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奥の細道三十三霊場 第三十三番 関山満願寺(白河市) 

2015年5月27日(水) 関山満願寺の正式名称は成就山光明院満願寺、所在地は福島県白河市関辺字関山1番地、標高Dsc00027_2619mの関山(せきさん)の山頂に建つ。真言宗智山派の寺院である。聖武天皇の詔勅を奉じて東国に下向した僧行基が、天平二年(730)、光明皇后の守り本尊正観世音菩薩像を安置し開山、天皇勅願所になったと伝わる。芭蕉と曽良が参詣したのは元禄二年(1689)四月廿一日(陽暦6月8日)、曽良日記の同日の記述に「関山へ参詣。行基菩薩の開基。聖武天皇の御願寺、正観音の由。成就山満願寺と云う。旗の宿より峰迄一里半、麓より峰まで十八丁。山門有。本堂有。奥に弘法大師・行基菩薩堂有。山門と本堂の間、別当の寺有。真言宗也。本堂参詣の比、少雨降Dsc00032_2る。暫時止」とある。
仙台へ一般道で帰る途中に参詣、内松コース登山口に車を駐め山頂へ。ようよう観音堂に到着し、「南無大日大聖観世音」と唱えてお参りする。観音堂の前に宝冠大日如来像、聖観世音菩薩像、不動明王像の三体の石仏が並び、「成田山」の石碑も立つ。同じ真言宗智山派の大本山、成田山新勝寺と何か関係があるのであろうか(後日調べたところ、関山満願寺は、白河市字天神町43番地にある白河成田山圓養寺と関係が深いらしく、圓養寺は新勝寺の公式の末寺となってはいないが、明治三年(1870)、新勝寺から御分霊を勧請した由)。国指定重要文化財の梵鐘は寛文四年(1664)、白河藩主本多忠平が寄進したもの、ひとつ撞いてから山を下りる。  

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