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グルジア軍道とアナヌリ教会

2015年10月4日(日) ムツヘタを後にしアナヌリ教会へ。バスは軍用道路を走る。グルジア軍道はトビリシから大コーカサス山脈を越え、北オセチア共和国の首都ウラジカフカスまで延びる全長210kmの道、最高地点は標高2395mのジュヴァリ(十字架)峠。元々、グルジアと北コーカサスの国々とのPa040295交易路として1世紀からその存在が確認されているが、1799年、帝政ロシア軍が軍用道路として整備したもの。ロシアとコーカサスの大動脈として機能し、コーカサス経済の発展に寄与した。ロシアの文豪プーシキンが作品に取り上げたことから注目され、現在は、山岳ドライブが楽しめる観光スポットとして人気がある。軍用道路はアラグヴィ川の渓谷をぐんぐん上って行く。道が悪く振動と揺れが激しい。落葉広葉樹に覆われた周りの山々の紅葉は始まっている。トビリシの水源であるジュヴァリ貯水湖の景色は日本のダム湖そっPa040318くり、青い湖面の奥に形の良い山が見える。標高800mの小さな峠を越えると、湖畔に民家やレストランが建ち並ぶアナヌリ村に入る。13:00アナヌリ教会到着。17世紀後半(1689年)に建立された要塞教会で、城壁の内側に2つの教会が建つ。大きい方の教会は外壁に大型十字架、大天使、獅子、竜、葡萄の木などが浮き彫りされており、なかなか手が込んでいる。内部はシンプル、剥落しかけた壁のフレスコ画、内陣と至聖所を区切る比較的新しいイコノスタシス(聖障)があるが、特にこれといって見るべきものはない。フリータイムに城壁の監視塔に上ってみることに。階段が崩れかけており立ち入りPa040319禁止の様であったが、地元の若い人たちが何人か登っている。塔の最上部へ至る階段の途中で野犬に遭遇、噛まれでもしたら狂犬病の危険があるので引き返す。昼食は湖畔に建つレストラン・アナヌリ(Ananuri)、湖を見下ろすテラス席に座る。メニューは、サラダ、チキンスープ、ハチャブリ(チーズピザ)、きのこ料理(マッシュルームの炒め物)、ポークのバーベキュー、マッツォーニ(ヨーグルトに似た発酵乳)、コーヒー。料理は全般に塩辛く、ビールNATAKHTARI(ナタフタリ)の中瓶を飲む。1本4ラリ(200円)。日本人がマッツォーニを食べ過ぎると下痢するらしく、ひと匙舐めるにとどめおく。15:15バスに乗りトビリシへ戻る。でも何をしに此処まで来たのだろう。青い人造湖を背景に、湖畔に佇む教会が絵になる景色であることは認めるが・・。(続く)

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