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瑠璃光寺(山口市)

P22104452017年2月21日(火) 保寧山・瑠璃光寺(ほねいざん・るりこうじ)の所在地は山口市香山町7-1、曹洞宗の寺院で本尊は薬師如来。文明三年(1471)、陶氏七代陶弘房の菩提を弔うために夫人が山口市仁保に創建したのが始まり。毛利氏の萩移封に伴い、現在地にあった大内義弘建立の香積寺を萩に引寺したため、元禄三年(1690)、瑠璃光寺が跡地に移転してきて現在に至る。大内文化の最高傑作と云われる国宝・五重塔は、室町時代の嘉吉二年(1442)頃の建立、大内義弘の菩提を弔うため、弟である大内盛見が現在地に建設を始め、盛見の死後10年を経て完成した。
15:30長州苑瑠璃光寺店駐車場でバスを降りる。瑠璃光寺の境内である香山公園に入り、国宝の五重塔を池越しに眺める。端正な姿形の品の良い五重塔である。京都の醍醐寺、奈良の法隆寺のものと並び、日本三名塔の一つに数えられることもあるというが素直に納得、まあ東北県人としては、出羽・羽黒山の五重塔も加え四名塔として欲しい気もするが・・。「露山堂・枕流亭」を横目に眺めながら、「うぐいす張りの石畳」P2210441へ進み手を叩いて反響を確かめる。毛利家十三代敬親公夫妻、十四代元徳公夫妻、十五代元昭公夫妻が眠る国指定史跡の「萩藩主毛利家墓所」を見学、本堂で御本尊薬師如来にお参りし、更に水かけ地蔵にもお参りする。五重塔を真下から眺めてから池巡り、若山牧水の歌碑「はつ夏の山のなかなるふる寺の古塔のもとに立てる旅人」(明治四十年六月詠)と、司馬遼太郎作の「街道をゆく」の一節『「長州はいい塔をもっている」と惚れぼれするおもいであった・・』の石碑が建ててある。帰ったらもう一度「街道をゆく 1 長州路ほか」を読んでみよう。長州苑で夏みかんキャラメルとあん桜を購入P2210463すると観光終了、新山口駅へ送ってもらい、この3日間お世話になった防長観光バス運転手の山下さん、ガイドの中野さんと別れる。17:40のぞみ54号乗車、14号車の15A、15B席に座る。早速、駅弁を開き、夫婦あなごめしと山のおべんとうを食べる。車中の暇つぶしに、イヴォ・アンドリッチ著「ドリナの橋」を読み、バルカン半島旅行の思い出に浸る。22:13東京駅着、23:45無事帰宅。

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