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セヴァン修道院/帰国

2015年10月7日(水) バスは国道U-4号線を北上、10:30セヴァン(Sevan)修道院下の駐車場到着。標高は1900mほPa070792ど。セヴァン湖はエレバンの北東60㎞にあり、面積約1256㎢、28の河川が流入し、ラズダン川(Hrazdan)が流出する。最大水深は82m、コーカサス地方最大の湖である。湖ではセヴァン湖固有種のマス(Ishkhan Trout)、小型チョウザメ(Sterlet)、コイ、スズキなどが養殖されている。5月から7月にかけて湖畔にはケシをはじめ1600種の花が咲き乱れるとのこと。傍らの案内板には、①Crocus adamii(クロッカス・アダミー)、②Gagea glacialis(ユリ科キバナノアマナ属)、③Merendera raddeana(メレンデア・ラッデアナ)、④Myosotis alpestris(ワスレナグサ)、⑤Papaver Pa070789_3armeniacum(ケシ科ヒナゲシ属)、⑥Papaver commutatum(モンツキヒナゲシ、別名ピエロ)、⑦Prangos ferulacea(セリ科プランゴス属)、⑧Primula macrocalyx(サクラソウ属、プリムラ・マクロカリックス)、⑨Pulsatilla armena(キンポウゲ゙科オキナグサ属)、⑩Puschkinia scilloides(ヒヤシンス科、プシキニア・スキロイダス)、⑪Scilla armena(ユリ科シラー属)、⑫Sedum pilosum(ベンケイソウ科、セダム・ピロースム)、⑬Sempervivum globiferum(ベンケイソウ科センペルビブム属)の13種類が、写真入りで紹介されている。修道Pa070782院が建つ半島はかつては島だったが、淡水湖故の無理な取水が祟り、水位が20mも下がった結果、陸続きとなってしまった。駐車場から修道院まで250段の石段登り、まあ山寺に較べれば何という事も無い。上るにつれて吹く風が涼しい。今は9世紀建造の聖母教会と聖使徒教会の2つの建物しかないが、最も古い教会St.Harutiunは紀元305年の創建、度重なる大地震で崩壊してしまったが、建物跡の大きな礎石が残っている。十字架の碑(ハチュカル)が沢山壁に立てかけてある聖母教会に入り、聖書の物語が十字架を囲むように彫られている珍しいハチュカルを見る。ここは日曜のミサと、洗礼式や結婚式が行われる。聖使徒教会も覗いてから駐車場に戻り、売店のトイレ(有料、100ドラム)を借りてすっPa070815きり、露店で幸運を呼ぶというザクロの置物を買う。11:20バスに戻り国境へ。11:40アルメニアで一番長いと云う全長3㎞のトンネル(Dilijan tunnel)を通過、難路のセヴァン峠(標高2114m)を労せずしてクリア。トンネルを抜けると黄葉の森が広がる。ディリジャン(Dilijan)まで標高差にして400mを下る雄大な山岳道路が続く。12:10谷底の町ディリジャンの中心(標高1250m)を通過、ディリジャンは渓谷沿いに広がる温泉リゾート、20箇所のミネラル鉱泉があると云い、ホテルやサナトリウムが建ち並ぶ。スイス・ダヴォスの高級感とは比べものにならないが、似たような高原保養地である。バスは坂道を上り返す。山峡の2つの村(FioletovoとLemontovo)を通過、禿山に針Pa070827葉樹の植林がなされている。斜面は牛馬の放牧地、谷間は高原野菜(アカカブ、キャベツ、ニンジン等)の畑に利用されている。12:45第3の都市、人口10万人のヴァナゾール(Vanadzor)通過、一昨日通った国道U-6号線に合流する。アルメニアは山また山、日本以上の山国、道路の悪さは半端じゃない。13:50~15:10、Alaverdi町のレストランFloraで昼食、大型バス5台が先着しており、団体が利用出来る大きな食堂。楽団の演奏付きで生歌の百万本の薔薇を聴きながら、サラダ、前菜、マッシュルームスープ、肉ときのこのクレープ巻きを食べ、ビールKILIKIAの中瓶(700ドラム=180円)を飲む。15:50国境の町バグラタッシェンPa070829(Bagratashen)に到着し、出国審査と入国審査を受ける。今度はパスポートを提示するだけであっさりOK、アルメニアガイドのガヤネさんと別れ、スーツケースを300m転がして、グルジア側国境の町サダフロー(Sadakhlo)に入り、グルジアガイドのテプラさんに再会。徒歩の国境越えの際、雨に遭わずに幸運。16:25グルジアのバスに乗り換え空港へ、道路が良いので快適、ついうとうとと居眠りする。18:05トビリシ国際空港到着、テプラさんに手伝ってもらいカタール航空のカウンターにチェックイン、手荷物検査、出国審査を経て出発ゲートロビーに入る。小さな空港でワンフロアに101、102、103の3カ所の出発口しかない。19:30ドーハ行QR254便搭乗、24C席に座る。3-3席並びだが後ろの方は空いている。20:00離陸、15分後Pa080832にオレンジジュースとホットドッグのサービスがあり、30分後には下降開始、まことに慌ただしい。20:50バクー国際空港安着、そのまま機内待機。下りた人数と同じ位の客が乗り込んでくる。22:10離陸、太宰治作「津軽」とマルティン・ベックシリーズの「サボイホテルの殺人」を読む。気流が悪いのか良く揺れる。食事サービスはチキン弁当とパン、それにアップルパイ付き。ケーキのみ食べ、リンゴジュースとコーヒーを飲む。0:43ドーハ国際空港着陸。時計の針を1時間遅らせる(→23:43)。再び安全検査を受けてから、関空組の3人と別れ、出発ゲートC3ロビーへ。1:30成田行QR806便に搭乗、10K席に座る。窓側だが前は壁で足元に余裕がある。さぁもう10時間の辛抱ぞ、忍の一字。(完)

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