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奥の細道三十三霊場 第三十一番 岩角寺(本宮市)

2016年7月21日(木) 和田山常光院岩角寺(わでんさんじょうこういんがんかくじ)の所在地は福島県本宮市和田字P7210019_2東屋口84番地、阿武隈山地中部に位置する標高337mの岩角山全山を境内地とする天台宗の古刹である。本尊は毘沙門天尊像。仁寿元年(851)天台宗三世慈覚大師の開創と伝えられ、以来天台密教の道場として栄えてきた。江戸時代には二本松藩主丹羽光重公の篤い信仰と庇護を受けている。
16:20山門下の駐車場着。早速山門をくぐる。此の寺にも奥の細道三十三霊場の看板は見当たらない。心の池に架かる阿吽橋を渡り、慈覚大師が身を清めたとされる金華水を見てから、時間は遅いけれP7210043ど山頂の奥の院まで上ってみることに。仁王尊石像二体(明和四年(1767)作)、秘仏出世大黒天(寛永元年(1624)作)を祀る大黒天堂、西国第一番如意輪観世音像、毘沙門堂(本堂、文久二年(1862)再建)、岩窟弁天、西国第四、五、六、七、八番観世音像、那智観音堂(元禄六年(1693)再建、本尊は如意輪観音)、抱きつき石、准胝子宝観音像、奥の院・阿弥陀堂、愛宕地蔵堂、鐘楼、縁結び胎内くぐり、展望台、遥拝石、三山祠跡、西国第二十三番千手観音像、舟石(雨乞い祈願霊石)、案内地蔵、男女別胎内くぐりの順に見学し又お参りする。花崗岩侵食地形の全山が福島県の名勝及び天然記念物にP7210033_3指定されており、山中には巨岩怪石が数多露出、表面には西国霊場三十三カ所の観世音像(江戸時代初期の作)をはじめ、菩薩、天王、天神など808躯もの霊像が線刻されている。山頂の鐘楼で日本三鐘の一つと銘打つ四面鐘(元禄九年(1696)鋳造)を1回撞き、遥拝石に上って眼下に広がる二本松の田園地帯を眺める。大分薄暗くなってきたので慌てて下山、17:05車に戻る。何時の日かもう一度、次回はゆっくりお参りしたいお寺さんである。 

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