« 世界遺産「エチミアジン大聖堂」 | トップページ | 世界遺産「ガルニ神殿」 »

世界遺産「聖リプシメ教会」

Pa0606312015年10月6日(火) 幹線道路をエレヴァン方向に走ること1.5㎞、12:40たちまち聖リプシメ教会(Saint Hripsime Church)到着。アルメニア初期の典型的な教会建築で素朴でシンプル、ここにはキリスト教化前のアルメニアで殉教したリプシメという女性が祀られている。リプシメは、異教徒であったローマ皇帝ディオクレティアヌスの求婚を拒否しアルメニアに逃れてきたが、此の地でも当時非キリスト教徒だったアルメニア国王トゥウルダト3世から求婚され、それを拒んだために殺された。リプシメの惨殺を命じたアルメニア王はその報いで重い病にかかり、先にキリスト教に改宗していた妹の忠告を聞きいれ、Pa060630長年牢につないでいた聖グレゴリウスを解放し、301年キリスト教を国教として受け入れた。その後の618年、リプシメの亡骸が葬られたこの場所に教会が建てられた。教会内部に入ると聖母子像のイコンを祀る祭壇があるだけで極めてシンプル、祭壇左側にある階段でリプシメの墓室に下りる。墓石に聖リプシメの肖像画が描かれ、傍らに薔薇の花が供えられている。リプシメの投石刑に使われたと言う黒い石も3個展示してある。13:00バスに戻りエレヴァンへ。アニ・プラザホテル前で今朝体調が悪かった御夫婦をピックアップ、エレヴァンの南東28㎞のガルニ村へ向かう。(続く)

|

« 世界遺産「エチミアジン大聖堂」 | トップページ | 世界遺産「ガルニ神殿」 »

コメント

アルメニアは世界で最初にキリスト教を国教とした国だそうですが、そんな経緯もあったのですね。
トルコ国境のアニ遺跡は破壊され、一部しか残ってない教会などがありましたが、アルメニアのこの教会を見て、全容はこんな風だったのかなと思いました。
素晴らしい外観です。

投稿: tona | 2016年1月19日 (火) 09:32

tonaさんへ
聖リプシメの事は、ガイドブックやアルメニア観光情報局の受け売りに過ぎませんが・・。今回は行けなかったのですが、リプシメ教会の近くにある世界遺産「スヴァルトノツ古代遺跡」は7世紀建立の大聖堂の跡らしく、10世紀の大地震により倒壊してしまったとのこと、トルコ側のアニ遺跡も同じ運命だったのかもしれません。アルメニアの教会建築は切り石積みで、内部は十字型の会堂になっており、何の飾りも無い素朴でシンプルなところが良いようです。

投稿: shikamasonjin | 2016年1月19日 (火) 10:39

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 世界遺産「エチミアジン大聖堂」 | トップページ | 世界遺産「ガルニ神殿」 »