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旧仲里間切蔵元跡石牆・真謝のチュラ福木・比屋定バンタ・畳石

2015年1月16日(金) 久米島観光の2日目、午前中は観光バスで島内の名所旧跡巡り、午後20150116dsc05904から明日の出発まではフリータイム。6:00起床。まだ真っ暗、昨日陽の沈むのが19時頃と遅かったが、夜明けもまた遅い。7:00から朝食、漸く明るくなる。シークワーサージュースを飲み、マンゴーソースをかけたヨーグルトを食べてから、塩鮭、昆布、海苔と一緒に納豆ご飯を食べる。朝食の後は腹ごなしの散歩、ホテルの前のイーフビーチを歩く。グンバイヒルガオに花は見えないが、ハマダイコン、コマツヨイグサ、シロノセンダングサなど咲いている。ケシボウズタケを探してみたが見つからない。9:00島内観光に出発、道路沿いの斜面に沖縄特有の亀甲墓や家形墓など大型の石墓が建ち並ぶ。最初は旧仲里間切蔵元跡石牆(せきしょDsc05916う)、琉球王朝時代の役所跡で532坪あり、高い石牆(石垣)に囲まれ、内縁にフクギ(福木)の老樹が聳える。石牆部分は国指定の重要文化財、跡地部分は県指定史跡である。石垣の内に入ると、跡地は地区のゲートボール場、隣接する美崎小学校の生徒が定期的に清掃している様子、おおらかであり微笑ましい。美崎小学校の教育理念は「しにうむさんの学校」(しに=一番、うむさん=面白い)、子供たちが「学校が一番楽しい」と言える学校とのこと、いじめなど此処にはないのであろう。前の畑で持ち主がサトウキビ刈りの真っ最中、製糖工場の稼働が1月から3月までの3か月なので、今が収穫最盛期とのこと、刈Dsc05919り取ったばかりのキビの芯を少し齧らせてもらう。竹の様な食感でほんのり甘い。それでも搾汁液の糖度は12~14%あり、糖度の高いほど買い取り価格が上がる由。二カ所目は県指定天然記念物の真謝(まじゃ)のチュラ福木、島内一周線道路上に取り残されたかのようにフクギ林が存在する。長さは40m、元は屋敷林の一部で、道路拡幅の際に伐採を免れて保存されたもの。1756年植栽の記録があるというが、さほど老木にも見えないし、代替わりした木でもあろうか。その近くの仲原善忠の生家も見学する。仲原善忠は沖縄を代表する教育者&歴史家であり、昭和35年(1960)に建築された木造赤瓦葺き平屋は、平成25年に改修されてDsc05945真新しく、大切に保存されている。三カ所目は久米島海洋深層水開発株式会社の海ぶどう養殖場。水深600mから栄養分豊富な深層海洋水を汲み上げ、海ぶどうを養殖している。ゴムネットに海ぶどうの断片を敷き詰め、上にサンドイッチ状にもう1枚のゴムネットを被せると植え付けは終了、培養槽に沈めて1か月養殖すると、断片がランナー(匍匐茎)を伸ばし、ランナーの途中から直立する茎(即ち海ぶどう)が網目からびっしり伸びてくる。それを刈り取って収穫する。見た目はひょろ長い房の緑色のブドウの様、標準和名クビレヅタ(グリーンキャビアとも)という海藻の1種である。試食させてもらうとプリプリ、少しほろ苦味はあるが面白い食感である。高級食材らしい。四カ所目は琉球泡盛久米仙の本社工場、久米島の最高峰宇江城岳(標高310m)のDsc05948中腹にある。残念ながら工場と製造工程の見学は出来なかったが、ビデオを観てから古酒(クース)から新酒まで各種商品の試飲をさせてくれる。一番人気は「球美18年古酒」、720ミリリットル瓶が7,940円也(久米島空港売店価格)の高級酒、たちまち1本空になる。気前よくもう1本追加してくれたので、つい飲み過ぎて酔っぱらう。馥郁としてまろやかで実に美味しい。只飲みでは申し訳ないので、「ブラック5年古酒」のミニボトル(100ミリリットル入り)を7本、土産に購入する。五ヵ所目は比屋定(ひやじょう)バンタ、高さ200mの崖上の展望所で、ハテの浜や渡名喜島が望める。大気の澄んだ日には慶良間諸島も見えるそうな。六カ所目は久米島紬の里ユイマール館、久米島紬は国の重要無形文化財に指定されている。15世紀頃、養蚕技術が中国Dsc05977から伝わったのが始まりで、生糸の染色には島に生える植物の樹皮や根が使われる。例えば、フクギ(黄色)、ホルトノキ(ベージュ色)、イタジイ(ベージュ色)、オオハマボウ(灰色)、ナカハラクロキ(黄色)、ヤマモモ(黄褐色)、シャリンバイ(赤褐色)、オキナワサルトリイバラ(赤褐色)、ゲットウ(桃色)など、草木染である。反物は1反15~30万円、小物や端切れでも数千円、とても手が出ない。最後の七カ所目は奥武島の畳石、約600万年前に噴火した熔岩が、固まって冷える時にできた柱状節理の頭部分で、亀甲紋様の岩場が海岸に拡がる。別名の亀甲石の方がぴったりくるが、見事な景色である。13:00昼食にホテルに戻る。

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