« 大和国一宮 大神神社(桜井市) | トップページ | 奈良町界隈散歩 »

高野山参詣

2014年10月7日(火) 6:00目覚まし時計で起床。7:00~7:25朝食、今日は5階の特設会場、並ぶ料理は昨日の朝と同じ、やはり納豆ご飯中心に食べる。7:45出発、台風一過の晴天Dsc03705となる。JR奈良駅7:52発の難波行きに乗り新今宮駅で南海線乗り換え、南海線の窓口で関西ワンデイパスを提示し、高野山往復チケットと高野山内バスフリー切符と拝観料割引券を受け取る。8:42発橋本行きに乗り、9:32同駅着。9:52の極楽寺行きを待つ。橋本駅と極楽寺駅間を走る全席指定の観光列車「天空」は女性に大人気、10:15発の当日指定席券(510円)を求めて次々に鉄道女子がやってくる。10:04九度山駅、再来年のNHK大河ドラマは真田幸村とのこと、来年は高野山開創1200年、和歌山県は盛り上がりそうである。列車は山中をゆっくり上っていく。一帯はスギとヒノキの植林地ばかり、紀州の山は風情に欠ける。10:30極楽橋駅(標高545m)に着き、接続する160人乗りケーブルDsc03726カーに乗り換える。標高867mの高野山駅まで僅か5分、駅前で南海りんかんバス奥ノ院行きに乗り込む。宿坊宿泊体験などが受けるのか、10人余のガイド付き外国人ツアー客と乗り合わせる。高野山の山上は一大宗教都市、4000人が暮らし、内1000人は僧侶、117の寺、52の宿坊がある。終点の奥ノ院前でバスを下りると吹き渡る風が涼しい。公園墓地にさしかかると、企業の物故者供養塔が建ち並び、中には、白蟻供養塔、福助型、ヤクルト型などユニークなものもある。日産自動車、小松製作所、見眞大師親鸞聖人墓、東日本大震災Img093物故者慰霊碑、・・。定年まで勤め上げた会社の永代供養塔(昭和55年11月吉日建立)を見つけ、懇ろにお参りする。奥ノ院参道に合流すると、加賀前田家二代利長墓、浄土宗元祖国光大師法然上人御廟所、安芸浅野家墓所、重要文化財の結城秀康(家康次男)石廟、筑前黒田家墓所が現れ、墓マイラーや歴女、歴男には堪らない。11:40大黒堂にある納経所で御朱印を頂戴する。御廟橋を渡り、弥勒石(重軽石)に触れてから、いよいよ奥ノ院の御廟前室・燈籠堂にお参りする。家人の実家は真言宗なので、本人は神妙に手を合わせる。裏手に回って再び弘法大師御廟にお参りし、石田三成が母の菩提を弔うDsc03745ため、高麗版一切経6285巻を納めて寄進したと云う経蔵や納骨堂、ピラミダルな無縁供養塔を見学しながら御廟橋に戻る。御廟橋の脇の水向け地蔵に手向け水をかけて先祖の供養を行う。お茶処・頌徳殿(しょうとくでん)に入りひと休み、番茶を頂き持参のアンパンを食べる。帰りは一の橋口まで奥ノ院参道を歩く。参道の両側に建ち並ぶ墓所のうち関心のあるものをチェックすると、織田信長・筒井順慶墓所、県指定史跡の豊臣家墓所、芭蕉句碑「父母のしきりに恋し雉の声」(1775年建立)、長州毛利家墓所、出羽庄内藩主酒井家墓所、上州高崎安藤家墓所、石田三成墓Dsc03753所、薩摩氏島津家初代家久・二代光久・綱久墓所、伊達政宗墓所、周防岩国吉川家墓所、奥州仙台伊達家墓所など。13:20一の橋口バス停に出る。13:27のバスに乗り千手院橋下車、金剛峰寺に参詣する。拝観料は高野山チケットの御蔭で2割引きの400円、御朱印帳を納経所に預け、順路に従って各室の襖絵を中心に内拝する(重要仏像は全て霊宝館に収蔵されている)。奥ノ院霊木高野杉の輪切り、豊臣秀次自刃の間(柳の間)、天皇・上皇の応接室上壇の間、我国最大の石庭蟠龍庭(2,340㎡)、県重文の真然廟、二石釜など見学する。新別殿でお茶とお煎餅の接待も受ける。小一時間Dsc03764で退出、次は歩いて霊宝館へ。霊宝館は高野山に伝わる国宝、重文、県指定文化財を含む5万点以上の文化財を収蔵すると云うので大いに期待しつつ、同じく2割引きの拝観料480円を支払って入館。しかし結果は全くの期待外れ、重文の《大日如来坐像》(平安時代・金剛峰寺)や《弘法大師坐像》(室町~桃山時代・同)は熊本市の鶴屋百貨店で開催中の「弘法大師と高野山展」(10月1日~13日)に貸し出し中だし、国宝の運慶作《八大童子像》(鎌倉時代・金剛峰寺)、同じく国宝の《五大力菩薩像》(平安時代・有志八幡講十八箇院蔵)、重文の快慶作《四天王立像》(鎌倉時代・金剛峰寺)、同じく重文の快慶作Dsc03770《孔雀明王坐像》(鎌倉時代・同)などはサントリー美術館で開催される「高野山の名宝」展(10月11日~12月7日)の準備のために出払っている。重宝はもぬけの殻、展示してある画像は劣化が進み真っ黒だし、幾ら目を凝らして見ても何が何だか分からない。これでは2割引きでも引き合わない。40分ほどで切り上げて壇上伽藍へ移動。壇上伽藍では根本大塔と金堂に内拝、拝観料は2割引きの各160円。根本大塔で御本尊の大日如来にお参りし、金堂で御本尊の薬師如来にお参りする。昭和九年(1934)高村光雲作の薬師如来像は秘仏で厨子の中に安置されており、直接は拝めない。不動堂、御影堂を外から眺めてから大門へ。愛宕前バス停から2駅乗って大門着。大門は足場が組まれ現在修復工事中、江戸時代の仏師康意と運長の作という金剛力士像のみ見学する。歩いて千手院バス停に戻り、17:07のバスで高野山駅に下山、17:44の下りケーブルカーに乗る。薄暗くなってきたが関東より日没は大分遅い。極楽橋発17:52に乗り橋本着18:35、急行難波行きに乗り換える。20:30満月が煌々と照らす中、ホテルに戻る。

|

« 大和国一宮 大神神社(桜井市) | トップページ | 奈良町界隈散歩 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 大和国一宮 大神神社(桜井市) | トップページ | 奈良町界隈散歩 »