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アレッピー/水郷地帯一泊クルーズ

2017年7月14日(金) 15:40漸くアレッピーのクルーズ船乗り場に到着。バスからSCを下ろP7140400し、船ごとにまとめてスタッフに寄託。陽射しを避けて管理棟に入り、サリンさんが受付を済ます間に掲示物を眺めると、レークランド・クルーズ社はツーリストボート・オペレーションの品質管理で2008年にISO9001(インドの認証機関DAS )を取得している。これなら安心。22人のメンバーが4艘のボートに分かれ、我々7名は割り当ての2号船に乗り込む。ボートはかつての胡椒貿易船や米運搬船を改装したもの、藁屋根、藁壁の外観は実に素朴。舷側を何艘も跨いで乗り移る。重いSCを河の中に落とさないかとヒヤヒヤ、痩せているがタミル人は力がある。2号船の部屋は縦並びに4つP7140416有り、その後ろにキッチンが付いている。部屋には超狭いシングルベッドが2台あるきりで他に何もない。大きなSCを2個入れると一杯、それと浴室兼洗面所兼トイレが付いている。浴室と云ってもシャワーと桶があるだけで、トイレは水洗式の洋式便器、洗面所は小さい。16:15出航、ボートのスタッフは3名、一人は操舵係、一人は助手、もう一人は料理係(シェフ)。直ぐに助手がウェルカムドリンクのマンゴージュースとバナナを持ってくる。マンゴージュースは怪しいのでパス、皮つきバナナのみ食べる。最前部操舵席の後ろにデッキがあり、全員が座れるテーブルと椅子がある。まP7140421た、階段で2階に上るとそこもデッキで同じくテーブルと椅子が備わる。蒸し暑いけれど川風は涼しい。川岸にはヤシの木が生い茂り南国情緒は満点、沢山のボートが運河や水路、湖を上り下りしている。ケーララ州の海岸線、特にクイロンとアレッピーの間は無数の川と入江が複雑なデルタ地帯を形成し、この間を結ぶボートの船旅は南インド旅行のハイライトのひとつ、ゆったりとした時間が流れる。川の水は濁っており綺麗とは言えないが、川岸で裸になって体や髪を洗っている男女、洗濯している女性、木の枝の様な粗末な釣り竿で小魚釣りをしている男性など、水辺の村のP7150462人々の生活を垣間見ることができる。ホテイアオイが浮いて、流れてくる。水路が狭まると、上る船と下る船とで渋滞も起きる。水路は網目状で正に水郷地帯。我々の船は大船で4室あるが、2、3室しかない小船もある。16:30紅茶とバナナの天麩羅のおもてなし、なかなかサービスが良い。船はゆっくりと滑るように運河を下っていく。川岸にはコテージのような洒落た建物も見える。17:15広い湖の上に出る。流れがない為かホテイアオイの浮島があちこちに見られる。風が止まると湖の水は生臭い。ホテイアオイの密集群落に入る。18:00とある村の岸辺に接岸、前は一面の水P7140438田、どうやら此処で停泊して今宵一夜を過ごすようである。ボートを下りて河岸の小道を散歩してみる。ヤシの木陰に農家が点在し、どの家も入り口の玄関に燭台を立て蝋燭を灯している。ヒンドウー教の夕べの祈りの時間なのか、村の中心の小さな寺院から音曲が聞こえて来て、村人が続々お参りに行く。皆信心深い。境内に入って伐採木集積所を覗くと、ケガワタケの仲間が傘を広げている。ボートに戻る途中、川岸で投網を打つ男性が居り、バケツの中を覗かせてもらうと、5㎝前後の小魚ばかり。ブルーギル、タナゴ、ハゼの仲間など、晩御飯のおかずになりそうもない。場所柄やぶ蚊の襲来を懸念したが、船内に強力な電気蚊取P7140441り線香が付いているせいか殆ど寄って来ない。19:30-20:30デッキのテーブルで夕食をとる。魚のフライ、鶏肉の煮込み、煮ジャガイモ、ナン、1リットルのMWのペットボトル。食事を終えて部屋に入るとタイミング良くエアコンが作動する。三相のコンセントがあったので、持参の電気ポットでMWを沸かし、持参のコーヒー、紅茶、日本茶を飲む。カップ麺も作る。エアコンの効きが良いと思ったら設定温度が16℃、コントロラーがないので自分で調節できないのが難。デジカメ電池の充電を仕掛け、水しか出ないシャワーをさっと浴びる。固形石鹸しかないので髪は洗えP7140443ず、汗をさっと流す程度。贅沢は言えないけれど水の出も悪い。妻はパス。トイレの流水は薄く色がついており簡易浄化水かも、このまま河中に垂れ流しでなければよいが。風呂から上がると22時、船室にはTVもラジオもなく外は真っ暗闇、夜が長い。ベッドに潜り込むも薄いシーツの様な掛布一枚しかないので、エアコンが効きすぎ直に寒くなる。夜間、エアコンのON/OFFを繰り返さねばならず、寝苦しい一夜となる。まずこれも修行。夜中、バラバラと船体を打つ雨の音が聞こえる。(続く)

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