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奥の細道三十三霊場 第二十九番 文知摺観音(福島市)

2015年9月24日(木) 文知摺(もちずり)観音の所在地は福島県福島市山口字文知摺前70、Dsc04234本尊は行基菩薩作と伝わる聖観世音菩薩。多宝塔は福島県指定重要文化財。観音堂と境内地の管理は近くの香澤山安洞院(曹洞宗)が行っており、安洞院は文禄四年(1595)の開山以来、文知摺観音の別当職を務め、宝永六年(1709)に観音堂を再建している。
芭蕉の「おくのほそ道」には、『 あくれば、しのぶもぢ摺の石を尋て、忍ぶのさとに行。遙(はるか)山陰の小里に石半土に埋てあり。里の童部の来りて教ける、「昔は此山の上に侍りしを、往来の人の麦草をあらして、此石を試侍(こころみはべる)をにくみて、此谷につき落せば、石の面下ざまにふしたり」とDsc04245云。さもあるべき事にや。早苗とる手もとや昔しのぶ摺 』、「曽良旅日記」にも、『 アブクマ川ヲ舟ニテ越ス。岡部の渡リト云。ソレヨリ十七、八丁、山ノ方ヘ行テ、谷アヒニモジズリ石アリ。草ノ観音堂有。杉檜六、七本有。虎が清水ト云小ク浅キ水有。福島ヨリ東ノ方也。』とある。
7:40仙台を出発、柏へ戻る途中、福島県内の奥の細道三十三霊場を巡るべく、一般国道4号線を走る。時間はかかるが、高速道路通行料金を節約することも出来、一石二鳥。先ず福島市の文知摺観音へ。10:00到着、受付で拝観料400円を納め境内に入る。拝観順路に従い、甲剛碑、寛政六年(1794)建立の芭Dsc04251蕉句碑、名物の文知摺石、墨客・小川芋銭の歌碑「若緑 志のぶの丘に 上り見れば 人肌石は 雨にぬれいつ」、足止め地蔵尊、三十三観音堂兼経蔵、正岡子規の句碑「涼しさの 昔をかたれ 忍ぶずり」、改修工事中の多宝塔(文化九年(1812)建立)、もちずり美術資料館「傳光閣」を見学し、観音堂にお参りする。最後に河原左大臣の歌碑「みちのくの 忍もちずり誰故に 乱れ染めにし 我ならなくに」を見学し辞去、10:40二本松市の第三十番・大隣寺へ向かう。 

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