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井戸湿原(鹿沼市)

P53000402017年5月31日(水) 昨日は、前日光高原の横根山に登った後、井戸湿原を周回し、ツツジの花盛りを堪能してきました。環境省・栃木県の作成した案内板に、「井戸湿原は、標高約1300mに位置し、面積は約2ヘクタール。前日光高原に幾つかある湿原の中でも代表的なもの。泥炭が堆積してできた中間湿原と一部高層湿原に分類される。カラマツ、モミ、ツツジ類、シラカバなどに囲まれて、数多くの湿原植物が群生する」と説P5300054明があります。小尾瀬とも称される湿原には、今はキジムシロの小花、ヤマドリゼンマイの胞子葉、バイケイソウの緑の葉しかありませんが、周囲のツツジ群落が美しく、ミツバツツジの紅紫色、シロヤシオの白、ヤマツツジのオレンジ、レンゲツツジの朱橙色など見事な花の競演、また清楚な白いズミの花も満開でした(詳しくは、自惚山人ノオトの記事「596.横根山&勝雲山」をご覧ください)。

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古峯神社(鹿沼市)

2017年5月30日(火) 開運、火防、天狗の社、古峯(ふるみね)神社は、鹿沼市草久(くさぎゅう)3027番地、標高700mの古峯ヶ原(こP5300005_2ぶがはら)に鎮座する。御祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)。創建は詳らかでないが、1300余年の昔、隼人なる者が京都より此の地に尊を勧請・遷座したと伝わる。
今日は前日光高原の横根山に登りに来たが、その前に参拝することにし、駐車場に車を駐める。関東有数のパワースポットとのことで、平日というのに御朱印帳を持った老若男女が続々やってくる。夫婦なのかカップルも多い。何でも全国に2万を超える講中を持ち、崇敬者は200万人を越えるらしく、境内には各地の講中の参拝記念碑が建ち並ぶ。火伏の神様らしく、社団法P5300007人江戸消防記念會の「木遣顕彰之碑」も建つ。石段を上って両翼が長い拝殿前でお参りし、家内安全と今日無事を祈願する。せっかくなので立派な拝殿に昇殿し内部を見学、内部は広大、御札授与所、御朱印所は左側にあり、拝殿内は数百畳の畳敷き、右手に廊下が延び、休憩室までは確かめ得たが、更に奥には、三百畳の大広間、百畳の中広間、大小個室などの参篭室、大浴場、小浴場などを供え一晩に350人まで宿泊できるとのこと、いやはや鄙には稀な凄い神社である。館内の廊下や休憩室には天狗面、扁額、威儀もの(火箸、下駄、草鞋、天狗像)などが所狭しと並べられている。名園と評判が高い古峯園も見学したかったが次回を期して30分ほどで退出、横根山登山口の前日光ハイランドロッジへ向かう。

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KAWRA Carmenere 2016

P52900012017年5月29日(月) チリ産赤ワインのカウラ・カルメネール、750ミリリットル瓶1本がスーパーBELXで399円でした。アルコール分13%、ボディ感はライトミディアム(中口)、軽快で飲みやすいワインです。ラベルにプルーンや干しアンズのようなエレガントな香りとありますが、私にはわかりません。個人的評価は☆☆★。輸入元は東亜商事株式会社(東京都千代田区神田司町2-19)。こんなに輸入ワインが安くなっては・・、ビールが売れなくなる訳です。

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メバルの煮つけ

20170525p52500012017年5月27日(土) 今日の夕食のメインディッシュです。目張(メバル)は春が旬の魚です。体色が赤いので、北日本、特に東北地方で多く獲れるアカメバル(標準和名:ウスメバル、学名:Sebastes thompsoni)かもしれません。無論、美味しくいただきました。
「赤目張 煮つけても 色失はず」(上村占魚)

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定点観察・富士浅間神社(柏市)

2017年5月26日(金) 久しぶりに待望の雨、やっと畑への水運びと作物への潅水作業から解放される。ほっとして近所の神社へカンゾウタケ探しに。スダジイの老木の根回りを目を凝らして探してみたが見つからず。やぶ蚊に3か所刺され、アミスギタケ(写真左)、キクラゲ、ベニヒダタケ(写真右)を認めたのみに終わる。
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LOVICO GAMZA 2013

P52600022017年5月25日(木) ブルガリア産ワインのロヴィコ・ガムザ(LOVICO GAMZA 2013)は、ブルガリア北部のスヒンドルで造られる赤ワインで、ガムザはその地方で栽培される土着品種のブドウとのこと。ブルガリアは世界最古のワイン生産国のひとつと言われ、2013年4月に彼の地を訪れた際には、ビールばかり飲んでワインを飲まなかったのが心残りだったのですが、このほど近所のスーパーBELX南柏店で見かけ、急ぎ購入したものです。輸入元は富士貿易株式会社(横浜市中区新山下3-9-3)、価格は750ミリリットル瓶1本がたった399円でした。アルコール分13.5%、ミディアムライトボディで柔らかい味わい、チェリー香が感じられます。個人的評価は☆☆★、悪くありません。それにしてもこんな安い値段で売って良いのでしょうか。

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菜園の恵み(164) 男爵イモ

P52400022017年5月24日(木) 昨日のメークインに続き今日は男爵の試し掘り。5株掘り上げ収量は3.6㎏。あと25株残っているのでトータルでは21㎏くらいか。種芋はメークインと同様1㎏だったので21倍返し。まずまずの出来。
→6月1日すべて掘り取り、最終収穫量は19.0㎏でした。

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菜園の恵み(163) メークイン

P52400012017年5月23日(火) ちょっと早い気もしましたが、メークインを3株試し掘り、重さを計ると2.8㎏ありました。あと24株残っているので最終的に約25㎏の収穫が見込めます。種芋は1㎏だったので、25倍返しといったところ、上出来です。
→6月2日に全て掘り取り、累計収穫量は18.6㎏、18倍返しでした。

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千葉菌類談話会通信 NO.33

No33img0622017年5月22日(月) キプロス・マルタの旅を終えて帰宅したら、千葉菌類談話会の会報が届いていました。表紙は、これまで5年間続いた片山周子さんのきのこ絵に変わり、大作晃一さんの九十九里のクロマツ林のきのこ写真、落ち着いた感じになりました。内容は全文、千葉菌類談話会のホームページに公開されるので詳しいことは割愛しますが、山本充弘さんの「砂地のきのこたち」、菊乃さんの「ウラムラサキシメジをはじめて食べた話」など興味深い記事が並んでいます。中でも、古川久彦先生の「八十八歳のきのこ人生」と題した四編、23頁に亘る記事は、読みごたえがありました。今年は、千葉県立中央博物館において、7月22日~12月27日まで『きのこワンダーランド』展が開催されるし、9月22日から24日には、銚子市(君が浜しおさい公園)と東庄町(東庄県民の森)で日本菌学会の菌類観察会が行われるとの事、県内のきのこ愛好家には楽しい年になりそうです。

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ソラマメ

2017年5月21日(日) 今日の午前中、柏市内にある息子のお嫁さん実家から、採りたてのソラマメがどっさり届きました。早速茹でて、晩酌のおつまみに。香りが高く甘みがある採りたて茹でたてソラマメは、ハートランドビールとの相性が抜群でした。S様、いつもありがとうございます。御馳走様でした。
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イチゴジャム作り

2017年5月20日(土) 昨夜、キプロス・マルタの旅から帰国し、今朝畑へ行って見ると、春大根のトウが立ち百花繚乱状態、雑草も伸び放題でしたが、それらの処置は後回し、まずはイチゴを摘みました。午前2回、午後1回、自転車で畑を3往復して収穫した苺は8.27㎏(累計10.73㎏)、このほかに過熟果や腐敗果が2㎏ほどあり、それらは堆肥桶に収めました。全部はとても冷凍庫に収まらないので、果実1.5㎏と白砂糖1㎏とでジャムを7瓶分作り、どんぶり一杯のイチゴ牛乳を食べました。
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マルタのビール

今回のマルタ旅行で飲んだビールは5種類、Cisk Lager Beer 、Cisk Chill Lemon、Hopleaf Pale Ale、Blue Label Original Amber Ale、Lacto Milk Stoutでした。いずれもマルタ本島のビルキルカラ市にあるSIMONDS FARSONS CISK PLCの製品です。同社は1928年創業、ビール工場からスタートして今では総合食品企業、ビール・飲料の製造販売、ワイン・スピリッツの輸入販売、シリアルやスナック、ヨーグルトなどのP5170972食品事業、そして外食事業も手掛けているようです。ビールの年間製造能力は不明ですが、タンク容量が2880klである点と、ビール銘柄が14ある点を考慮すると、多分2万~3万kl程度でしょうか。マルタを代表する銘柄Cisk Lager Beerはアルコール分4.2%、原材料が麦芽・副原料(未発芽穀類とあるが不明)・ホップ、評価は☆☆★、価格は250ml小瓶がスーパーで0.9€。Cisk Chill Lemonはアルコール分4.0%、原材料が麦芽・副原料・砂糖・香料(レモン・オレンジ・清涼剤)・ホップ、評価は☆☆、250ml小瓶がスーパーで1.1€。Hopleaf Pale Aleはアルコール分3.8%、原材料が麦芽・ホップ、評価は☆☆、250ml小瓶がレストランで2€。Blue Label Original Amber Aleはアルコール分4.7%、原材料が麦芽・ホップ、評価は☆☆★、330ml小瓶がレストランで4€。Lacto Milk Stoutはアルコール分3.8%、原材料が麦芽・副原料・砂糖・乳糖・カラメル・ホップ、評価は☆☆、250ml小瓶がスーパーで0.9€。
カラッと乾燥した暑いマルタでは、オープンテラスで飲むビールが最高でした。
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キプロス&マルタ土産 コイン

P5210030キプロスの1ユーロ硬貨1枚と2ユーロ硬貨2枚、マルタの1ユーロと2ユーロ硬貨を1枚づつ、お土産に持ち帰ってきました。キプロス硬貨のモチーフは「ポモスの偶像」、紀元前3000年頃の十字型女性像で豊穣や多産の象徴らしく、財布に入れておけば良いことがあるかもしれません。マルタ硬貨のモチーフは「マルタ十字」、8つの尖った先端を持つ独特の十字です。

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帰国(マルタ→ドバイ→成田)

2017年5月18日(木) 6:15起床、いよいよ最終日。スーツケースの最終パックも完了。7:15-7:45朝食、毎日同じものを食べ、ジュースとコーヒーを飲む。コーヒーも紅茶も、部屋でMWを沸P5181241かして淹れる日本茶も全て美味しくない。やはり海水を淡水化している飲用水の水質には問題があるかも。午前中のフリータイムはヴァレッタへ行くのを諦め、ホテル付近を散歩することに。ウエスティンホテルの裏門から岩場海岸に降り、ヒルトンホテルのプライベートビーチを回り込む。ケイパーやアザミの花盛り、日本の磯浜と異なり牡蠣もムール貝も海藻も何も付着していない。潮溜まりにもカニや小魚がいない。生物が少ないサイレント・ビーチでは磯遊びができないのでつまらない。ヒルトン専用ハーバーに行く手を遮られ、ホテル敷地内を横切ろうとしたが、要所に設けられた鉄柵のゲートに阻まれ、警備主任にP5181249外を大回りするよう指導される始末、やれやれ。漸く海岸遊歩道に出て暫く歩くと、一昨日夕食を食べたレストラン Scappis Trattoriaの前を通過、1858年創建の教会(Our Lady of Mount Carmel Parish Church)の前まで歩きベンチで一服、太公望の磯釣りを暫く眺めてから引き返す。煙草の吸殻を拾い集める清掃人、遊歩道鉄柵のペンキを塗る職人、ゴミ回収車の作業員などが忙しく立ち働き、全市を上げて街を美しく保つように努力している。やっと探し当てた公衆便所も清潔そのもの、やはりマルタ共和国は観光立国、それなくしては国の経済が成り立たない。10:15ホテルの部屋に戻り、熱い湯で絞ったタオルで汗だくの体を拭ってさっぱり。11:00部屋の鍵P5181259を返して3泊世話になったゴールデン・チューリップ・ヴィヴァルディをチェックアウト、12時45分の出発までロビーでツアー仲間の不動産王Wさんの出世一代記に耳を傾ける。12:40バスに乗り空港へ、さあ日本へ帰ろう。13:40マルタ国際空港着、エミレーツ航空のカウンターに個人チェックイン、SCを預ける。手荷物検査を済ませ、搭乗ゲート前でTAX REFUNDの手続き。15:30ラルナカ経由ドバイ行きEK110便(機種はB777-300)に搭乗、通路側から並びの47D/E席に座る。ガラガラで搭乗率は3割程度、それではと下界の景色を楽しむために窓側の席P5191263へ移る。15:45離陸、16:00早くも食事(コールドミール)が出る。「新・平家物語(五)」を読む。17:48ラルナカ空港着陸、先ずはキプロスに戻る。清掃が入り次の離陸まで機内待機、大挙乗り込んできてほぼ満席となる。幸い隣2席は空席なので4席を2人で使い楽々。19:00離陸、ドバイまで3時間25分のフライト、腕時計をドバイ時間に合わせる(→21:00)。22:20二回目の食事、ハムとサラダとクリーミーチーズを肴に白ワインを飲む。
5月19日(金) 0:30ドバイ空港に到着、乗り継ぎの時間が少ないので速足で空港ビル内を歩き、成田行きEK318便の出発ゲートへ急ぐ。2:15搭乗、通路側の希望は叶わず両隣が赤の他人の58E/F席に座る。機種は来る時とP5191267同じA380-800、この巨大な飛行機が満席とは・・、やれやれ修行と思って我慢するしかない。2:55離陸、時計を日本時間に合わせる(→7:55)。9:00食事サービスを断る。吉川英治作「新・平家物語(五)」読了。12:30トイレ、手洗いに立つのも隣席の障害物?を越えねばならず大変、食事断ち、水断ちの修行も残り4~5時間、ここまでコーヒー1杯しか飲んでいない。13:15-15:15ニューシネマ「INFERNO」観る。続いて渡辺謙出演の「Sea of Trees」も見る。15:15二回目の食事、エミレーツ航空のスッチーの中には飛び切りの美人がいるのが嬉しい。17:22漸く成田空港に安着。(完)

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マルタ土産(4) コミノ島の砂

P524000617日、ブルー・ラグーンで名高いコミノ島に上陸を果たしたものの滞在時間は僅か30分。私は水着姿の若い女性を眺め、眼福を味わっていましたが、その間、家内は浜辺に降り立ち、ビニル袋にせっせと白い砂を詰めていたようです。鳥取砂丘の砂、ヌビア砂漠の砂、サハラ砂漠の砂と、旅先から砂ばかり持ち帰るので、我が家はどこもかしこも砂だらけです。

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コミノ島

P51711892017年5月17日(水) コミノ島はマルタ本島とゴゾ島の間に挟まれた3平方キロメートルにも満たない小さな島、住民登録している人は僅か3人しかいないらしい。14:47イムジャール港着、30人乗りボートにフランス人団体と相乗りで15:00出港、コミノ島へ向かう。波は荒くはないが満席のボートは結構揺れる。15:15たちまちコミノ島上陸、30分間フリータイムになったもののやることがない。仕方がないので丘に上がり、小顔で八頭身のスリムな水着美人を眺め、ひたすら目の保養に努める。世界各国から集まったと思われる肌の色や目の色が違う若い美女が多いけれど、中には目のやり場に困る三段腹の元ヴィーナスやむP5171206さ苦しい小父さん達もいるので油断はできない。妻は砂浜に降りてせっせと白い砂集め。海の色はまさにコバルトブルー、一帯はブルー・ラグーンらしいが、沖縄の海に匹敵する美しさ、素晴らしい。15:45来た時と同じボートに乗ってコミノ島を後にし、マルタ本島のチェルケウア港へ向かう。船長はサービス精神が旺盛で、奇岩怪石の景勝地や監視塔が建つ岬に立ち寄ってくれる。それからスピードを上げてマルタ本島へまっしぐら、エンジン音が物凄く、ガツンガツンと衝撃があり、水飛沫もすさまじい。16:00チェルケウア接岸、16:25バスに戻りホテルへ帰る。17:00ホテル到着、部屋に入りお煎P5171211餅をかじりながら赤ワインを飲み、屋上に上がってウエスティンホテルと海を眺めてからひと眠り。19:00-20:45ホテルのレストランで最後の晩餐、中東アフリカ料理とのことで、魚フライ、野菜煮込み、生野菜のサラダ、ケーキなど並んでいたが、どれも味はいまいち。部屋に戻って2種類のビール(Lact Milk StoutとCisk Chill Lemon)の試飲とデジカメ電池の充電。明日は早くも帰国日、地中海の休日もあっという間に過ぎて逝く。

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マルタ土産(3) ジャム2種

P521000917日、ゴゾ島のヴィクトリア市内観光の時、蜂蜜&ジャム専門店でウチワサボテン(Prickly Pear)とザクロ(Pomegranate)のジャムを各1瓶購入しました。どちらも425グラム入り、代金は合計で10.3ユーロ(1,300円)、それほど安くはありません。味はともかく珍しいのが取り柄です。

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ゴゾ島/ヴィクトリア市内観光

2017年5月17日(水) 昼食後、ヴィクトリア市内観光(13:00-14:30)。ゴゾ島第一の都会、島の中央に位置するP5171153ヴィクトリア市に移動、大城塞チタデル(The Citadel)の登り口前の広場でバスを下りる。急坂の階段を息を切らして上り城壁内に入ると大聖堂の前に出る。1697~1711年にかけて建立されたバロック様式の堂々たるファサードを持つ教会である。入場すると、内部も見事なバロック装飾で荘厳されている。但し、資金不足で当初載る筈だったドーム建築は取りやめになったとかで、ドーム部分に描かれた天井画はだまし絵、イタリア人画家アントニオ・マヌエルの苦心作で、あたかもそこに壮大なドームが存在するような錯覚を覚える。教会を出て上へ上P5171127へと歩いて行く。メイン通りから岐れる路地はどこもひっそりとしていて、住民の姿は見かけない。やがて平野を一望に見渡す高台に至り一旦解散、14時半のバス駐車場集合までフリータイムとなったので、そこから城壁に上って反時計回りに城壁上の通路を一周する。360度の大展望でゴゾ島内が隈なく見える。丘陵の合間には地中海の青い水平線も覗く。スケールこそ小さいがクロアチアのドヴロヴニクの城壁歩きの雰囲気に似ている。陽射しは強烈、空気は乾いている。とにかく暑い、35℃くらいか。大聖堂前を過ぎたところで城壁を降り、大聖堂右側の建物地下にあるアートギャラP5171138リーなどを見物してから城内を後にする。麓に降り広場に面して建つジャム・蜂蜜専門店を覗き、珍しいのでサボテンの実とザクロの実のジャムを購入する。広場の露店市には国旗、衣料品、帽子、サングラス、魚籠など種々雑多な品物が並ぶ。道向かいの青果店に並んでいるのは、カボチャ、キャベツ、紫キャベツ、ズッキーニ、タマネギ、トマト、カリフラワー、ブロッコリー、アポガド、イチゴ、洋梨、桃など。新鮮で種類も豊富、多分地物であろう。14:40バスに戻り、今朝上陸したイムジャール港へ向かう。

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ゴゾ島に咲く白い花ケイパー

P51812352017年5月17日(水) カリプソの洞窟見学の時に岩陰に咲いていました。マルタ島の宿泊ホテル近くの磯浜海岸でも見られます。常緑小低木、フウチョウボク(風蝶木)科のケッパー或いはケイパー(和名:トゲフウチョウボクまたはセイヨウフウチョウボク、学名:Capparis spinosa)という植物で、岩場の海岸に普通に自生しています。花の蕾は酢漬け・塩漬けにして料理の薬味やサラダの付け合わせに利用されています。今回の旅行中も、ホテルの食事で何回か食べました。

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ゴゾ島/ジュガンティーヤ神殿

2017年5月17日(水) 5時半起床、MWを沸かしコーヒーを飲む。水質が悪いのかコーヒーも美味しくない。7:10-7:30朝食。ゆで卵、ベーコン、フライドポテト、キュウリ、メロンを食べコーヒーを飲む。8時出発、今日は離島巡り、ゴゾ島とコミノ島へ。バスが替わり、運転手もオーエン氏に代わる。朝かP5171005らジョギングしている人が多い。セント・ジュリアンには沢山の英語学校があり、英国で学ぶより費用が安いために、韓国やヨーロッパの国々から留学生が沢山来て居るとのこと。またスキューバダイビングも盛んであるが、魚を見るよりケーブダイビング(洞窟潜水)や沈没船探しなど冒険的要素がある潜水人気が高い。長期滞在者用の物件が多いと云うアウラ(Qawra)の町を通過、英国人が多く1~3か月位の滞在は普通とのこと。細長いサリーナ湾(Salina Bay)に続いてマグロの畜養が盛んというセント・ポールズ湾(Saint Pauls Bay)が現れる。そこから丘P5171034陵地帯に入り、積み石の塀で区画された耕地を眺めながら進む。左下にポパイ村を認めると再び海辺に下り、マルタ一長いメリッハ湾(Mellieha Bay)のビーチを過ぎると間もなく、西北端の港町チェルケウア(Cirkewwa)に到着、時刻は8:40。フェリー乗り場のビル内は乗船を待つ人、人、人で大混雑。8:55ゴゾ・チャンネル社(GOZO CHANNEL LINE)のフェリーに乗船、海が真のマリンブルー、青い絵の具を溶かしたような色をしている。監視塔(St Mary's Tower)が建つコミノ島を右手に眺めながら僅か25分、あっという間に渡海しゴゾ島のイムジャール(Mgarr)に接岸する。穏やかな海で全く揺れない。9:35ゴゾ島上陸、島は東西14㎞、南北7㎞、2万6千人の人々が住んでいる。P51710249:40迎えのバスに乗り込む。大きな教会があるチョーキヤ(Xewkija)町の傍を通過、ゴゾの方がマルタより緑が多い。野菜は80%、果物(イチゴ、イチジク、オレンジ、ザクロ、スイカ、ブドウ、メロン、モモ)は50%自給できる由。世界遺産「ゴゾ島とマルタ島の巨石神殿」として登録されている6か所の遺跡のひとつ、シャーラ(Xaghara)の町の南にあるジュガンティーヤ神殿(Ggantija Temples)に9時55分到着。先ずは管理棟(チケットセンター)兼資料館に入館し3室からなる資料館を見学、写真パネルで新石器時代の人々の巨石神殿築造方法や全体構造を学び、女性像の断片や人頭像などP5171065出土品を観覧する。ジュガンティーヤ神殿は紀元前3600年~前3000年頃の建造、雲をつくほどの大女サンスーナ(Sansuna)が岩を運び、神殿を築いたとの伝説が残る。資料館を出ると遺跡へ通じる遊歩道があり、平原に巨石神殿が見えてくる。神殿の周囲は高さ8mにも及ぶ石積みの壁で囲まれ、内部に左右2つの神殿がある。神殿の平面図を見ると、楕円形の前室と後室が通路で繋げられた串団子のような形をしており、壁はサンゴ質の石灰岩を積み上げただけの簡素な造り、生贄や偶像を納めたと推定される窪みがあちこちにある。5000年以上前の遥かな昔、新石器時代を生きるマルタ先住民が造り上げた素朴なモニュメントであるが、数トンもある巨岩を人海戦術で整然と積み上げるP5171075など信仰の力は偉大である。遺跡にはヒナゲシ、ヒルガオ、ラベンダー、ランタナなどが咲き、トカゲも走り回る。緑陰の露店で国民的飲料のキニーを売っている。次はシャーラの北、ラムラ湾(Ramla Bay)の西に位置するカリプソの洞窟へ。ホメロスの叙事詩「オデッセイ」で歌われた、美しい妖精カリプソがオデュッセウスを愛の虜として7年間閉じ込めたという伝説の洞窟であるが、現在は閉鎖中で覗きに行くことは出来ない。展望台からゴゾ島一と謳われるラムラ湾のサンディ・ビーチ(Sandy Beech)を眼下に眺めたのみ、長さ100m、幅50mの赤茶けた砂浜P5171101が見えるが、まぁ何てことはない。妻は展望台入り口のカリプソ・ブティックでサマーセーターを1枚(10€)購入、11:10バスに戻り昼食会場へ。古い石灰岩造りの雰囲気の良い食堂 Il-Wilegで昼食(11:30-12:45)、オーナーシェフはヴァレッタの一流ホテルで修行を積んだとかで、盛り付けのセンスや料理の味が良い。ウエィトレスの娘さんもマルタ美人。ゴゾチーズ入りサラダ、舌平目のソテー、デザートのケーキに舌鼓を打ち(今回の旅行中ベスト!)、国産ビールのHopleaf Pale Aleの小瓶(2€)を飲む。昼食後、島中央部のヴィクトリア市内観光へ。

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マルタ島/スリー・シティーズ(Three Cities)

2017年5月16日(火) 14:30スリー・シティーズのひとつセングレア到着。スリー・シティーズとはヴィットリオーザ、セングP5160876レア、コスピークワの3つの町の総称で、ヴァレッタの街の対岸に位置し、城壁に縁どられる。ロードス島を追われた騎士団がヴァレッタに先駆けて1530年に礎を築いたのがスリー・シティーズである。天然の城塞と呼べる複雑な地形を利用し、岬の突端に砦を築き、更に海に面した全てを城壁で固め、ヴィットリオーザとセングレアの岬の突端を鎖で繋いで敵(オスマン帝国)の侵入を拒んだと云う。セングレアからコスピークワ方面へとグランドハーバーの奥まった一画(Dockyard Creek)を10分ほど軽く散歩、倉庫のような細長い石造りの建物が建ち、ロシアP5160894富豪の所有という豪華クルーザーが何隻も係留してある。セングレアとコスピークワの境界はさっぱり分からない。続いて対岸のヴィットリオーザへ。マルタ最初の造船所跡を眺め、14:50ヴィットリオーザの街歩きを開始、空堀を渡り大きな城門を3つくぐって町の中心のヴィクトリー広場迄歩く。古い建物には案内板が付いているが、英語で書いてあった1542年完成の「主教の館」が読み取れたくらいで、他はマルタ語?の為ちんぷんかんぷん。階段道路の段差が極端に低いのは騎士たちが重い甲冑を身に着けていたことへの配慮らしい。あまり要領を得ないまま城内歩きは終わり、聖ローレンス教会(St P5160914Lawrence Church)へ下って先ほどのセングレアの対岸、Dockyard Creekの畔に出る。ジャカランダの木が1本だけぽつんと植えられ淡紫色の花を付けている。清潔な公衆トイレを使用した後、ツアーメンバーの殆ど(16人中13人)は、そこの船着場から手漕ぎボートに乗って湾内遊覧へ出かけてしまったので、我々夫婦は運河沿いに先端の聖アンジェロ砦近くまで海辺を散歩、海岸通りには海事博物館(Maritime Museum)があり、シーフード・レストランが軒を連ねる。16:10船着場に戻り皆に合流、バスに乗って一旦ホテルに帰る。17:00ホテル着、近くのスーパーマーケット ARKADIA P5160958FOODSTOREへ赴き、ジュース3パック(梨、桃、パイナップル、各0.55€)と国産ビールを3種類(Cisk Lager、Cisk Chill Lemon、Lact Stout)購入する。18:15ロビー集合、バスに乗り海岸通りのレストラン SCAPPIS TRATTORIAへ行き夕食(18:25-19:30)。前菜、マルタ風ハンバーグ、バナナケーキが出たが味は今一。部屋に戻ってお湯を沸かし、口直しにカップヌードルを食べ日本茶を飲む。風呂から上がると22:15、スーパーで購入したビールCisk Lagerを試飲してからベッドに入る。(続く)

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マルタ土産(2) マルタレース

P521004316日、マルタ島最大の漁村マルサシュロックのレストランへ昼食を食べに行った時、海岸通りの露天市でレースのテーブルクロスを2枚購入しました。2枚で16ユーロ(2,000円)、家内の友達へのお土産になりました。

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マルタ土産(1) フルーツケーキ

P526000916日、ラバトの中心パリッシュ広場に面するマルタ伝統菓子店 PARRUCCAN CONFECTIONERYで購入したフルーツケーキです。値段は8€(1,000円)。原料は、レーズン40%、デーツ10%、チェリー30%、小麦粉、マーガリン、卵、砂糖、はちみつ、ベーキングパウダー、天然香料とあります。賞味期限は2018年12月末とあり、日持ちがするのですが、帰国して直ぐに食べてしまいました。ドライフルーツがたっぷり入っていて、非常に美味しゅうございました。

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マルタ島/イムディーナとラバトとマルサシュロック

2017年5月16日(火) 6:00起床。7:20-8:00朝食。目玉焼き、ベーコン、ソーセージ、マッシュルームの炒め物、焼きトマト、キュウリ、オリーブの塩漬け、ヨーグルト、フルーツ(スイカ、P5160772缶詰の黄桃と洋梨)を食べ、オレンジジュースとコーヒーを飲む。9:00ホテルを出発、島の中央部にある古都イムディーナへ向かう。朝から陽射しが強い。スリーマまでは海沿いの道を走る。左側は磯浜が連続し、右側はマンションが連なる。夏になると地元の人が繰り出し、岩場のビーチはバーベキューで賑わうとのこと、並行して遊歩道が延びており、最終日の午前中のフリータイムはここの散策も良いかも。トンネルを抜けると左手にヴァレッタ(Valletta)市街の全貌が眺められ、右手にはスリーマ(Sliema)の商店街が連なる。ゴゾ島やコミノ島行きのフェリー乗船場もある。350隻係P5160782留のマルサムシェット・ハーバー(Marsamxett Harbour)、650隻係留のイムシーラ・マリーナなどのヨットハーバーを通過、道路が狭く車が多いため渋滞がひどくノロノロ。建物が区切りなく連なり、市の境がどこなのかさっぱり分からない。海岸を離れて丘陵地帯に入ると漸くブドウ畑や小麦畑が現れほっとする。まず展望台からイムディーナ(Mdina)の全景を写真に収め、10時メインゲート前の駐車場到着。石橋で空堀を渡りメインゲート(1724年建造、内側に聖パウロ、聖アガサら3人の聖人像が並ぶ)をくぐって城壁に囲まれた町イムディーナに入る。16世紀にはヴァP5160785レッタに先立って首都が置かれ、盛事には24もの貴族の館が建ち並んでいた町も、今は「オールド・シティ」と呼ばれ静寂に包まれている。とは言っても観光客は結構多いけれど。メインゲートから続く通りを行き、国立自然史博物館(1730年建造)、ガラス工房、スペイン貴族の館、旧神学校(1733~1740年建造、現大聖堂付属博物館)、大聖堂(17世紀建造)、ファルツォン邸(1495年建造、一階の一部は11世紀建造、二階は18世紀改築)、バスティオン(堡塁)広場と歩き、平野部の眺めが良い堡塁広場で解散、10:55のバス駐車場再集合まで30分間フリータイムになる。くねくねとした小道の両側にマルタ・ストーンの家々が迫り写真映えが今一。来た道を戻りながら途中の小道に入り込み、開店準P5160816_2備中のレストランを覗いたり、街角に佇む騎士像と一緒に写真に納まったりして、10:50バス駐車場に戻る。日差しは強烈だが日陰に入ると涼しく、キプロスほどの暑さは感じない。続いてイムディーナの城壁の外に広がる町ラバト(Rabat)の見学に移る。バス駐車場からそのまま歩き出し、観光馬車ステーションの脇を通り、街の中心パリッシュ広場まで散歩、広場に面してバロック様式の堂々たる聖パウロ教会が建つ。聖パウロ教会は17世紀の建立、地下に聖パウロが隠れていたと云われる洞窟がある。教会正面の壁に左「AD67」と右「2017」P5160826の西暦年が掲げられているが、西暦67年は聖パウロがここの地下洞窟を根城に布教活動を行った年を表していると思われる。広場でフリータイム10分間。近くには「聖パウロの地下墓地」と名付けられた広さ22万2千平方メートル(6万7千坪)とマルタ一の規模を誇るカタコンペ(4から6世紀に埋葬されたキリスト教徒の、約1000基の墓地)があるが、残念ながら見学する時間はない。広場に面するマルタの伝統菓子店 PARRUCCAN CONFECTIONERYでフルーツケーキを購入するのが精一杯、11:40バスに戻る。昼食をとるため、マルタ最大の漁村マルサシュロック(南東港の意味)へ向かう。12:10到着、コバルP5160870トブルーの海の色が素晴らしい。対岸に火力発電所が見え、港には色とりどりの小さな漁船が浮かぶ。海岸通りにはテント式屋台や露店が立ち並び、観光客相手に土産物を商う。マルタ・レースの敷物を2枚購入し、ぶらぶらとレストランへ歩く。レストラン・サウスポート(Southport Villa & Gardens)のオープンテラスで昼食(12:35-14:00)、白身魚(サワラ?)のグリル、トマトスパゲッティを食べ、国産ビールFARSONS BLUE LABELの小瓶を飲む(4€)。海風に吹かれて飲むビールは美味しいが、料理の味がどうも・・。次はスリー・シティーズへ。(続く)

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GOLDEN TULIP VIVALDI

2017年5月15日(月) 18:00セント・ジュリアン市(St.Julian's)の海岸高台に建つ6階建ての四つ星ホテル、ゴールデン・チューリップ・ビバルディに到着、ロビーにはいると早速ウエルカムドリンクのキニー(Kinnie)がふP5160750るまわれる。キニーはオレンジの皮とハーブから作られマルタの国民的飲料、コーラの様な色と味わいを持つ。鍵を受け取り125号室に入る。フローリング床のだだっぴろい部屋に、セミダブルベッドが2台置かれ、書き物机と椅子、丸テーブルに椅子2脚、冷蔵庫(空)、テレビ(SUMSUNG)、セーフティーボックス、ドライヤー、ティッシュボックスがある。電気ポットはフロントに頼めば貸出してくれるとのこと、また、ミネラルウオーター(MW)の500ミリリットル入りペットボトルが2本、今日だけのサービスで付いている。浴室も広々、浴槽がありシャンプー兼シャワージェル、固形石鹸が備えてある。イタリアのP5160755ITALMIX社製の洗面台や便器も真っ白で新しくピカピカ、ここに3連泊は素直に嬉しい。海が見える部屋だともっと良いのだが・・。19:00-20:00ホテルのレストランでバイキング方式の夕食。生牡蠣、茹でハマグリ、ムール貝など地中海の幸をたっぷり食べる(生ガキは食中毒が心配だったが当たった人はいなかった様子)。チスク・ラガーの生を飲む(2.5€)。部屋に戻ってデジカメ電池の充電、MWを沸かしてモズクの味噌汁と日本茶を飲む。水質が悪いのかお茶が美味しくない。風呂に入ると、お湯はたっぷり出るが湯水混合栓の調子が悪く温度調節が難しい。また固定式シャワーの位置が高過ぎるし、浴槽の栓の調子もいまいち、やっぱりね。(続く)

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マルタ島/世界遺産「ヴァレッタ旧市街」

2017年5月15日(月) 12:15 EK109便マルタ行きに搭乗、通路側の43H/J席に座る。機種はB777-300型、3-4-3席並び。少し空席があり、7~8割の搭乗率。12:35(マルタ11:35)離陸、40分後に早速食事が提P5150613供され、ハムとチーズと果物を食べる。軽めどころかたっぷり。約2時間半の飛行で、14:05マルタ国際空港に着陸、外気温25℃。キプロスに比べると外は涼しく快適な気候、雲が多く陽の光が優しい。15:05迎えのバスに乗り込む。冷えたミネラルウォーターの500mlペットボトルを1本づつもらう。運転手はセルビアさん、現地ガイドは日本人女性のあき子さん。首都ヴァレッタ観光へ直行。『マルタの面積は316平方キロメートル、淡路島の3分の2、名古屋市の面積と同じ位、人口は42万人だが人口密度は高くヨーロッパで3番目。水道水は逆浸透膜で海水を淡水化したもの。聖ヨハネ騎士団(マルタ騎士団)は、聖地エルサレムへのキリスト教徒P5150641_2巡礼者の救護を目的として1113年エルサレムで創設、その後オスマン帝国に追われてキプロス島、ロードス島に本拠地を移転し、更にロードス島からも追われて放浪を余儀なくされたが、1530年神聖ローマ皇帝カール5世によりマルタ島が与えられた。云々』、直ぐにあき子さんのマルタ・ガイダンスが始まる。ここマルタもキョウチクトウの花盛り、市内は公園と樹木が多い。15:20-17:30ヴァレッタ旧市街観光、V字型に開いたシティ・ゲートから歩行者天国のリパブリック通りに入ると、国会議事堂、旧オペラ座(現野外劇場)、国立考古学博物館、聖ヨハネ大聖堂などが建ち並ぶ。先ずはマルタ騎士団の守護聖人ヨハネに捧げられP5150651た聖ヨハネ大聖堂(1573~1577年建立)に入場、二つの鐘楼を頂く大聖堂は中央にバルコニーがあり、新任騎士団長はそこから騎士たちに最初の挨拶を送ったと云う。入場料は大人10€、観光客が団体入口に行列を作り、内部は大混雑で身動きもままならない。それでも、ラピスラズリと色大理石・金銀で装飾された中央祭壇、騎士たちの出身地・言語別に設けられた8つの礼拝堂(プロヴァンス、オーベルニュ、フランス、イタリア、アラゴン、イングランド、ドイツ、ポルトガルとカスティーリャ)、聖ヨハネの生涯18場面を描いた見事な天井画、床一面に敷き詰められ色大理石で美しい紋様が描かれたその数400とも言われる有力家系出身の騎士の墓碑P5150684などを見学する。騎士団員はヨーロッパ各国の富裕階級の次男以下の子弟で構成されていたらしく、有力家系からの寄進や経済的援助、或いは相続による領地からの収入が注ぎ込まれた大聖堂内部の装飾は豪華絢爛、外観からは想像も出来ない。大聖堂に隣接する付属美術館も見学する。残念ながら内部の写真撮影は禁止、中央祭壇と思しき処にカラヴァッジョの傑作「聖ヨハネの斬首」が飾られ、周りの壁に同じくカラヴァッジョ作の「聖ヒエロニムス」、歴代騎士団長から寄贈された様々なタペストリー等が展示されている。大聖堂を出てマーチャント通りを歩き騎士団長の宮殿と武器庫見学へ。騎士団長の宮殿は1547年完成、現在は大統領府と議会が置かれており見学は一部(4室)のみ、今回はネプチューンの中庭に入り、2頭の獅子が守る議会(旧兵器庫)への入り口を確かめただけで宮殿見学はなし、武器庫へ直行する。武器庫にはヨーロッパ中から集められた甲冑、槍、剣、斧、弓、銃、大砲、18世紀の騎士団長の馬車などが所狭しと並べられている。とりわけ目を引くのが、ガラスケースに展示されているイタリア・ミラノ製の金P5150719メッキの甲冑で、1601~1622年に騎士団長を務めたアロフ・ドゥ・ワイグナーコート(Grand Master Alof de Wignacourt)が着用したもの、重さは110ポンド(50㎏)もあると云う。閉館間際の17時ぎりぎりに退館、パレス広場へ出て、再びマーチャント通りを歩く。外務省、旧イタリア騎士団員宿舎などを眺めて西下、殆どの建物が蜂蜜色の石灰岩(マルタ・ストーンと呼ばれる)で出来ているため、街並みは全体にくすんで見える。カスティーユ広場の隅に建つマルタ共和国初代首相Pawlu Boffa(1890-1962)の像や重厚なオーベルジュ・ドゥ・カスティーユ(旧スペイン・ポルトガル出身の騎士P5150724団員宿舎、現首相官邸)を横目にアッパー・バラッカ・ガーデンへ。アッパー・バラッカ・ガーデンはイタリアの見晴台とも呼ばれ、19世紀まではイタリア人騎士団員の遊びと休息の場だった所、堡塁の上に海に突き出る様な地形のため、天然の良港グランド・ハーバーと対岸のスリー・シティーズの街並を一望できる。公園には1661年当時の柱廊が今も残り、その手前に建つ「さまよう3人の子供の彫像」が可愛らしい。17:30バスに戻り、今宵の宿があるセント・ジュリアン市へ向かう。(続く)

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キプロス土産(4) レフカラ・レース

P521003115日、レフカラ村にあるレースと銀製品の店「ROUVIS」で、ハンカチサイズのレース刺繍・レフカリティカ(Lefkaritika)を1枚購入しました。1481年、この村を訪れたレオナルド・ダ・ヴィンチが、ミラノ大聖堂の祭壇に飾るために持ち帰ったレースと同じデザインとのことで、出精値引きしてもらっても88ユーロ(11,000円)、高い買い物でした。家内は大喜びで、額縁に入れて飾っています。

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世界遺産「ヒロキティアの考古遺跡」とレフカラ村

2017年5月15日(月) 5:50起床。髭を剃った後、顔だけでなく腕にも手にも日焼け止めクP5150566リームを塗る。今日もカンカン照り、この3日間で顔も腕も大分日焼けする。今日はマルタへの移動日、スーツケースを詰め直しドアの外へ出してから朝食へ。7:00-7:25朝食。ゆで卵、ベーコン、トマトなど昨日の朝と同じものを食べ、オレンジジュースとコーヒーを飲む。8時出発なので慌ただしい。3日間お世話になったアジャックスホテルを後にし、A1号線を東へ。8:30世界遺産「ヒロキティア(Choirokoitia)の考古遺跡」到着。先史時代、紀元前7000年頃の住居跡がマロニ川の丘陵地帯の南斜面に残っている。当時の人々は、河原の石を並べた円形の基礎の上に、土と藁を交ぜた日干しレンガP5150574や石を積み、屋根は草木を練り土で固めて円筒型の住居を築いた。基礎の直径は2~3m、大きいものは9.2mに達する。発掘調査から、この地には約300人が暮らしていたと推定され、磨製石器や装飾品、骨製の針、穀粒などの出土品から、狩猟採集に加え農耕と牧畜を始めていたと考えられる。遺跡の入り口には当時の円筒型住居が復元されているが、近代的で立派過ぎて9000年前と云う時代にそぐわない。オレンジ色のヒナゲシの花が風に揺れる標高216mの丘の頂まで上がると、斜面を利用した集落跡が手に取るように見て取れる。頂上から更に「考古学の散歩道」が下のP5150594マロニ川の谷へと延びている。引き返す途中で、遺跡の草刈りに従事する男性2名が朝食を食べていたのに挨拶すると、何かの新芽の漬物をご馳走になる。9:15バスに戻り、レフカラ村へ。A1号線からE105号線に左折、山道を上り、9:30標高600mにあるレフカラ村到着。レフカラ村はヨーロッパの美しい村のひとつ、下レフカラ村(人口50人)と上レフカラ村(人口600人)に分かれているが、レース刺繍と銀細工が有名である。村の中心にあるROUVISという店へ直行し、女性陣は敷物やハンカチなどのレース選びに熱中、その間に村内を一巡り。石畳と石積みの家が美しい。鉢物の花のP5150595_2色と窓枠やドアの塗装色が調和している。なかなかお洒落な村である。店先では、女性が椅子に座りレース編みに余念がない。ROUVISに戻ると、家内はレースのハンカチを購入したそう、昔レオナルド・ダ・ヴィンチが選んだものと同じデザインとあって1枚100€近くしたそうな、勿論TAX REFUNDの対象品。10:10レフカラ村を後に空港へ向かう。10:45ラルナカ国際空港到着。エミレーツ航空のカウンターに個人チェックイン、出国検査と手荷物検査をクリアし、搭乗口の22番ゲートに入る。(続く)

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キプロスのビール

今回のキプロス旅行で飲んだビールは3種類、キプロスを代表する銘柄のKEO BeerとKEO Light、そしてギリシアのビールのNISSOSでした。KEO plc.は1927年創業の、リマソールに本社がある総合飲料会社で、ビールの生産量は年間3.6万キロP5130194リットル、他にワインやソフトドリンクも盛んに製造しているようです。ケオビール(KEO Beer)はピルスナータイプのラガービール、アルコール分4.5%、原材料は大麦麦芽とトウモロコシとホップ、すっきり・温和で評価は☆☆★。暑いキプロスでは美味しく感じます。滞在中、小瓶(330ミリリットル)を2本、缶を1本、生を2杯飲みました。また、ケオライト(KEO Light)はアルコール分3.5%、原材料は大麦麦芽とホップ、評価は☆☆。そして、ニソス(Nissos)は、ギリシアのティノス島にあるCyclades Microbrewey社の製品、アルコール分5%、原材料は不明で、評価は☆☆。ビールの価格は、ホテルで飲んだKEO Beer小瓶が4.5€、スーパーマーケットで購入したKEO Beer缶は0.95€、KEO Lightは0.99€でした。
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パフォス考古学公園とパフォス城

2017年5月14日(日) 昼食を終えると14時半、パフォスの市内観光へ。最初はパフォス考古P5140475学公園へ。14:40港近くの駐車場着。そこは紀元前2世紀~紀元後4世紀末までキプロスの首都だった町で、野外劇場、集会場跡に加え、ローマ貴族の館跡のディオニソスの館、テセウスの館、エオンの館、オルフェウスの館があり、床に残るモザイク画は東地中海におけるモザイク芸術の白眉といわれている。切符売り場のある入り口から入り、先ずは覆屋で保護されているディオニソスの館へ。カンカン照りの遺跡内を歩いて行くと、遠くに白い灯台と海が見える。栴檀(ペルシアン・ライラック)の木が多い。ディオニソスはギリシャ神話に登場する豊穣とぶどう酒と酩酊の神、ローマ神話ではバッカスP5140497(Bacchus)と呼ばれる。館内は20近くの部屋に仕切られ、ルーム1のスキュラ(Scylla:ギリシャ神話に登場する半人半獣半魚の怪物、犬の子の意味)、ルーム2のナルキッソス(Narcissus:ギリシャ神話に登場する美少年)、ルーム3の四季、と順路に随い見学する。ルーム6にはパイドラとヒッポリュイトス(Phaedra and Hippolytos)、全てギリシャ神話、ローマ神話に登場する人物と場面の様である。ルーム16が一番見事で、左から順に、ピュラモスとティスベ(Pyramos and Thisbe:ロミオとジュリエットのモチーフ)、牛飼いイカリオスと酒神ディオニソP5140494ス(Icarios and Dionysos)、海神ネプチューンとアミモネ(Neptune and Amymone)、アポロンとダフネ(Apollo and Daphne:アポロンに求愛されたダフネが自らの身を月桂樹に変える場面)など。なるほど、昨年12月にシチリアのピアツア・アルメリーナで見た「カサーレの別荘」のモザイクに匹敵するほどな見事さである。次はテセウスの館、覆屋はなく、周囲に設けられたデッキの上から「テセウスとミノタウロス」、「産湯を使うアキレス」のモザイクを見学する。近年発見されたエオンの館も美しい人物画のモザイクがあるというので是非見学したかったが時間切れ、15:40港へ通じるP5140517プロムナードを歩いてパフォス城へ。パフォス城はビザンティン時代、港を守るために砦として作られ、13世紀に城として再建された。その後、1570年にヴェネツィア人によって取り壊され、オスマン帝国時代に再々建されたもの、海に浮かんでいるように見える。内部はどんがらで何もない。屋上へ上がって港を見下ろし、地中海を眺める。風が涼しい。今年のヨーロッパ文化都市にパフォスが選ばれたとのことで、毎月色々なイベントがあるらしく、城の前の広場に俄か造りの舞台と観覧席が設けられている。16:40までフリータイムになったので、港をぶらぶらし、ガラスケースにクロダイ、ヒメジ?、エビ等を並べた魚料理専門店を冷やかしたり、カフェでジェラートを食べたりする。ツバP5140523メが飛んでいる。外気温は35℃くらいか、キプロス観光に日焼け止めとサングラスは必携である。バスに乗って市内の大きなハイパーマーケット、アルファ・メガへ。山羊と驢馬の乳で作ると云う石鹸を探してみたが見つからず、KEO BeerとKEO Lightを1缶づつ購入する。17:40バスに戻り、リマソールへ。レストランASOMATOS TABERNに着き夕食(18:30-19:50)。場末のうらぶれた食堂でヤブ蚊がいっぱいいる。KEOの生ビールが付いているのは嬉しいが、前菜のアボガド&エビ料理、メインの鶏料理、デザートのケーキとコーヒーの味はいまいち、昼食との落差が大きい。20:15アジャックスホテルに戻る。風呂から上がり、缶ビール2缶の試飲を終えると早や22時半、腰に湿布薬を貼って即ダウン。(続く)

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レストラン ROMEOS TAVERN

2017年5月14日(日) パフォスの街中のレストランROMEOS TAVERNで昼食(13:05-14:30)。キプロスのレストランでは、セットメニューを注文すると、ワイン、ビール、ソフトドリンクなどの飲み物が1杯サービスで付き、更に食後のコーヒーか紅茶も付いてくる。まことに有難いサービスである。料理は、カニの鋏、イカ、タコ、キュウリウオ?、タカベ?の揚げ物、更にスズキ?のグリルと地中海の魚尽くし。KEO BEERの生を一杯いただく。外が暑いだけに冷たいビールがうまい。
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ペトラ・トゥ・ロミウ海岸とアフロディテ神殿

2017年5月14日(日) 10:50アポロ神殿を後にし更に西へ。バスは海から離れた丘陵地帯を走り、右手にフェンスで囲まれP5140386た英軍基地が、左手に偶に地中海が見える。11:15愛と美の女神アフロディテ生誕の地とされるペトラ・トゥ・ロミウ海岸(Petra tou Romiou)を望む見晴台で写真ストップ、海の色が青く白砂の海岸線とのコントラストは絶妙、水が澄み沖縄の海に匹敵するほど美しい。海岸へ降りるために、道路を挟む山側の駐車場でバスを下りる。駐車場には、シャワー室や着替え室を備えた売店があり繁盛している。道路下の地下道をくぐると直ぐに海岸に出る。三つ重ねの岩の辺りがアフロディテが海の泡から生まれた所とされていP5140398る。その海で泳いでいる人が10人ほど、八頭身の若いヴィーナスもいるには居るが、三段腹の老いたヴィーナスも居る。海水に手を浸けてみるとやや温め、売店に戻ってピスタチオ入りのジェラートを食べ、トイレを借用する。11:45出発、アフロディテ神殿へ。12:00駐車場着。パフォス東郊にある神殿(Sanctuary of Aphrodite)は、島を支配したギリシア人が紀元前13世紀頃(ミケーネ文明時代)に築いたものである。1980年に「パフォスの考古遺跡」として世界文化遺産に登録された遺跡群の内のひとつであるが、境内には柱頭や礎石、壁の断片が残るのみで、殆ど何も復元されていない。カンカン照りで眼が痛くなる程日差しが強く、遺跡の奥に建つパレパフォス博物館(Palaipafos Museum)P5140448に入館してほっと一息、そこには出土品が整理・展示されている。館内最大の見所は「アフロディテの石」、といっても見た目は何の変哲もない高さ1mほどの黒い石。子供に恵まれない女性が子宝が授かるようにと願いにやってくる有難い石とのことである。他には円錐・円筒型神殿(紀元前1世紀頃)、粘土製素焼き壺(紀元前14世紀)、粘土製素焼き浴槽(紀元前14~12世紀)、大理石製浴槽(紀元前11世紀)、青銅製壺、精巧な彫刻装飾付き石棺(紀元前5世紀)、アフロディテのモザイク画などをざっと見学する。12:40退館、昼食へ(続く)

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キプロスの樹木(4) キャロブ

2017年5月14日(日) リマソールの西郊、クリオンの古代遺跡にもアポロ神殿の境内にもキャロブの木が生えていました。キャロブ(学名:Ceratonia siliqua)は和名がイナゴマメ、マメ科ジャケツイバラ亜科の常緑高木で地中海付近で栽培されているとのこと、初めて見ました。黒熟した莢の中の果肉は糖分を含んでいて甘く食品原料に、種子はコーヒーの代用に、莢からは血糖値改善効果のあるピニトールが抽出できるなど、有用植物のようです。
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キプロスの樹木(3) コショウボク

2017年5月14日(日) これもコロッシ城の境内に生えていたもの。黄白色の花を付けているものもあるし、紅色・球形の実をつけている木もある。ウルシ科サンショウモドキ属の常緑樹で南北アメリカの乾燥地帯とペルーアンデスの砂漠地帯の原産、学名はSchinus molle、実は香辛料のピンクペッパーとして販売される。初めて見る木です。
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キプロスの樹木(2) 糸杉とローズウッド

2017年5月14日(日) リマソールの郊外にあるコロッシ城の境内に聳える巨樹2本、左は糸杉(恐らくホソイトスギ又はイタリアイトスギ、学名:Cupressus sempervirens)、樹齢・幹周・樹高全て不明であるが一抱えもある大樹、おそらく数百年は生きていよう。イトスギがキプロス(Cyprus)の語源となったとも云われる。右は、樹齢200年、幹周4.8m、樹高26mのローズウッド、いわゆる紫檀ではなく、学名をTipuana tipuというマメ科の木でPride of Boliviaとも呼ばれ南米原産。
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コロッシ城・クリオンの古代遺跡・アポロ神殿

2017年5月14日(日) 6:15起床。今日もカンカン照りのようなので、半袖シャツに薄手の登山ズボンに着替える。7時から朝食、ベーコン、ハム、目玉焼き、焼きトマト、ポテト、フルーツ(メロンとグレープフルーツ)を食べ、レモンジュースとコーヒーを飲む。今日はリマソールからパフォスにかけてのキプロス島南岸の名所旧跡巡り、朝食から出発まで1時間半あるのでゆっくりできる。8:30出P5140300発、直ぐに高速道路に乗って西へ、A6号線とB6号線を走る。民家の屋根という屋根に白い円筒型タンクが設置してある。雨水を溜める貯水タンクとのこと、島では如何に水が貴重であるかが分かる。8:50リマソールから西へ14㎞の所にあるコロッシ城(Kolossi Medieval Castle)到着。13世紀に建てられ、14世紀には十字軍の遠征基地としても使用されている。現在の建物は15世紀半ばの改築。入り口右手に建つカマボコ型の石造建築は14世紀の製糖工場跡、城内前庭に入るとコショウボク(学名:Schinus molle、ウルシ科サンショウモドキ属の常緑樹)がP5140313小さな紅い球形の実を沢山つけている。葉をもむと確かに胡椒の香りがする。三階建ての城内には跳ね橋を通って二階から入る構造で典型的な軍事用の城、壁が厚く1mはある。二階は来賓の間と暖炉がある台所、何故か洋服が飾ってある。螺旋階段を昇って三階へ。がらんとしていて何もない。何故か中央に石炭?が丸く敷き詰められている。更に螺旋階段を上がって屋上へ。ステップが狭く一苦労、屋上から眺める景色は平凡、海は見えるが遠く、周囲の街並や圃場にこれといったものはない。螺旋階段で一階へおりると、ビデオ装置のあるガイダンスルーム、案内する係員もいない。訪問者ノートに記帳して外へ出る。境内に樹齢数百年の糸杉の巨木と、樹齢二百年のマメ科の大木・ローズウッド(学名:Tipuana tipu、TipaあるいはPride of Boliviaと呼ばP5140334れる南米原産の木)が聳える。城内よりそれら大樹の方がよほど見ごたえがある。9:30バスに戻り、次はクリオンの古代遺跡へ。コロッシ城から更に西へ5㎞・10分ほど走っただけで、9:40海の見える高台にあるクリオンの古代遺跡(Kourion Archaeological Site)到着。風が涼しい。ここは、紀元前14~紀元前13世紀にギリシアのペロポネソス半島にあるアルゴスからやって来たアカイア人の植民地として発展した古代都市、広大な遺跡である。先ずローマ式野外劇場の見学。もとは紀元前2世紀に造られたものだが、紀元後1世紀に地震で壊れ2世紀に再建されている。当初P5140342は3500人の観客を収容できたというが今は2000人収容、夏になると野外演劇や音楽会が開催される。次いで4世紀の大地震の後に造られた公衆浴場跡のエウストリオスの家(The House of Eustolios)へ。遺跡を保護する覆屋が巨大な割りに中は大したことがなく、床のモザイクが完品で残っているのは、計量器(物差し?)を持つキティシス像がある一箇所のみ。他にはサウナ跡など。外へ出て、青い実が付いたキャロブ(学名:Ceratonia siliqua)の木を写真に収めてから、管理棟の清潔なトイレを借用し、10:10バスに戻る。次はアポロ神殿へ。クリオンから更に西へ3㎞、10:20アポロ神殿駐車場着。外はカンカン照り、登山用のUVカット帽子と扇子が大活躍。湿気は少ないが5月中旬P5140362とは思えないほど暑い。遺跡には、セージやオレガノなどのハーブが雑草の様に至る所に生えており、菊科植物やヒナゲシも咲いている。緑色のトカゲが走り回り、ここにもキャロブの木がある。紀元前8世紀から紀元後4世紀頃までクリオンの守護神、森林の神アポロを祀った神殿の遺跡で、後世に他の建造物の材料として石が持ち出されてしまったため、復元は捗々しくない。石ゴロゴロで部分的に石柱が復元されている。中央の回廊の一番奥にアポロ神殿跡があるが、柱2本の上にオリジナルという破風のかけらが乗っているだけ、拍子抜けして10:50バスに戻る。(続く)

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キプロス土産(3) ピーカンナッツ

P5210012ピーカン、ピカン、ペカン(Pecan、学名:Carya illinoinensis)はクルミ科の落葉高木、その種実がピーカンナッツで、原産地は米国中西部ミシシッピ川流域とメキシコ東部、調べてみたら日本でも栽培されているそうです。キッコー修道院の駐車場の土産物屋で生まれて初めて見て、試食もしたので、1袋5€で購入しました。堅果の表面はクルミよりすべすべしています。味はクルミにそっくり、脂肪含有量72%はクルミの60%より多いようですが、クルミ豆腐ならぬペカン豆腐を作ってみようと思っています。母親の介護に忙しい家人が果たして引き受けてくれますかどうか。

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キプロス土産(2) キプロス・ディライト

P5210042トルコのお菓子「ロクム(Lokum)」と同じものだが、キプロスでは「キプロス・ディライト(Cyprus Delights)」と呼ばれる。13日、キッコー修道院駐車場にある土産物屋で選り取り4箱5€(1箱160円)だったので8箱購入。内訳はイチジク風味3箱、レモン風味、ザクロ風味、バニラ風味各1箱、キャロブ(Carob)風味が2箱。いずれも1箱250g入り、コーン・スターチと砂糖が主成分で香料で風味付けしたもの、但しキャロブ(地中海付近で栽培されるマメ科植物のイナゴマメ)風味だけは、一部キャロブのシロップが使われています。

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キプロス土産(1) コマンダリア

P5210019ワイン発祥の地とも云われるキプロスで、最高峰のワインとされる甘口のデザートワイン・コマンダリア(Commandaria)、しかもキプロスで一番有名なキッコー修道院付属ワイナリー(KYKKOS Winery Ltd.)製とくれば、ハーフボトル375ミリリットル入り1本14€(1,750円)は高くないかもしれません。以前は修道院内の自家消費用だったものを、1993年以降商品化して販売するようになったようです。「コマンダリア」を名乗るには、①トロードス山麓のオモドス村(Omodos)を始めとする14の村で製造されたワインであること、②キプロス島固有のブドウ品種ジニステリとマブロのみ使用すること、③摘み取ったブドウを藁の上に広げ天日乾燥して糖度を上げること、④自然発酵で醸造すること、⑤発酵終了後、最低4年間はオークの樽で熟成させること、以上の5条件をクリアすることが必要とされています。貴重品です。暫くは飲まずに冷暗所に保管しておきます。

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リマソールの海岸散歩

2017年5月13日(土) 17:25アジャックスホテルに戻る。ミネラルウォーターを沸かし、コーヒーと味噌汁を飲んで、おせんべP5140275いを食べる。18時過ぎ、夕食まで間があるのでホテル近くの散歩に出る。フロントで地図を貰うと、海岸まで徒歩15分というので行って見ることに。途中、大きなスーパーマーケットのアルファ・メガの前を通り、建設中のリゾートホテルThe Oval Limassolの横を通る。卵型で異形の建物は遠くからでも良く目立つ。海岸に到着すると、桟橋や護岸で釣り糸を垂れている人が沢山居る。老師のバケツを覗かせてもらうとヒイラギ?が2尾。泳いでいる若い人も居る。海岸遊歩道が旧市街へと延びているが、そこを歩くには時間が足りない。クラウンプラザホテルのプライベートビーチを散歩してから引き返し、19:05部屋に戻る。昨日にP5140273続き1階レストランで夕食(19:25-20:10)、飲み物はパスし、スープ、タコの煮物、野菜煮込み、焼きトマト、ポテト、ケーキ、フルーツを食べる。部屋に戻ってカップラーメンで口直し、緑茶を飲む。デジカメの充電を仕掛け、風呂から上がると21時半、白ワインを飲みながら今日の復習と明日の予習を行う。22:15ベッドに入るも、週末という事で2階のディスコが昨日以上にヒートアップ、賑やかでうるさくて眠れやしない。やれやれ。(続く)

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キプロスの樹木(1) 樹齢八百年のオリーブ

P51302562017年5月13日(土) ガラタ村のボディトゥ聖堂の傍らに生えていたオリーブの木は推定樹齢が八百年、この3月にモロッコのシャウエンで樹齢200年のオリーブの大樹に出逢って感激したことがあったが、上には上があるもの。ネットで調べてみると、オリーブの木の寿命は長く、300~400年は当たり前、その上、エルサレムには推定樹齢が千年、パレスチナには何と樹齢二千年の古木まであるそうな、どうやって年代測定したのか真偽のほどは定かでないが・・、本当なら物凄い。一度見てみたいものである。 

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世界文化遺産「トロードス地方の壁画聖堂群」

2017年5月13日(土) 11:15キッコー修道院を後にし、聖ニコラオス教会(Agios Nikolaos)へ。来た道(E912)を戻り、B8号線出合から左へ。12:05カコペトゥリア村(Kakopetria)の近郊にある聖ニコラオス教会の駐車場(標高830m)着。トロードス地方の山中には、11~16世紀に建立され「トロードスの壁画聖堂群」として世界文化遺産に登録されている教会が10か所ある。そのひとつ、聖ニコラオス教会はP513017511世紀の建立で、12世紀に付け加えられた切り妻屋根の一部が二重になっており、その特徴から「屋根の聖堂」の異名をとる。外観は積み石の質素な農家風建物で、十字架もなければ鐘楼もなく、とても聖堂や教会には見えない。世界遺産の表示も壁に打ち付けた小さなプレートのみ、過疎地の崩れかけた廃屋のような雰囲気、これが世界遺産?と先ずは拍子抜けする。まあ、10か所の合わせ技なので、日本でいえば「明治日本の産業革命遺産」のようなもの、一つ一つは小粒なのであろう。内部に入ると印象は一変、壁や天井を埋め尽くP5130187すようにビザンティン様式の美しいフレスコ画が描かれている。これらのフレスコ画は12世紀から16世紀にかけて村人が画家に描かせて寄進したものらしく、当時の人々の篤い信仰心と高い美意識がうかがえる。内部の写真撮影禁止が残念であるが、天界になぞらえた天井には、キリストや聖母マリアが配され、その周囲には天使や十二使徒、内壁下部は地上に見立てられて諸聖人や教父の姿が見られる。見所は、「アルメニア・セバステの40人の殉教者」、サンタ・クロースのモデルとされる「聖ニコラオスの立像」など。入れP5130196替わりに体の大きいロシア人の団体がやってきたので慌てて退堂、12:35バスに戻り昼食へ。駐車場の道端にヒナゲシが咲いている。マツの木の中枝に架けてある大きな鳥の巣箱はフクロウ用とのこと。12:50カコペトゥリア村(悪石村)のレストランVENGERAに着き昼食。鄙びた村にしては洒落たレストランで、お猪口一杯のコマンダリア(ワイン)と飲み物がサービスに付く。キプロスのレストランは太っ腹、有難く国産ビールのKEO BEER小瓶を依頼する。メニューは前菜(魚卵とジャガイモのペースト、甘唐辛子、オリーブ)、マスのグリル、コーヒーとケーキ。添乗員のMさんが日本から持P5130204_2参した醤油とポン酢を出してくれたので、マスの風味が一段と引き立つ。14:10食事を終えてニキタリ村(Nikitari)にあるアシヌの生神女聖堂(Panagia(THe Virgin) Forviotissa(Asinou))へ。B9号線からF932号線へ、高原地帯を走る。外はカンカン照り、バスの冷房の効きが悪く車内は暑い。持参の扇子が大活躍。高原台地は小麦畑や牧草地、今は秋蒔き小麦が麦秋を迎えている。家畜は牛、山羊、羊が飼われているそうで、特に山羊の乳で作るチーズや石鹸が名物とのこと。夾竹桃、ブーゲンビリア、オリーブ、ビワ、ウチワサボテン、リュウゼツラン、ポプラ、ユーカリ、糸杉などが車窓に現れては流れ去る。14:40標高525mに建つアシヌの聖母聖堂到着。ここも積み石造りの外P5130216_2壁と切り妻屋根を持つ簡素な外観、登録10か所の中では一番小さい聖堂であるが、フレスコ画の保存状態はピカイチとのこと、12世紀以降に描かれた様々なフレスコ画群が残っており、そのモチーフはイエスキリスト、生神女マリア、聖人、預言者など多彩で、新約聖書からとられた場面も多く描かれている。元来は、文字を読めない民衆に聖書の内容を理解させるものであろうが、聖書を読んだことがない門外漢にはちんぷんかんぷん、説明の途中から境内へ出て野草の写真撮影に興じる。シソ科のタツナミソウ似の花をはじめ、色々な花が咲いている。P513024915:10三か所目のボディトゥ聖堂へ。B9号線沿い、ガラタ村(Galata)にある1502年に建造された旧修道院付属聖堂である。15:45標高625mにあるボディトゥ聖堂(Panagia Tis Podithou)入り口駐車場に到着、バスから降りて参道を下っていく。聖堂の傍らに聳える樹齢八百年のオリーブの巨樹に出逢い感激する。ベネチア時代の影響が色濃い(人物の表情が柔和で豊か)と云われるフレスコ画群であるが、もはや説明を聞いても身が入らず、外へ出て周辺の写真撮り。そこにもキク科、シソ科、マメ科など色々な小花が咲いている。少し離れた所にある男女兼用、個室3室の参拝者用トイレで用足ししてから、16:20リマソールへの帰路に就く。(続く)

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キッコー修道院 (KYKKOS Monastery)

2017年5月13日(土) 6:00起床。7:00-7:30朝食、目玉焼き、ベーコン、ハム、チーズ、マッシュルームの油炒め、ニシンの燻製、キュウリ、トマト、ヨーグルトを食べ、オレンジジューP5130139スとコーヒーを飲む。ちょっと食べ過ぎ。8:00出発、島中央部の山岳地帯トロードス(TROODOS)へ。ホテル近くの広場では土曜市が開かれ、サーカスのテントまで建つ。国道8号線を北上、沿道の花木は夾竹桃が多く、白や赤、ピンクの花盛り。山岳道路に入ると、黄色い花を付けた灌木のハリエニシダが目立つ。大地は石灰岩質で白っぽい。トロードス地域は、ブドウを始めアンズ、イチジク、オリーブ、サクランボ、ビワ、ミカンなどの果樹の他、ナッツ類(ピスタチオ、ピーカン等)の栽培も盛んとのこと。森や林の中に別荘が点在し、山中は隈なく開発されている。標高が上がるにつP5130143れてクロマツやキプロススギ(レバノンスギの亜種でキプロス固有種)が多くなる。道はくねくねしてイロハ坂状態、車酔いに弱い人は堪らない。キプロス島には1800種の植物が認められ、うち150種は固有種とのこと、その固有種のうちのハリスン(黄)やピオニー(ピンク)、ハマナス似のシストス(ピンク)の花が道端に咲いている(花の名前はガイドのアンジェラさんの受け売り)。標高1670m、トロードス・ホテル傍の公衆トイレで休憩。外は涼しく快適、オオイヌノフグリ、イタドリ?、タンポポが生えている。トイレは紙が切れており、余り清潔とはいえない。山岳道路の最高地点である峠(P5130153標高1780m)にさしかかると、カフェレストランNorth Face Vittelが建ち、スキーリフトが左に斜上する。その先、電波塔が建つところがキプロスの最高峰オリンポス山(標高1951m)の山頂であるが、一帯はイギリス軍の訓練場となっており、登るには入山許可が必要との事。峠から下っていくと、針葉樹ばかりだった森にハリエンジュの白い花が交じり始め、林の中に蜜蜂の巣箱を認めるようになる。10:00標高1140mの山中に建つキッコー修道院(KYKKOS Monastery)到着。キプロスで最も有名な修道院は11世紀末の創建、数度の火災に見舞われたため、現在の建物は19~20世紀に再建されたもので新しい。現在、男性ばかり18名の修道士が修法に励んでいる。入り口や中庭を囲む回廊の壁や天井は美しいフレスコ画やモザイク画で覆われ豪華絢爛、有力な檀家や数多の信徒を抱えている様子で寺勢は実に盛んである。今日も我々の後から善男善女が陸続とお参りにやってくる。聖堂内は撮影禁止、折しも司祭の導きで婚約の誓いを捧げている若いカップルがイコノシスタスの前に佇P5130163む。イコノシスタスと各イコンの外枠はすべて金銀で荘厳され、内壁と天井はフレスコ画に覆われる。外側はシンプルな石造りであるが、内部は贅の限りを尽くしている。正教会聖堂の新しい状態はこのような煌びやかなものであることが良く分かる。聖堂に連なる博物館(聖遺物室)も見学、古い時代のイコンや宝物類、各種聖具の他に、聖人たちの遺骨(手骨)、歯、髪、汗を拭いた布などが金銀の宝飾箱に収められて展示されている。床のタイルのデザインは「コウノトリ樹上図」、見ごたえのある修道院である。アジサイとツルムラサキが咲く中庭へ出て、最後に回廊最大のモザイクP5130157画「マリアの昇天」を見学してから退出する。バスが待つ駐車場周辺は、山奥というのに土産物店やレストランが建ち並び門前町状態、キッコー修道院ラベルを貼付した甘口のデザートワイン・コマンダリアを試飲し、記念に1本買い求める。他にも、ディライト(ロクム)8箱を、またクルミの一種ピーカンナッツも珍しいので1袋購入する。11:15バスに戻り、世界文化遺産「トロードスの壁画教会群」に登録されている聖ニコラオス教会へ。(続く)

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AJAX HOTEL LIMASSOL

2017年5月12日(金) 18:15人口18万人、キプロス第2の都会リマソールの街に入り、18:25今宵の宿アジャックスホテル到着。8階建ての大型リゾートホテルで海岸まで徒歩10分、四つ星である。3階207号室に入る。コンパクトツインの落ち着いた部屋、シングルベッドが2台並び、書き物机と椅子、TV(PhilipsP5130137製)、冷蔵庫(ミニバー)、電気ポットがあり、インスタントコーヒーと紅茶がサービスで付いている。丸テーブルに椅子、セーフティーボックス、ティッシュボックスもある。浴室には浴槽があり、固形石鹸、シャワージェル、ボディローション、シャワーキャップ、綿棒も備えてありアメニティは十分、ここに3連泊は嬉しい。お湯もたっぷり出るし、トイレの水勢も強い。また、WiFiは全館フリー。コンセントは特殊で三口の220V、補助プラグとBFタイプの差し込みを使い、デジカメを充電する。ホテルのレストランでビュッフェ方式の夕食(19:30-20:30)、魚料理、ジャガイモ煮込み、野菜煮込み、パスタ、果物(リンゴ、オレンジ、洋梨)を食べ、KEO BEERの小瓶(4.5€)を飲む。お風呂から上がると早や22時、ようやく足を伸ばして眠ることが出来る。(続く)
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ニコシア市内観光(2) キプロス考古学博物館

2017年5月12日(金) 16:15城壁西側のすぐ外にあるキプロス考古学博物館到着、ギリシャ神殿風の入り口から館内に入る。写真撮影可が嬉しい。博物館には文明の十字路キプロス島で発掘された、紀P5120066元前7000年の新石器時代からギリシャ・ローマ時代(ビザンティン前期)に至る貴重な考古品の数々が、14室に分けて展示されている。最初に目につくのは「ポモスの偶像」と呼ばれる土偶、腕を広げた女性像で、豊穣や多産を表す。紀元前3000年頃のもの、キプロスの1ユーロと2ユーロ硬貨のデザインにも採用されている。土偶、土器、陶器、人と動物のフィギア、壺やリュトン(Rhyton)、兵士像、神像、スフィンクスとライオン像、アフロディーテ(ヴィーナス)像、ローマ皇帝セプティミウス・セウエルス像(在位A.D.193-211)、角のある神像、金銀製品・宝飾品、コイン、ガラス器、2羽の鷹の飾りが付いた黄金P5120111製王笏、仮面などを観覧するが、1時間しかないので、じっくり見学するのは無理、写真を撮るので精一杯。英文パンフレットを読むと、「ダビデの結婚シーンを浮き彫りにした銀製プレート」は、キレニア(Kyrenia)近くの遺跡から出土し、7世紀初期のもの。大理石製の「アフロディーテ像」はSoloiから出土した、紀元前1世紀頃のもの。青銅製の「角のある神像」(一説ではバッカス)は、Egkomiの神殿跡から出土した、紀元前12世紀頃のもの。クリオン(Kourion)の古代墓から出土した「鷹飾りの付いた王笏」は紀元前11世紀初期のもの。17:10バスに戻り、今宵の宿があるレメソス(リマソール)へ。(続く)
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ニコシア市内観光(1) 聖ヨハネ教会とビザンティン美術館

2017年5月12日(金) ラルナカ空港は小さくてシンプル。SCを受け取り空港ビルの外へ出P5120019ると日差しは強いが風が爽やか、カラッとしている。12時ジャスト、迎えの大型バスに乗り込む。参加者は16名なのでひとり2席を占めてもなお余裕。各自500ミリリットルのペットボトル入りミネラルウオーター(毎日一人1本付く)と、キプロスの地図をもらう。運転手はヤスミスさん、現地ガイドはアンジェラさん。早速観光開始、首都のニコシア(レフコシア)めざして高速道路を走る。1914年から1960年までイギリス支配下にあったため車は左側通行(日本と同じ)。大地は乾いており緑が少ない。草地は茶褐色に枯れている。キプロスの面積は9251平方キロメートル、ほぼ山形県と同じ広さで、地中P5120025海ではイタリアのシチリア島、サルディーニャ島に次ぎ三番目の面積。1974年紛争以来南北に分断され、トルコ系住民による北キプロス・トルコ共和国(国際的にはトルコのみが国家として承認、人口3~5万人)と、ギリシャ系住民による南部のキプロス共和国(国連加盟国193か国中トルコを除く192か国が承認、人口は83万人)とにグリーンライン(緩衝地帯)を挟んで分かれている。人口23万人のニコシアの街に入ると、本数は多くないが街路樹にジャカランダが植えられ、青紫色の花が咲いている。12:40旧市街を取り囲む城壁の傍でバスを降り、まずはファマグスタ門の見学。16世紀に建造さP5120039れた城壁は周囲4.5㎞の円形で、11の砦と3つの門を備えており、最大の門がファマグスタ門、幅45mもある大きな建物は現在カルチャーセンターとして使われている。旧市街に入り、聖ヨハネ教会へ。聖ヨハネ教会の向かい側にある円柱のファサードを持つ歴史的建物は、1812年創建の高校PAGKYPRION GYMNASION(現博物館)。聖ヨハネ教会は1662年の建立、残念ながら堂内の撮影は禁止、正面に17~18世紀制作の大小30枚ほどのイコン(宗教画)が3段に飾られ、カマボコ型の天井と内壁は、キリストの生涯を描いた18世紀のフレスコ画で全面埋め尽くされている。次いで教会P5120045の後ろにあるビザンティン美術館へ。廊下に、昭和天皇・皇后両陛下の写真が飾られている。昭和46年(1971年)のヨーロッパ親善訪問の時にキプロスにも立ち寄られたのであろうか。やはり館内撮影は禁止、せめてノーフラッシュで撮影させてくれてもよいと思うが、絵葉書やガイドブックを販売する都合があるのか、なかなか世知辛い。ビザンティン美術館は8~18世紀のイコンのコレクションが圧巻、キプロス国内でも最大の点数を誇る。聖母子を描いたものが多く、イコンの板の材質はマツとのこと。聖ヨハネ教会の右隣にある建物は旧大主教の館で現在は民族博物館、また左隣の立派な建物は現大主教の館、どちらも外観を眺めただけで、自由の記念像(イギリスからの独立10周年を祝い、1970年に建立)の前まで戻ってバス移動、昼食会場へ向かう。旧市街メインストリートのリドラス(Lidras)通りを北へ進み、突き当りのグリーンライン検問所を見学する。検問所に立ち寄り、パスポートを提示して許可証を発行してもらえば北キプロスへ入国できる様子、P5120055時間があれば行ってみたかったけれど。壁こそないが嘗てのベルリンと同じく、ニコシア旧市街もグリーンラインによって真っ二つに分断されている。検問所近くの、リドラス通りに面したギリシャ料理のレストランKathodonで昼食(14:30-15:30)、前菜と牛肉の串焼きとカットフルーツ入りアイスクリームを食べ、キプロス産のクラフトビールNISSOS Pilsnerを飲む。飲み物1杯はクラツー持ち、有難く御馳走になる。再びリドラス通りを南下して16:10バスに戻る。次はキプロス考古学博物館へ。(続く)

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キプロス周遊とマルタ島滞在9日間

2017年5月11日(木) 今日から9日間の日程で地中海のキプロスとマルタの旅へ。戸締りをして16:35出発、18:00成田のニコニコパーキング到着、ハスラーを預けると9日間で3,780P5110005円也。マイクロバスで空港第2ターミナルビルへ送ってもらう。クラブツーリズム株式会社の受付に立ち寄ってから、エミレーツ航空のカウンターへ行き個人チェックイン、スーツケースを預け、ドーハ行きとラルナカ行きの2枚の航空券の通路側座席を確保する。クラツーの受付に戻り、女性添乗員のMさんに海外空港税差額を支払う。Mさんは30代?の小顔でスリムな美人、これは旅が楽しくなりそう。椅子に座ってタケノコご飯と若竹煮のお弁当を食べてから出国審査を済ませ、66番ゲートへ進む。21:25ドーハ行きEK319便に搭乗、60D・E席に座る。機種はA380-800型、客席数P5110006489~615もある大型機で今回が初体験、3-4-3席並びであるが、空席が目立ち3席を独り占めしている人もいる。22:15離陸、ドーハまで5480マイル・11時間30分のフライト始まる。23:15一回目の食事、メインディッシュはもらわず、オーストラリアの赤ワイン(KILIKANOON MULGA SHIRAZ 2015)を飲む。妻は後ろの4席並びの空席へ移ったので、2席を利して縦になったり横になったりしながらうとうと。機内は冷える。毛布が手放せない。2枚欲しい位。
5月12日(金) 7:40ニ回目の食事、パンとフルーツを食べ、コーヒーを飲む。9:20(現地時間4:20)ドバイ空港P5120014着、2か月前にも来たので空港ビル内はもはや目を瞑っても歩けるほど。再び手荷物検査を受けて出発ゲートB12へ。3時間半も乗り継ぎ時間があるので、免税店を覗いてお土産を物色したり、トイレで歯磨きしたり、「新・平家物語(四)」を読んだりして時間を潰す。12:25(現地時間7:25)ラルナカ経由マルタ行きEK109便に搭乗、3-4-3席並びの41F・G席に座る。機種はB777-300型、客席数は354~442席。13:25(現地時間8:25)離陸、キプロス共和国のラルナカまで2344㎞・3時間45分のフライトである。14:30食事。予定航路のシリア上空を避けて南側から迂回して飛ぶので時間がかかる。17:05(現地時間11:05)ようやくラルナカ空港に安着。自宅を出てから実に24時間半、安いパック旅行なので仕方がないが、南回りは遠い。(続く)

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ジャガイモ順調!、イチゴ豊作!

2017年5月11日(木) 2月27日に男爵とメークインの種芋を1㎏づつ植えたジャガイモ畑、4月22日に芽掻きと土寄せを行ったが、その後順調に生育して花が咲き始めました。柏はイノシシも出ないし、この調子だと6月中旬には収穫できそう。昨年の台風被害で北海道産が大不作だったためにジャガイモの値段が高く、自家産への期待何時になく高まっています。また、イチゴの収穫が本格化、今日は1.5㎏、累計で2.5㎏。白っぽくて完熟品が少ないが、今日から暫く出かけるのでやむを得ず、冷凍庫に保存し加工用に回します。
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CHATEAU DE LAVERGNE 2012

P5080002_22017年5月9日(火) フランスはボルドー産の赤ワイン、シャトー・ド・ラヴェルニュ 2012、昨夜から飲み始めました。やや辛口のミディアムボディ、個人的評価は☆☆★~☆☆☆。輸入元はロイヤルリカー株式会社(東京都渋谷区広尾5-25-6)で、高島屋柏店の特売セールで購入しました。通常価格は1本1,500円とのことですが、1,000円弱で買えました。

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ローレル若葉

P50700082017年5月8日(月) 去年はローレルの若芽を天麩羅にして食べてみましたが、精油の香りが強すぎてあまり美味しくなかったので、今年は若葉になるのを待って摘み取り、乾燥させて、肉や魚の臭み消しやカレーライスに使うことにしました。若葉の方が成葉より精油成分が多いとの事、因みに精油の主成分はシネオール(C10H18O)で、他にゲラニオール(C10H18O)、リナロール(C10H18O)、オイゲノール(C10H12O2)など炭素数10の化合物、シネオールはユーカリ精油の主成分でもあるようです。

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あさりスパ

2017年5月7日(日) GW最終日、空の便も鉄道も高速道路も、故郷や行楽地から都会へ戻る人々で大混雑。期間中、人混みと渋P5070001滞を嫌って出かけない日が多かったので、ブログのネタが切れてしまい、今日はお昼に食べたボンゴレを記事に。食事内容をブログにアップすることは家人から固く禁じられておりますが、背に腹はかえられず、仕方がありません。アサリは熊本産とか、かつては故郷の奥松島や東名浜、蒲生干潟などで食べきれないほど取ったものですが・・、そういった日々も懐かしく遠い昔になりました。

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シロカイメンタケ

2015年5月5日(金) 昨日登った茨城・福島県境の三鈷室山(さんこむろさん)の山頂直下の広葉樹立ち枯れに発生していた傘の真っ白な大型菌(傘長径22cm、短径13cm)、どうやらシロカイメンタケ(Piptoporus soloniensis)のようです。孔口は1㎜あたり2、3個。他に出逢ったきのこは、アシナガイタチタケとシイタケとニガクリタケでした。
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菜園の恵み(162) 初摘みイチゴ

P50500012017年5月5日(金) イチゴ初摘み、6個・50グラム。去年は11.4キログラムもとれました。今年も実付きは順調です。そろそろ冷凍庫にある昨年産のイチゴを棚卸し、ジャムに加工してしまわねば。

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ワラビ

P50500022017年5月4日(木) 2日前の筑波山登山の疲れがまだ残っていましたが、今日は天気が良いので家にじっとしているのは勿体なくて、茨城・福島県境の三鈷室山(さんこむろさん:標高871m)に遠征してきました(詳しくは姉妹ブログの「自惚山人ノオト」の記事「595.三鈷室山」をご覧ください)。山頂まで車道が通じており、往復300㎞を走破して登っても、感激や達成感を得られる山では有りませんが、初ワラビが採れたことで、良しとしなければ。(→5日、早速お浸しにしていただきました)

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コスタリカのビール

P50300032017年5月4日(木) コスタリカのビールTriguena Weissbierを、今年1月のバルカン半島六か国旅行で一緒だったSさんから頂きました。Sさんが4月にコスタリカ旅行へ行った時のお土産だそうです。製造元はCervecera del Centro社、コスタリカの首都サンホセ市にあるクラフトビルメーカーで創業は2012年と新しい会社です。アルコール分5%、原材料は水・麦芽・酵母・ホップのみで、ドイツのビール純粋令(Reinheitsgebot)に準拠した製法で造られています。温和な香味を持つ至極まっとうなビールで、評価は☆☆☆。S様、珍しいものをご馳走様でした。

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初ガツオ

P50300072017年5月3日(水) やっと初鰹食べました。「今日のおかず」をブログにアップすることは、家人から固く止められていますが、まあいいでしょう。今年はカツオが不良で3割ほど値段が高いとか、カツオだけでなく何でも値上がりし、庶民の味がどんどん食卓から遠のく一方です。何とも暮らしにくい世の中になりました。

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ヤブガラシの油炒め

2017年5月3日(水) 先日、五本松公園へ行った時、手賀沼湖畔へ降りて、田んぼの土手でヤブガラシの若芽を摘んできました。巻きひげと葉をむしり取り、茎だけにして、塩を加えた熱湯で茹でること3分、それから半日水に晒してアクと辛味を抜きました。今回はウィンナソーセージと一緒に油炒めにしてもらいました。しゃきしゃきした食感、少しヌルミもあり、僅かに苦味と辛味が感じられます。ビールのつまみにぴったり、美味しいです。
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筑波山で出逢った花

2017年5月2日(火) 今年1月のバルカン半島六か国旅行でご一緒したSさんと、今日は筑波山に登ってきました(詳しくは、姉妹ブログ「自惚山人ノオト」の記事「594. 筑波山(女ノ川コース~女体山~筑波高原キャンプ場コース)」をご覧ください)。山中はカタクリやニリンソウの花盛り、珍しいシロバナカタクリ(アルビノ?)も見つけました。花は他に、エンレイソウ(種)、キクザキイチゲ゙、キジムシロ、ミヤマシキミ、ユキザサなど。
(写真は、上段左がカタクリ、同右がシロバナカタクリ、下段左がヒトリシズカ、同右がミミガタテンナンショウ)
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