« グルジア土産(1/1) ワイン | トップページ | アニ・プラザ(ANI PLAZA) »

世界遺産「ハフパト修道院」

2015年10月5日(月) 6:30起床、お湯を沸かし日本茶とコーヒーを飲む。今日はグルジアからアルメニアへ陸路で入るが、その際バスが変わる為、各自が荷物を自分で持って200mほど歩き国境越えしなければならぬ。なるべく荷物をコンパクトにするようにと、添乗Pa050410員のSさんから御達しがある。故障した電気ポットはここに捨てていくものの、昨夜買ったワインが1本加わり荷物は重くなるばかり。7:00薄明るくなる。夜中の大雨は上がったもののどん曇り、先が思いやられる。7:30から朝食。食堂の席が26人分しかないので7時半組と正8時組の2部入れ替え制、コーヒーとオレンジジュースを飲み、ヨーグルト、ゆで卵、ハム、スモークチーズ、キュウリ、トマト、オリーブ、スイカ、メロン、ドライフルーツを食べる。8:50ロビー集合、大型バスはホテルの前まで入れないので、大通りまで500mほど歩く。ホテルの車でスーツケースをピストン搬送するのに手間取り出発は9時半。街中のガソリンスタンドLUKOILの価格は2.09、1.99、1.94、1.83ラリの4種類、油種による差は小さくリッター100円ほど。道路の両側は路駐の車でびっしり埋まり大型バスの通行は大変。ロシア語版「百万本のバラ」Pa050449が車内に流れる。歌中の貧しい絵描きはグルジアの国民的画家ピロスマニがモデルとのこと、今日の雨も旅情をそそる。テクラさんは日本語ガイド7名を抱えるVISIT GEORGIA社勤務、再びグルジア事情を話してくれる。「学校制度は日本と同じ、小学校6年、中学校3年、高校3年、大学4年、医学系は6年。国立なら高校まで無料、私立のアメリカンスクールの学費が一番高い。大学進学率は50%、最難関は私立のトビリシ自由大学(Free University of Tbilisi)、日本語学科があり、テクラさんはその卒業生。グルジアの失業率がPa05041815%と高い中、自由大学卒業生の就職率は99%と良好。勤め人の平均月給は800ラリ(400$)、男性の方が200から300ラリ高い。観光客は、ビザの要らないロシア人が一番多く、ドイツ人、イギリス人、アメリカ人も来る。観光の目玉はカフカス山脈のトレッキング、最高峰は5000mを越える。登山はグルジアの人気スポーツ。文学では、12~13世紀に書かれたショタ・ルスタヴェリ作の長編叙事詩「豹皮の騎士」が有名。エトセトラ」。10:30県都マルネオル(Marneuli)を通過、町に賑わいは無く、荒野に灰色のアパートが建つ。その先はアゼルバイジャン人が住む村とのこと。国道1号線Pa050431(S1)は鉄路と平行して南南西へ走る。牧草地、トウモロコシ畑、ジャガイモ畑が広がるが、葡萄畑は見当たらない。道はダートに変わり河を渡る。アルメニア・アゼルバイジャン紛争犠牲者のものか、広大な墓地に墓標が林立する。11:00国境の町バグラタッシェン(Bagratashen)に到着、国境の写真撮影は一切禁止。テクラさんに見送られ、先ず手荷物とパスポートだけを持って出国審査場へ。出国審査の窓口の前後に無料トイレがあり利用できる。審査を終えスーツケースを引き摺って国境越え、幸い雨が上がったから良かったものの、距離は200mどころか500m近くある。今度はアルメニアの入国審査、VISA申請Pa050422書と10$を差し出し、パスポートにVIZAを貼付してもらう。ひとりづつ処理するので時間がかかる。途中停電しコンピューターが停止するハプニング、なかなか復旧しない。このまま国境で野宿かと心配したが・・、11:50やっとアルメニア入国、現地ガイドのガヤネさん(女性)に迎えられバスに乗り込む。今回一番の高級車、新しく足回りもゆったりしている。バスはデベト(Debet)川沿いの道を飛ばしに飛ばし、谷を上って行く。左右は岩山、トビリシからの鉄道も右手を走る。アルメニアは山国、デベト川渓谷の標高380mが一番低く、最高所はアラガツ山(Mt.Aragats)の4092m、国土の平均海抜は1000mもある。それだけにコーカサス三国Pa050470では一番貧しそう、山々は緑豊かであるけれど・・。ハフパト村に入る。村の生業は羊、牛、鶏の飼育とベリー類の採集とのこと、紅葉が始まり日本の山里を彷彿させる。13:10標高920mに建つハフパト(Haghpat)修道院到着、近くのサナヒン(Sanahin)修道院とともに1996年世界文化遺産に登録された。10世紀創建の修道院はアルメニア産の火山岩を加工した切り石で積み上げられ、4世紀初めにキリスト教国となったアルメニア独自の宗教建築を今に伝えている。ハフパト修道院は「ハフパトの聖十字架」と呼ばれ、最盛期は500人の修道士を抱えた学芸の中心地だったとのこと。小Pa050467雨が降ってきて手が悴むほど寒い。ビニルカッパを着て傘を差し、大聖堂、図書館、神学校、鐘楼などを一通り見学して回る。外観同様内部も質素であるが、石造りのアルメニア十字架(ハチュカル)の独特な形象が印象的。近くのホテル(Qefo Hotel)のレストランで昼食(14:10-15:40)、サラダ、ジャガイモスープ、ホロワツ(アルメニア風バーベキュー)、ラバッシュ(アルメニア名物の薄いパン、世界無形文化遺産に登録)、ナス炒め、スイカを食べコーヒーを飲む。序にアルメニアを代表するビール、キリキア(KILIKIA)の中瓶を飲む。緑色瓶なのでやや日光臭が感じられる。15:40バスに戻り、今宵の宿がある首都エレバンへ出発。(続く)

|

« グルジア土産(1/1) ワイン | トップページ | アニ・プラザ(ANI PLAZA) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« グルジア土産(1/1) ワイン | トップページ | アニ・プラザ(ANI PLAZA) »