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奥州観音霊場番外&奥の細道三十三霊場第二十七番 医王寺(福島市)

2015年4月23日(木) 瑠璃光山医王寺は芭蕉「奥の細道」ゆかりの寺、奥の細道みちのく路三十三霊場の第二十七番にも選定されている。所在地は福島市飯Dsc09212坂町平野寺前45番地、本堂のご本尊は瑠璃光薬師如来。寺伝によると、平安時代の天長三年(826)の開基、弘法大師御作の薬師如来をお祀りしたのが始まりと伝えられる。芭蕉が訪れたのは元禄二年(1689)陰暦五月二日、義経の忠臣佐藤一族の墓に詣で、継信・忠信兄弟の忠誠とその奥方たちの孝心に感涙の涙を流している。奥の細道には、「月の輪の渡しを越えて、瀬上と云宿に出づ。佐藤庄司が旧跡は、左の山際一里半ばかりにあり。飯塚の里鯖野と聞きて、尋ね尋ね行くに、丸山と云に尋ねあたる。是庄司が旧館なり。麓に大手の跡など、人の教ゆるにまかせて泪を落し、又かたはらの古寺に一家の石碑を残す。中にも二人の嫁がしるDsc09217し、先づ哀なり。女なれどもかひがひしき名の世に聞こえつるものかなと袂をぬらしぬ。堕涙の石碑も遠きにあらず。寺に入りて茶を乞へば、ここに義経の太刀弁慶が笈をとどめて什物とす。笈も太刀も五月にかざれ紙幟 五月朔日の事也、その夜飯塚に泊まる」とある。
8:50着、駐車場に車を入れ、山門の受付で拝観料300円を収める。本堂の堂内に上って本堂御本尊にお参りし、右手に祀られる継信公の奥方若桜と忠信公の奥方楓の甲冑姿の人形を見る。自得の歌に「太刀佩(はい)て 武装悲しき 妻の秋」。奥ノ院薬師堂に進み、ご本尊鯖野のお薬師様にお参りし、そのあと佐藤一族の墓、乙和椿、石造供養塔群、芭蕉句碑、宝物殿など見学してから退出。次は白河の関へ。 

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