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インド最南端・コモリン岬

2017年7月13日(木) 6:00起床。昨夜、夕食時にアイスクリームを少し食べてみたが異常なし、大丈夫そうである。髭を剃り、日焼け止めクリームを塗り、冷えピタを2枚首の付け根に貼る。7:00-7:20朝食。バタートースト、ゆで卵、ソーセージ、ジャガイモの煮っ転がし、茹で野菜を食べコーヒーを飲む。それと、部屋に戻ってMWで洗ったブドウも食べる。7:50バスに乗り込み、インド亜大陸最南端のコモリン岬(Cape Comorin)へ。8:05出発、今日は道中が長いので前から3列P7130288目の座席に陣取る。州の高速道路に乗って南下、村々を縫って走る。トウモロコシやサトウキビ畑が続く。サリン氏の話によると、インド五木は、ニーム(Neem:インドセンダン)、ボダイジュ、アカシア、ユーカリ、アショーカ(無憂樹)とのこと。ニームは薬木で、小枝を噛んでほぐし歯ブラシに、葉は虫除けに、樹皮は皺取りに利用され、実は石鹸、シャンプー、マッサージオイルに加工される。菩提樹は仏教と関係がある木で、仏教4大聖木は無憂樹(誕生の木)、ガジュマル(修行の木)、菩提樹(悟りの木)、沙羅双樹(入滅の木)とのこと。アカシアは葉と枝が動物の餌になる。ステーツ・ハイウェイは快適、連日の疲れからついうとうと。9:30-9:50レストランの無料トイレを借用しP7130292休憩。トイレチップ代わりにチェリーの砂糖漬けを2パック購入、全員何某かの買い物をする。バスは南インドの乾いた大地を切り裂いて走る。再び現地ガイドのサリン氏の話、今年の7月1日から、インド独立後最大の税制改革である消費税(GST)が導入され、例えば5つ星ホテルの税率はGST28%+サービス料+州税で計45%にも上る由、ホテルで飲むビールが高い訳である。また、レストランも、冷房の効いていない部屋で食べるとGST12%、冷房が効いた部屋は18%、しかも領収書をもらうと高くなり(税額明示、White Money)、領収書を貰わないと安くなる(GST抜P7130301き?、Black Money)とか、始まったばかりでまだ混乱している様子。コモリン岬に近づくにつれ、道路の両側に風力発電機が目立ち始める。見渡す限りの平原に、何千基、何万基ともしれぬ風力発電機が林立し、異様な景色を展開する。支柱の構造が鉄塔の様な簡易型が多いが翅は勢いよく回っている。インドの原発による発電量は全体の2%とのこと、自然エネルギーは貴重である。半砂漠のような茫漠たる大地にアカシアやヤシの木がまばらに生えている。耕作地も点在する。やがて妙義山を巨大にしたような岩山の連なりが現れ、緑も多くなる。11:30インド亜大陸の最南端カニャーP7130304クマリ(Kanyakumari)村に到着、バスを降りる。海風が涼しく、気温は左程高くない。ベジタリアン料理専門のHOTEL Saravanaのレストランで昼食(11:45-13:00)。北インドのターリ料理なるものを食べる。前に食べた南インドのターリー料理より品数は少ないものの、カレー、カレー、豆煮込み、マッシュポテト、野菜煮込み、ヨーグルト、ヨーグルトプリン、バナナ、ナン、揚げ煎餅、御飯の11種類、それと紅茶が付く。味は曰く言い難い。勿論、アルコール類はなし。食後、街歩き、小さな村で何もないが、アラビア海、インド洋、ベンガル湾の3つの海がここで一つに合し、太陽が海からP7130309昇り海に沈むインド唯一の場所、敬虔なヒンドゥー教徒はここを聖地とし、朝は昇る朝陽に手を合わせ、夕はアラビア海に沈む真っ赤な太陽を拝む。また、この聖なる海水で沐浴する。女神クマーリー(処女)がこの村の名前の由来とされ、女神を祀るクマル・アンマン寺院(Kumari Amman Temple)があるが、ヒンドゥー教徒以外は内部に入れない。寺院の周囲は紅白に塗り分けられた高塀に囲まれている。その先がバザールの入り口で、通りはアーケード街になっており、サリー、バッグ、土産物、貝細工、おもちゃ、香辛料、お菓子などのP7130331店が軒を連ねる。巡礼者相手だけに、価格は驚くほど安い。名物の胡麻と豆のおこしと、妻はサリーを1枚購入する。アーケードを抜けると白亜のガンディー記念堂の前に出る。記念堂は、ガンディーの遺灰の一部がここから海に散骨されたので、氏を祈念する為建てられた。その先の砂浜を降りた所が岬の先端、石造りの四阿(散骨前の葬儀用)が建ち、海に向かって階段が設けられている。沐浴場(海水浴場)であり、インド人の親子が泳いでいる。日本のように「最南端の地」を示す記念碑などは建っていないが、東側の小島に、19世紀末のヒンドゥー教の宗教改革者ヴェヴェーカーナンダーの巨像と記念堂が建つ。像は足場を組んで修復中、2004年12月のインド洋大津波(スマトラ大地震)で被害を受けた由、もう13年にもなるが・・。14:20バスに戻り今宵の宿へ。(続く)

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コメント

インド最南端到達おめでとうございます。
こんな景色なのですね。
海の色も独特。
ポルトガルのロカ岬や、最南端ではありませんが南アフリカの喜望峰などを思い出しました。
仏教4大聖木のガジュマル(修行の木)は初めて知りました。どれかをご覧になりましたか?

投稿: tona | 2017年8月14日 (月) 14:10

tonaさんへ
こんばんは。東のベンガル湾、西のアラビア海、沖のインド洋が合わさる所で、高い場所から見ると、海が3色に分かれるそうですが、そこまでは分かりませんでした。到達証明書も旅行会社からもらいましたが、拉致状態で連れて行かれただけなので、感激はありません。普通は仏教三大聖木といい、ガジュマルは入っていないのですが、ルンビニー(生誕地)、ブッダガヤ(成道所)、サールナート(初説法所)、クシナガル(入滅所)の四大聖地に合わせるつもりで四木と言っているのかもしれません。ニームを除き、他の木は現地で確かめました。

投稿: shikamasonjin | 2017年8月15日 (火) 23:23

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