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文学のこみち(尾道市)

文学のこみちは千光寺公園の山頂展望台と中腹の千光寺の間を結ぶ遊歩道、道の傍らに尾道に関係する文学作品を刻んだ石碑が点々と建つ。全部で25基。以下はその一部。
Dsc08011③正岡子規「のどかさや 小山つづきに 塔二つ 子規」、
⑤十返舎一九「日のかげは青海原を照らしつゝ 光る孔雀の尾の道の沖」、
⑥金田一京助「かげともの をのみちの やどの こよなきに たびのつかれを わすれて いこへり 京助」、
⑧「暗夜行路 志賀直哉 六時になると上の千光寺で刻の鐘をつく。ごーんとなると直ぐゴーンと反響が一つ、又一つ、又一つ、それが遠くから帰ってくる。其頃から昼間は向島の山と山との間に百貫島の燈台が光り出す。それがピカリと光って又消える。造船所の銅を溶かしたような火が水に映り出す。小林和作書」、
⑨「放浪記 林芙美子 海が見えた。海が見える。五年振りに見る尾道の海はなつかしい、汽車が尾道の海へさしかかると、煤けた小さい町の屋根が提灯のように、拡がって来る。赤い千光寺の塔が見える。山は爽やかな若葉だ、緑色の海向うにドックの赤い船が、帆柱を空に突きさしている。私は涙があふれていた。 小林正雄書」、
⑬山口誓子「千光寺 寒暁に鳴る 指弾せしかの鐘か 誓子」、
⑭柳原白蓮「ちゝ母の声かときこゆ瀬戸海に み寺の鐘のなりひびくとき 白蓮」(写真)、
⑰芭蕉「うきわれを 寂しがらせよ 閑古鳥」

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