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仏ヶ浦(仏宇陀)

2016年10月30日(日) 11:30恐山を後にし仏ケ浦へ。国道338号線に降りて西進、川内町で海岸通りを離れ県道46号線に入る。畑で左折、県道253号線を走る。川内川上流の渓谷も都会に近ければ紅葉のPa300438名所として持て囃されるであろうが、如何せん此処は辺鄙にすぎる。12:55川内ダムの湖畔に建つ道の駅かわうち湖で休憩、仏ケ浦は遠い。野平で国道338号線に復帰し、13:20ようやく仏ケ浦(旧称佛宇陀)の駐車場到着。標高は110mほどあり、海岸までは断崖に取り付けられた山道と木製階段とスロープを辿り、標高差100m余を降りなければならない。足腰の弱った年寄りにはかなりきつい。斧の形をした下北半島の刃先部分(西海岸)は山の斜面が海になだれ落ちる険しい地形、断崖絶壁が続いている。仏ケ浦の奇観は、明治の文人大町桂月(1869-1925)が仏ケ浦を訪れて詠んだ歌「神のわざ 鬼の手づくり 佛宇陀 人の世ならぬ 処なりけり」(大正十一年(1922)遊行)に余すところなく表現されているが、白緑色凝灰角礫岩から成る奇岩怪石が荒々しく連なる異様な光景に息をのむ。仏ケ浦は霊場恐山の真西にあたるため、古くから恐山の奥の院と云われ、あの世の入り口があるとも言われる。奇岩には、如来の首、一つ仏、五Pa300412つ仏、十三仏観音岩、十六羅漢、五百羅漢、仁王岩、蓮華岩などの名前が付けられている。如来の首(写真上)を除けばどれがどれかは分かりかねるが、自然の造形の妙には驚嘆するばかり、死ぬまでに一度は訪れたいと思っていたが、今日漸く願いが叶う。首都圏に近ければ間違いなく多くの観光客を呼べる日本屈指の景勝地と思うが、まあこのまま静かに眠らせておく方がよいかもしれぬ。今日は中国人も韓国人も外国人は皆無、これで良い。下りも楽ではなかったが帰りは大変、約300段ある階段を登り返さねばならず、年寄りには真に酷、14:25やっとの思いで車に戻る。次はいよいよ大間崎。

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