« 奥の細道三十三霊場 第十四番  羽黒山正善院(鶴岡市) | トップページ | 奥の細道三十三霊場 第十六番 善寶寺(鶴岡市) »

出羽三山神社(鶴岡市)

2017年6月13日(火) 出羽三山神社の所在地は山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7番地、標P6130033高414mの羽黒山の山頂に鎮座する。祭神は、月山神社が月読命(つくよみのみこと)、湯殿山神社が大山祇命(おおやまづみのみこと)・大己貴命(おおなむちのみこと)・少彦名命(すくなひこなのみこと)の三柱、出羽神社(いではじんじゃ)は出羽神(いではのかみ)・稲倉魂命(うがのみたまのみこと)の二柱。今を去ること千四百年の昔、推古天皇元年(593)、第三十二代崇峻天皇の第三皇子、蜂子皇子(はちこのおうじ)が羽黒山頂に伊氐波神(いではのかみ)を祀る羽黒山寂光寺を建立したのが始まり。蜂子皇子は、続いて月山と湯殿山も開山し、月山神と湯殿山神を勧請して羽黒山三所大P6130041権現と称して三山の神々を合祀、今日まで続く出羽三山信仰、羽黒派古修験道の礎を築いた。
9:30出羽三山神社駐車場着。前回は、山頂駐車場に車を駐め、三神合祭殿にお参りしてから、石段を下って五重塔を拝観し、随神門から退出したが、今回は正式参拝、随神門から神域に入る。始めは石段下り、途中、秡川に流下する須賀の滝(不動滝)と不動堂を拝観し、山中最大且つ最古の巨木「羽黒山の爺(じじ)スギ」(推定樹齢千年以上、幹周8.25m、樹高30m)を見物する。近くに「婆(ばば)スギ」と云う巨樹もあったが、明治三十五年(1902)の暴風で倒れP6130059てしまったらしい。国宝の五重塔(応安五年(1372)再建)を見学してから、いよいよ長い長い石段登りにとりかかる。一の坂、二の坂、三の坂と山頂まで2446段もの石段が続く。踏み幅が狭いのでひどく歩き難い。途中、二の坂茶屋、芭蕉塚、芭蕉と曾良が奥の細道行脚の時滞在した高陽院紫苑寺があった南谷への入り口などがあり、カナダ人の青年二人と相前後して上る。二人は主に群馬県に滞在して、草津温泉、万座温泉を体験し、谷川岳登山に挑戦した由、明々後日の16日に離日し帰国の途に就くとの事。10:40表参道石段の終点鳥居をくぐり、漸く羽黒山山頂に到達、鳥居の前の右P6130061側に能除太子御坐石(おまし)がある。先ずは開祖蜂子皇子を祀る蜂子神社にお参りし、次いで本殿の三神合祭殿にお参りする。総朱塗りの本殿は豪壮で、高さ28m、桁行24m(13間2尺)、梁間17m(9間2尺)の威容を誇る。現在の建物は文政元年(1818)の完成、国の重要文化財に指定されている。拝殿の中央に月山神社、向かって左に湯殿山神社、右に出羽神社の扁額が掲げてあり、神妙に家内安全を祈願する。それから境内を一回り、鐘楼(元和四年(1618)再建)も大きい。中の大鐘は建治元年(1275)銘、古鐘では東大寺、金剛峯寺に次いで古く且つ大きいとのことで、鎌倉P6130078幕府の寄進である。御札授与所、東照社、末社なども見学し、茅の輪をくぐってから下山する。途中、二の坂茶屋で一休み、名物の力餅(抹茶付きミックス餅2個、500円)を食べる。テラス席からの下界の眺めが素晴らしく、庄内平野の彼方に日本海も見える。12:10ようやく随神門に戻ると、足腰がガタガタになりヨロヨロ。更に門前庭園を一回りすると、入り口の出羽三山神社社務所では山形県神社庁東田川支部第三区会の総会の準備中、12:20車に戻る。

|

« 奥の細道三十三霊場 第十四番  羽黒山正善院(鶴岡市) | トップページ | 奥の細道三十三霊場 第十六番 善寶寺(鶴岡市) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 奥の細道三十三霊場 第十四番  羽黒山正善院(鶴岡市) | トップページ | 奥の細道三十三霊場 第十六番 善寶寺(鶴岡市) »