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奥の細道三十三霊場 第三十番 大隣寺(二本松市)

Dsc042592015年9月24日(木) 巨邦山大隣寺(こほうざん だいりんじ)の所在地は福島県二本松市成田町1-532、曹洞宗の寺院である。寛永四年(1627)、二代丹羽長重公により白河の地に建立されたが、寛永二十年(1643)、三代光重公の時、二本松へ国替えになり当地に移転、以降二本松藩主歴代の菩提寺となる。所蔵する丹羽氏歴代画像十二幅は二本松市指定有形文化財、境内には戊辰の役(1868)で幼い命を散らした二本松少年隊士の墓がある。芭蕉と曽良は元禄二年五月朔日(1689年6月17日)に二本松を通過しているが、「おくのほそ道」にも「曽良旅日記」にも大隣寺参詣に関する記述はない。
Dsc04256_211:35大隣寺駐車場到着。石段を上がり境内に入ると、業者による除染作業の真っ最中。本堂前にでんと中型トラックが止まり、チェンソーで樹木を切り倒す音、重機で表土をはがす音が錯綜し、霊域の静寂は滅茶苦茶、誠に落ち着かない。「奥の細道三十三霊場」の看板はどこにも見当たらない。無関係故、看板を下してしまったものと見える。本堂にお参りを済ませ、少年隊士の墓の写真を撮っただけで早々に退出。「曽良旅日記」に出てくる二本松の寺院は真弓山観世寺であるが、どうして観世寺を選ばず、大隣寺を選定したのか、「奥の細道みちのく路三十三霊場」は何故か解せないことばかり。

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