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ホルヴィラップ修道院とアララト山

2015年10月6日(火) 6:30正確にモーニングコールが鳴る。標高1000mのエレヴァンの朝は冷える。7:00漸く薄明るPa060521くなる。好天の兆し。ホテルの裏側は廃墟同然の有様、この国は貧しい。昨夜の中二階の食堂で7:20から朝食。トマト、キュウリ、ピクルス、茹で卵、ハム、ソーセージ、サラミ、ヨーグルト、プルーンの蜂蜜漬け、オレンジ、桃、ブドウを食べコーヒーを飲む。8:35出発、一人急病人が出て予定より少し遅れる。バスの割り当て席は最前列、見晴らしが良い。アッシャコ通りを走り、街中を抜けてアララト県へ向かう。政府機関の印刷省があり、アルメニア最大ショッピングセンター・エレヴァンモールがあり、映画館があるメイン通りだが道はガタガタ。アPa060538ルメニアは黒海とカスピ海の間にある内陸国で、西はトルコ、北はグルジア、東はアゼルバイジャン、南はイランに接する。国土面積は29,800㎢、人口は310万人、住民の98%がアルメニア人でその殆どがアルメニア使徒教会の信徒、紀元301年に世界で初めてキリスト教を国教化した。公用語はアルメニア語であるが、ロシア語も幅広く通用する。首都はエレバン、人口は106万人、世界最古の都市のひとつである。エレバンの南に位置するアララト県は4つの町、94の村からなり人口は26万人とのこと。アララト盆地は山がちのアルメニアでは最も肥沃、小麦は年2回収穫できるし、リンPa060539ゴ、ブドウ、イチジク、ザクロなど果樹の90%を産する。ブドウ畑の向こうの丘の上にホルヴィラップ修道院が、その奥にノアの方舟伝説を持つ大アララト山(標高5165m)と小アララト山(3925m)がうっすらと見える。両山頂間の距離は12㎞とのこと、大アララト山は抜きんでて高く雄大、万年雪と氷河に覆われ富士山より二回りは大きい。小アララト山は富士山に良く似たコニーデ型の端正な姿、素晴らしい!。9:40聖地のひとつ、ホルヴィラップ修道院(Khor Virap)到着、約1時間の自由見学となる。まずテラスから再び大と小のアララト山を眺める。アララト山が姿を見せる確率は50%位らしく、今日はついている。トルコとイランの国境が直ぐ近くPa060552にあり、眼下の平原に緑色の監視塔が建つ。赤褐色の切り石積みの聖堂に入る。内部は至ってシンプル、中央祭壇に聖母子像が飾られ、その左右に聖人とアルメニア王(聖グレゴリオスとトゥルダト3世?)のイコンが一幅づつ掲げられているのみ。採光は小窓から射しこむ自然光のみで内部は非常に暗い。境内にあるもう一棟の長方形の建物は牢獄とのこと、内部に、3世紀末から4世紀にかけてアルメニアにキリスト教を広めようとした聖者グレゴリオスが13年間も幽閉されていたと伝わる地下牢がある。深さは5m位か、垂直梯子と鉄階段を伝って中に下りてみる。円筒形のドーム型の部屋で灯りがつき、龕にアルメニア十字架が祀られて今は小聖堂として使われている。行きはよいよい帰りが怖い、まるで妙義山の鷹返しを登る様な感じ。境内にあるトルコ式のトイレは有料で100ドラム(25円)也、10:35ホルヴィラップを後にしエチミアジンへ向かう。(続く)

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コメント

アララト山と小アララト山は、トルコ側からよく見ました。
当たり前ですが、両山の位置が逆で、すぐ近くに見えました。
先日テレビを見まして、アルメニア側からは教会が右端に見えて素晴らしかったです。
トルコではノアの方舟の跡がアララット山ではなく反対側の山に残っているのを見ました。
トマトなど生野菜を食べてもお腹を壊しませんでしたか。
私たちはそれでお腹をこわしやせ細って帰ってきました。とての苦い思い出が東トルコのことを思うと蘇ってきます。

投稿: tona | 2016年2月 3日 (水) 09:22

tonaさんへ
旅先で、特に海外で体調を崩すと辛いことになりますね。
インド、ネパール、ミャンマーでは同じグループの何人かの方がお腹をこわし、大変辛そうでした。コーカサス三国は水道水こそ(日本人は)飲めませんが、洗顔や歯磨きにミネラルウオーターを使わねばならないほど衛生状態は悪くなく、生野菜やカットフルーツを少量食べる分には大丈夫でした。

投稿: shikamasonjin | 2016年2月 3日 (水) 12:46

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