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ニコシア市内観光(1) 聖ヨハネ教会とビザンティン美術館

2017年5月12日(金) ラルナカ空港は小さくてシンプル。SCを受け取り空港ビルの外へ出P5120019ると日差しは強いが風が爽やか、カラッとしている。12時ジャスト、迎えの大型バスに乗り込む。参加者は16名なのでひとり2席を占めてもなお余裕。各自500ミリリットルのペットボトル入りミネラルウオーター(毎日一人1本付く)と、キプロスの地図をもらう。運転手はヤスミスさん、現地ガイドはアンジェラさん。早速観光開始、首都のニコシア(レフコシア)めざして高速道路を走る。1914年から1960年までイギリス支配下にあったため車は左側通行(日本と同じ)。大地は乾いており緑が少ない。草地は茶褐色に枯れている。キプロスの面積は9251平方キロメートル、ほぼ山形県と同じ広さで、地中P5120025海ではイタリアのシチリア島、サルディーニャ島に次ぎ三番目の面積。1974年紛争以来南北に分断され、トルコ系住民による北キプロス・トルコ共和国(国際的にはトルコのみが国家として承認、人口3~5万人)と、ギリシャ系住民による南部のキプロス共和国(国連加盟国193か国中トルコを除く192か国が承認、人口は83万人)とにグリーンライン(緩衝地帯)を挟んで分かれている。人口23万人のニコシアの街に入ると、本数は多くないが街路樹にジャカランダが植えられ、青紫色の花が咲いている。12:40旧市街を取り囲む城壁の傍でバスを降り、まずはファマグスタ門の見学。16世紀に建造さP5120039れた城壁は周囲4.5㎞の円形で、11の砦と3つの門を備えており、最大の門がファマグスタ門、幅45mもある大きな建物は現在カルチャーセンターとして使われている。旧市街に入り、聖ヨハネ教会へ。聖ヨハネ教会の向かい側にある円柱のファサードを持つ歴史的建物は、1812年創建の高校PAGKYPRION GYMNASION(現博物館)。聖ヨハネ教会は1662年の建立、残念ながら堂内の撮影は禁止、正面に17~18世紀制作の大小30枚ほどのイコン(宗教画)が3段に飾られ、カマボコ型の天井と内壁は、キリストの生涯を描いた18世紀のフレスコ画で全面埋め尽くされている。次いで教会P5120045の後ろにあるビザンティン美術館へ。廊下に、昭和天皇・皇后両陛下の写真が飾られている。昭和46年(1971年)のヨーロッパ親善訪問の時にキプロスにも立ち寄られたのであろうか。やはり館内撮影は禁止、せめてノーフラッシュで撮影させてくれてもよいと思うが、絵葉書やガイドブックを販売する都合があるのか、なかなか世知辛い。ビザンティン美術館は8~18世紀のイコンのコレクションが圧巻、キプロス国内でも最大の点数を誇る。聖母子を描いたものが多く、イコンの板の材質はマツとのこと。聖ヨハネ教会の右隣にある建物は旧大主教の館で現在は民族博物館、また左隣の立派な建物は現大主教の館、どちらも外観を眺めただけで、自由の記念像(イギリスからの独立10周年を祝い、1970年に建立)の前まで戻ってバス移動、昼食会場へ向かう。旧市街メインストリートのリドラス(Lidras)通りを北へ進み、突き当りのグリーンライン検問所を見学する。検問所に立ち寄り、パスポートを提示して許可証を発行してもらえば北キプロスへ入国できる様子、P5120055時間があれば行ってみたかったけれど。壁こそないが嘗てのベルリンと同じく、ニコシア旧市街もグリーンラインによって真っ二つに分断されている。検問所近くの、リドラス通りに面したギリシャ料理のレストランKathodonで昼食(14:30-15:30)、前菜と牛肉の串焼きとカットフルーツ入りアイスクリームを食べ、キプロス産のクラフトビールNISSOS Pilsnerを飲む。飲み物1杯はクラツー持ち、有難く御馳走になる。再びリドラス通りを南下して16:10バスに戻る。次はキプロス考古学博物館へ。(続く)

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