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世界遺産「シラクーサ」

2016年12月10日(土) 10:55ツアーバスに戻り、120㎞南のシラクーサへ。いつの間にかエトナ山は雲に隠れる。疲れPc100483が出てうとうと。12:25シラクーサの街に入り、ネクロポリスの傍を通過。シラクーサは人口12万人、紀元前8世紀にギリシア植民地として建設され、紀元前5~4世紀には人口30万人を超えるシチリア最大都市に発展、繁栄の歴史が築いた多くの遺産が残っており、「シラクーサとバンタリカ岩壁墓地遺跡」の名称で2005年世界文化遺産に登録されている。大数学者アルキメデス(BC287-BC212)の出身地でもある。12:35市警察署(Polizia Municipal)に一旦停車し、フランコさんが観光料を支払いに行く。大型観光バスはシラクーサに入る場合、1台につき50Pc100502~70€支払わねばならず(ミラノなら5€で済む)、又、駐車場料金もべらぼうに高い由。バス駐車場から歩いてレストランへ向かう途中、街路樹のスズカケノキの根際に群生するヒトヨタケを発見、写真に収める。旧市街入り口の海の門をくぐった先にある、岩室のような造りのレストラン・海の門(PORTA MARINA DA SALVO)で遅い昼食(13:00-14:00)。ミックスサラダ、アンチョビ入りパスタ、デザート(シャーベット)を食べ、国産ビールのMORETTI BAFFO D'OROを飲む。アンチョビパスタは生臭くて不味、これならサイゼリアの方がずっと美味しい。昼食を終えて現地ガイドPc100503のナターレさん(40歳前後の男性)に連れられ旧市街の観光へ。ナターレ(イタリア語でXmasの意味)さんはドイツ生まれ、12月25日が誕生日で5歳の時両親とシチリアに渡って来た由、英独仏伊の4か国語を自在に話せるらしく羨ましい。イタリア一美しいと云うドゥオーモ広場に着いて、市庁舎を眺め、ドゥオーモに入場する。ドゥオーモは、紀元前5世紀に建造されたアテナ神殿を改装して7世紀に建立されたもの、2400年前のアテナ神殿のドーリア式の柱が、側廊の壁に埋め込まれて今でも残っている。次は広場の南端正面に建つサンタ・ルチア教会へ。正面祭壇にカラヴァッジオの絵「聖女ルチアの埋葬」が飾ってある。撮影は禁止。さらに南へ歩いてアルトゥーザの泉へ。海岸の傍にある泉で、パピルスが茂ってはいるが何の変哲もない。川の神から逃れた妖精アルトゥーザが泉になったというPc100536伝説があるとか。そこから引き返し、海岸通りを歩いて再び海の門をくぐり、15:00バスに戻る。次はネアポリ考古学公園へ。入口から入園すると竹林があり、アーカンサスが生えている。アザミや黄色の花のカタバミも。「天国の石切り場」はギリシア時代の石材を切り出した採石場跡で、大洞窟があり、「ディオニュシオスの耳」と名付けられた大洞窟がある。洞窟は高さ20m以上、奥行きは50mほど。音響が抜群にいいため、シラクーサの僭主ディオニュシオスが、石切り場で働かせていた囚人たちが話す悪口を盗み聞きしたという伝説があり、それを聞いた画家カラヴァッジオが名付けたという。次いでギリシア劇場へ。紀元前5世紀の建立、1万5千人を収容できる大劇場で、紀元前470年頃、アイスキュロスのギリシア悲劇「ペルシア人」が上演されている。更に、道路を渡ってローマ円形劇場へ。紀元3~4世紀に建設された円形闘技場で幅140m、奥行き119mある。16:10バスに戻りタオルミーナへ引き返す。エトナ山を正面に見ながら高速道路を突っ走り、17:00カターニアの町を通Pc100539過。日が暮れて空に十三夜月が昇る。長いトンネルの中には、内部に照明がなく真っ暗なものも。それでもフランコさんの運転技術は確かで丁寧にして安全、天気だけでなく運転手にも恵まれる。17:45ホテルに戻る。今日の夕食は自由食なので、電気ポットで湯を沸かし、カップラーメンを食べる準備にかかる。半数のメンバーはフランコさんの手引きでジャルディーニナクソスの町へ食事に出かけた模様、自分はもうイタリア料理にギブアップ。マルちゃん正麺うま辛担々麵を食べ、煎餅をかじり、日本茶を飲む。これが一番美味い。(続く)

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コメント

シラクーサも良く覚えています。
なかなかバスで入れないで、1時間以上も待たされた挙句、トロッコみたいなのに乗って入りました。
50€もとられるのですか。驚きました。
カラヴァッジオの絵があったのですね。覚えていません。
ディオニソスの耳やパピルスの泉や円形劇場などは思い出せました。
自由食の日はカップラーメンなどが美味しいですね。ここで胃を休めることになります。

投稿: tona | 2016年12月29日 (木) 16:30

tonaさま
今回の旅では、耳たぶ、リボン?或いは蝶々?などいろいろな形のパスタを食べましたが、味付けは似たり寄ったりで、殆どフォークを付けませんでした。もっと料金の高いツアーなら美味しい食事も出るのでしょうが、10日間で18万円ですから仕方がありません。海外へ行くときはいつも電気ポットと、カップラーメンを4、5個持っていきます。食事が付いている場合でも、部屋でラーメンを食べることが多いです。

投稿: shikamasonjin | 2016年12月29日 (木) 17:25

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