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国指定天然記念物 チャツボミゴケ公園(中之条町)

2017年6月27日(火) 万座温泉日進館をベースキャンプに、2日目は中之条町のチャツボミゴケ公園を訪ねました。高崎市に10年近く住んでいたので群馬県内の観光名所は殆ど回った筈と思っていましたが、チャツボミゴケ公園は初めてです。中之条町の最奥部、入山地区西端に位置しており、P6270122草津白根山湯釜、芳ヶ平湿原、大平湿原、平兵衛池、大池、水池とともに、ラムサール条約登録湿地「芳ヶ平湿地群」(平成27年5月登録)の構成要素のひとつになっています。チャツボミゴケは、ウロコゲ目ツボミゴケ科の苔で学名はユンゲルマンニア・ブルカニコーラ(Jungermannia vulcanicola)、pH 2.0~4.6程度の強酸性火山性水域に生育する、最も耐酸性の強い特異な苔とのこと。pH 2.8の強酸性の鉱泉が湧出しているここ穴地獄は日本最大のコロニーであり、東アジア最大級の群生地との事。朝食後の9時15分出発、志賀草津高原P6270131ルートを下って草津町に入った処で左折、10:05公園管理事務所到着。受付で入園料大人一人500円を支払う。管理棟はじめ周辺の建物は、元は日本鋼管(現JFE)の奥草津休暇村(健保の保養所)、平成24年3月に閉鎖され、周辺の山林とともに中之条町に無償譲渡された由、現在はロッジや温泉等の営業は行っておらず、中之条町が公園の運営管理のみに当たっている。管理事務所の1㎞ほど先に公園入口駐車場があり、そこに車を駐めてダートの林道(遊歩道)を緩やかに登って行く。谷の行き止まりが穴地獄、その周囲に巡らされた木道を歩き、赤褐色の岩とそれを覆う緑の苔と川の流れが織りなす幻P6270132想的な風景を堪能する。木道の一番奥で強酸性鉱泉が湧き出しているのが認められる。穴地獄はもともと旧群馬鉄山の鉄鉱石の露天掘り場で、最盛期には2000人以上が従事し、国内第2位の生産量を誇ったとの事、昭和41年の閉山後は、昭和51年より日本鋼管の奥草津休暇村として活用され、平成24年(2012)中之条町へ無償譲渡されて以来公園として一般に公開される様になったとのこと。道理で昔は知らなかった訳である。穴地獄周回のみなら30分ほどで事足りるが、物足りないので平兵衛池まで足を延ばす(詳しくは、姉妹ブログ「自惚山人ノオト」の「599. チャツボミゴケ公園と平兵衛池」をご覧ください)。

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