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世界遺産「メクネスの旧市街」

2017年3月11日(土) 12:40フェズ(Fez)を後にメクネス(Meknes)へ。沿道に果樹園が連続する。アーモンド、オP3110402リーブ、ブドウ、リンゴなど、ピンクの花はアーモンド、白花はリンゴかな。14:00メクネス市内に入る。17世紀後半、現王朝のアラウィー朝第2代スルタン、ムーレイ・イスマイルは、メクネスを首都(期間は1675-1728)と定め、ヴェルサイユ宮殿に匹敵する王宮と、きらびやかな王都の建設を夢見た。そして、メクネスに新しい建物を次々に築き、強固な城壁を築いて王都の守りを固めた。けれども、1727年夢半ばで世を去り、政治の中心はマラケシュやフェズに移ってしまう。以降メクネスは衰退した。ムーレイ・イスマイル廟の傍でバスを下車、城壁に沿って暫く歩き、昼食会場のレストランへ行く。メクネP3110419ス旧市街の最大の見所であり非イスラム教徒でも入場できる唯一の霊廟、ムーレイ・イスマイル廟は現在修復工事中で、仮囲いのパネルが立て回されており、内部の華麗なモザイクタイルの装飾を見学することはできずじまい。せっかく地の果てまでやってきたというのに残念至極。旧市街にあるレストランLe Collier de la Colombeは、外観こそ赤茶色の粗壁で冴えないが、内部は天井・柱・壁が精緻なモザイクタイルで装飾され、高級感に溢れている。これなら料理もさぞやと大いに期待を抱いたが、スープ、イカ飯のタジン、カスタードプリンはいずP3120422れもいまいち。特にイカは冷凍品の様で、歯ごたえもなければ味もない。スペイン産のビールSan Miguelを飲むと、250ミリリットル瓶が40DH(480円)也。食後、旧市街のほぼ中央に聳える王都のメインゲート、マンスール門(1732年建造)へ行き写真撮影。表面は菱形、星形などの幾何学模様の彫刻で埋め尽くされており、模様と模様の間に緑の彩色が施されている。ムーレイ・イスマイルが造らせた最後の建造物、北アフリカ一とモロッコ人が自慢するマンスール門は、その巨大さと美しさとで、今も尚スルタンの見果てぬ夢を物語る。結局メクネスにはお昼を食べに来たようなもの、15:30バスに戻り、次のヴォルビリス遺跡へ向かう。(続く)

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