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奥州観音霊場 第二十二番 楽峰山勝大寺(栗原市)

2017年6月15日(木) 楽峰山勝大寺の所在地は宮城県栗原市金成津久毛字小迫三嶋45番地、真言宗智山派の寺院である。本尊は不動明王、札所本尊は十一面観世音菩薩。遠く平安の昔、延暦二十三年(P6150266804)、坂上田村麻呂が奥州の蝦夷平定の際、此の地に鎮座する白山神社に戦勝の祈願をなし、その帰途勝利の奉賛として境内に観音堂を建立したと伝えられる(坂上田村麻呂が建立した奥州七観音のひとつ)。また、源頼朝が平泉の藤原泰衡を討っての帰途此の地に立ち寄り御礼として流鏑馬(やぶさめ)の一種と思われる那須与一の扇の的を射る野祭りを行った。それが平泉藤原時代の延年の舞と習合して今に伝わり、小迫まつり(小迫の延年)になったと伝えられ、毎年4月の例祭に古式豊かな平安の調べと武者絵巻が繰り広げられる。「小迫P6150271の延年」は昭和五十四年(1979)、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
12:30白山神社鳥居前の草地に車を駐める。鳥居をくぐり随神門をくぐると、立派な観音堂(江戸時代中期)が建ち、その右側に白山神社へ続く石段が上っていく。観音堂の扉は固く閉まっており、ご本尊の十一面観世音菩薩は拝めない(本尊は三十三年に一度開扉の秘仏、前立の観音像があるらしい)。般若心経を唱えてお参りする。石段を上って白山神社にも参詣、その後境内を一回りすると、奥に弓道場がある。随神門の板壁に掛かる的竹奉納札を珍しいものとして眺め、道路の反対側に建つ本堂を拝観してから退場、第21番の円通山観音寺へ向かう。

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