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世界遺産「エルコラーノ遺跡」

2016年12月7日(水) 6:00起床、足を伸ばして眠れるだけでも極楽。今晩はフェリー泊なので、1泊分の着替えや洗面具をリュックやバッグに詰めて手荷物とする。7:00レストランに下りて朝食。まだ外は薄暗い。茹で卵、生ハム、チーズ、クロワッサンを食べ、ジュースとカプチーノを飲む。8:10出発、好天、ナPc070037ポリ南東の海辺の町エルコラーノへ。市内は朝から渋滞がひどい。郊外へ出ると渋滞は解消、2車線の高速道路を淡々と南下、山が見え林があり日本の様な風景が続く。紅葉は終わりかけ、裸木も目立つ。太陽光パネルを並べたソーラー発電所が点在する。9:45-10:15三ツ星ホテルPIETROに立ち寄りトイレ休憩、土産物店が併設されており、ポルチーニ(ヤマドリタケ)の乾燥品やトリュフ入りオリーブ油が売られている。群馬県の四郎岳のようなきれいな三角形の山が左手に見える。次いで北峰、南峰から成るヴェスヴィオ火山(標高1281m)が見えてくる。主峰の南峰はちょっと浅間山似。ナポリを過Pc070061ぎてエルコラーノの町に入り、高台にあるレストランKONAで昼食(11:45-13:00)。スパゲッティ・ボンゴレ、イカのリング揚げ、エビの唐揚げ、フルーツを食べ、国産ビールのPERONIを飲む。トイレは男女共用で便座がなく、男性はともかく、女性は使いにくいのでは?。レストランの駐車場から眼下にナポリの街並みとカプリ島を眺めてから、坂を下り世界遺産「エルコラーノ遺跡」見学へ。エルコラーノはポンペイ同様、紀元79年のヴェスヴィオ火山の噴火で埋没した古代都市。ポンペイは12年前に見学済みなので重複しない点が嬉しい。13:35エルコラーノ遺跡駐車場到着、外はヤッケが不Pc070089要なほど暖かい。管理棟の入場口から遺跡を眼下に望むアクセス道路に入る。これまで発掘された部分は200m四方で意外に小規模。火山灰に埋もれたポンペイと異なり、火山の熱泥流に吞み込まれたまま冷えて固まったため、コンクリートで固められた様なもの、その上、遺跡の上に現存の町が形成されているので、発掘は容易でないらしい。ポンペイは商業都市だがエルコラーノはローマ時代の貴族の別荘地、南北に走る3本の街路の両側に高級住宅が建ち並ぶ。前面は昔の海岸線で、伊根の舟屋を彷彿とさせる船Pc070109庫が並ぶ。向かって一番左の街路を北上して見学開始、House of Argusの列柱、骸骨の家(House of the Skeleton)、男湯と女湯に分かれた大浴場、赤色のフレスコ画が残るアウグスタールの広間(Hall of Augustals)など。街路の突き当りで左折、小礼拝所(Sacellum)、公共食堂(Thermopolium)、商店、真っ黒く炭化した柱と桁と扉の建物を見る。次に中央街路を南下し、モザイクタイルが美しいネプチューンとアムピトリーテーの家(House of Neptune and Amphitrite)、ローマ時代以前にこの地を支配していたサムニウム人の建築様式をとどめる家(Samnite House)をPc070119見る。そこで左折して一番右の街路に進み、石臼とオーブンを備えたパン屋(Pistrium of sex.Patulcus Felix)、運動場と屋外プールなどを見学してから引き返し、右街路を南下して、赤い列柱が残るテーレポスのレリーフの家(House of Relief ofTelephus)、郊外浴場(Suburban Baths)、船庫(Barrel Arches)を見学する。船庫の中には人骨が累々と積み重なり不気味なことこの上ない。おそらく、噴火の際の火山灰、噴石、火砕流、熱泥流などを避けるために、エルコラーノの人々が水際の船庫に逃げ込んだのであろう。今はオフシーズンで欧米人の見学者は少なく、Pc070121中国人や韓国人も全く居ない。管理事務所のトイレは無料だが、3か所あるうちの2か所は閉鎖されており、1か所しか使えない。バスに戻ると15:50、遺跡内は段差があって歩きにくく非常に疲れる。その後、ナポリ市内をバス車窓から観光、ヌオーヴォ城、スペイン宮殿などを見る。17:00を過ぎると暗くなり、ポジリコの丘から新世界三大夜景(他はモナコ、長崎)と称するナポリの夜景を眺める。素直に言えば函館や横浜、神戸の方が美しい。ナポリ市内の港に近いレストランTOTO SAPOREで夕食(17:45-19:00)、カプリチョーザピザ、チーズの天ぷら、ティラミスを食べ、国産ビールのNASTRO AZZURROを飲む。食後、シチリア島へ渡るためバスでモーロ・ベヴェレッロ港へ。(続く)

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コメント

エルコラーノ遺跡に行かれたのですか。
ポンペイはたまたま2度も行きましたが、ここは行かれませんでした。ツアーに入っていませんでしたので。
1世紀のローマ時代の貴族屋敷遺跡ですね。ローマ時代以前のもあったのですね。本当にローマ人の凄さを実感しましたが、今のイタリア人は子孫であるとは思えないところがあります。ギリシャにも感じましたが。そう言っては大変失礼とは思ったのですが。

投稿: tona | 2016年12月21日 (水) 21:16

tonaさま
今晩は。いつもありがとうございます。ポンペイがコースに入っているのが王道だと思いますが、ギリギリツアーのせいかエルコラーノに代わっており、逆にラッキーでした。日本語の案内パンフレットがないので、イタリア語版をもらってしまい、グーグル翻訳の助けを借りてまとめましたが、固有名詞などたぶん不正確な箇所があろうかと思います。確かに、2000年前のローマ貴族の贅沢三昧はすさまじいと感じられる遺跡でした。

投稿: shikamasonjin | 2016年12月21日 (水) 21:59

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