辛度「中口」、酸味「ほどよい」、味の濃さ「ほどよい」とありますが、飲んでみると、水っぽくて、薄っぺらで、何とも頼りなく、個人的評価は☆★。アルコール分10%は通常価格帯のワインより1~2割は薄く、その分水割りでもしているのでしょうか。まあ値段が値段なので仕方ないかもしれませんが・・。製造元はメルシャン株式会社。

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ラズベリージャム

Dsc009142014年7月9日(水)  六月に採集し冷凍庫に保存しておいたラズベリーでジャムづくり、今日はとりあえず三瓶。まだまだラズベリーは残っており、もう六瓶ぐらいは優に作れる。一年中食べられる。

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ブルーベリー

2014年7月8日(火) 庭のブルーベリーが熟れ始め、今年の初摘みを行いました。ちょうどイラガの幼虫も卵から孵る時期、採取するにはゴム手袋や軍手の装着が欠かせません。そして、イラガ幼虫を1匹1匹割り箸でつまみ取り、踏み潰して蟻の食糧とする作業は、殺生を伴うので心苦しく、又根気も要るのでなかなかの苦労です。昨年度収穫分もたっぷりと冷凍庫に備蓄してあり、そろそろジャムかソースに加工しなければと考えております。
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東根の大ケヤキ(東根市)

Dsc008932014年7月6日(日) 国の特別天然記念物、欅としては日本一の巨樹とされ、群馬県吾妻郡東吾妻町の「原町の大ケヤキ」、山梨県南アルプス市の「三恵の大ケヤキ」と並んで日本三大ケヤキと称される。東根市立東根小学校校庭に聳え、推定樹齢は千五百年以上、樹高28m、根回り24m、目通り周囲16m、直径5m、魂消るほど大きい。樹勢は今尚盛ん、湯殿山神社から仙台へ帰る途中、東根市内で少し回り道して拝観する。 

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口之宮湯殿山神社(西川町)

2014年7月6日(日) 山形県西村山郡西川町本道寺大黒森381番地に鎮座し、祭神は湯殿山神社と同じく大山祇神、大己貴命、少彦名命の三柱。出羽三山の麓にはもともと、八方七口という八つの登山Dsc00878口、即ち、羽黒山の羽黒口、阿吽院の肘折口、日月寺の岩根沢口、注連寺の七五三掛口、大日坊の大網口、大日寺の大井沢口、本道寺の本道寺口、昭高寺の川代口(寛永年間に閉鎖)があり、それぞれの寺院が登山口を支配し、全国からやって来る信者たちが落としていく莫大な銭を握るべく相競っていた。その中の本道寺が此の神社の前身であり、明治七年(1874)廃仏棄釈令が発せられると、寺号を廃し、口之宮湯殿山神社と改称した。大同四年(809)、湯殿山に参拝した空海によって開山されたと伝わる。湯殿山四別当寺(本道寺、大日寺、注連寺、大日坊)の中の正別当として湯殿山の中心的別当寺でDsc00871あり、歴代藩主や徳川幕府の篤い崇敬を受け、江戸時代には梁間18間、桁68間という東北一の伽藍を誇ったと云う。明治元年、戊辰戦争の戦場となり、将軍家の祈願寺であったために、新政府軍の攻撃を受け、大伽藍は焼き払われてしまう。現存の建物は明治二十二年(1890)に再建されたもの。
湯殿山から仙台へ帰る途中、国道112号線沿いに建つ口之宮湯殿神社に参詣。他にお参りする人もなく、境内も社殿も荒びが目立つ。駐車場に並ぶ「旧本道寺代参塔群」は西川町の指定文化財、湯殿山信者が所願成就のため、多額の金銭を別当寺に寄進し住職に代参を依頼する信仰形態があって、その際寄進額の一部を用いて建立されたもの、7基現存し、碑面は「湯殿山永月代参 明和二乙酉歳(1765)四月吉日 先達大? 下野国那須郡小木?村 願主小森源左衛門」など、18世紀後半の建立である。拝殿前の仏足石、境内の地蔵尊、八日塔碑(文化九壬申天(1812)當村四月佛生日講中)、金比羅大権現碑(文化三丙寅天(1806))、百万遍供養塔など、神社というよりはお寺さん、神仏習合時代の歴史を色濃く感じさせる。

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湯殿山神社(鶴岡市)

2014年7月6日(日) 山形県鶴岡市田麦俣字六十里山7番地に鎮座し、祭神は大山祇神(おおやまつみのかみ)、大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)の三Dsc00866柱。
せっかく田麦俣までやって来たことだしと、湯殿山神社に二度目のお参りをすることに。有料道路(400円)を上り、12:40大鳥居前の大駐車場に到着。快適参拝を謳うシャトルバス(往復300円、片道200円)もあるが、本宮まで歩いて登る。約25分、結構遠く、標高1000mの高所にしては蒸し暑い。本宮入り口の禊場で靴を脱いで裸足になり、拝観料500円を納めて紙人形と御守りを受け取る。禊祓を受けてから紙人形を傍らの水に流し、本宮入り口をくぐる。本宮内の写真撮影は一切禁止。御神体は兜型の赤い大岩である。その前でまず神鈴を鳴らし、ニ礼二拍手一礼、家内安全を祈願する。湧出しているのか或いは何か仕掛けがあるのDsc00863か、御神体の頂から常時さらさらと熱い湯が流れ落ちる。その左側に沿って上り、御神体の裏に回って、梵字川渓谷を見下ろす遥拝所で御滝神社にもお参りする。芭蕉の「おくのほそ道」に、『此山中の微細、行者の法式として他言する事を禁ず。仍て筆をとどめて記さず』とあるので、まあこの辺で止めておこう。昭和の初めまで殷賑を極めた出羽三山講や湯殿山講はめっきり衰えてしまい講中客は減少の一途、その代り、クラブツーリズムやトラピクスなどのツアー団体客が何組も押し寄せる。特に今日は日曜日とあって大盛況、お参りもベルトコンベア方式&トコロテン方式であり、どうしても有難味は薄まる。禊場の傍らに、以前にはなかった足湯が設けられてあり、ゆっくり足を浸けてから引き揚げる。

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田麦俣の多層民家(鶴岡市)

2014年7月6日(日) 今日は山形県の名所ドライブ、8:15出発。国道48号線を走り、まず天童市上貫津の風穴「ジャガラモガラ」へ。林道入り口に着いたものの、除草作業のため車の進入禁止。何も日曜日にやらなくDsc00811ても・・、4㎞もある林道をこの炎天下に歩く気はせず諦める。気を取り直して鶴岡市田麦俣の兜造り多層民家へ転進、国道112号線を走り、11:30専用駐車場到着。多層民家は2棟あり、手前の1棟には市から委託を受けた管理人の渋谷幸雄氏が実際に暮らしている。そこで見学料300円を納め、後ろの多層民家「旧遠藤家住宅」をひとりで勝手に見学する。入口の板戸を開けて電気のスイッチを入れるがあんまり明るくない。むしろ薄暗いほどで、ようやく眼が慣れてくると、内部には雪深い山村の人々の暮らしが窺える道具が所Dsc00838_2狭しと並んでいる。道具の説明書きは暫らく更新された様子がなく、黄ばんで煤けており、実に読み難い。家族の居住用として使われた一階の、にわ(土間)、まや(馬屋)、でどご(台所)、おめえ(居間)、おめえにある囲炉裏・神棚・佛棚、おへや(主人夫婦の寝室)、しもざしき(下座敷)、かみざしき(上座敷;客間)、えんがわ(縁側)などを見学する。おめえに「湯殿山注連寺先達高山坊」の大看板が掛けてあるが、旧遠藤家も注連寺の宿坊のひとつとして、湯殿山に参詣する客の世話をしていたのであろうか。階段で二階に上がる。二階は下男たちの居住用と作業場、物置として使Dsc00848われた場所であり、今は木製・竹製の雪橇や大鋸等の木挽き道具を展示している。更に三階の「厨子」に上ると、そこは養蚕作業に使われた空間であり、今でも養蚕台、アケビや山葡萄の蔓で編んだ桑の葉摘み籠などが並んでいる。パンフレットによると、『田麦俣集落は、庄内と内陸を結ぶ六十里越街道の要所にあり、湯殿山信仰が盛んになるにつれて、宿場的性格を帯びて、その要件を満たすべく、茅葺き合掌造りの多層民家が建てられるようになった。旧遠藤家もそのひとつで、江戸時代後期の文化文政年間(1804-1829)に建てられたものと推定される。当初はDsc00852寄棟造りであったが、明治に入って養蚕が盛んになると、屋根の改造が行われ、妻側は「高はっぽう」という輪郭と反りが美しい「兜造り」に改造され、平側にも採光と煙出しの窓が造られて、風格のある建物に変わっていった』由。昭和49年(1974)に山形県有形文化財の指定を受け、昭和52年から53年にかけて半解体復元工事を行い、兜造りに改築された明治10年代の姿に復元されている。「月山」の著者、森敦が田麦俣にほど近い七五三掛(しめかけ)集落の注連寺で一冬を過した時(昭和26-27年)は、集落にこのような多層民家がずらりと並んでいたとのこと、世界文化遺産に登録されている「白川郷・五箇山の合掌造り集落」に勝るとも劣らない景観と文化的価値を有していたであろうに実に惜しい。せめてこの2棟が後世に良く伝わりますように。

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宮城県県民の森きのこ観察

2014年7月5日(土) 午前、仙台市、利府町、富谷町の1市2町にまたがる県民の森へ出かけてきのこ観察。県民の森は昭Dsc00778和44年(1969)、明治百年記念事業として開園した処、訪れるのは今日が初めてである。駐車場に車を入れ、中央記念館周辺、あかまつの道、岩切城址の順番に観察を行う。駐車場と入園は無料で、その上熊が出没するほど自然度は高い。広大で、隣接する青少年の森と併せ、きのこ観察のフィールドとしては一級品、申し分ない。まず中央記念館周辺の散策路で、キアシグロタケ、キツネノハナガサ、ケショウシロハツ?(写真)、クロハツ、ベニタケ属数種、ヤグラタケに出逢う。林内はジャノヒゲの花盛り、珍しいツチアケビの花も見る。有難くはないがオオスズメバチにも遭遇する。次のあかまつの道はコテングタケモDsc00779ドキ1本のみ、その代りウツボグサ、オカトラノオ、ショウマ類の花の競演。最後の岩切城址は高森山(標高106m、三等三角点峰)の山頂一帯に拡がる中世の山城跡、仙台市街地、泉ヶ岳、七ツ森の眺めが素晴らしい。主郭や各郭部分の草刈りが終わったばかりで、きのこはイタチタケ、ウズラタケ、チャヒラタケの仲間、ベッコウタケしか見つからなかったが、のんびり日向ぼっこをするマムシに出遭う。今日は軽く下見、今後は、仙台に帰省する都度、じっくり定点観察に訪れようと思う。

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栗駒山で出逢った花(2/2)

2014年7月3日(木) 写真の出来が悪いので掲載を割愛しましたが、他に、クモマニガナ?、シロバナクモマニガナ?(単なるニガナとシロバナニガナかも)、タカネアオヤギソウ、ミツバオウレン、ムラサキヤシオツツジなどが咲いていました。
(写真は、上段左がタテヤマリンドウ、同右がハクサンチドリ、中段左がヒナザクラ、同右がベニサラサドウダン、下段左がマルバシモツケ、同右がミネズオウ)
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栗駒山で出逢った花(1/2)

2014年7月3日(木) 今日は、イワカガミ平から中央コースを登り、栗駒山の山頂を踏んで、東栗駒山経由で周回下山しました(詳しくは、姉妹ブログ「自惚山人ノオト」の「528. 栗駒山・東栗駒山」の項をご覧ください)。栗駒山は田中澄江氏の名著「花の百名山」のひとつ、湿性高原の花畑を代表するヒナザクラをはじめ、色々な花が目を楽しませてくれました。
(写真は上段左がアカモノ(イワハゼ)、同右がイワイチョウ、中段左がウラジロヨウラク、同右がオノエラン、下段左がコイワカガミ、同右がゴゼンタチバナ)
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PIAN DI NOVA 2009

Dsc006352014年7月2日(水) イタリア・トスカーナ産の赤ワイン、ピアン・ディ・ノヴァ(PIAN DI NOVA)2009、造り手はイル・ボッロ(IL BORRO)、サルヴァトーレ・フェラガモ一族所有のワイナリーの由、まあ多角経営というよりも道楽のひとつでありましょう。高級ブランドの派生品らしく750ミリリットル瓶が多分?千円、仙台滞在中に飲みきってしまいました。アルコール分13%、フルボディ、スパイシーな上、タンニンの渋みが厚く、私の口には合いません。個人的評価は☆☆★といったところ、輸入元はエノテカ株式会社(東京都港区南麻布5-14-15)。

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定点観察・榴ヶ岡公園(仙台市)

2014年7月1日(火) 高速料金が割引になる0:00過ぎに仙台宮城ICを出て、マンション到着は御前様。午前中に新しい本棚2台を受け取り、壊れた本棚を引き取ってもらって、東日本大震災の後遺症を漸く解消する。午後、雨の止み間に榴ヶ岡公園できのこ観察。出逢えたのは、ケショウハツ、シロハツ、ツガサルノコシカケ、ツルタケ、テングタケ、ニオイコベニタケ、ヒメコナカブリツルタケ、不明種の8種類。種類も量もまだ少ない。(写真左がニオイコベニタケ、同右がヒメコナカブリツルタケ)
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