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天台山羅漢寺(曹洞宗)

2014年11月4日(火) 羅漢寺は昇仙峡の荒川右岸、標高1058mの羅漢寺山南東山麓に位置し、所在地は山梨県甲斐Dsc04658市(旧中巨摩郡敷島町)吉沢4835。かつては北山筋の高野山と称され、往時は数多くの末寺を持つ真言宗の名刹であった。甲斐国では平安時代に天台・真言密教の影響で山岳信仰が成立し、甲信国境の金峰山は富士信仰と並ぶ御嶽信仰の山となり、羅漢寺はその拠点となる修験道場であった。開創は詳らかではないが、「甲斐国社記・寺記」によれば、開祖は天台座主有金僧都、大永年中(1520年頃)に中山広厳院(笛吹市)四世住職の俊屋桂彦和尚が中興開山し、曹洞宗に改めたとしている。諸堂は慶安四年(1651)の火災で焼失し、北西1キロほどの旧跡より現在地に移ったと考えられている。昇仙峡観光の最後にお参りする。本堂の御本尊、山梨県指定文化財の木造阿弥陀如来坐像(応永三十年(1423)作)は拝めなかったが、羅漢堂に安置されている県指定文化財の木造五百羅漢像154躯(応永三十一年(1424)作)を見学する。

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コメント

金峰山の修験道場の羅漢寺があるのですか。昇仙峡にも近いのですね。金峰山には登ったことがありますが百名山で素晴らしい山でした。
どこのお寺も火災に遭わなかったところはないくらいですね。全国では貴重な仏像も焼かれてしまったのが多いでしょうね。

投稿: tona | 2014年11月 8日 (土) 16:12

tonaさま
羅漢寺は今は山峡の小寺ですが、往時は七堂伽藍を誇る大寺だったようです。石造の五百羅漢像は各地にありますが、木造の羅漢像は初めて見ました。金峰山は山頂の五丈岩が見事ですね。私も一番楽な大弛峠から登りました。

投稿: shikamasonjin | 2014年11月 8日 (土) 22:13

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