« HOTEL WHITE CITY (2) | トップページ | ホテル・カルポシュ(HOTEL KARPOS) »

世界遺産「オフリド地方の歴史的建造物と自然」

2017年1月24日(火) 8:00サーシャさんのバスが迎えに来る。ちょうど小中学生の登校時間、8:10 GRAND WHITE CITYで残る19人をピックアップ、オフリド(Ohrid)へ向かう。平坦地P1240751が続く。葡萄畑、オリーブ畑、ミカン園、果樹園があり、ビニール温室が建つ。野焼きの煙も上る。自転車に乗る人、ヒッチハイクの人も居る。8:45昨日トイレを借用したPILO RARA HOTEL前を通過、バスは昨日来た道を戻っている。途中から内陸部へ折れて、エルバサン(Elbasan)の町のガソリンスタンドALPETでトイレ休憩(9:25-9:45)。水がほとんど流れていない大きな川(シュクンビニ川)の左岸を遡り、上流の山間地へ。奥に白銀の山が見えてくる。次第に谷が深くなり両側に迫る山壁が高くなる。干し草を満載したトラックが行く。路面は快適、バスは峠へ向かってぐんぐん上ってP1240765いく。10:50-11:05国境近くのHOTEL ODESSA(標高925m)のお手洗いを借用、雪の広場に大きなマザーテレサ像が立ち、右手の斜面にトーチカが数基並んでいる。11:10アルバニアとマケドニアの国境(標高1000m)に到着。パスポート審査を受けることなくアルバニアを出国、マケドニア入国はパスポートが集められる。11:35スムースに5か国目に入る。右下に大きな湖広がる。面積350平方キロメートル、最大水深285m、500万年前の地殻変動で形成された世界最古の湖のひとつ、オフリド湖である。一気に山を下りオフリドへ。マケドニアの人口は204万人、面積は九州の3分の2P1240800の2万5千平方キロメートル。オフリドの人口は5万人、マケドニアで6番目の都市。オフリドの街に入り、旧市街の手前でバスを降りる。標高695m、雪が無いのでほっとする。近くのモスクのミナレットから正午の礼拝を呼びかけるアザーンの大音量が流れる。両側にブティックやレストラン、カフェなどが軒を連ねる石畳の道を暫く歩き、国立博物館の先にあるレストランVilla Sv Safiaで昼食(12:20-13:10)。スープ、鱒のグリル、ケーキを食べ、マケドニア産ビールSKOPSKOの小瓶(2€)を飲む。昼食後、現地ガイドのアントニオさんに引率されて旧市街散歩へ。直ぐに聖ソフィア教会の境内にP1240809入る。11世紀に建てられ、市内に365もある教会を代表する大聖堂であったが、オスマン朝が支配した時代にイスラム寺院へと転用され、内部のフレスコ画は塗りつぶされてしまった。第2次世界大戦後にキリスト教会に戻り、復旧作業によってフレスコ画も再びその姿を現しているらしいが内部には入らずじまい、外観を眺めただけで次へ。サミュエル要塞目指して登っていく坂の途中から、聖クレメント教会とイコン博物館を眺める。聖クレメント教会は内壁を覆いつくす13世紀末のフレスコ画が必見とのこと、またイコン博物館は11世紀から19世紀にかけての国宝級イコン(価値は25億円相当)をP124081340枚収集・展示しているとのこと、どちらも内部を見学したかったが・・。遥々と此処まで来た甲斐もなく残念。その先にギリシャ時代の古代劇場がある。1950年代に発掘されたとのことで、修復・保存状態が良く、3000席ある観客席と舞台はコンサートなどに活用されている。13:50旧市街の丘の上に聳えるサミュエル要塞に到着。マケドニアで最も保存状態が良い要塞は、10世紀末から11世紀初め頃にブルガリア帝国の皇帝でオフリドを首都に定めたサミュエルによって築かれた。20分のフリータイムに城壁へ上る。城壁の上の歩廊が歩けるように整備されP1240816ており、左右の階段を昇って両端まで歩いてみる。町全体とオフリド湖を見渡すことができ、非常に眺めがよい。聖パンテレモン教会を写真に納めて城壁から降りる。帰りは、岬の先端に建つ聖ヨハネ・カネヨ教会に下る。聖ヨハネ・カネヨ教会は10世紀頃の創建、ギリシャ正十字の形をしたこじんまりした外観と湖畔に佇む姿が良いので、今ではオフリドきっての人気教会らしいが、内部のフレスコ画の保存状態はあまり良くないとのこと、結局素通り。湖畔の遊歩道を歩き、昼食のレストランに戻ってお手洗いを使わせてもらう。フェリー乗り場がある広場へ出てアントニオさんと別れ、30分間のフリータイム。広場P1240824_2には聖人像をはじめいろいろな像が立つが、銘板がキリル文字ゆえ全く読めない。帰国後、キリル文字を読み解くと、聖書を持つ像が聖ナウム、オフリドの町を持つ像が聖クレメント、二人一緒の像は聖キリルと聖メトディウスの兄弟像である。聖ナウムと聖クレメントは聖キリルとメトディウスの弟子で、9世紀にオフリドに到来し、キリスト教関係の文献をスラヴ語に翻訳する学校を開設し、スラヴ語で伝道活動を行った。また「キュリロス賛辞集」など多くの著作を残し、スラヴ世界でのキリスト教の普及に尽力、キリスト教文化の発展に大きな役割を果たした。フェリー乗り場から突き出た桟橋の先端まで歩く。湖水は澄んでいるが魚の姿は見えない。コハクチョウ、バン、カモメなど水鳥が浮かび、観光船は休業状態。15:45バスに戻り、今宵の宿があるマケドニアの首都スコピエ(Skopje)へ。

|

« HOTEL WHITE CITY (2) | トップページ | ホテル・カルポシュ(HOTEL KARPOS) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« HOTEL WHITE CITY (2) | トップページ | ホテル・カルポシュ(HOTEL KARPOS) »