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国東半島の史跡巡り

2016年3月15日(火) 4:00起床、コーヒーを飲んで目をさまし4:45出発、成田空港へ。今回はJTB旅物語企画の「ジェットスターで行く!フリースタイル別府温泉3日間」に参加、LCC利用旅の朝は早い。6:00ニコニコパーキングにハスラーを預ける。3日間で2,160円也。第2P3150008ターミナルへ送ってもらい、連絡バスに乗って第3ターミナルへ。6:30ジェットスターのカウンターにチェックイン、キャリーバッグを預け搭乗券を受け取る。搭乗口162番に進んでやっと一息、お握りを食べコーヒーを飲む。8:00GK601便大分行きに搭乗、4E/4F席に座る。機種はA320-200、3-3席並び、略満席。大分まで1時間23分のフライトは料金が5,990円~と格安、夜行バスよりも安い。8:30離陸、「小説 琉球処分(下)」を読む。9:53大分空港着陸、オリックスレンタカーの受付に予約番号を提示、空港にほど近い同社大分空港店に案内され手続き、ホンダのフィットを借り受ける。3日間で14,344円也。カーナビ目的地に宇佐神宮をセットして10:30出発、途中の名所旧跡に寄り道する。
①三ノ宮の景(☆☆)
桂川の畔に奇岩が連なり、田染(たしぶ)耶馬と呼ばれる景勝地、対岸遊歩道に桜が植樹されており、花芽が今にも咲きそうに大きく膨らんでいる。
②鍋山磨崖仏(☆) 
国史跡。三ノ宮の景の少し先の右手にある。恐ろしく急な80段の石段を上ると、鍋山中P3150023腹の岸壁に不動三尊像が半肉彫りされている。中尊が不動明王立像(像高230㎝)、向かって右が矜羯羅(こんがら)童子像(121㎝)、左が制多迦(せいたか)童子像(121㎝)、製作年代は鎌倉時代と推定され、覆屋はあるが磨滅が進んでいる。
③真木大堂(☆☆☆)
拝観料200円。国東六郷満山六十五ヶ寺の本山本寺として往時は三十六坊の霊場を有した嘗ての馬城山伝乗寺の故知。約七百年前の火災で焼失し衰退、現在は旧本堂と真木大堂(収蔵庫)が残るのみ。但し、収蔵庫に安置される本P3150028尊阿弥陀如来坐像、四天王立像、不動明王立像と二童子立像、大威徳明王坐像の九体は全て国指定重要文化財。境内の古代文化公園には、半島各地から遷仏した宝塔(国東塔)、宝篋印塔、五輪塔、板碑、石仏、石殿、石祠が数多立ち並ぶ。
④熊野磨崖仏と熊野神社(☆☆☆)
拝観料200円。受付で杖を借りて山坂を上る。最後は鬼が一夜で築いたと云われる自然石の乱積石段、その入り口に建つ石鳥居の建立年は享保七壬寅(1722)九月吉祥日。乱積石段は勾配が急な上に足元は定まらず、手摺は付いP3150025ているが普通の山道よりはるかに歩き難い。石段を8割方上ると、左方の岩壁に雄渾な磨崖仏が現れる。向かって右が大日如来(高さ6.8m)、左が不動明王(同8m)、藤原末期(1100年頃か)の造立と推定され国の重要文化財に指定されている。お参りした後、更に石段を詰めると、最上部に熊野神社が鎮座する。そこまで駐車場からの標高差は約100m、国東の磨崖仏巡りは余程足腰が達者でなければ務まらない。
⑤天念寺と川中不動尊(☆☆)
養老二年(718)の開基と伝えられる古刹、長岩屋山天念寺P3150039の前を流れる長岩屋川の川中にある大岩に不動三尊像が陽刻されている。不動明王像の高さは3.7m、江戸中期の作。残念なことに逆光のため、写真がいまいち。天念寺本堂にもお参りし、県指定有形文化財の木造釈迦如来坐像、木造吉祥天立像、木造日光・月光菩薩立像4躯を拝観、更に隣りの見濯(みそそぎ)神社にもお参りし、神殿と棟続きの天念寺講堂内で、重要無形民俗文化財・修正鬼会(しゅじょうおにえ)に使われる大松明を見学する。
これで寄り道を終え、いよいよ豊後国一ノ宮宇佐神宮へ。

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コメント

国東半島は九州に4年間いたときに行きまして、その後もまた行きましたが、車でないと一つ一つのお寺が離れているので行かれませんね。
吉田茂に似ていると言われる磨崖仏は全然その後も崩れていませんね。
それにしてもお二人ともお元気ですこと。

投稿: tona | 2016年3月20日 (日) 16:24

tonaさんへ
九州に4年間も暮らされたのなら、九州各県の名所旧跡や温泉に沢山行かれたことでしょう。羨ましいです。大分は山がちで、のんびりしたところが大変気に入りました。そのうち再訪したいと考えております。ありがとうございました。

投稿: shikamasonjin | 2016年3月20日 (日) 19:38

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